JPS62195537A - ゴム製作業手袋用摩耗試験装置 - Google Patents
ゴム製作業手袋用摩耗試験装置Info
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- JPS62195537A JPS62195537A JP3789586A JP3789586A JPS62195537A JP S62195537 A JPS62195537 A JP S62195537A JP 3789586 A JP3789586 A JP 3789586A JP 3789586 A JP3789586 A JP 3789586A JP S62195537 A JPS62195537 A JP S62195537A
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、ゴム又はゴム類似物で作られた炊事、洗濯又
は医療などに°用いられるゴム製手袋、又は“軍手”と
呼ばれるメリヤス製手袋の表面をゴムラテックスやプラ
スチックエマルジョンで被覆した所謂“ゴム製作業手袋
”などの耐摩耗性能を可友釣に実使用と近似した状態で
試験することができるゴム製作業手袋用摩耗試験装置に
関する。
は医療などに°用いられるゴム製手袋、又は“軍手”と
呼ばれるメリヤス製手袋の表面をゴムラテックスやプラ
スチックエマルジョンで被覆した所謂“ゴム製作業手袋
”などの耐摩耗性能を可友釣に実使用と近似した状態で
試験することができるゴム製作業手袋用摩耗試験装置に
関する。
従来、加硫ゴムの摩耗試験装置としては“アクロン式摩
耗試験機”や“テーパ一式摩耗試験機”が常用されてい
る。よく知られているように、これらの試験機では、製
造されるべき製品と同一配合で作られた加硫ゴム試験片
の一平面を、一定方向へ回転する円形摩擦板（通常、サ
ンドペーパーや砥石が用いられる）の表面に対して平行
させ、かつ一定の荷重で押し付けることにより該試験片
を摩耗させた上、該試験片のＩ ＩＰ −ｈ当たりの摩
耗容積又は仕事蛍光たりの摩耗量などを算出して耐摩耗
性能を評価するものである。
耗試験機”や“テーパ一式摩耗試験機”が常用されてい
る。よく知られているように、これらの試験機では、製
造されるべき製品と同一配合で作られた加硫ゴム試験片
の一平面を、一定方向へ回転する円形摩擦板（通常、サ
ンドペーパーや砥石が用いられる）の表面に対して平行
させ、かつ一定の荷重で押し付けることにより該試験片
を摩耗させた上、該試験片のＩ ＩＰ −ｈ当たりの摩
耗容積又は仕事蛍光たりの摩耗量などを算出して耐摩耗
性能を評価するものである。
しかし、これら摩耗試験方法によれば、製品によっては
実際の使用状態とは可成り掛は離れた条件の下で行われ
ることとなる場合があり、試験結果からの評価と市販品
に対する市場での評価との間にかなりの差異が生じる場
合も少なくない。ここの点でも前記保持部材でシシカリ
と保持されての点についてさらに詳述すれば、本発明の
試験装置の対象となるゴム製作業手袋、殊にメリヤス布
の表面にゴム被覆を施した作業用手袋の場合、被覆ゴム
層は該手袋で握持される対象物体と裏面の布材を介して
人の手との間に挟まれた状態で、該対象物体の表面と往
復しつ＼摺擦する。この点、剛固な保持部材で保持され
て摩擦板面に押し付けられ、かつ一定方向のみの摩擦作
用を受ける摩擦試験条件とは異なる。さらに作業用手袋
の実使用では、該手袋で握持される対象物体と摩擦する
際、該手袋と作業者の手の表面との間でスベリを生じな
がら該手袋と対象物体とは摩擦作用を行うから、摩擦板
面に押し付けられる摩耗試験の結果とは相違したものと
なることは明らかである。以上のばかゴム製作業手袋で
は、親指と人差指との付は根部分が他部分と比べて摩耗
し易く、核部のメリヤス製本体の縫目が殊の外破損し易
いと云う特殊事情があるため、実使用状態の下での該部
分のゴム層の耐摩耗性能を正確に評価できることが必要
である。
実際の使用状態とは可成り掛は離れた条件の下で行われ
ることとなる場合があり、試験結果からの評価と市販品
に対する市場での評価との間にかなりの差異が生じる場
合も少なくない。ここの点でも前記保持部材でシシカリ
と保持されての点についてさらに詳述すれば、本発明の
試験装置の対象となるゴム製作業手袋、殊にメリヤス布
の表面にゴム被覆を施した作業用手袋の場合、被覆ゴム
