JPS62194461A - 全血用乾式分析要素用標準液 - Google Patents

全血用乾式分析要素用標準液

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JPS62194461A
JPS62194461A JP3642186A JP3642186A JPS62194461A JP S62194461 A JPS62194461 A JP S62194461A JP 3642186 A JP3642186 A JP 3642186A JP 3642186 A JP3642186 A JP 3642186A JP S62194461 A JPS62194461 A JP S62194461A
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JP
Japan
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standard solution
water
whole blood
soluble
analytical element
Prior art date
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Pending
Application number
JP3642186A
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English (en)
Inventor
Kikuo Hirai
平井 希久生
Masao Kitajima
昌夫 北島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分W] 本発明は、シート状の乾式分析要素で液体試料中の化学
成分を定量する方法に用いる標準液に関するもので、さ
らに詳しく血液など体液試料中の種々の濃度の被検成分
をシート状の乾式分析要素で定量する際に、血液とよく
似た性質を有する標準液として調製された特定の水溶性
高分子を含む全血用乾式分析要素用標準液に関するもの
である。
(1行余白) [従来技術] シート状の乾式分析要素(一体型多層分析要素、一体型
多層分析素子、又は多層分析要素ともいわれる)によっ
て、全血中の被検成分を定量する場合、被検既知物質濃
度と全血を分析要素に滴状に付着供給(以下、点着とい
う)して得られた一定時間後の反射光学濃度とが一定の
関係にあることを利用して未知試料の反射光学濃度から
被検物質濃度を測定できることは周知である。乾式分析
要素用の標準液として例えば特開昭61−4963実施
例3に記載のものがあるが、その標準液では乾式分析要
素用の全血にかわる標準液としては光学的性能及び再現
性が不充分であることが判明した。
[発明の目的] 本発明は特定の水溶性高分子を含む全血状組成物にあら
かじめ濃度既知の被検物質を添加した水溶液状物(標準
液)であり、標準液は分析要素に点着して得られる一定
時間後の反射光学濃度が同じ濃度の被検物質を含む全血
試料を分析要素に点着して得られる一定時間後の反射光
学濃度と一致するようになされたもので、前述の特開昭
61−4963に記載の標準液を改良するものである。
[発明の構成] 本発明の全血用乾式分析要素用標準液は粘性を全血に似
せるため粘度UR整用の水溶性高分子、色調を全血に似
せるためヘモグロビン様色素、必要ならば界面活性剤、
防腐剤及び塩類、緩衝剤を溶解した水溶液に、1種また
は複数種の被検成分を添加したものであり、場合によっ
ては通常血液中に含まれる被検成分以外の成分を添加す
ることもできる。
本発明の全血用標準液をシート状乾式分析要素を用いる
定量法において、コントロールとして使用すればシート
状乾式分析要素が変質したり、破損していたり、規格に
合わないものである場合の検出に役立つ他、シート状乾
式分析要素を用いた定量法で用いられるアナライザーの
変調や誤動作を検出することにも役立つ。また、このよ
うな標準液をシート状乾式分析要素を用いる定量法にお
いて較正作業を行うときの濃度既知の標準液として用い
ることもできる。この場合、被検物質についての濃度が
2つ以上具なる標準液を用意して使用することもできる
粘度調整用の水溶性高分子として、ポリエチレングリコ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールな
どの水溶性合成ポリマー、カルボキシメチルセルロース
などの半合成水溶性ポリマー等を用いることができる。
水溶性高分子は標準液の粘度が25℃で30P5〜25
CP5.好ましくは5cPs〜25cpsの範囲になる
量を含有させ、展開層での展開時間が2秒〜10秒にな
るようにする。具体的には、例えば平均分子量約2万の
ポリエチレングリコールの場合、水溶液濃度で約3W/
Wχ〜約15W/W%。
好ましくは約5W/Wχ〜約15W/Wχの範囲で含有
させる。着色剤としては、ヘモグロビン様色素を標準液
の吸光度が0.2以上になるような含有量で含有させる
。ヘモグロビン様色素の例として、ヒト由来のヘモグロ
ビン、真蹟類又はヒト科のサル由来のヘモグロビン、そ
の他の哺乳類由来のヘモグロビン等を約3W/Wχ〜約
15g/dlの範囲で含有させる。
防腐剤として安息香酸またはその水溶性塩(す)・リウ
ム塩等)、フェノールまたは窒化ナトリウム等を、塩類
として塩化ナトリウム等を、緩衝剤として燐酸緩衝剤組
成物等を溶解した水溶液に、被検物質としてグルコース
、尿素、アンモニア、コレステロール、尿酸、クレアチ
ニン、ビリルビン、アミラーゼ等の血液”中の成分の1
種または2種以上の成分を必要な含有量だけ添加するこ
とができる。
界面活性剤としては、アニオン性、カチオン性、ノニオ
ン性いずれも用いられるが、好ましくはノニオン性界面
活性剤である。界面活性剤の濃度は0.01〜IW/W
%、好ましくは0.05〜0.5W/W%、特に好まし
くは0.05〜0.2W/W%の範囲で含有させること
ができる。
被検物質濃度値が異なる2種の標準液(それぞれ標準液
