JPH10141991A - エンコーダ装置 - Google Patents

エンコーダ装置

Info

Publication number
JPH10141991A
JPH10141991A JP29850296A JP29850296A JPH10141991A JP H10141991 A JPH10141991 A JP H10141991A JP 29850296 A JP29850296 A JP 29850296A JP 29850296 A JP29850296 A JP 29850296A JP H10141991 A JPH10141991 A JP H10141991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
encoder
moving body
chart
guide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29850296A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Nanba
克宏 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP29850296A priority Critical patent/JPH10141991A/ja
Publication of JPH10141991A publication Critical patent/JPH10141991A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線的に移動する移動体の位置や速度等を検
出できるエンコーダ装置であり、従来より設置が容易
で、組み立て調整に手間がかからず、安価でしかも精度
良く位置、速度等を検出できるエンコーダ装置を提供す
る。 【解決手段】 X方向に直線的に移動する移動体4に、
回転自在にローラ1を支持させ、ローラ1と一体的に回
転できるようにエンコーダ板3を設け、エンコーダ板3
にエンコーダチャート31を形成し、X方向に延びるガ
イドレール2を移動体4の移動とともにローラ1が該レ
ール2上を転動できるように配置して、チャート31を
移動体4に支持させたセンサ5により検出する。レール
2を磁石により形成し、レール2上を転動するローラ1
を強磁性体により形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直線的に移動する
移動体の位置検出、速度検出等に利用できるエンコーダ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直線的に移動する移動体の位置検出、速
度検出等ができるものとして、例えばハンディスキャナ
のようなものを挙げることができる。ハンディスキャナ
においては、原稿等に接触して転動するローラを備えて
おり、該ローラに連動して回転するようにロータリーエ
ンコーダを該ローラに連結することによって、該ローラ
の回転量を検出し、該回転量に基づき移動量、したがっ
て位置を検出している。
【0003】また、直線的に移動する移動体の移動方向
に平行にエンコーダスケールを配置して、該エンコーダ
スケールのもつ信号を、移動体上に配置され移動体とと
もに移動するセンサにて検出するリニアエンコーダも知
られている。このようなリニアエンコーダにおいては、
移動体とセンサとは一体的に移動し、該センサからはパ
ルス状の信号が出力され、該パルス信号に基づき位置や
速度等が検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ハンデ
ィスキャナ等においては、ロータリーエンコーダに連結
されたローラは、原稿等との摩擦抵抗により原稿等上を
転動するため、原稿等と該ローラとの間の摩擦抵抗が小
さい場合には、該ローラは原稿等上を転動せずに滑って
しまうことがあり、正確で、精度の高い検出ができない
ことがある。
【0005】また、上記リニアエンコーダにおいては、
精度の高い検出ができるものの、精度良く検出しようと
すると、エンコーダスケールと移動体上のセンサとの位
置関係を該スケールの長手方向全域にわたりズレがない
ように維持して両者を配置しなけらばならないところ、
このように配置することは調整に手間がかかり、困難で
ある他、リニアエンコーダがハンディスキャナ等に比べ
て高価になってしまうという問題がある。
【0006】そこで本発明は、直線的に移動する移動体
の位置や速度等を検出できるエンコーダ装置であり、従
来より設置が容易で、組み立て調整に手間がかからず、
安価でしかも精度良く位置、速度等を検出できるエンコ