層は該手袋で握持される対象物体と裏面の布材を介して
人の手との間に挟まれた状態で、該対象物体の表面と往
復しつ＼摺擦する。この点、剛固な保持部材で保持され
て摩擦板面に押し付けられ、かつ一定方向のみの摩擦作
用を受ける摩擦試験条件とは異なる。さらに作業用手袋
の実使用では、該手袋で握持される対象物体と摩擦する
際、該手袋と作業者の手の表面との間でスベリを生じな
がら該手袋と対象物体とは摩擦作用を行うから、摩擦板
面に押し付けられる摩耗試験の結果とは相違したものと
なることは明らかである。以上のばかゴム製作業手袋で
は、親指と人差指との付は根部分が他部分と比べて摩耗
し易く、核部のメリヤス製本体の縫目が殊の外破損し易
いと云う特殊事情があるため、実使用状態の下での該部
分のゴム層の耐摩耗性能を正確に評価できることが必要
である。
そこで、本発明の目的は、ゴム製作業手袋の耐摩耗性能
を実使用状態と可及的に近似した条件の下で評価し得る
摩耗試験装置を提供することに在る。
を実使用状態と可及的に近似した条件の下で評価し得る
摩耗試験装置を提供することに在る。
本発明に係るゴム製作業手袋用摩耗試験装置は、上記目
的を達成するため、作業手袋で把持される物体と近似す
るごとく構成された摩擦具と、該摩擦具を取替え可能に
保持する摩擦具保持部材と、該保持部材を前記摩擦具の
長手方向に沿って往復運動させる駆動部材とを含む摩擦
装置及び被験手袋をその周面上に嵌装した上、該手袋の
手首挿入部分付近を固定するようにして該手袋を保持す
る手型状の手袋保持型部材を含む被験手袋保持装置とか
ら成ることを特徴とする。
的を達成するため、作業手袋で把持される物体と近似す
るごとく構成された摩擦具と、該摩擦具を取替え可能に
保持する摩擦具保持部材と、該保持部材を前記摩擦具の
長手方向に沿って往復運動させる駆動部材とを含む摩擦
装置及び被験手袋をその周面上に嵌装した上、該手袋の
手首挿入部分付近を固定するようにして該手袋を保持す
る手型状の手袋保持型部材を含む被験手袋保持装置とか
ら成ることを特徴とする。
メリヤス製軍手にゴムラテックス又はプラスチックエマ
ルジョンを被覆した所謂“作業手袋”は、一般に、製造
工場又は修理工場又は土木建築工事や電気配線工事等に
おける作業用として用いられるから、該手袋により把持
される対象物体はナイロン製又は麻製ロープ、ハンマー
やショベルの把手部、ドラム罐のエツジ部、コンクリー
トブロック又は柱材等の比較的細長い物体である場合が
多く、また先述の通り、それら物体と作業手袋の特に親
指と人差指との付は根部分との間でより強い摩擦作用が
生じる。また、炊事・洗濯用のゴム製手袋では、特に各
指の指紋部及び軍部での摩耗が激しい。それ故、本発明
の摩耗試験装置では、従来の円板状摩擦具に代えて、例
えばナイロン製もしくは麻製ロープや表面を粗面加工し
た鋼製もしくはアルミニウム合金製の棒状体、鉄筋入り
センメントコンクリートもしくはポリマーコンクリート
製の板状体、木材又はセラミック製の棒状体もしくは板
状体などで構成された摩擦具を用いる。
ルジョンを被覆した所謂“作業手袋”は、一般に、製造
工場又は修理工場又は土木建築工事や電気配線工事等に
おける作業用として用いられるから、該手袋により把持
される対象物体はナイロン製又は麻製ロープ、ハンマー
やショベルの把手部、ドラム罐のエツジ部、コンクリー
トブロック又は柱材等の比較的細長い物体である場合が
多く、また先述の通り、それら物体と作業手袋の特に親
指と人差指との付は根部分との間でより強い摩擦作用が
生じる。また、炊事・洗濯用のゴム製手袋では、特に各
指の指紋部及び軍部での摩耗が激しい。それ故、本発明
の摩耗試験装置では、従来の円板状摩擦具に代えて、例
えばナイロン製もしくは麻製ロープや表面を粗面加工し
た鋼製もしくはアルミニウム合金製の棒状体、鉄筋入り
センメントコンクリートもしくはポリマーコンクリート
製の板状体、木材又はセラミック製の棒状体もしくは板
状体などで構成された摩擦具を用いる。
また、該摩擦具は、従来摩擦具のごとく一定方向へのみ
回転させるものとは異なり、該摩擦具の長手方向に沿っ
て往復運動するごとく構成される。
回転させるものとは異なり、該摩擦具の長手方向に沿っ
て往復運動するごとく構成される。
さらに、本発明の好ましい実施態様によれば、被験手袋
の所望部位を任意に前記摩擦具と接触させることかでき
るように、被験手袋の保持型部材は該Ｉ！Ｊ擦具との対
