JPS6219550B2 - - Google Patents

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JPS6219550B2
JPS6219550B2 JP55171285A JP17128580A JPS6219550B2 JP S6219550 B2 JPS6219550 B2 JP S6219550B2 JP 55171285 A JP55171285 A JP 55171285A JP 17128580 A JP17128580 A JP 17128580A JP S6219550 B2 JPS6219550 B2 JP S6219550B2
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JP
Japan
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asphalt
roofing
adhesive
component
waterproofing
Prior art date
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JP55171285A
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English (en)
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JPS5795380A (en
Inventor
Shigeo Katagiri
Hiroshi Inoe
Susumu Yamashita
Katsuaki Sekihara
Mitsuo Furuichi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Hodogaya Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Hodogaya Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd, Hodogaya Chemical Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication of JPS5795380A publication Critical patent/JPS5795380A/ja
Publication of JPS6219550B2 publication Critical patent/JPS6219550B2/ja
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、常温アスフアルト防水施工法に関す
るものである。 従来よりアスフアルト防水工法はコンクリート
建造物の防水に多く用いられているが、これはビ
ルデイングの屋上などにアスフアルト熔融釜を設
置してアスフアルトを加熱熔融し、アスフアルト
ルーフイング類をこの熔融アスフアルト塗布によ
つて軟化させ、下地になじみ易くして、何層にも
貼着積層して水密性防水層を形成させる。 近年この様な熱工法はその危険性、公害性、省
力化等のために常温工法が要望され、多くの常温
アスフアルト防水工法の試みがなされているが、
いずれも安全度の高い水密性を保持し得る防水工
法を提供するには至らず、まだ従来よりの熱工法
が前記の欠点にもかかわらず、アスフアルト防水
工事の大部分を占めている現状である。 近年試みられている常温アスフアルト防水工法
としては、 (1) アスフアルトルーフイングをゴム系、合成樹
脂系または瀝青物系の溶剤型接着剤で貼着する
工法、 (2) アスフアルトルーフイングをゴム、合成樹
脂、または瀝青物の水性エマルジエンで貼着す
る工法、 (3) アスフアルトルーフイングの裏面にゴム、合
成樹脂または瀝青物などの感圧接着剤を塗布し
て剥離紙で保護し、剥離紙を除去しながら下地
に貼着する工法、 (4) アスフアルトルーフイングを樹脂系の自硬性
接着剤、即ちエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、あ
るいはタールエポキシ、タールウレタンを用い