ーダ装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、直線的に移動する移動体の位置、速度を検
出するためのエンコーダ装置であり、前記移動体の移動
方向に延びるガイド部材と、前記移動体の移動に伴い、
前記ガイド部材に当接しながら転動できるように該移動
体に回転自在に支持されたローラと、前記ローラに連動
して回転できるロータリー式のエンコーダチャートと、
前記エンコーダチャートに臨むように前記移動体に支持
されたセンサとを備え、前記ローラと前記ガイド部材と
は、磁気的に吸着しあう材料を用いて形成されているこ
とを特徴とするエンコーダ装置を提供する。
【0008】前記ローラ及びガイド部材は、例えば一方
を強磁性体材料を用いて形成し、他方を磁石を用いて形
成したり、或いは双方いずれも磁石を用いて形成するこ
とにより、該ローラ及びガイド部材の間には磁気的吸着
力が働く。前記ロータリー式のエンコーダチャートは光
学式、磁気式いずれのものも採用できる。
【0009】該チャートを光学式のものとするときに
は、反射式、透過式いずれでもよい。反射式とするとき
には、該チャートは低光反射率部分と高光反射率部分と
を所定の中心角度間隔で交互に並べたものとすればよ
い。透過式とするときには、透過スリットを所定の中心
角度間隔で形成したものとすればよい。いずれの場合
も、前記センサは発光素子と受光素子からなるものを例
示できる。
【0010】また、該チャートを磁気式のものとすると
きには、該チャートはN極とS極の磁極を所定の中心角
度間隔で交互に並べたものとすればよい。この場合は、
前記センサは磁気を検出できる磁気センサ、例えばMR
素子、ホール素子利用のセンサとすればよい。いずれに
しても前記エンコーダチャートは、該チャートと前記ロ
ーラの回転軸が同じになるように、該ローラに直接形成
してもいいし、前記ローラと一体的に回転するような、
或いは適当な伝動機構を介してローラに連動して回転す
るようなエンコーダ板を設けて、該エンコーダ板に形成
してもよい。適当な伝動機構を採用すれば、減速比によ
って検出ピッチを加減できるメリットを得ることができ
る。
【0011】本発明のエンコーダ装置によると、前記移
動体が移動すると、該移動に伴い前記ローラは前記ガイ
ド部材に当接して転動する。このとき、該ローラとガイ
ド部材との間には磁気的な吸着力が働き、該ローラは該
ガイド部材に向けて吸着されるため、移動体の移動に伴
い両者の間には滑りが発生せず、該ローラの回転量は移
動体の移動量に応じたものとなる。前記エンコーダチャ
ートは該転動するローラに連動して回転し、該チャート
の変化が前記センサにより検出され、該検出信号に基づ
き、前記移動体の移動量、速度を検出できる。
【0012】前記移動体を、直線的に駆動される可動子
及び固定子から構成されるリニアモータの可動子を含む
もの(移動体がリニアモータ可動子それ自身の場合も含
まれる)とするようなときには、前記ガイド部材やロー
ラは例えば次のように構成すればよい。すなわち、前記
ガイド部材は前記移動体の移動方向にN極とS極の磁極
が交互に並ぶ界磁マグネットを有するリニアモータ固定
子により提供し、該移動体は前記界磁マグネットに臨む
電機子コイルを有する可動子を含むものとする。この場
合、前記ローラは前記可動子に回転自在に支持させるこ
とができる。
【0013】以上説明した本発明のいずれのエンコーダ
装置においても、前記ローラやガイド部材の摩耗の抑制
や、それら相互の滑りの一層の抑制や、該ローラがガイ
ド部材上を転動する際に発生する騒音を抑制する等のた
めに、前記ローラの前記ガイド部材と当接する部分に、
非磁性体材料層を設けてもよい。同様に、前記ガイド部
材の前記ローラと当接する部分に、非磁性体材料層を設
けてもよい。該非磁性体材料層は、例えばゴム層や合成
樹脂層とすることが考えられる。いずれにしても、それ
を設ける目的に適するような材料の層とすればよい。該
非磁性体材料層は、ローラ及びガイド部材のいずれか一
方のみに設けてもよく、両方に設けてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態である
エンコーダ装置を直線的に移動する移動体とともに示す
図であり、図(A)はこれらの概略斜視図、図(B)は
これらの一部を断面で示す概略平面図である。
【0015】本発明に係るエンコーダ装置は、図中X方
向に直線的に移動する移動体4の位置検出、速度検出等
のために設置される。エンコーダ装置は、円盤状のエン
コーダ板3、円筒状のローラ1、X方向に延びるガイド
レール2等を備えている。エンコーダ板3は中心部に凸