設角度を任意に変更できるように構成される。
の所望部位を任意に前記摩擦具と接触させることかでき
るように、被験手袋の保持型部材は該Ｉ！Ｊ擦具との対
設角度を任意に変更できるように構成される。
被験手袋を嵌め付けて保持する上記手袋保持型部材とし
ては、セラミック、プラスチック又はアルミニウム合金
などにより、従来の手袋成形型と同様、完成された手袋
と同一形状に形成されたもの（第１図参照）を用い、ま
た、被験手袋は、先述の通り実使用状態と同一条件で先
の摩擦具と摺擦されるようにするため、前記保持型部材
の周面上に嵌め付けられた上、手首挿入部付近を該保持
部材に対して固定される。
ては、セラミック、プラスチック又はアルミニウム合金
などにより、従来の手袋成形型と同様、完成された手袋
と同一形状に形成されたもの（第１図参照）を用い、ま
た、被験手袋は、先述の通り実使用状態と同一条件で先
の摩擦具と摺擦されるようにするため、前記保持型部材
の周面上に嵌め付けられた上、手首挿入部付近を該保持
部材に対して固定される。
以上構成の本発明装置により摩耗試験を行うには、まづ
、先述の各種摩擦具の中から必要に応じて適当なＦＪ擦
具を選択し、該摩擦具を保持部材に取り付ける。
、先述の各種摩擦具の中から必要に応じて適当なＦＪ擦
具を選択し、該摩擦具を保持部材に取り付ける。
一方、被験手袋を手袋保持型部材に被せ、該手袋の手首
挿入口部分を付属の締付具で固定した上、被験手袋の表
面が摩擦具と接触する位置に該手袋型保持部材を固定さ
せた後、装置を起動して被験手袋の所望部位を摩擦具と
接触摩擦させる。
挿入口部分を付属の締付具で固定した上、被験手袋の表
面が摩擦具と接触する位置に該手袋型保持部材を固定さ
せた後、装置を起動して被験手袋の所望部位を摩擦具と
接触摩擦させる。
摩耗性能の評価は、公知の摩耗試験装置の場合と同様に
摩耗量を算出することにより行うほか、被験手袋の表面
における摩耗状態や摩耗屑の残留状態などの外観観察に
より行う。
摩耗量を算出することにより行うほか、被験手袋の表面
における摩耗状態や摩耗屑の残留状態などの外観観察に
より行う。
本発明の摩耗試験装置は、以上の通り、試験用摩擦具の
形状が実際にゴム製作業手袋により握持される対象物の
形状と極く近似するごとく構成されると共に、該摩擦具
の摩擦動作が前記対象物と作業手袋との間に作用する実
際の摩擦動作と近似したものとなるよう該摩擦具の長手
方向に沿って往復運動をさせうるごとく構成し、さらに
被験手袋を保持する手袋保持型部材を手型状に形成して
該手袋を該保持型部材に対し、実際に人の手に装着する
場合と同様な態様で装着させて試験を行うので、被験手
袋の摩耗性能を実際の使用態様に即した条件の下で評価
することができ、品質の向上に寄与する。
形状が実際にゴム製作業手袋により握持される対象物の
形状と極く近似するごとく構成されると共に、該摩擦具
の摩擦動作が前記対象物と作業手袋との間に作用する実
際の摩擦動作と近似したものとなるよう該摩擦具の長手
方向に沿って往復運動をさせうるごとく構成し、さらに
被験手袋を保持する手袋保持型部材を手型状に形成して
該手袋を該保持型部材に対し、実際に人の手に装着する
場合と同様な態様で装着させて試験を行うので、被験手
袋の摩耗性能を実際の使用態様に即した条件の下で評価
することができ、品質の向上に寄与する。
なお、本発明装置では、被験手袋の親指と大差指との付
は根部分、各指の指紋部又は軍部など所望の部位が前記
摩擦具と接触するように前記手袋型保持部材の摩擦具に
対する対設角度を調節しうるごとく構成することにより
一層実使用態様に即した該手袋の摩耗性能を評価するこ
とができる。
は根部分、各指の指紋部又は軍部など所望の部位が前記
摩擦具と接触するように前記手袋型保持部材の摩擦具に
対する対設角度を調節しうるごとく構成することにより
一層実使用態様に即した該手袋の摩耗性能を評価するこ
とができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
第１図は、本発明の一実施例に基づくゴム製作業手袋用
摩耗試験装置の全体斜視図である。本例装置は、基台（
２）上に適当な間隔を置いて立設された一対の支柱（３
，３）と、各支柱（３）の上端部に自由回転可能に軸支
された各一対のローラ（４，４）（４°、４°）により
支持されて該支柱（３，３）間に摺動可能に架設された