て貼着する工法、 などがあるが、以上の工法にはそれぞれに、 (1) 溶剤型接着剤中の溶剤がルーフイング積層間
に残留し、アスフアルトの溶解、脹れの発生、
接着不完全、接合部の水密性不良、 (2) 水性エマルシヨン中の水分が残留し、脹れの
発生、接着不完全、接合部の水密性不良、 (3) 感圧接着剤による貼着は接合部の接着不良、
ことにルーフイング端部で3重、4重に重ね合
される所では段違いが水路となり、漏水のクレ
ームが多い。 (4) 樹脂系の自硬性接着剤はアスフアルトルーフ
イングとの接着性不良、ことにタール系接着剤
中のタールはアスフアルトを浸蝕、 などの欠点を持ち、水密性の高い完全な防水工法
には至つていない。 本発明者らは、従来の常温アスフアルト工法の
欠点を改良すべく鋭意研究した結果、常温で施工
が出来て接着性が高く且つ硬化後も十分な柔軟性
を持つ防水材兼接着剤A(以下Aと略称する)
と、このAに接着性となじみ性が大で且つ柔軟性
に富むゴムアスフアルトルーフイングB(以下B
と略称する)とを用いて積層することにより、A
とBは共に柔軟性で近似していること、および積
層後もたがいになじみ性が良いため水密性が高く
漏水事故のない完全常温アスフアルト防水施工法
を見い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明は、防水施工面に、必要に応
じ下地処理を施した後、接着剤を塗布し、その上
にルーフイングを貼着し、所望によりこの塗布、
貼着を繰返すことにより積層することから成る防
水施工法において、 前記接着剤Aがイソシアネート成分、その架橋
剤および液状アスフアルトから成り、該イソシア
ネート成分は、ジイソシアネートと2個以上の水
酸基を有するポリブタジエンポリオールとを反応
させて得られるポリイソシアネートプレポリマー
を主たる成分とし、硬化することによつてそれ自
体防水層を形成するものであり、また 前記ルーフイングBは、合成繊維の織布、不織
布、合成樹脂のフイルムを芯材とし、ゴム質5重
量%以上含むアスフアルトコンパウンドより成る
柔軟性ゴムアスフアルトルーフイングであり、
JIS剛軟度が20℃において180mm以下のものである
ことを特徴とする常温アスフアルト防水施工法で
ある。 本発明では、接着剤を主剤成分および硬化剤成
分に2分し、主剤成分をイソシアネート成分と
し、硬化剤成分を架橋剤および液状アスフアルト
成分によつて構成させ、防水施工をする際に始め
て両成分を混合する施工法を用いる。 本発明で用いる接着剤Aは、それ自体施工面に
対して防水層の作用効果を有するものであり、主
剤成分のイソシアネート成分としてのポリイソシ
アネートプレポリマーは、ジイソシアネートとポ
リブタジエンポリオールとから得られる。すなわ
ち、ジイソシアネートとしては、ブチレンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートな
どの脂肪族ジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート、4,4′−ジフエニルメタンジイソシア
ネート、ナフタレンジイソシアネートなどの芳香
族ジイソシアネートなど、通常のウレタン化反応
に用いられるジイソシアネートであり、また2個
以上の末端水酸基を有するポリブタジエンポリオ
ールとしては、平均分子量1000〜4000のブタジエ
ンホモポリマー、スチレン−ブタジエンコポリマ
ー、アクリロニトリル−ブタジエンコポリマーな
どがあり、これらの中では平均分子量2000〜3000
のブタジエンホモポリマーが好ましい。このジイ
ソシアネートとポリブタジエンポリオールとを
NCO/OH当量比1.8〜3.0の範囲で、好ましくは
2.0〜2.5の範囲で、通常のウレタン化反応を行な
うことにより、ポリイソシアネートプレポリマー
を得る。このプレポリマーは高粘度となるため、
主剤としての粘度を調節する目的で、高沸点芳香
族系炭化水素化合物、ポリブテン、プロセスオイ
ルなどの石油系オイル、可塑剤、少量の溶剤など
も添加され得る。 硬化剤成分は、液状アスフアルトおよび架橋剤
によつて構成されるが、この液状アスフアルトと
は、ストレートアスフアルトをシリンダー油、プ
ロセスオイルなどの石油系オイル、ミネラルスピ
リツトなどの石油系溶剤でカツトパツクした液状
のものであり、架橋剤としては、1,5−ナフタ