部33を有し、凸部33に内蔵された軸受け32によっ
て、移動体4から突出する軸41に回転自在に支持され
ている。また、エンコーダ板3の表面部分には、所定の
パターンからなるエンコーダチャート31が形成されて
いる。
【0016】エンコーダチャート31は、本例では図1
(C)に示すように、低光反射率部311と高光反射率
部312とが交互に等中心角度間隔で円状に並ぶもので
あり、後述するセンサ5とともに光学式で反射式のロー
タリーエンコーダを構成する。センサ5は、チャート3
1に対向するように支持部材42により移動体4に支持
されている。センサ5は図示しないがチャート31に対
向するように発光素子と受光素子とを有し、発光素子か
ら照射され、チャート31の低光反射率部311又は高
光反射率部312によって反射された光が受光素子によ
り検出される。
【0017】なお、本例ではエンコーダを光学式で反射
式のものとしたが、この他、光学式で透過式のものとし
てもよい。この場合、チャート31は所定の中心角度間
隔でスリットを設けたものとし、センサ5の発光素子と
受光素子はエンコーダ板3を挟んで両側に配置すればよ
い。また、磁気式のエンコーダとすることもできる。こ
の場合は、チャート31はN極とS極の磁極を所定の中
心角度間隔で交互に並べたものとし、センサ5を磁気セ
ンサ、例えばMR素子やホール素子利用のセンサとすれ
ばよい。ただし、後述するようにセンサ5の近くには磁
石が配置されるため、エンコーダは該磁石の影響の少な
い光学式のものとする方が好ましい。
【0018】ローラ1は強磁性体材料からなり、中心部
に凹部11を有する。凹部11はエンコーダ板3の凸部
33に嵌合されており、ローラ1及びエンコーダ板3は
接着されて両者は一体的に回転することができる。な
お、接着に代えてネジ止め等により両者を固着してもよ
い。そして、移動体4の移動方向Xに延び、平板状の磁
石からなるガイドレール2がローラ1の周面に当接する
ように配置され、ローラ1はガイドレール2上を移動体
4の移動とともに転動できる。
【0019】以下、本発明のエンコーダ装置の動作につ
いて説明する。移動体4は図示しない駆動手段により駆
動されて、X方向に移動し、該移動に伴いローラ1はガ
イドレール2上を転動する。エンコーダ板3はローラ1
と一体的に回転し、これによりセンサ5はエンコーダ板
3に設けられたエンコーダチャート31の低光反射率部
311と高光反射率部312とに交互に対向することと
なり、センサ5の検出信号は輝度の大小(光強度の大小
等)が交互に変化するパルス信号となる。該パルス信号
に基づきローラ1の回転量、したがって移動体4の移動
量を検出できる。また、該パルス信号は移動体4の速度
検出にも利用できる。
【0020】そして、上記説明したように本発明のエン
コーダ装置におけるガイドレール2は磁石からなり、ま
た、ローラ1は強磁性体材料からなるため、両者の間に
は磁気的な吸着力が働く。したがって、ローラ1は安定
してガイドレール2に向けて押圧されるため、移動体4
の移動にともない両者の間には滑りが発生せず、移動体
4の移動量に応じてローラ1を確実にレール2上を転動
させることができる。
【0021】したがって、ローラ1と一体的に回転する
エンコーダ板3の回転量も、移動体4の移動量に応じた
ものとなり、センサ5の検出信号を移動体4の移動量に
応じた精度の高いものとすることができ、位置検出、速
度検出を精度良く行うことができる。また、ロータリー
形のエンコーダを用いるため、リニアエンコーダを用い
るよりも安価にすることができ、しかもリニアエンコー
ダを設置する際の精密な位置調整等をする必要もなく、
それだけ設置、組み立てが容易である。また、リニアエ
ンコーダを使用するときには、所定の距離分だけの位置
検出しかできないが、ロータリーエンコーダを用いてい
るため移動体4の移動範囲が長くなったような場合にも
対応することができる。
【0022】また、移動体4を回転モータ及び該回転モ
ータの回転駆動力を直線駆動力に変える機械的な機構に
より駆動するような場合、該回転モータにロータリーエ
ンコーダを連結して移動体4の位置検出、速度検出をす
ることも考えられるが、このような場合、該回転モータ
の駆動力は機械的機構を介して移動体4に伝達され、ロ
スが発生するため、該回転モータに連結されたエンコー
ダにより検出される位置、速度等は正確に移動体4の位
置、速度を検出できないところ、本発明のエンコーダ板
3は移動体4とともに移動するためこのようなことはな
い。
【0023】なお、以上の説明においては、ローラ1を
強磁性体に、ガイドレール2を磁石としたが、逆にロー
ラ1を磁石に、ガイドレール2を強磁性体にしてもよ
い。また、ローラ1とガイドレール2の各表面部分を逆
