JPS6219598A - 2,3,2′,3′−テトラ−O−アルキル−α,α−トレハロ−ス誘導体 - Google Patents

2,3,2′,3′−テトラ−O−アルキル−α,α−トレハロ−ス誘導体

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Publication number
JPS6219598A
JPS6219598A JP15872785A JP15872785A JPS6219598A JP S6219598 A JPS6219598 A JP S6219598A JP 15872785 A JP15872785 A JP 15872785A JP 15872785 A JP15872785 A JP 15872785A JP S6219598 A JPS6219598 A JP S6219598A
Authority
JP
Japan
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alpha
trehalose
compound
tetra
alkyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP15872785A
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English (en)
Inventor
Enkou Nagashima
長島 延拡
Hideaki Matsuda
松田 秀明
Tadayuki Kuraishi
倉石 忠幸
Tatsuhiko Katori
香取 達彦
Kenichi Kukita
茎田 憲一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6219598A publication Critical patent/JPS6219598A/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な2.3.2’、3’−テトラ−0−アル
キル−α、α−トレハロース誘導体に関する。
〔従来の技術〕
従来、制癌作用を有するトレハロース誘導体としては、
ミコール酸をはじめとして種々の脂肪酸のエステル誘導
体が知られている。
しかしエーテル誘導体については、2.3゜2/ 、 
3/−テトラ−0−メチル−α、α−トレハロースが報
告されている〔シャーナル・オプ・ザ・サイエンス・オ
ブ・フード・アンド・アグリカルチャー(Journa
l of th@Sa1*nceof Food an
d Agrleulture ) 26巻(1) 11
7−124(1975))のみであり、しかもその生理
活性については全く知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は医薬品として有用な新規化合物を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、新規な医薬品を得ることを目的として、数
多くのトレハロース誘導体を合成し、その生理作用を検
討してきた結果、次の一般式(り 0ル (式中、几は炭素数2〜25のアルキル基を示す) で表わされるテトラ−0−アルキル−α、α−トレハロ
ース誘導体が制癌作用を有することを見い出し、本発明
を完成した。
従って、本発明は、制癌剤あるいは界面活性剤として有
用な上記一般式(IIで表わされる新規な2.3.2’
、3’−テトラ−0−アルキル−α、α−トレハロース
誘導体を提供するものである。
本発明のテトラ−0−アルキル−α、α−トレハロース
銹導体(r)は、例えば次の如くして製造される。
(式中、Xけハロゲン原子を示し、Rは前記と同じ) すなわち、4,6:4’、6’−シー0−ペンゾリデン
ーα、α−トレハロース(I)にアルキル化剤(船を作
用させて、2.3.2’、3’−テトラ−0−アルキル
−4,6:4’、6’−シー0−ペンゾリデンーα、α
−トレハロース(■)となし、次いでこれを加水分解ま
たは加水素分解することにより2,3.2’、3’−テ
トラ−〇−アルキルーα、α−トレハロース(I)が製
造される。
原料の(r)の化合物は公知化合物であ抄、α、α−ト
レハロースにベンズアルデヒトヲ反応させることにより
容易に製せられる。
化合物(m)と化合物(11)の反応は、化合物(1)
に対してアルキル化剤(i)を4〜6モル使用し、塩基
の存在下室温すいし120℃でl〜100時間反応させ
ることにより行なわれる。この反応に用いられる塩基と
してはピリシン、トリエチルアミン等の有機塩基および
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム
、水素化カルシウム等の無機塩基が挙げられる。溶媒と
してはジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等
が使用できる。
この様にして得られた反応混合物を氷水に注加し、エー
テル等の有機溶媒で抽出し、溶媒を減圧留去したのちシ
リカゲルカラムクロ1ト等で精製すれば化合物(菌が純
粋な状態で得られる。
化合物(rr)を加水分解して本発明化合物(1)を得
る反応は、化合物(ff)を酸の存在下適当な溶媒を用
い、室温ないし100℃で0.5〜5時間加水分解する
ことによって行なわれる。この反応に用いられる酸とし
ては、塩酸、硫酸等の無機酸;トリフルオロ酢酸%  
p−)ルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の有機
酸が挙げられる。溶媒としてはメタノール、エタノール
の様なアルコール類、ジオキサン等のエーテル類あるい
はこれらの混合溶媒が用いられる。さらには水を含んで
いてもよい。
かくして得られた反応混合物は、これを氷水に庄原し、
結晶が析出すれば戸数し、水洗し、風乾すればほぼ純粋
に化合物(I)が得られる。また必要に応じてシリカダ
ルカラムクロマトグラフィー等によって精製することも
できる。
また、化合物(rr)を加水素分解して本発明化合物(
1)を得る反応は、化合物(ff)1重量部に対し、触
媒を0.05〜1重量部使用し、室温ないし70℃で1
〜50時間接触還元することによって行なわれる。この
反応で使用する溶媒としては、メタノール、エタノール
、グロノQノール、インノロノQノール等のアルコール