レンジアミン、2,4−トルエンジアミン、3,
3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフエニルメタ
ンなどのジアミン、ポリブタジエンポリオールな
どのポリオールまたは水などである。 液状アスフアルトと架橋剤を混合して硬化剤を
得るが、必要に応じて炭酸カルシウム、シリカな
どの充填材、可塑剤、あるいは水酸化カルシウ
ム、水酸化マグネシウムなどの塩基性発泡防止剤
が添加され得る。また接着剤Aの硬化速度を調整
するために、有機金属石けん、3級アミン、その
他公知のウレタン系触媒も使用し得る。主剤成分
中のポリイソシアネートプレポリマーは、30重量
%以上、好ましくは50重量%以上が、また硬化剤
成分中の液状アスフアルトは40重量%以上が取り
得る。 主剤成分と硬化剤成分とは液状なので容易に混
合し得るが、主剤成分と硬化剤成分との混合比
は、1:3乃至1:10の範囲内であることが好ま
しい。例えば主剤成分1に対し硬化剤成分3未満
では硬化後の接着剤Aとしての柔軟性に欠け、積
層後のゴムアスフアルトルーフイングBとなじみ
が不良となり、また主剤成分1に対し硬化剤成分
が10を超える場合は硬化が不良で、接着剤Aとし
ての性能が不充分となるためである。 本発明で使用する柔軟性ゴムアスフアルトルー
フイングBは、針入度20〜100のアスフアルトに
5重量%以上、好ましくは10〜20重量%のゴム質
を混和したアスフアルトコンパウンドを、柔軟な
合成繊維(例えば、ポリエステル、ビニロン、ポ
リプロピレンなどの織布、不織布、柔軟な合成樹
脂(例えば、ポリエステル、ビニロン、ポリプロ
ピレンなど)のフイルムまたはシートなどの芯材
に含浸し更にその両面に塗布したもの、あるいは
通常のアスフアルトを含浸した芯材の両面に、前
記コンパウンドを塗布して得られる。又合成樹脂
のフイルムまたはシートなどの芯材を用いる場合
は、前記コンパウンドを含浸することなく単にそ
の両面に塗布して得られる。このようにして得ら
れるゴムアスフアルトルーフイングBの剛軟度
(JIS−L−1085 5.7剛軟度のA法、45゜カンチレ
バ法の試験)は、20℃で180mm以下であり、特に
好ましくは120〜160mmの範囲である。 ゴム質5重量%以下では、後記の表−2に示す
通り。接着剤Aとの接着強さが3Kgf/25mm以下
となり弱く、防水層形成に不適当である。又芯材
は合成繊維の織布、不織布、または合成樹脂のフ
イルムでなければ本発明に用いるルーフイングと
しては、なじみ性が悪く不適当である。なお、通
常のアスフアルトルーフイングの剛軟性は250mm
以上であり、芯材として紙およびフエルト類のよ
うな剛性の大きいものを使用しているため、この
ルーフイングが本発明の防水施工法で用いると、
敷き並べた際に下地の凹凸やルーフイング相互の
重ねしろの段違いなどでなじみが悪く浮き上つた
り、相互の粘着接合が不完全となるおそれがあ
る。 本発明では、上記の柔軟性ゴムアスフアルトル
ーフイングBを用いることにより、後記の表−2
に示す通り、接着剤Aとの接着力が増大し且つ柔
軟性が向上し、更にアスフアルトの感温性も良く
なることで気温低下の際もなお柔軟性が保持され
る特徴がある。 本発明の防水施工法を行なうにあたり、必要に
応じ施される下地処理とは、従来良く知られてい
る下地処理を意味するが、例えばプライマー処理
に限つていえば、本発明で必要に応じて使用しう
るプライマーは、ゴムアスフアルト系プライマ
ー、ウレタン系プライマー、クロロプレン系プラ
イマーなど、或はこれらのセメント配合プライマ
ーなどがある。 本発明の常温アスフアルト防水施工法は、例え
ば、以下のようにして施工される(図面参照)。 陸屋根スラブ等の防水対象面4に必要に応じプ
ライマー5を塗布し、乾燥後防水剤兼接着剤A
を、例えば1Kg/m2の割合で均一に塗り乍ら柔軟
性ゴムアスフアルトルーフイングBの端部を10cm
重ねて敷き並べる。このルーフイングBの端部の
接合部は接着剤Aを介して加圧して隙間がないよ
うに仕上げる。所望によりこの塗布貼着をくり返
すことにより積層する。更にこのルーフイングB
の上面全体に接着剤Aを1Kg/m2の割合に塗布し
て、その硬化後、押えモルタルにて保護層を形成
する。第1図に示す如き、立ち上り部及び隅部
は、雨漏り発生の危険性が一番多いので増し貼り