レベル1、レベル2という)を用いた乾式分析要素の較
正方法の例を以下に説明する。
正常または基準とする乾式分析要素に標準液レベル1ま
たはレベル2を点着して得られる反射光学濃度値または
標準の検量線により求めた被検物質濃度値をそれぞれY
、、Ylとする。較正すべき乾式分析要素(製造条件の
異なる要素、変質した要素、破損の疑いのある要素など
)に標準液レベル1またはレベル2を点着して得られる
反射光学濃度値または前述の標準の検量線により求めた
仮の被検物質濃度値をそれぞれX5、X2とする。この
とき直交座標軸X−Y系をとり、X、とX2を含むXl
とX2より広い特定の範囲とY、とYlを含むY、とY
、より広い特定の範囲でXとYの間には近似的に直線関
係が成立することが見出された。そこで前述の直線関係
を Y=aX+b              (1)で表
し、&=(Yl−Yl)/(XI−X2)     (
2)b”(Y2XI  YIX2)/(XI  X2)
(3)とすることにより、(1)〜(3)式を用いて較
正すべき乾式分析要素について得られた仮の被検物質濃
度値Xは正常または基準とする乾式分析要素による被検
物質濃度値Yに換算することができる。ここで正常また
は基準とする乾式分析要素による被検物質濃度値のかわ
りに、例えば国際的な標準分折力法と認められている他
の分析方法による被検物質の濃度値を採用しても(1)
〜(3)式は同じく有効である。
参考例1 ゼラチン下塗りが施されである厚さ185pmの透明ポ
リエチレングリコ−ル(PET)フィルムの上に、下記
組成から成る血中グルコース濃度定量用の試薬層を乾燥
後の膜厚がおよそ15μmになるようにして塗布、乾燥
した。
グルコース濃度定量用試薬層塗布液の組成ペルオキシダ
ーゼ         500001 Ul、7−シヒ
ドロキシナフタレン       2・5g4−アミノ
−2,3−ジメチル−1−(2,4,6−トリクロロフ
ェニル)−3−ピラゾリン−5−オン     18g
脱イオンゼラチン           200gノニ
オンH8210(日本油脂(株)製ノニオン性界面i性
剤;ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)  
              2gこの試薬層の上に、
0.2gのノニオンH8210、グルコースオキシダー
ゼ250001 U 、二酸化チタン微粉末8g、ゼラ
チン1gの割合で混合分散した水分散液を用いて光遮蔽
層を乾燥膜厚がおよそ15μmになるように塗布、乾燥
して設けた。
ついで、水100m1にゼラチン4gの割合で溶解し、
更にこれにノニオンH8210を0.2gの割合で加え
て、接着層塗布液とし、これを、光遮蔽層の上に乾燥膜
厚が4gmとなるように塗布、乾燥し接着層を形成させ
た。次に、接着層に30g/+n2の割合で水を湿し水
として供給、湿潤させたのち、綿100%のブロード(
120番手ブロード)を圧着ラミネートし、乾燥させて
多孔性展開層を設け、グルコース定量用一体型多層分析
要素を完成させた。
この要素を15關×15關の正方形のチップに裁断した
のち、特開昭57−62452に開示のプラスチックマ
ウントに収めて血中グルコース定量分析スライドを調製
した。
実施例1 次の組成の水溶液を調製した。
ポリエチレングリコール(平均分子3120000)5
0.0g ヒトヘモグロビン           75.0gポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル1.0g 安息香酸               1.0g燐酸
水素二ナトリウム−12水塩     3.0g燐酸二
水素ナトリウム−2水塩     6.5g塩化ナトリ
ウム            18.Og説イオン蒸留
水を加えて     1kgにするこの水溶液1kgに
対して、グルコースを2804■溶解し25℃での粘度
が6,3cps、 pH5,1になるように燐酸ナトリ
ウム水溶液(0,5M)を添加し調整して全血用標準液
を調製した。
この標準液の6μlを参考例1の血中グルコース定量分
析スライドの多層分析要素の展開層に点着したところ展
開を終了するまでに4〜5秒を要した。
この標準液6μlを点着したスライドを37℃で6分イ
ンクベーションし、多層分析要素のPETフィルム側か
ら測光して反射光学濃度を測定し、比色法によりグルコ
ース濃度を求めたところ294mg/diであった。
実施例2 実施例1で調製したヒトヘモグロビン含有全血用標準液
の6μlと、ヒトヘモグロビンを加えず、グルコース添
加景を2719mgに変更した他は実施例1と同様にし
て調製したヘモグロビン不含の標準液6μIとを、それ
ぞれ参考例1の血中グルコース定量分析用スライドの多
層分析要素の展開層に点着し、37℃で6分インクベー
ションし多層分析要素のPETフィルム側から測光して
反射光学濃度を測定する操作を25回くりかえし、比色
法によりグルコース濃度を求めたところ、ヒトヘモグロ
ビンを含む本発明の全血用標準液では294.4mg/
d l 。
Cv(変動係数)1.8%、ヘモグロビン不含の比較標
準液テ1.? 285.5mg/d 1. CV 2.
6%テアツタ。
この結果から本発明のヘモグロビン含有全血用標準液は
測定値のバラツキが少なく再現性がきわめてよいことか
明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粘度調節剤として3%以上の水溶性合成高分子を含み2
    5℃での水溶液粘度が3cps〜25cpsの範囲にあ
    り、乾式分析要素の展開層での展開時間が2秒〜10秒
    の範囲にあり、着色剤として1%以上のヘモグロビン様
    色素を含み、吸光度が0.2以上であることを特徴とす
    る全血用乾式分析要素用標準液。
JP3642186A 1986-02-20 1986-02-20 全血用乾式分析要素用標準液 Pending JPS62194461A (ja)

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