類;クロロホルム、塩化メチレン等のハロダン化炭化水
素およびこれらの混合溶媒が挙げられる。触媒としては
、IQラゾウムーカーゼン、IQラゾウム黒、酸化白金
等が使用できる。
本反応において、化合物0r)Fi定量的に目的とする
化合物(I)に転化されるので反応終了後、触媒を濾過
し、得られたF液を減圧留去することにより、純粋な化
合物(I)を得ることができる。また必要に応じてカラ
ムクロマトグラフィー等で精製することもできる。
〔作用〕
次に本発明化合物のエーリツヒ腫瘍に対する制癌作用を
検討した結果を示す。
ICR雌性マウスを1群8匹として用い、マウス1匹当
りエーリツヒ腫瘍細胞I X 105個を腹腔内に移植
した。移植24時間後より、1日1回lO日間被検化合
物2019/に9および80q/Lyを生理食塩液に懸
濁し、腹腔内に投与した。別に対照群を設けた。腫瘍細
胞移植後45日間観察し、マウスの生存日数を測定した
。対照群(C)に対する本発明化合物投与群(′r)の
平均生存日数比を求め延命率(T/C%)とした。その
結果を第1表に示す。なお、第1表中には腫瘍移植45
日後における生存マウス数も併せて示した。
第1表 〔発明の効果〕 以上の如く本発明化合物は、極めて強い制癌作用を有す
ることがら制癌剤として有用である。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 a)  4,6:4’、6’−シー0−ペンゾリデンー
α、α−トレハロース(1)5.2 fと粉末の水酸化
カリウム3.3gをジメチルスルホキシド50fnlに
溶解し、これにオクチルブロマイド9.79を水冷下滴
下した。滴下終了後、室温で18時間攪拌した。反応液
を300−の氷水中に性別し、油状物をエーテル(10
0m×2回)で抽出した。抽出液は、水、飽和食塩水で
洗った後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下エーテ
ルを留去した後、濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマト
(クロロホルム)で精製し、2.3.2’、3’−テト
ラ−0−オクチル−4,6:4’、6’−シーO−ペン
ゾリデンーα、α−トレハロース(化合物番号2 )5
.0f(52%)を得た。
b)  −)で得た2、3.2’、3’−テトラ−0−
オクチル−4,6:4’、6’−シーO−ペンゾリデン
ーα、α−トレハロース3.9fをエタノール30−に
溶解し、ノQラゾウム黒0.29を加え加水素分解した
。・qラジウム黒を戸去し、エタノールを減圧留去し、
組成の2 、3 、2’、3′−テトラ−0−オクチル
−α、α−トレハO−スを得た。これをシリカゲルカラ
ムクロマト、クロロホルム)により精製し、純品の、2
,3.2’、3’−テトラ−O−オクチル−α、α−ト
レハロース(化合物番号6)2.8g(88%)を得た
実施例2 実施例1oa)およびb)と同様にして第2表および第
3表に示す化合物を得た。なお表中には実施例1で得た
化合物も示す。
以下全1′1 手続補正占(自発) 昭和60年10月21日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは炭素数2〜25のアルキル基を示す) で表わされる2,3,2′,3′−テトラ−o−アルキ
    ル−α,α−トレハロース誘導体。
JP15872785A 1985-07-18 1985-07-18 2,3,2′,3′−テトラ−O−アルキル−α,α−トレハロ−ス誘導体 Pending JPS6219598A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15872785A JPS6219598A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 2,3,2′,3′−テトラ−O−アルキル−α,α−トレハロ−ス誘導体

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JP15872785A JPS6219598A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 2,3,2′,3′−テトラ−O−アルキル−α,α−トレハロ−ス誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6219598A true JPS6219598A (ja) 1987-01-28

Family

ID=15678012

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15872785A Pending JPS6219598A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 2,3,2′,3′−テトラ−O−アルキル−α,α−トレハロ−ス誘導体

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JP (1) JPS6219598A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5049664A (en) * 1988-08-26 1991-09-17 Sawai Pharmaceutical Co., Ltd. Trehalose derivatives
KR20200068883A (ko) * 2018-12-06 2020-06-16 한양대학교 에리카산학협력단 새로운 트레할로스 중심을 갖는 양친매성 화합물 및 이의 활용

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5049664A (en) * 1988-08-26 1991-09-17 Sawai Pharmaceutical Co., Ltd. Trehalose derivatives
KR20200068883A (ko) * 2018-12-06 2020-06-16 한양대학교 에리카산학협력단 새로운 트레할로스 중심을 갖는 양친매성 화합물 및 이의 활용

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