JPS62193589A - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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JPS62193589A
JPS62193589A JP61035695A JP3569586A JPS62193589A JP S62193589 A JPS62193589 A JP S62193589A JP 61035695 A JP61035695 A JP 61035695A JP 3569586 A JP3569586 A JP 3569586A JP S62193589 A JPS62193589 A JP S62193589A
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JP
Japan
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rotation
signal
magnetic pole
drive
coil
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Application number
JP61035695A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iwai
広 岩井
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ブラシレスモータに係り、特に駆動回路の構
成をpi化することにより小型化を実現し得、しかもト
ルクリップルが少なく信頼性の高いブラシレスモータに
関するものである。
(従来技術〕 従来よりブラシレスモータは、ロータの回転位相を検出
するセンサー(ホール素子等で構成)と、そのセンサー
の出力信号を電気的に処理して電流を流すべき駆動コイ
ルを選択し励磁電流を流す駆動回路とで構成されていた
。第11図はそのJ:うな従来のブラシレスモータの代
表的な一例である3相8極6コイルの平面対向型のフラ
ン1−ブラシレスモータ1の構成を示す一部切故分解斜
視図である。この図において、2はロータ、11はステ
ータヨーク、12はロータヨーク、13は[J−タヨー
ク12の外周に設けられているFGマグネット、14は
U1動マグネット(通常8極〉、15(15a〜15f
)はステータヨーク11上で駆動マグネット14と対向
する位置に設けられている駆動コイル(通常3相6コイ
ル) 、16 (16a。
16b、16c)は3個のホール素子、17はステータ
ヨーク11上の「Gマグネット13と対向する位置に設
けられている「Gセンサー、18はモータの回転軸、1
つはその軸受である。駆動コイル15は回転軸18を挾
んで相対する2つのコイル(例えば15aと15d)が
直列に接続されて1つの相を形成しているので3相とな
っている。
次にこのモータ1の動作について説明する。3つのホー
ル素子16a〜1(3cはステータヨーク11上におい
て、回転軸18から略算距離の位置に互いに回転角12
00で設けられているので、駆動マグネット14の磁束
に応じた位置信号を互いに電気角120°の位相差で発
生する。この位置信号は差動型増幅器(差動アンプ;図
示せず)で増幅。
整形されて矩形波状信号(位置信号)となる。続いて複
数のゲート回路(図示せず)で論理処理されて3相の励
磁指令電圧(転流信号)となり、コイル駆動用の複数の
スイッチングトランジスタ(図示せず〉を夫々駆動する
。この結果駆動コイル15には階段波形状の励磁電流が
流れ、ロータ2が駆動回転される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる構成の従来のブラシレスモータにおいては、位置
信号を発生するホール素子16は駆動マグネット14の
磁極の磁束を検出するために磁極に隣接した個所(例え
ば直下)にあることが必要であるが、磁極とステータヨ
ーク11の間の空間は複数の駆動コイル15a〜15f
が占有しているので、ホール素子16は略々ドーナツ状
の駆動コイル15 (15b、 15d、 15fと1
つ置きに)の中心部付近の狭い空間に配置せざるを得な
い。また、各ホール素子16a〜16cは夫々1藺当り
