JPH0628649Y2 - ロータリエンコーダを用いたリニアセンサ - Google Patents

ロータリエンコーダを用いたリニアセンサ

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Publication number
JPH0628649Y2
JPH0628649Y2 JP168288U JP168288U JPH0628649Y2 JP H0628649 Y2 JPH0628649 Y2 JP H0628649Y2 JP 168288 U JP168288 U JP 168288U JP 168288 U JP168288 U JP 168288U JP H0628649 Y2 JPH0628649 Y2 JP H0628649Y2
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JP
Japan
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rotary
roller
guide rod
linear sensor
rotary encoder
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JP168288U
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JPH01107917U (ja
Inventor
亘 鹿島
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、ロータリエンコーダを用いたリニアセンサの
改良に関する。
この種リニアセンサは、複数機の光学系スキヤナ、プリ
ンタのキヤリツジ駆動部に適用される。
〔従来技術〕
リニアセンサとしてリニアスケールを用いた、リニアエ
ンコーダが知られいる。
しかしリニアスケールは、特に長尺になると精度の良い
ものは非常にコストが高くなり、また表面を埃から保護
する構造が必要となるなどの点から、リニアエンコーダ
に代えてロータリエンコーダを用いるリニアセンサが提
案されている。
この構造の場合、リニアモータの可動子の一端に軸受を
介して連結された回転コロに、ロータリエンコーダの回
転軸を固定し、可動子の移動を回転コロ、回転軸を介し
てロータリエンコーダで検出するようになつている。
ところで、この回転コロはガイロツドで支持され、この
上を回転するようになつているが、回転コロとガイドロ
ツドの間に滑りが生ずると、ロータリエンコーダはリニ
アセンサとしての機能を果たさなくなる。
〔目的〕
本考案はこのような背景に基づいてなされたものであ
り、ロータリエンコーダを用いたリニアセンサにおい
て、回転コロ、ガイドロツド間に浮き、滑りが生じない
構成を採用することを目的とする。
〔構成〕
そのために本考案では、回転コロ、ガイドロツド、更に
は補助軸受を含む閉磁路が形成されるように、これら近
傍に永久磁石を配置したことを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例に付いて図面に基づき説明す
る。
第1図は一実施例に係るリニアセンサ全体の断面図、第
2図はその要部拡大図、第3図(a),(b),(c)はガイドロ
ツドの変形例を示す断面図である。
第1図において、リニアモータの可動子1に磁性材から
なる回転コロ2を、軸受3,4を介して磁性材からなる
軸受けホルダ5、及び非磁性材からなる軸受ホルダ6で
回転自在に支持する。回転コロ2には軸受ホルダ6に固
定されたロータリエンコーダ7の回転軸が固定されてい
る。また、回転コロ2と接する位置にリニアモータの可
動子1を支える磁性材からなるガイドロツド8があり、
そのガイドロツド8の下に磁性材からなる軸9を介して
補助軸受10が回転自在に取付けられている。軸9は磁
性材からなる軸ホルダー11に一方を固定され、他方は
非磁性材からなるブラケット12に固定されている。ブ
ラケット12は、例えばゴムのような弾性材13、締付
プレート14を介して、止めネジ15で軸受ホルダ6に
調節して止めてある。また、磁性材からなる軸受ホルダ
5と軸ホルダ11の間には永久磁石16が組み込まれて
いる。17は可動子1を支持する、もう一方のガイドロ
ツドである。
以上で、ロータリコンコーダを持つたリニアセンサ(リ
ニアモータ利用)が構成される。
可動子1がガイドロツド17,8に案内されて動くと、
ガイドロツド8を挟み込んだ形の回転コロ2と補助軸受
10は、ガイドロツド8表面上を回転する。回転コロ2
に回転軸が固定されたロータリエンコーダ7も回転コロ
2に同期して回転する。弾性材13、締付プレート14
及び止めネジ15は可動子1を支えている回転コロ2が
ガイドロツド8から振動等によつて浮かないようにする
ためのものである。
このように回転コロ2とガイドロツド8との接触を保持
するように配慮されてはいるものの、組み付け時の不
良、経時変化、過度の振動等で、前述の如く、回転コロ
とガイドロツドの間に滑りが生ずると、ロータリエンコ
ーダはリニアセンサとしての機能を果たさなくなる。
そこで本考案では、回転コロ2とガイドロツド8、補助
軸受10の間に滑りが生じないようにするため、永久磁
石16を介して磁性材からなる部品5,3,2,8,1
0,9,11で磁気回路を構成するようにした(第2図
参照)。
従つて、回転コロ2、ガイドロツド8、補助軸受10の
相互間に磁気吸引力が働くようになり、滑りの少ないリ
ニアセンサを提供することが出来る。
ガイドロツド8は、第3図(a),(b),(c)に示す各種の形
状が可能である。また、永久磁石16は直方体状でも立
方体状でも円柱状でも良い。
〔効果〕
以上、本考案によれば、ロータリエンコーダを用いるこ
とによつて、ベルト、ワイヤ、プーリ等の伝達部材を必
要とせず構造を簡単にし、安価に出来るのみならず、ロ
ータリエンコーダの検出精度を、回転コロとガイドロツ
ドとの磁気吸引力を利用して向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例に係るリニアセンサ全体の断面図、第
2図はその要部拡大図、第3図(a),(b),(c)はガイドロ
ツドの変形例を示す断面図である。 1……可動子、2……回転コロ、7……ロータリエンコ
ーダ、8……ガイドロツド、10……補助軸受、16…
…永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リニアモータの可動子の一端に軸受を介し
    て連結した回転コロにロータリエンコーダの回転軸を固
    定したリニアセンサにおいて、回転コロと、この回転コ
    ロを支持するガイドロツドと、ガイドロツドを回転コロ
    と共に挟持する補助受軸との間に磁路が形成されるよう
    に、これら部材の近傍に永久磁石を設け、回転コロとガ
    イドロツド間に磁気吸引力が働くようにしたことを特徴
    とするロータリエンコーダを用いたリニアセンサ。
JP168288U 1988-01-12 1988-01-12 ロータリエンコーダを用いたリニアセンサ Expired - Lifetime JPH0628649Y2 (ja)

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JPH01107917U JPH01107917U (ja) 1989-07-20
JPH0628649Y2 true JPH0628649Y2 (ja) 1994-08-03

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CN117043553A (zh) * 2021-02-26 2023-11-10 美蓓亚三美株式会社 磁检测装置以及绝对编码器

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JPH01107917U (ja) 1989-07-20

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