極性の磁石、すなわち、一方をN極の磁石、他方をS極
の磁石としてもよい。また、図2(A)及び(B)に示
すように、ローラ1の外周部分に非磁性体材料、例えば
合成樹脂からなるスリーブ12を設けたり、ガイドレー
ル2のローラ1が当接する部分に非磁性体層21を設け
てもよい。このようにして、ローラ1とガイドレール2
との接触面に非磁性体材料等からなる中間介在物があっ
ても、両者の間に磁気的な吸着力が作用する程度の厚さ
であれば問題なく動作し、ローラ1やガイドレール2の
摩耗を抑制したり、それら両者間の滑りを一層抑制した
り、ローラ1がレール2上を転動する際の騒音を低減し
たりできる。また、ローラ1とガイドレール2間の磁気
的吸着力の調整にも利用できる。なお、ローラ1に設け
られるスリーブ12や、ガイドレール2に設けられる非
磁性体層21は、いずれか一方のみ設けてもよく、両者
とも設けてもよい。
【0024】次に本発明の他の実施形態を図3を参照し
て説明する。図3に示す本発明のエンコーダ装置は、シ
ャフト型リニアモータによりX方向に駆動される移動体
の位置検出、速度検出等に利用される。図3(A)はこ
れらの概略斜視図、図3(B)はこれらの一部を断面で
示す概略平面図である。この例では、強磁性体材料から
なるローラ1はX方向に延びるシャフト状の固定子6に
当接しながら転動する。
【0025】固定子6は磁性体材料からなり、その周面
にはX方向にN極とS極の磁極が交互に着磁された界磁
マグネット61を有する。固定子6には、移動体となる
円筒状の可動子7が外嵌しており、その両端部に設けら
れた軸受け71、71により可動子7は固定子6に沿っ
て移動できる。また、可動子7はその内部に電機子コイ
ル72を有しており、電機子コイル72を有する可動子
7及び界磁マグネット61を有する固定子6によりシャ
フト型のリニアモータが構成されている。
【0026】この例においても、ローラ1に設けられた
軸12が、可動子7から突出する支持部材73に設けら
れた軸受け731に支持されることによって、ローラ1
は回転自在に支持されている。また、図1に示すものと
同様にエンコーダチャート31を有するエンコーダ板3
がローラ1と一体的に回転できるようにローラ1に接合
されている。
【0027】エンコーダチャートを検出するセンサ5
は、エンコーダチャート31に対向するように可動子7
上に配置されている。この例では、移動体となる可動子
7の電機子コイル72に通電すると、固定子6の界磁マ
グネット61との相互作用により駆動力が発生し、可動
子7を固定子6に沿って、X方向に移動させることがで
きる。可動子7の移動に伴いローラ1は固定子6上を転
動するが、この例でもローラ1は強磁性体材料からな
り、固定子6は周面が界磁マグネット61となっている
ため、ローラ1は滑りなく固定子6上を転動することが
でき、したがって、ローラ1と一体的に回転するエンコ
ーダ板3及びセンサ5により検出される可動子7の移動
量、及び速度は精度の高いものとすることができる。セ
ンサ5の検出信号は、可動子7の位置制御、速度制御等
にも利用できる。
【0028】なお、以上においては、本発明のエンコー
ダ装置をシャフト型のリニアモータに適用した例を説明
したが、可動子と固定子との間に磁力の働く滑らかな面
があれば、他の型式のリニアモータにも本発明のエンコ
ーダ装置を適用することができる。また、以上の説明に
おいては、ローラにエンコーダチャートを有するエンコ
ーダ板を両者が一体的に回転するように接続したものを
用いたが、ローラ自身にエンコーダチャートを設けても
よい。この場合、部品点数を少なくでき、それだけ安価
にコンパクトにできる。
【0029】また、エンコーダ板はローラに連動して回
転すればよいので、エンコーダ板とローラとの間に伝動
機構(例えば、ギア伝動機構等)を介在させてもよく、
この場合、伝達系によるロスで精度が若干落ちることが
あってもそれを無視できるのであれば、減速比によって
検出ピッチを調整できる利点がある。アイドラを使用し
てローラを球状にするような場合、すなわち、コンピュ
ータ等において使用されるマウスの様な構成とすると、
2次元への展開も可能である。
【0030】なお、以上の説明における移動体4は、例
えば複写機、プリンタ、イメージスキャナ等に搭載され
る画像読み取り装置における、光学部品を搭載して直線
的に往復駆動されるスライダとすることができ、本発明
のエンコーダ装置は該スライダの位置検出、速度検出、
位置制御、速度制御等に利用できる。図3の例において
は、該スライダは可動子7に接続して、或いは該スライ
ダを可動子7と一体的に形成すればよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によると、直線的に移動する移動