2本の電流入力端子と2本の電圧出力端子とを有し、3
個で合計12木の端子を配線しなければならない。
また、性能を向上させるためには駆動コイル15を大型
にしなければならず(感度向上のため)、従って、配線
のためのスペースや組立て作業のための余裕空間等を含
めると、ブラシレスモータ1仝休としてかなり大きなも
のになってしまう。
一方、ブラシレスモー欠1のトルクリップルを小さくし
、回転精度を高めるためには、モータの相数Mを多くす
ること、即らモーラダの多相化が必要になる。しかしそ
のためにはレンナーとなるホール素子16をモータの相
数だけ配置することが必要で、相数と同数のセンサーが
必要となる。従ってその分だけセンサーのステータヨー
ク11等への配置スペースが沢山必要になり、更にそれ
らの配線もかなり多(複雑になるのでモータの大型化は
避けられない。更に、センサー信号を処理する処理回路
もセンサーの数に応じて多く複雑になり、部品点数が増
加し、組立て工程も繁雑になって、モータの信頼度が低
下してしまう。等々の様々な問題点をかかえている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のブラシレスモータは、N1相(M≧2)の駆動
コイルと、この駆動コイルに励磁電流を順次切換えて流
して回転磁界を発生させる固定子と、P極(P≧2)の
駆動磁極を有する永久磁石と、この回転磁界により回転
駆動される回転子と、この回転子の回転に応じて1回転
当りF個の回転信号を発生する回転信号発生数段と、起
動時には所定の周波数の起動信号に応じて、運転時には
この回転信号に応じてこの駆動コイルの励磁電流を順次
切換えて流す駆動回路と、該駆a1&極に応じた磁極信
号を発生する1i極信号発生手段と、該磁極信号発生手
段からの磁極信号に応じて該駆動回路の転流順序を修正
する修正手段とを具備し、上記M(駆動コイルの相数)
、P(駆動磁極の極数ン。
F(1回転当りの回転信号発生数)を F=MxPxN (Nは正の整@)の関係に設定して、
従来のモータにJ3いて構成を複雑にしていた原因であ
る2位置信号発生用のホール素子及びそれに続く信号処
理回路を用いることなく、全く新しい構成のブラシレス
モータを提供することにより、従来のモータにおける上
記諸欠点を所間したものである。
〔実施例〕
第1図は本発明のブラシレスモータの第1実施例の構成
を示す一社坊壜分解斜視図、第2図はこのブラシレスモ
ータ10の駆動回路の基本構成を示すブロック図、第3
図はこの回路の各部の動作を説明するためのタイミング
ヂャートである。第1図及び第2図において、前記した
第11図示の従来例の構成部分と同一部分には同一番号
を付してその詳細な説明を省略する。なお、ロータヨー
ク2は第11図においては上面側より見た図形であるが
、第1図においては説明の便宜上、下面側より見ている
。また、第11図示の従来例の構成との主な相j1点は
、ステータヨーク11には何も取付けず、代りに基板2
9上に駆動コイル15(15X〜15z)等を取付けて
いる。これはステータヨーク11よりも基板29の方が
FGパターンコイル27を形成するのに絶縁等の点で都
合が良いからであり、FGパターンコイル27が基板2
9上ロータ2側のFGマグネット13に対向する位置に
形成され、更に磁極信号発生手段としてホール素子26
が1個基板29・上に設置されている。
FGマグネット13には複数のFG磁極が等間隔に形成
されている。かかる構成の本発明のブラシレスモータ1
0は、従来例のブラシレスモータ1の構成と比較して、
4板29及びFGパターンコイル27が増えた代りにホ
ール素子は3個から1個に減り、更にF G tフサ−
1フち不要となっており、この結果以下に説明するよう
に駆動回路も簡素化され、IC化し易いものとなってい
る。なお、図面上駆動コイル15は3輪のみ描かれてい
るが、従来例と同様に6輪でもかまわない。また、ボー
ル素子26の位置は、FGパターンコイル27と略同−
円上これが形成されていない範囲の中央部乃至中央部か
らFGパターンコイル27の先端側に約8°ずれた個所
にff1ilffするのが望ましい。
次にかかるブラシレスモータ10の駆動回路の構成につ
いて、第2図を参照して説明する。第2図は本発明のブ
ラシレスモータ10の駆動回路の基本的構成図である。
第2図において、3は周波数発生器(F re−que
