JPS62194622A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

Info

Publication number
JPS62194622A
JPS62194622A JP61036274A JP3627486A JPS62194622A JP S62194622 A JPS62194622 A JP S62194622A JP 61036274 A JP61036274 A JP 61036274A JP 3627486 A JP3627486 A JP 3627486A JP S62194622 A JPS62194622 A JP S62194622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
stage
vacuum chamber
vacuum
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61036274A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Ozawa
小沢 英明
Yoshinobu Ono
小野 義暢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP61036274A priority Critical patent/JPS62194622A/ja
Publication of JPS62194622A publication Critical patent/JPS62194622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 真空室の処理部位に設けられた開口に近接して試料を配
置し、電子ビームなどにより加工または観察を行う真空
処理装置において、 開口の周囲に大気中の塵埃の侵入が防止された空間を設
けることにより、 塵埃が処理部位に侵入するのを防止したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子ビームなどにより加工または観察を行う
真空処理装置に係り、特に、真空室の処理部位に開口が
設けられ、試料を開口に近接配置して上記処理を行う装
置の構成に関す。
電子ビームなどにより加工または観察を行う真空処理は
、半導体装置用半導体チップなどを製造するに際して、
微細化パターンの加工(例えば露光)や検査などに用い
られる。
そしてこの処理を行う装置は、量産に使用される場合、
構成が単純にして処理能力(スループット)の高いこと
が望まれる。
〔従来の技術〕
電子ビームなどにより加工または観察を行う真空処理装
置は、処理部位を真空室内に設は試料を大気中から真空
室内に搬入する方式のものが多い。
この方式の装置は、試料の出し入れが可能な大きさの開
口を真空室に設ける必要があるため、スループットを高
める際にはロードロックやそれに伴う搬入機構を設けて
いる。また試料を載置して移動するステージは真空中に
配置されるため、その移動機構が複雑である。
これらの複雑さを緩和するものとして、第3図の模式側
断面図に要部を示す真空処理装置がある。
この装置は、差動排気による真空系を利用したものであ
る。
同図において、Sは半導体ウェーハなどの試料、1は試
料Sを載置する移動可能なステージ、2は真空処理のた
めの真空室、3は真空室2の処理部位に設けられた開口
、4は真空室を真空引きする真空ポンプ、5は処理部位
に向けた電子ビームを形成する電子ビーム形成装置、6
は真空室2の外側を囲む外套管、7は真空室2と外套管
6との間に形成される空洞、8は開口3の周囲に設けら
れた空洞7の開口、9は空洞7を真空引きする真空ポン
プ、である。
そして、真空室2と空洞7を真空引きしながらステージ
1上に載置された試料Sの表面を開口3に近接させ且つ
試料S表面の処理個所を開口3の位置に合わせたところ
で、電子ビームを処理個所に照射して処理を行う。
この場合、開口3の直径を2〜3mm5開口8の直径を
約10a+m、開口3および8と試料S表面との間隙を
約30μmとし、真空ポンプ4にクライオポンプまたは
ターボポンプ、真空°ポンプ9にロータリポンプを使用
することにより、開口8および3部からリークするにも
かかわらず真空室2をto−’Torrより高い真空度
にすることが出来て、上記処理が可能である。
そしてステージlは、大気中にあって試料Sを大気中か
ら処理部位に搬入するので、前記ロードロックや搬入機
構が不要になり且つステージ1の移動機構も単純になり
、然も高いスルーブツトが確保出来る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの構成の装置においては、開口8の外側
が大気であるため、上記リークに伴って大気中の塵埃が
試料Sの表面に付着し、その塵埃が試料の移動と共に開
口3内に侵入するので、微細パターンの処理に不良を発
生させる問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、試料を載置するステージと、試料に対す
る処理部位に該ステージ上の試料表面を外側から近接さ
せる開口を有し且つ真空引きされる真空室と、該真空室
の外側を囲い且つ該試料の周囲で該ステージ表面に対向
する縁が該表面と近接して該真空室との間に閉空間を形
成する隔壁と、該隔壁内に設けられて該隔壁の全周に渡
り上記縁部に開口し且つ排気または給気の手段に繋がる
空洞とを具えて、該ステージの移動により上記試料を大
気中から処理部位に搬入させる本発明の真空処理装置に
よって解決される。
〔作用〕
上記排気または給気の手段の作動により、上記空洞の開
口部にはステージ表面との間にエアカーテンが形成され
るので、大気中の塵埃は、このエアカーテンに遮られて
試料表面に付着しなくなる。
従って上記真空室の開口に試料を近接させて処理を行う
際、大気中の塵埃に起因する不良発生が低減する。
〔実施例〕
以下、本発明第一の実施例および第二の実施例の要部を
それぞれ示す第1図および第2図の模式側断面図を用い
、実施例について説明する。企図を通じ同一符号は同一
対象物を示す。
第1図に示す第一の実施例となる真空処理装置は、第3
図図示従来例装置の外套管6を除去し、真空室2の外側
を囲んだ隔壁11を付加したものである。
隔壁11は、内壁12と外壁13からなって両者間が空
洞14を形成し、ステージ1の表面に対向する縁には全
周に渡り空洞14の開口15が設けられている。
また空7′l1i14は、排気手段である真空ポンプ1
6に繋がっている。
そして真空ポン1160作動により開口15から吸気さ
れて、ステージ1表面との間にエアカーテンを形成する
この装置の処理操作は、従来例で述べたのと同様である
。この場合、上記エアカーテンが大気中の塵埃を隔壁1
1の内側に侵入するのを遮るので、従来例で問題になっ
た試料S表面への塵埃付着がなくなり、処理不良の発生
が低減する。
ちなみに、試料Sの直径が約150mmの場合、真空室
2関連の条件を従来例で述べた条件、隔壁11の直径を
約350nm、開口15の幅を0.5n+m程度、開口
15とステージ1表面との間隙を約30μmとし、真空
ポンプ16にロータリポンプを使用することにより、空
洞14内の圧力を10−’Torr程度にすることが出
来て真空室2と隔壁11との間の空間の圧力が10””
Torr程度となり、真空室2は従来例と同様に10−
’Torrより高い真空度を確保する。
以上のことからこの装置は、外套管6が隔壁11に変わ
っているが、従来例で説明した単純性を失うことなくし
て処理品質を向上させ、然も高いスループットを保持し
ている。
第2図に示す第二の実施例となる真空処理装置は、第3
図図示従来例装置に真空室2の外側を囲んだ隔壁21を
付加したものである。
隔壁21は、第一の実施例と同様に内壁22と外壁23
からなって両者間が空洞24を形成し、ステージ1の表
面に対向する縁には全周に渡り空洞24の開口25が設
けられている。また空洞24は、給気手段である圧気ポ
ンプ26に繋がっている。
そして圧気ポンプ26は、フィルタを具えて空洞24に
無塵空気を給気し、開口25とステージ1表面との間に
エアカーテンを形成する。
この装置の処理操作は、従来例で述べたのと同様である
。この場合、第一の実施例と同様に、上記エアカーテン
が大気中の塵埃を隔壁21の内側に侵入するのを遮るの
で、従来例で問題になった試料S表面への塵埃付着がな
くなり、処理不良の発生が低減する。この際第−の実施
例の場合と異なり、隔壁21内側の圧力が大気圧より若
干高くなるが、従来例と同様に空洞7が真空引きされて
いるので、真空室2内の真空度確保には問題ない。
開口25は、装置の大きさが第一の実施例と略同じ場合
、例えば幅を1IIII11程度、ステージ1表面との
間隙を約30μm程度にすれば良い。
以上のことからこの装置は、第一の実施例と同様に、単
純性を失うことなくして処理品質を向上させ、然も高い
スループットを保持している。
(発明の効果〕 以上説明したように本発明の構成によれば、真空室の処
理部位に設けられた開口に近接して試料を配置し、電子
ビームなどにより加工または観察を行う真空処理装置に
おいて、大気中の塵埃が処理部位に侵入するのを防止す
ることが出来て、その塵埃に起因する不良の発生を低減
させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一の実施例の要部を示す鎖式第2図は
本発明第二の実施例の要部を示す模式側断面図、 第3図は本発明に係る従来例の要部を示す模式%式% 4.9.16は真空ポンプ、 5は電子ビーム形成装置、 6は外套管、 7.14.24は空洞、 11.21は隔壁、 12.22は内壁、 13.23は外壁、 26は圧気ポンプ、 Sは試料、 である。 7′−1 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 試料を載置するステージと、 試料に対する処理部位に該ステージ上の試料表面を外側
    から近接させる開口を有し且つ真空引きされる真空室と
    、 該真空室の外側を囲い且つ該試料の周囲で該ステージ表
    面に対向する縁が該表面と近接して該真空室との間に閉
    空間を形成する隔壁と、 該隔壁内に設けられて該隔壁の全周に渡り上記縁部に開
    口し且つ排気または給気の手段に繋がる空洞とを具えて
    、 該ステージの移動により上記試料を大気中から処理部位
    に搬入させることを特徴とする真空処理装置。
JP61036274A 1986-02-20 1986-02-20 真空処理装置 Pending JPS62194622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61036274A JPS62194622A (ja) 1986-02-20 1986-02-20 真空処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61036274A JPS62194622A (ja) 1986-02-20 1986-02-20 真空処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62194622A true JPS62194622A (ja) 1987-08-27

