JPS6219423Y2 - - Google Patents

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JPS6219423Y2
JPS6219423Y2 JP1983056674U JP5667483U JPS6219423Y2 JP S6219423 Y2 JPS6219423 Y2 JP S6219423Y2 JP 1983056674 U JP1983056674 U JP 1983056674U JP 5667483 U JP5667483 U JP 5667483U JP S6219423 Y2 JPS6219423 Y2 JP S6219423Y2
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JP
Japan
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workpiece
rotating
horizontal
rotating wheels
rotating wheel
Prior art date
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JP1983056674U
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JPS59165794U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワーク、特にボツクスガーダーやI
形ガーダー等の長尺ワークをその軸線のまわりに
360゜回転させるための装置に関する。
建築鉄骨の柱、梁や鋼橋主桁に使用されるボツ
クスガーダーやI形ガーダーは組立、溶接作業を
容易にするために、その軸線のまわりに360゜回
転させる必要がある。これらのワークの軸線のま
わりの回転作業は、従来はクレーンを用いてワー
クにワイヤを掛けて回していたが、この方法はワ
イヤの掛け回し及びクレーンの操縦に多くの人手
を要する欠点があつた。
又、同じ断面形状のワークを多数溶接組立を行
なう場合等で加工ラインとしてワークをコンベア
上を流しながら自動溶接等を行なう場合は、ワー
クを円形の外周面を有する回転輪に通し、その内
側に設けたジヤツキでワークを挟持し、回転輪を
ターニングロール等で所要の角度回転させて次工
程に送り出す方法が採用されている。この方法
は、加工ラインとしてワークがコンベア上を流れ
る場合には都合がよいが、ワークは回転輪に軸方
向からしか装着できないので、コンベアラインに
よらない場合には回転輪への装着に手数が掛る
上、回転輪への装着に要するスペースが大きくな
り、又そのためのワークの移動距離が長くなり、
その場で溶接するには回転輪が邪魔になると云う
欠点がある。
本考案は、従来の長尺ワークの軸線まわりの回
転装置の上述の問題点を解決した、回転装置への
ワークの着脱のための所要スペースが少なく、ワ
ークの移動距離が短かく、ワークの回転、着脱に
多くの人手を要せぬ、簡単な構造のワーク回転装
置を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例にもとづいて
詳細に説明する。
第1図は、本考案の実施例の全体構成を示すも
のであつて、ワーク1の両端付近を載置する2つ
の回転輪2が同軸上に設けられ、その軸の直下に
2台のジヤツキ3が設けられている。
回転輪2は第2図に詳細に示す如く、夫々の一
端で互いに直交する等しい長さのワーク載置面
4,5を2辺とするL字形凹入部6と、該凹入部
6の両端7,8と凹入部の隅角部9より若干外側
にある点10とを通る円弧面11とで周面が形成
されている。
この回転輪2は、円弧状外周面11を地上に設
置されたローラ12に載置し、外周上の点8から
10の近傍迄の間に外周に沿つて設けた円周の1/
4以上の範囲にわたる円弧状ラツクにローテータ
13のピニオンを噛合せて一方のワーク載置面4
が上を向いて水平になる第2図に示す状態と、他
方のワーク載置面5が上を向いて水平になる状態
(第3図bの状態)との間に90゜回転することが
できるようになつている。
2つのワーク載置面4,5には夫々、回転輪2
の回転軸線に直角方向にワーク載置面4,5に沿
つてワークを移動させるスラツトコンベア、ロー
ラコンベア等の搬送手段14,15が設けられて
おり載置面上に載置されたワーク1を隅に押しつ
けて、移動しないように図示せぬストツパで止め
られるようになつている。
第1図に示す2つの回転輪2は水平な軸線に同
軸的に設けられ、夫々のワーク載置面4,5が同
じ姿勢を保つて同期して回転するように制御され
る。
ジヤツキ3は、その支持面16の高さが上記回
転輪2の回転中心の高さ以上の位置と、回転輪2
の水平状態にあるワーク載置面4又は5の高さ以
下の位置との間に変位可能となつている。
次に、この装置を用いて、1例として正方形断
面のワークを360゜回転させる方法を第3図によ
り説明する。
まず、第3図aに示す如く、回転輪2はワーク
載置面4を水平にした状態にされ、断面が正方形
ABCDであるワーク1がの面を上にしてクレ
ーンにより上方から又はフオークリフトあるいは
横送りコンベア等により右方から載置面4上に載
置され、スラツトコンベア14によりD点が凹入
部の隅角部9に押し付けられて図示せぬストツパ
により右方に移動しないように固定される。
次いでb図に示す如く、ローテータ13により
回転輪2を反時計方向に90゜回転させると、ワー
ク載置面5が水平になる。ワーク1は面が載
置面5に接して載置されていたので、回転輪2の
回転に伴い一体的に回転し面が上になる。
次いでc図に示す如く、ジヤツキ3によりワー
ク1をその底面が回転輪2の回転中心Oより
も上方にくるように扛挙し、この位置にワークを
保持し、d図に示す如く、回転輪2を時計方向に
90゜回転し、載置面4を水平にする。
c図の状態からd図の状態に移行する過程で
時々刻々と変化するワーク載置面4,5の包絡線
は第4図に鎖線で示す如く、回転輪の回転中心O
を中心とし、Oからワーク載置面迄の距離Rを半
径とする半円となる。したがつてワーク1の底面
の位置を回転中心Oよりも上にしておけば(即ち
ワーク載置面からの距離HをRよりも大きくして
おけば)、ワーク1と回転輪2のワーク載置面
4,5とが干渉することはない。