水平ロンド（５）と、該水平ロンド（５）の中央に固定
された連結ブロック（６）の下面に対し左右平衡を保つ
部位を溶接された略々矩形状を呈する摩擦具保持板（７
）と、該保持板（７）の両端から下方へ延長して一体的
に形成された摩擦具装着部（７ａ、７ｂ ）間に取替可
能に装着されたナイロン製ロープから成る摩擦具（８）
と、一方の支柱（３）の側方において基台（２）上に設
置されたトルクモータ（９）、該モータ（９）の回転軸
（図示省略）に連結される変速機αφ及び該変速ｔａａ
［Ｉの回転軸（図示省略）と前記水平ロンド（５）の連
結ブロック（６）とを連結するクランクシャフト（ｌｌ
ａ、 １ｌｂ）からなる駆動手段を含む摩擦装置（１）
を備えている。
摩耗試験装置の全体斜視図である。本例装置は、基台（
２）上に適当な間隔を置いて立設された一対の支柱（３
，３）と、各支柱（３）の上端部に自由回転可能に軸支
された各一対のローラ（４，４）（４°、４°）により
支持されて該支柱（３，３）間に摺動可能に架設された
水平ロンド（５）と、該水平ロンド（５）の中央に固定
された連結ブロック（６）の下面に対し左右平衡を保つ
部位を溶接された略々矩形状を呈する摩擦具保持板（７
）と、該保持板（７）の両端から下方へ延長して一体的
に形成された摩擦具装着部（７ａ、７ｂ ）間に取替可
能に装着されたナイロン製ロープから成る摩擦具（８）
と、一方の支柱（３）の側方において基台（２）上に設
置されたトルクモータ（９）、該モータ（９）の回転軸
（図示省略）に連結される変速機αφ及び該変速ｔａａ
［Ｉの回転軸（図示省略）と前記水平ロンド（５）の連
結ブロック（６）とを連結するクランクシャフト（ｌｌ
ａ、 １ｌｂ）からなる駆動手段を含む摩擦装置（１）
を備えている。
上の摩擦装置（１）は、一対の支柱（３，３）の前後面
に夫々架設された一対のガイド板材（１２，１２）（た
だし、図面上向かって奥側のガイド板材は一部のみ表さ
れているが、手前のガイド板材（１２）と同一形状であ
る）と、各ガイド板材（１２）の対向面上に回転自在に
軸支されたガイドロール（１３゜１３）とを備えており
、両ガイドロール＜１３．１３）は摩擦具保持板（７）
を前後両面から挟持しつ＼該保持板（７）の往復運動に
伴って回転する。この構成により摩擦具保持板（７）は
一定の仮想平面に沿って往復運動を行うことができるの
で、被験手袋に関する正確な試験結果が得られる。
に夫々架設された一対のガイド板材（１２，１２）（た
だし、図面上向かって奥側のガイド板材は一部のみ表さ
れているが、手前のガイド板材（１２）と同一形状であ
る）と、各ガイド板材（１２）の対向面上に回転自在に
軸支されたガイドロール（１３゜１３）とを備えており
、両ガイドロール＜１３．１３）は摩擦具保持板（７）
を前後両面から挟持しつ＼該保持板（７）の往復運動に
伴って回転する。この構成により摩擦具保持板（７）は
一定の仮想平面に沿って往復運動を行うことができるの
で、被験手袋に関する正確な試験結果が得られる。
なお、図示の装置では摩擦具（８）としてナイロン製ロ
ープを例示したが、これはナイロン製ロープを握持する
場合を想定しての試験であるため該素材を用いたもので
、金属製工具類又は食器類を握持対象物として想定する
場合、それに応じて該摩擦具（８）を金属製又はセラミ
ック製摩擦具（８）を用いる。
ープを例示したが、これはナイロン製ロープを握持する
場合を想定しての試験であるため該素材を用いたもので
、金属製工具類又は食器類を握持対象物として想定する
場合、それに応じて該摩擦具（８）を金属製又はセラミ
ック製摩擦具（８）を用いる。
さらに本例装置は、一対の支柱（３，３）の中間位置で
基台（２）と直交するように取付けられた手袋保持型取
付台（１５）と、該取付台（１５）の後板部（１５ａ）
に取付けられたセラミック製の手袋保持型部材（１６）
とから成る被験手袋保持装置（１４）を備える。なお、
前記後板部（１５ａ）は、さらにその後方に位置し、か
つ合板部（１５ｂ ）から直角に立ち上がって一体的に
形成された垂直板部（１５Ｃ）に対し枢軸（１７，１７
）により揺動可能に軸支されると共に、一対のコイルス
プリング（１８，１８）により手袋保持部材（１６）を
摩擦具（８）に押付ける方向へ付勢されている。
基台（２）と直交するように取付けられた手袋保持型取
付台（１５）と、該取付台（１５）の後板部（１５ａ）
に取付けられたセラミック製の手袋保持型部材（１６）