体の位置や速度等を検出できるエンコーダ装置であり、
従来より設置が容易で、組み立て調整に手間がかから
ず、安価でしかも精度良く位置、速度等を検出できるエ
ンコーダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるエンコーダ装置を移
動体とともに示す図であり、図(A)はこれらの概略斜
視図、図(B)はこれらの一部を断面で示す概略平面
図、図(C)は図(A)及び(B)に示すエンコーダ板
の概略正面図である。
【図2】図(A)は図1に示すローラの他の例を示す斜
視図であり、図(B)は図1に示すガイドレールの他の
例を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態であるエンコーダ装置を
移動体とともに示す図であり、図(A)はこれらの概略
斜視図、図(B)はこれらの一部を断面で示す概略平面
図である。
【符号の説明】
1 ローラ 11 凹部 12 スリーブ(非磁性体材料層) 2 ガイドレール(ガイド部材) 21 非磁性体層 3 エンコーダ板 31 エンコーダチャート 311 低光反射率部 312 高光反射率部 32 軸受け 33 凸部 4 移動体 41 軸 42 支持部材 5 センサ 6 固定子(ガイド部材) 61 界磁マグネット 7 可動子(移動体) 71 軸受け 72 電機子コイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線的に移動する移動体の位置、速度を検
    出するためのエンコーダ装置であり、 前記移動体の移動方向に延びるガイド部材と、 前記移動体の移動に伴い、前記ガイド部材に当接しなが
    ら転動できるように該移動体に回転自在に支持されたロ
    ーラと、 前記ローラに連動して回転できるロータリー式のエンコ
    ーダチャートと、 前記エンコーダチャートに臨むように前記移動体に支持
    されたセンサとを備え、 前記ローラと前記ガイド部材とは、磁気的に吸着しあう
    材料を用いて形成されていることを特徴とするエンコー
    ダ装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材は、前記移動体の移動方向
    にN極とS極の磁極が交互に並ぶ界磁マグネットを有す
    る固定子及び前記界磁マグネットに臨む電機子コイルを
    有する可動子から構成されるリニアモータの前記固定子
    により提供され、前記移動体は該可動子を含んでいるも
    のであり、前記ローラは前記可動子に回転自在に支持さ
    れている請求項1記載のエンコーダ装置。
  3. 【請求項3】前記ローラの前記ガイド部材と当接する部
    分には、非磁性体材料層が設けられている請求項1又は
    2記載のエンコーダ装置。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材の前記ローラと当接する部
    分には、非磁性体材料層が設けられている請求項1又は
    2記載のエンコーダ装置。
JP29850296A 1996-11-11 1996-11-11 エンコーダ装置 Withdrawn JPH10141991A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29850296A JPH10141991A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 エンコーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29850296A JPH10141991A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 エンコーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10141991A true JPH10141991A (ja) 1998-05-29

Family

ID=17860551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29850296A Withdrawn JPH10141991A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 エンコーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10141991A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513350A (ja) * 2003-12-02 2007-05-24 ザ・ボーイング・カンパニー 複合構造の欠陥特性を測定するためのシステムおよび方法