次いで、第3図eに示す如く、ジヤツキ3を下
げて、ワーク1を回転輪2のワーク載置面4上に
載置する。この場合ワークの1辺の幅Wが第4図
においてW=2Rである場合はワークは2面が回
転輪の2つのワーク載置面に接する位置に降りて
くるが、W<2Rである場合は、ワークの辺ABと
垂直のワーク載置面5との間に間隔が出来るので
コンベア14によりワークを左方に寄せてA点が
隅角部に押しつけられるようにする。あるいは回
転輪に付属させた一対のジヤツキにより、その間
隔分をAB面を支持して、そのまゝ回転させるこ
ともできる。
次いで第3図fに示す如く、回転輪2を反時計
方向に90゜回転するとワークの面が上にな
る。
c,d,e,fのステツプをもう一度繰返すこ
とにより面を上にすることができ、更にこの
ステツプを繰返せば最初の状態に戻り、360゜回
転させることができる。
なお、第4図において、W>2Rの場合は上記
の方法では第3図dのステツプでワークの底面の
A点近傍が回転輪の載置面5に衝き当るので、こ
の装置で取扱うワークの断面寸法はW2Rでな
ければならない。
上記の説明では、正方形断面のボツクスガーダ
ーを例にとつたが、I形断面でも直立時に適切な
転倒防止装置の併設により全く同様に行なうこと
ができる。又、長方形断面の場合もコンベアで寄
せる量あるいは支持するジヤツキのストローク長
が大きくなるだけであり同様に扱うことができ
る。
又、ジヤツキの支持面を上下に移動可能とする
替りに、これを大地に対して固定しておき回転輪
を昇降させることによつてもワークを載置面から
離間、再載置することができる。又、ワークの長
さによつては回転輪及びジヤツキを3個以上使用
してもよい。
以上の如く、本考案によれば、回転輪の周囲の
半分が開いているので、ワークを横からでも上か
らでも出し入れすることができワークの着脱のた
めの所要スペース及びワーク移動距離を大幅に節
約することができる。又構成が簡単であり、かつ
従来のクレーンを用いてワイヤを巻回して行なう
方法に比して人手が少なくて済み安全性も向上す
る等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の全体構成を示す側面
図、第2図はその回転輪の正面図、第3図aない
しfはその装置を使用してワークを360゜回転す
る方法を順次説明する図式図、第4図はワークを
ジヤツキで持上げる高さを説明するための図式図
である。 1……ワーク、2……回転輪、3……ジヤツ
キ、4,5……ワーク載置面、6……凹入部、
7,8……凹入部端、9……隅角部、11……円
弧面、13……回動手段、14,15……搬送手
段、16……ジヤツキの支持面、O……回転中
心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに直交する等しい長さのワーク載置面を2
    辺とするL字形凹入部と、該凹入部の両端及び隅
    角部より若干外側にある一点を通る円弧面とで周
    面が形成され、該円弧の中心点を回動中心として
    一方のワーク載置面が上を向いて水平となる位置
    と他方のワーク載置面が上を向いて水平となる位
    置との間に90゜回動可能にして、各ワーク載置面
    にはワークを回転軸に直角な方向に該ワーク載置
    面に沿つて移動させる搬送手段を有する回転輪を
    ワーク両端付近を夫々支承可能な位置に1箇ず
    つ、上記L字形凹入部の回動位置を合せて同軸的
    に設け、これらの回転輪を同期させて上記の回動
    範囲を回動させる手段と、支持面が上記回転輪の
    回動中心の高さ以上の位置と回転輪の水平状態に
    あるワーク載置面の高さ以下の位置との間に変位
    可能なジヤツキを上記回転輪の軸線の直下に少く
    とも2つ有することを特徴とするワーク回転装
    置。
JP5667483U 1983-04-18 1983-04-18 ワ−ク回転装置 Granted JPS59165794U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5667483U JPS59165794U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 ワ−ク回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5667483U JPS59165794U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 ワ−ク回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59165794U JPS59165794U (ja) 1984-11-07
JPS6219423Y2 true JPS6219423Y2 (ja) 1987-05-18

Family

ID=30186996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5667483U Granted JPS59165794U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 ワ−ク回転装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108000097A (zh) * 2017-12-21 2018-05-08 无锡昌至盛机械制造有限公司 圆柱状销钉的供给装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835217U (ja) * 1971-08-31 1973-04-27

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JPS4835217U (ja) * 1971-08-31 1973-04-27

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Publication number Publication date
JPS59165794U (ja) 1984-11-07

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