とから成る被験手袋保持装置（１４）を備える。なお、
前記後板部（１５ａ）は、さらにその後方に位置し、か
つ合板部（１５ｂ ）から直角に立ち上がって一体的に
形成された垂直板部（１５Ｃ）に対し枢軸（１７，１７
）により揺動可能に軸支されると共に、一対のコイルス
プリング（１８，１８）により手袋保持部材（１６）を
摩擦具（８）に押付ける方向へ付勢されている。
手袋保持型部材（１６）は、公知の手袋成形型と同様に
手型状に形成され、また該保持型部材（１６）を軸心（
Ｙ）を中心として左右方向へ４５°の範囲内で回動せし
めた上、手袋保持型取付台（１５）の後板部（１５ａ）
に対し固定できるよう構成されている。また、手袋保持
型取付台（１５）は、後板部（１５ａ）に取付けられた
手袋保持型部材（１６）の軸心（Ｙ）を含む仮想垂直平
面（Ｘ−Ｘ ）を基準として左右方向へ４５°の範囲内
で該取付台（１５）を回動せしめた上、基台（２）に対
し固定できるよう構成されている。かように手袋保持型
部材（１６）及び手袋保持型取付台（１５）が夫々後板
部（１５ａ ）及び基台（２）に対する取付角度を調節
可能とされていることにより、被験手袋の試験に供すべ
き部位を任意に選択して摩擦具（８）と接触させ摩耗試
験を行うことができる。
手型状に形成され、また該保持型部材（１６）を軸心（
Ｙ）を中心として左右方向へ４５°の範囲内で回動せし
めた上、手袋保持型取付台（１５）の後板部（１５ａ）
に対し固定できるよう構成されている。また、手袋保持
型取付台（１５）は、後板部（１５ａ）に取付けられた
手袋保持型部材（１６）の軸心（Ｙ）を含む仮想垂直平
面（Ｘ−Ｘ ）を基準として左右方向へ４５°の範囲内
で該取付台（１５）を回動せしめた上、基台（２）に対
し固定できるよう構成されている。かように手袋保持型
部材（１６）及び手袋保持型取付台（１５）が夫々後板
部（１５ａ ）及び基台（２）に対する取付角度を調節
可能とされていることにより、被験手袋の試験に供すべ
き部位を任意に選択して摩擦具（８）と接触させ摩耗試
験を行うことができる。
なお、図中符号（１９）で示すものは回転針で、クラン
クシャフト（１１ａ ）の回転回数、換言すれば摩擦具
（８）の往復運動回数を計測する。
クシャフト（１１ａ ）の回転回数、換言すれば摩擦具
（８）の往復運動回数を計測する。
以上のどと（構成された本例装置による摩耗試験の手順
は以下の通りである。
は以下の通りである。
まづ、手袋保持型部材（１６）に被験手袋（Ｇ）を被せ
た、その手首挿入口部分を帯金バンド（２０）で締付け
て固定した上、例えば前記手袋（Ｇ）の親指（ＰＦ）と
人差指（ＦＦ）との付は根部分が摩擦具（８）と接触す
るように手袋保持型部材（１６）及び手袋保持型取付台
（１５）の角度を調節して基台（２）に固定する。
た、その手首挿入口部分を帯金バンド（２０）で締付け
て固定した上、例えば前記手袋（Ｇ）の親指（ＰＦ）と
人差指（ＦＦ）との付は根部分が摩擦具（８）と接触す
るように手袋保持型部材（１６）及び手袋保持型取付台
（１５）の角度を調節して基台（２）に固定する。
次いで、トルクモータ（９）を起動すれば、変速機ａ〔
を介してクランクシャフト（１１ａ ）が比較的低速か
つ一定の速度で回転を開始し、この回転動作はさらにク
ランクシャフト（１１ｂ ）を介して水平ロッド（５）
に水平方向の往復運動として伝達され、その結果、摩擦
具（８）が前記水平ロッド（５）と同様な往復運動を始
め、被験手袋（Ｇ）の前記部分の表面を摩擦する。この
摩擦具（８）による摩擦動作を所定時間行わせた後、ト
ルクモータ（９）を停止させ、被験手袋（Ｇ）を手袋保
持型部材（１６）から取り外して、先述の外観観察及び
収集された前取ゴム量から摩耗両を算出する方法により
、該手袋（Ｇ）に関する摩耗性能の評価を行う。
を介してクランクシャフト（１１ａ ）が比較的低速か
つ一定の速度で回転を開始し、この回転動作はさらにク
ランクシャフト（１１ｂ ）を介して水平ロッド（５）
に水平方向の往復運動として伝達され、その結果、摩擦
具（８）が前記水平ロッド（５）と同様な往復運動を始
め、被験手袋（Ｇ）の前記部分の表面を摩擦する。この
摩擦具（８）による摩擦動作を所定時間行わせた後、ト
ルクモータ（９）を停止させ、被験手袋（Ｇ）を手袋保
持型部材（１６）から取り外して、先述の外観観察及び
収集された前取ゴム量から摩耗両を算出する方法により
