JPS62193864A - シリアルプリンタのリニアポジシヨニングセンサ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シリアルプリンタのりニアボジシｌニングセ
ンサーに関し、特にシリアルプリンタの印字タイミング
の検出機構において細かい精度が要求される磁気センサ
ーの配置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種のシリアルプリンタにおいては、ステッピン
グモータやサーボモータを動力源とし、タイミングベル
トやスチールワイヤを伝達手段として、プリントハンマ
を塔載したキャリアを左右に移動させながら印字を行な
っていた。この時モータの回転とキャリアの直線運動は
１対ＩＫ対応しているものとして、モータの相切換信号
あるいはエンコーダから検出される回転信号を元に印字
タイミングを作プ出していた。

〔解決すべき問題点〕

上述した従来のモータの回転よシ印字タイミングを取シ
出す機構では伝達手段として使われているタイミングベ
ルトやスチールワイヤが完全に剛体ではないために、立
上シや立下シなど急激に負荷が変動する場合、モータの
回転運動に対してキャリアの直線運動が遅れ本来の印字
位置に対し、ズレが発生する欠点があった。また左方向
移動時と右方向移動時とでは負荷やベルトのバネ定数に
も若干の差があ）、左右両方向印字で合成する縦罫線印
字や合成文字印字においてズレが顕著にあられれ、グラ
フや表作成時の印字品質を低下させる欠点もらった。こ
の品質低下を防ぐために一方向からだけ印字して、合成
を行なう機構も採られているが、これではプリンタの処
理速度が大幅に遅くなるという欠点があった。この解決
策としてキャリアの直線運動から直接印字タイミングを
取る機構が望まれてはいた。しかしプリンタに要求され
る数十ミクロン以下の直線的な動作量を取シ出すために
は、最も近い技術として工作機構等に使われてｂるマグ
ネスケールやフォトスケールが上げられるが、これらは
センサーとスケールの間隔が０〜８０μｍ程度であり、
移動量が大きいので、設置場所に制限のあるプリンタへ
の応用は非常に困難であった。

〔問題点の解決手段〕

上述し九従来の問題点を解決すべ（本発明は、キャリア
の左右運動の基準となシ最も剛性の高いガイドシャフト
に対し着磁された棒状の磁石を埋め込み、前記ガイド７
ヤフト上を１０〜２０　ｐｍのスキマを持つ軸受で案内
されたキャリアを移動させ、前記軸受の近傍に磁気セン
サを配置してなるリニアボジシ曹二ングセンサーを提供
せんとするものである。

そのために本発明は、シリアルプリンタにおいて、左右
方向移動の基準となるガイドシャフトの一部に一定間隔
で着磁された棒状の磁石を埋め込み、前記シャフトを案
内として左右に動くキャリア上の磁石に相対する位置に
磁気信号を検出するセンサーを配設してなることを特徴
とするシリアルプリンタのりニアボジシにングセンサー
ｔ−ｉ供するものである。

〔実施例〕

次に本発明について添付図面を参照しつつ具体的に説明
する。

第１図は、本発明のリニアポジシ箇二ングセンサーの一
実施例を示す斜視図である。第２図は、本発明のりニア
ボジシ曹二ングセンサーの他ノ実施例を示す斜視図であ
る。第３図ないし第５図は、本発明の第２図実施例のキ
ャリアの磁石に対する着磁状態に伴なう動作を説明する
ための説明図である。

先ず第１図に示した本発明の実施例について詳細に説明
する。

プリントハンマｌを塔載し九キャリア２は、タイミング
ベルト３を伝達手段としてステッピングモータ４により
左右に動かされる。その時キャリア２は軸受５によりガ
イドシャフト６の回シにガタなくガイドされ、そのため
軸受５近傍は印字時の反発力や左右端での方向変更時の
振動が発生しても最もその動きに狂いが少ない点となる
。ガイドシャフト６の一部には、一定間隔に着磁された
棒状の磁石７が埋め込まれ、それと相対する位置に磁気
センサ８が装着されている。磁気センサ８は前記棒状磁
石７から発生する磁束を横切ることＫより　１／３６０
〜１／１４４０インチ間隔でパルスを発生する。そのパ
ルスをカウントすることによル印字位置を算出して印字
タイミングを発生させうる。

更に第２図に示した本発明の実施例について詳細に説明
する。

プリントハンマ１を塔載したキャリア２はタイミングベ
ルト３を伝達手段として、ステッピングモータ４によ）
左右に動かされる。その時キャリア２は軸受５によシガ
イドシャフト６０回シにガタなくガイドされ、そのため
軸受５近傍は印字時の反発力や左右端での方向変更時に
振動が発生しても最もその動きに狂いが少ない点となる
。ガイドシャフト６の一部には、着磁された棒状の磁石
７が埋め込まれそれと相対するキャリア２上に磁気セン
サ８が装着されている。磁石７には一定間隔に着磁され
た部分と、無着磁の部分あるいは着磁間隔の長い部分が
あり、そこから発生する信号状態を監視することによシ
印字部分とは異なった横送シの基準位置９を検出するこ
とができる。

第３図ないし第５図に着磁状態を変えた場合の信号αの
様子が示されている。第３図は基準位置より左に無着磁
部分を設けた場合で着磁の境い目を基準位置として使用
できる。第４図は印字位置と基準位置との間に無着磁部
分を設けた場合で無着磁部分通過後の左の着磁部のある
場所に基準位置を設けることができる。第５図は着磁間
隔を変え保磁力を強くして着磁した場合であシ、パルス
間隔が長くなった部分を基準位置とすることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように木兄ＦＪＡＦｉ、キャリアの直線運
動を直接検出するためにガイドシャフト上に磁石をスケ
ールとして埋め込みその上を移動するキャリアの軸受近
傍に磁気センサーを配置しているので、数十ミクロンの
間隔を保持するという要求を満たし移動量が大きく構造
的に剛性の低いプリンタでの実用化を実現できる効果を
有する。

その結果、印字位置のズレが減少し、縦罫線文字、合成
文字を左右両方向で印字することができ、処理速度の早
い印字品質の高いプリンタを実現できるという効果を有
する。

また、着磁状態を変えることにより同一センサーを利用
して横送）の基準位置を見い出すことができ別にセンサ
ーを設けることなく安価な装置を提供できるという効果
も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のりニアボジシ謬二ングセンサーの一実
施例を示す斜視図、第２図は本発明のりニアボジシ嘗二
ングセンサーの他の実施例を示す斜視図、ｆＸ３図ない
し第５図は本発明の第２図実施例のキャリアの磁石に対
する着磁状態に伴なう動作を説明するための説明図であ
る。 １・・・プリントハンマ　　２・・・キャリア３・・・
タイミングベルト　　４・・・ステッピングモータ５６
９．軸受　　　　　　　　６・・・ガイドシャフト７・
・・磁石　　　　　　　８・・・磁気センサ９・・・基
準位置 代理人　弁理士　　村　１）幹　雄 第１図 第３図 Ｍ５図 む」上」七丁石凹几 第　４　図 へ」ｍ■Ｌ−■朋」几

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シリアルプリンタにおいて、左右方向移動の基準となる
   ガイドシャフトの一部に一定間隔で着磁された棒状の磁
   石を埋め込み、前記シャフトを案内として左右に動くキ
   ャリア上の磁石に相対する位置に磁気信号を検出するセ
   ンサーを配設してなることを特徴とするシリアルプリン
   タのリニアポジショニングセンサー。