ncy  Q encrator ;以下中にrFGJ
と記述する)であり、これは第1図示の「Gパターンコ
イル27と「Gマグネット13との組合わせによって構
成される。即ち、FGマグネット13の複数の「G磁極
から発生している磁束がロータ2の回転によってFGパ
ターンコイル27を横切ることによってFG倍信号第3
図(C)の矩形波)が形成されるものである。4は信号
切換器、5は起動信号発生器、6はホール素子26又は
後述する駆動磁極コイル等の磁極信号発生手段(駆vJ
mit−ンリー)、7は転流順序修正パルス発生器、8
は転流信号発生器である。なお、分周器521位相比較
器531位相補正増幅回路54、及びQ7については定
速回転を行なわせる動きとは異なる働きをするので、説
明は後述する。
次にこの駆動回路の具体的構成及び動作0作用について
、第3図及び第4図を併せ参照して説明する。第3図は
駆動回路各部の動作説明用のタイミングチャート、第4
図は磁極信号発生手段としてホール素子を使用した本発
明の第1実施例のブラシレスモータの具体的駆動回路図
である。第4図に示づ磁極信号発生手段であるホール素
子26は、ロータ2の回転に伴なう駆動マグネット14
の814の駆vJ磁極34に応じて第3図(Δ)に示す
ような磁極信号を発生する。この正弦波的な信号は反転
増幅器(Ope、 Amp、 > A 3等で構成され
た11う幅回路25及びバッフyB+にて増幅整形され
、第3図(B)に示すような矩形波信号となる。この矩
形波信号は次段の微分回路24にJ:つて立上りエツジ
が微分された磁極信号微分パルス(第3図(F)参照)
とされて、フリップフロップ回路F1のレット入力端子
Sに供給される。一方、FG3より発生する回転信号は
、増幅整形回路21で増幅、整形されて第3図(C)に
示すような矩形波のFG倍信号なる。このFG倍信号う
ちバッフ7B3に供給された信号は、次段の微分回路2
2及びバッファBうにて夫々微分、整形されて、第3図
(D)に示すようなFG作立上微分パルスとなる。一方
インバータlnvに供給されたFG倍信号ここで反転さ
れた後、次段の微分回路23及びバッファB4にて夫々
微分、!!!形されて、第3図(E)に示すようなFG
立下り微分パルスとなり、フリップフロップ回路F1の
リセット入力端子Rに供給される。即ち、フリップフロ
ップ回路F!のQ出力は、前述の磁極信(J微分パルス
でセットされ、旦っFG立下り微分パルスでリセットさ
れる(第3図(G)参照)わけである。そしてこのQ出
力信号とバッフ7 B 5からのFG作立上微分パルス
の論理積が転流順序修正パルス信号(第3図(H)参照
)となってANDゲートG1から出力され、転流信号発
生器8を構成するシフトレジスタF2〜F4の各リセッ
ト入力端子Rに供給され、これらをリセットするわけで
ある。
° 次に、起動時の動作について説明する。起動信号発
生器5は、第4図に示すように例えばセラミック振動子
41を用いて発振させ、起動クロック信号1oを発生し
て分周器42に供給する。モータ静止時には当然「G信
号がないので、分周器42の出力端子から例えば216
分周された起動クロック信号、fsが出力され、EX−
OR回路43の一方の入力端子に供給される。他方の入
力端子には増幅整形回路21からのFG信、el 1.
、が供給されているので、分周器42からの信号isの
レベルは、FG倍信号 FC)のレベルがH(高レベル
)であればEX−OR回路43によって反転され、L(
低レベル)ならば非反転で次段の転流信号発生器8に供
給されて、前述の如く回転磁界を発生してモータ10を
起動するしのである。
なJ3、FG倍信号19られず、駆動マグネット14の
11極位首が不定な起動時には、起動信号発生器5で発
生させたクロック信号を信号切@器4を介して転流信号
発生器8に入力する。この時は起動信号に対応した回転
6ti界が発生し、駆動マグネット14に駆動力を発生
させる。
以上、磁極fffi号発生手段としてホール素子26を
使用した実施例について説明したが、現在のところ、一
般的にホール素子は製造上のバラツキにより、外からの
印加磁界が零であっても例えば第5図(A)に示すよう
な不平′#雷電圧オフセット電圧)と呼ばれる直流電圧
を生じるものがある。
この不平衡電圧が発生すると、第5図(B)に示すよう