、該手袋（Ｇ）に関する摩耗性能の評価を行う。
本発明は、以上実施例を掲げて詳述した通り、ゴム製作
業手袋の耐摩耗性能を実使用状態と可及的に近似した条
件の下で評価し得る摩耗試験装置を提供することができ
、該手袋の品質向上に寄与する。
業手袋の耐摩耗性能を実使用状態と可及的に近似した条
件の下で評価し得る摩耗試験装置を提供することができ
、該手袋の品質向上に寄与する。
第１図は、本発明の一実施例に基づ（ゴム製作業手袋用
摩耗試験装置の全体斜視図である。図中に付した符号の
意味は以下の通り。 １：摩擦装置、 ２：基 台、 ３：支 柱、 ４二ローラ、 ５：水平ロッド、 ６：連結ブロック、 ７：摩擦具保持板、 ７ａ、７ｂ：摩擦具装着部、 ８：摩擦具、 ９：トルクモータ、 ｌＯ：変速機、 １１ａ、 ｌｌｂ ：クランクシャフト、１２ニガイド
板材、 １３ニガイドロール、 １４：被験手袋保持装置、 １５：手袋保持型取付台、 １５ａ：後板部、 １５ｂ二合板部、 １５ｃ：垂直板部、 １６二手袋保持部材、 １７：枢 軸、 １８：コイルスプリング、 １９：回転計、 ２０：帯金バンド、 Ｇ：被験手袋、ＦＦ：人差上、ＰＦ：親衛、Ｘ−Ｘ：１
４の仮想垂直平面、Ｙ：１６の軸心。
摩耗試験装置の全体斜視図である。図中に付した符号の
意味は以下の通り。 １：摩擦装置、 ２：基 台、 ３：支 柱、 ４二ローラ、 ５：水平ロッド、 ６：連結ブロック、 ７：摩擦具保持板、 ７ａ、７ｂ：摩擦具装着部、 ８：摩擦具、 ９：トルクモータ、 ｌＯ：変速機、 １１ａ、 ｌｌｂ ：クランクシャフト、１２ニガイド
板材、 １３ニガイドロール、 １４：被験手袋保持装置、 １５：手袋保持型取付台、 １５ａ：後板部、 １５ｂ二合板部、 １５ｃ：垂直板部、 １６二手袋保持部材、 １７：枢 軸、 １８：コイルスプリング、 １９：回転計、 ２０：帯金バンド、 Ｇ：被験手袋、ＦＦ：人差上、ＰＦ：親衛、Ｘ−Ｘ：１
４の仮想垂直平面、Ｙ：１６の軸心。
Claims (7)
- （１）作業手袋で把持される物体と近似するごとく構成
された摩擦具と、該摩擦具を取替え可能に保持する摩擦
具保持部材と、該保持部材を前記摩擦具の長手方向に沿
って往復運動させる駆動部材とを含む摩擦装置及び被験
手袋をその周面上に嵌装した上、該手袋の手首挿入部分
付近を固定するようにして該手袋を保持する手型状の手
袋保持型部材を含む被験手袋保持装置とから成ることを
特徴とするゴム製作業手袋用摩耗試験装置。 - （２）摩擦具がロープ状である特許請求の範囲第１項記
載のゴム製作業手袋用摩耗試験装置。 - （３）摩擦具が金属製棒状体である特許請求の範囲第１
項記載のゴム製作業手袋用摩耗試験装置。 - （４）摩擦具が木材で構成されている特許請求の範囲第
１項記載のゴム製作業手袋用摩耗試験装置。 - （５）摩擦具が鉄筋入りセメントコンクリート又はポリ
マーコンクリートで構成されている特許請求の範囲第１
項記載のゴム製作業手袋用摩耗試験装置。 - （６）摩擦具がセラミックで構成されている特許請求の
範囲第１項記載のゴム製作業手袋用摩耗試験装置。 - （７）手袋保持型部材が、試験されるべき手袋の所望部
位の表面が前記摩擦具の表面と接触しうるように摩擦具
との対設角度を任意に変更できるごとく構成されている
特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載の
ゴム製作業手袋用摩耗試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3789586A JPS62195537A (ja) | 1986-02-22 | 1986-02-22 | ゴム製作業手袋用摩耗試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3789586A JPS62195537A (ja) | 1986-02-22 | 1986-02-22 | ゴム製作業手袋用摩耗試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62195537A true JPS62195537A (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=12510275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3789586A