KR100873285B1 (ko) * 2008-05-08 2008-12-11 박성하 삼차원 형상 측정 장치
JP2011064631A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Denso Wave Inc リニアモータ位置検出システム
CN104154858A (zh) * 2014-07-14 2014-11-19 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 保持滑架五个轴承与主光栅不离位的简易方法
CN104215174B (zh) * 2014-08-26 2016-12-07 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 检测滑架的五个轴承与主光栅是否离位的方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513350A (ja) * 2003-12-02 2007-05-24 ザ・ボーイング・カンパニー 複合構造の欠陥特性を測定するためのシステムおよび方法
KR100873285B1 (ko) * 2008-05-08 2008-12-11 박성하 삼차원 형상 측정 장치
JP2011064631A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Denso Wave Inc リニアモータ位置検出システム
CN104154858A (zh) * 2014-07-14 2014-11-19 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 保持滑架五个轴承与主光栅不离位的简易方法
CN104215174B (zh) * 2014-08-26 2016-12-07 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 检测滑架的五个轴承与主光栅是否离位的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5801462A (en) Linear motor and image reading apparatus
US5793128A (en) Encoder and motor with an encoder
JP4333979B2 (ja) リニアモータを内蔵したアライメントステージ装置
US5909066A (en) Linear motor apparatus employing linear motor as drive source
JPH04156263A (ja) 小形リニアモータ駆動装置
JPH08275500A (ja) リニアモータ
JP2007215264A (ja) アクチュエータ及び平面モータ及び平面移動装置
JPH10225083A (ja) リニアアクチュエータとこれを用いた光学機器
JP2008545365A (ja) アクチュエータアセンブリ、アクチュエータアセンブリを駆動する方法及びアクチュエータアセンブリを駆動する装置
JP3070427B2 (ja) 自走式直線運動駆動装置
JPH10141991A (ja) エンコーダ装置
EP0353074B1 (en) Step linear actuator
JPH08275497A (ja) リニアモータ
US20200028428A1 (en) Magnetic reduction device
JP3490826B2 (ja) エンコーダ
JP2000266984A (ja) カメラのレンズ移動装置
WO2023095285A1 (ja) 直動回転モータ
JP4113716B2 (ja) ベルト駆動伝達装置、画像形成装置
JPH10142706A (ja) 画像読み取り装置
JPH0628649Y2 (ja) ロータリエンコーダを用いたリニアセンサ
JPH0632574Y2 (ja) 回転数検出器
JPH11153403A (ja) 磁気ネジ検出システム
JP2003133134A (ja) エンコーダの着磁装置
JP4676465B2 (ja) ベルト駆動伝達装置、画像形成装置
JP2590771B2 (ja) ヘッド送り機構

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203