ルーフイングB−1を施し、次に平坦部ルーフイ
ングB−2を貼着し、更にその上に立上りルーフ
イングB−3を立上り部より貼り下ろしAを介し
て十分加圧して水路がないように施工する。 このような本発明の防水施工法では、接着剤
Aは、常温硬化性、防水性、耐候性に優れ、かつ
柔軟強じん性に富む優秀な防水剤としての特徴が
あり、接着剤Aと積層するゴムアスフアルトル
ーフイングBは、このAとの接着性が強力で柔軟
性に富み接合部水密性を完全にし易く常温施工に
適している、またこのAとBの組合せにより本
積層防水層施工法は火気の必要なく常温施工によ
り完全な陸屋根コンクリートスラブ防水層形成法
を可能としうるものである。本発明の施工法は、
このような効果を有するので、陸屋根スラブ等の
防水施工の他に地下構築物(地下室、地下鉄、地
下道など)のような火気厳禁の場所の防水工事に
用いることができる。 次に本発明を接着剤の主剤および硬化剤製造
例、ゴムアスフアルトルーフイングの製造例、並
びに実施例によりさらに具体的に説明する。以
下、部及び%は重量基準である。 主剤製造例 1 ポリブタジエンポリオール(商品名:Poly bd
R−45HT、出光石油化学(株)販売、分子量2800)
762部と、トリレンジイソシアネート(商品名:
TDI−80、日本ポリウレタン工業(株)製)138部と
を、温度60℃で1時間反応させた後、プロセスオ
イル(商品名:ダイアナAC−12、出光興産(株)
製)100部を加えて混合し、粘度400PS/20℃の
主剤〔〕を得た。 主剤製造例 2 主剤製造例1と同様に、ポリブタジエンポリオ
ール813部とトリレンジイソシアネート147部と
を、温度80℃で30分間反応させた後、キシレン40
部を加え、粘度370PS/20℃の主剤〔〕を得
た。 硬化剤製造例 1 針入度200〜300のストレートアスフアルトをミ
ネラルスピリツトで20%カツトバツク液状アスフ
アルトとしたもの600部と、炭酸カルシウム260
部、水酸化マグネシウム100部、水30部とを混練
し、粘度220PS/20℃の硬化剤〔〕を得た。 硬化剤製造例 2 針入度80〜100のストレートアスフアルトをプ
ロセスオイル(商品名:ダイアナNP−24、出光
興産(株)製)で40%カツトバツク液状アスフアルト
としたもの500部と、炭酸カルシウム476部および
2.4−トルエンジアミンの塩素化パラフイン(商
品名:トヨパラツクス150、東洋曹達工業(株)製)
40%溶解液24部とを混練し、粘度250PS/20℃の
硬化剤〔〕を得た。 接着剤を成膜させた後の物性試験 1〜6 主剤および硬化剤の製造例1〜2で得た主剤及
び硬化剤を組合せて成膜させたもののシート物性
は、JIS−A−6021による測定の結果、表1の通
りであつた。
【表】
【表】 対照1の接着剤Aでは引張強さが高過ぎるた
め、また対照2の接着剤Aでは低下し過ぎたた
め、積層した時にゴムアスフアルトルーフイング
Bとの接着性能に差異があり好ましくなかつた。
Aとしては、接着剤No.1〜6に示される様に主剤
と硬化剤との混合比1:3乃至1:10の範囲が良
く、混合比1:3未満では硬化後のAの柔軟性が
欠け、積層後のBとなじみ不良となり、また混合
比が1:10を超える場合は硬化が不良で、Aとし
ての性能が不充分となるためであつた。 ゴムアスフアルトルーフイングB製造例 通常の連続ルーフイング製造装置を用いて、ビ
ニロン繊維50%、ポリエステル繊維50%の不織布
(繊維太さ2〜3デニール、150g/m2)を芯材と
し、針入度20〜40ブローンアスフアルト(軟化点
105℃、JIS−防水工事用アスフアルト3類)に十
分含浸後、針入度80〜100ストレートアスフアル
ト88重量%にSBRゴム(商品名:タフブレン 旭
化成工業(株)製)12重量%を加えて180〜200℃に加
熱し混和したゴムアスフアルトをその両面に均一
に塗布し、厚さ2〜3mmに仕上げた。粘着防止の
ため鉱物微粉を撤着してからロール状に巻き取つ
た。このBの剛軟度は20℃で135mmであつた。 ゴムアスフアルトと接着剤Aとの接着性試験 1
〜8 タフブレンをゴム質として針入度60〜80のスト
レートアスフアルトに混和し、この混和率を変え
たアスフアルトと接着剤Aとして接着剤No.2とを
鋼板に接着した後、JIS−K−6854による180゜剥