Pending JPS62195537A (ja) | 1986-02-22 | 1986-02-22 | ゴム製作業手袋用摩耗試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62195537A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7467537B2 (en) | 2005-11-04 | 2008-12-23 | Bsn Medical, Inc. | Seam abrasion testing device and method of use |
| WO2009087698A2 (en) * | 2008-01-07 | 2009-07-16 | Zetati S.R.L | Machine for testing clothing products and operation method thereof |
| CN105823702A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-08-03 | 北京工商大学 | 连续自动测试材料摩擦磨损性能及其表面抗菌性能的设备 |
| CN110954431A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-03 | 赛立特(南通)安全用品有限公司 | 一种防护手套手指接触面耐磨性能测试方法及装置 |
| US20220003631A1 (en) * | 2016-06-17 | 2022-01-06 | Kyur Innovative Technologies LLC | Apparatus and method for physical load testing |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537691A (en) * | 1978-09-05 | 1980-03-15 | Motorola Inc | Programmable mode selector via reset |
-
1986
- 1986-02-22 JP JP3789586A patent/JPS62195537A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537691A (en) * | 1978-09-05 | 1980-03-15 | Motorola Inc | Programmable mode selector via reset |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7467537B2 (en) | 2005-11-04 | 2008-12-23 | Bsn Medical, Inc. | Seam abrasion testing device and method of use |
| WO2009087698A2 (en) * | 2008-01-07 | 2009-07-16 | Zetati S.R.L | Machine for testing clothing products and operation method thereof |
| WO2009087698A3 (en) * | 2008-01-07 | 2010-07-15 | Zetati S.R.L | Machine for testing clothing products and operation method thereof |
| CN105823702A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-08-03 | 北京工商大学 | 连续自动测试材料摩擦磨损性能及其表面抗菌性能的设备 |
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| CN110954431A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-03 | 赛立特(南通)安全用品有限公司 | 一种防护手套手指接触面耐磨性能测试方法及装置 |
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