Family

ID=12465193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61036274A Pending JPS62194622A (ja) 1986-02-20 1986-02-20 真空処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62194622A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6641349B1 (en) Clean box, clean transfer method and system
JPH04206547A (ja) 装置間搬送方法
JPS62194622A (ja) 真空処理装置
JPH1154400A (ja) 荷電ビーム描画装置及び方法
JP3173681B2 (ja) 真空排気装置及びその方法
JP5385425B2 (ja) 検査装置及びミニエンバイロメント構造
JPH08255784A (ja) 真空処理装置および真空処理方法
JP2555973B2 (ja) 超高真空搬送装置
JPH05299314A (ja) 半導体装置の製造方法及びその装置
JPS62147726A (ja) 電子線装置
JPH0245920A (ja) 半導体製造装置
JPS62209825A (ja) 真空装置の排気搬送ベント方法
JPH11260298A (ja) 電子線測長装置
JP2000279792A (ja) 真空ロードロック機構
JPH1092724A (ja) ロードロック室
JPH0324773B2 (ja)
JPH05106041A (ja) 真空装置
JPH0494114A (ja) 電子線描画方法
JPS5853829A (ja) 電子ビ−ム露光装置
JP2000271469A (ja) 真空処理装置
JPH02305964A (ja) 真空処理装置
JPH0513002Y2 (ja)
JPH04107809A (ja) 半導体製造装置
JPH0376215A (ja) 露光装置
JPS63263724A (ja) 真空処理装置