離試験を行なつたところ、その結果は表2の通り
であつた。
【表】 試験No.1および試験No.2では接着剤Aとの接着
強さが弱く、貼着が不十分であつた。ゴムアスフ
アルトルーフイングBに用いるゴムアスフアルト
としては、試験No.3以降に示される様にゴム分混
和率が5重量%以上が良く、良好な接着強さを得
た。 実施例 幅180cm、長300cm、高さ60cmの木製箱を作り内
側の底面及側面を本発明常温アスフアルト防水施
工を行つた。先づ下地処理としてウレタン系プラ
マー(商品名:ミリオネートCB−30保土谷建材
工業(株)製)を0.1Kg/m2の割合で塗布し乾燥後、
表1に示す接着剤ANo.3を1Kg/m2の割合で塗布
し乍ら、本発明の柔軟性ゴムアスフアルトルーフ
イングBでコーナー部分を増し貼りした。 次に底面に該ルーフイングBの接合部重ねしろ
を10cmにして敷き並べ、次に側面立上り部も該ル
ーフイングを接着剤Aにより重ねしろ10cmとつて
全面圧着した。重ねしろ端部は接着剤Aを介し
て、十分加圧して完全になじませ水密性を完全に
した。 かくして試験体完成、該接着剤硬化後、此の木
製箱に約3tonの水をはり込み、2週間静置して漏
水の有無を試験した結果漏水は全くなく、防水施
工は完全であつた。 又水を抜き取つた後の防水層の観察に於いて
も、脹れの発生、接着不完全、アスフアルトの溶
解などの欠点は認められなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の常温アスフアルト防水施工
法を陸屋根に施した、一部欠除した斜視図を示す
ものである。第2図は、第1図におけるゴムアス
フアルトルーフイング重なり部−線の拡大断
面図である。 A……接着剤、B……柔軟性ゴムアスフアルト
ルーフイング、B−1……同上(増貼りルーフイ
ング)、B−2……同上(平坦部ルーフイング)、
B−3……同上(立上り部ルーフイング)、4…
…屋根スラブ、5……プライマー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 防水施工面に、必要に応じ下地処理を施した
    後、接着剤を塗布し、その上にルーフイングを貼
    着し、所望によりこの塗布、貼着を繰返すことに
    より積層することから成る防水施工法において、 前記接着剤がイソシアネート成分、その架橋剤
    および液状アスフアルトから成り、該イソシアネ
    ート成分は、ジイソシアネートと2個以上の水酸
    基を有するポリブタジエンポリオールとを反応さ
    せて得られるポリイソシアネートプレポリマーを
    主たる成分とし、硬化することによつてそれ自体
    防水層を形成するものであり、また 前記ルーフイングは、合成繊維の織布、不織布
    または合成樹脂のフイルムを芯材とし、ゴム質5
    重量%以上含むアスフアルトコンパウンドより成
    る柔軟性ゴムアスフアルトルーフイングであり、
    JIS剛軟度が20℃において180mm以下のものである
    ことを特徴とする常温アスフアルト防水施工法。 2 接着剤を主剤成分および硬化剤成分に2分
    し、主剤成分をイソシアネート成分とし、硬化剤
    成分を架橋剤および液状アスフアルト成分によつ
    て構成させ、防水施工をするに際して両成分を混
    合することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の防水施工法。
JP55171285A 1980-12-04 1980-12-04 Room temperature asphalt water-proofing process Granted JPS5795380A (en)

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JPS5795380A JPS5795380A (en) 1982-06-14
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JPS6065858A (ja) * 1983-09-19 1985-04-15 日立化成工業株式会社 屋上防水工法

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