に磁極信号波形に位相のずれを生じさせてしまい、その
結果磁極信号微分パルスのタイミングをずらせてしまう
。このタイミングのずれが大きくなって、第5図(F)
に示すように1つ前のFG立下り微分パルス(第5図(
E)参照)よりも早くなると、フリップフロップ回路F
1のQ出力波形は第5図(G)に示すように仕り、転流
順序修正パルスが発生しなくなってしまう(第5図(H
)参照)。そこで、不平衝電圧を発生しない磁極信号発
生手段を使用することが望まれる。
本発明のブラシレスモータの第2実施例について、第6
図以下を参照して説明する。この実施例は、磁極信号発
生手段としてホール素子26の代りに、不平衡電圧を発
生しない駆動磁極コイル36を使用したものであり、そ
れ以外の傭構的構成については第1図示の第1実施例と
同様なので、第6図(△)の斜視図においては基板29
及びその上に形成またはIHされる部品以外は省略しで
ある。また、この図において、第1図示の第1実施例の
構成部分と同一部分には同−TI@を付してその詳細な
説明を省略する。第6図(A>から明らかなように、第
2実施例においては基板29上のホール素子26の明所
に駆動磁極コイル36を取付けている。このように構成
した基板2つと、前述のロータ2.ステータヨーク11
.軸18゜及び軸受19等を組合わせると、第6図(B
)に示ずようなブラシレスモータ20が完成する。
第7図はかかるブラシレスモータの駆動回路の具体的構
成の一部である。即ち第4図示の回路と構成の異なる部
分及びその近傍のみを示した。この回路図において第4
図示の第1実施例の回路構成と同一構成部分には同一番
号を付してその詳細な説明を省略する。この駆動回路の
具体的構成及び動作1作用について、第7図及び第1.
3.6図を併せ参照して説明する。第6図及び第7図に
示′?j磁極信号発生手段である駆動磁極コイル36は
、[コータ2の回転に伴なう駆動マグネット14の8極
の駆動ta極34に応じて第3図(△)に示・すような
磁極信号を発生する。この正弦波的な信号は反転増幅器
(Ope、 Amp、 )△3等で構成された増幅回路
25及びバッファB1にて増幅整形され、第3図(B)
に示すような矩形波信号となる。この矩形波信号は次段
の微分回路24によって立上りエツジが微分された磁極
信号微分パルス(第3図(F)参照)とされて、フリッ
プフロップ回路F1のピット入力端子Sに供°給される
。一方、FG3より発生する回転信号は、増幅整形回路
21で増幅、整形されて第3図(C)に示づような矩形
波の「G信号となる。このFG倍信号うちバッフ7B 
3に供給された信号は、次段の微分回路22及びバッフ
ァB5にて夫々微分、整形されて、第3図(D)に示す
ような「G立上り微分パルスとなる。一方インバータl
nvに供給されたFG倍信号ここで反転された後、次段
の微分回路23及びバッファB4にて夫々微分、整形さ
れて、第3図(E)に示すようなFG立下り微分パルス
となり、フリップフロップ回路「1のリセット入力端子
Rに供給される。即ち、フリップフロップ回路F1のQ
出力は、前述の磁極信号微分パルスでセットされ、かつ
FG立下り微分パルスでリセットされる(第3図(G)
参照)わけである。そしてこのQ出ツノ信号とバッファ
B5からのFG立上り微分パルスの論理積が転流順序修
正パルス信号(第3図(1」)参照)となってANDゲ
ートG1から出力され、第4図に示した転流信号発生器
8を構成するシフトレジスタ「2〜F4の各リセット入
力端子Rに供給され、これらをリセットするわけである
前述したように、本発明のブラシレスモータの第2実施
例は、vii極信号発生手段として不平衡電圧を生じな
い駆!IJla!4コイル36を使用したので、転流順
序修正パルスが発生しなくなる虞れは全くなくなり、3
個のシフトレジスタ「2〜F4を確実にリセットするよ
うになった。このため、駆動磁極34のS極からN極へ
の切替わり時に転流順序が修正されるため、ロータ2が
1回転する度に駆動磁極数の1/2回の修正動作が発生
する。即ち本実施例では1回転当り4回の修正動作が行
なわれるので、異常な転流順序で起動しても、1/4回
転すれば正常な転流順序となり、回転起動動作が確実で
有効なトルクが得られるものである。
なお、本実施例においては駆動磁極コイル36を設置す
る代りに、第8図に示すように、磁極信号発生手段の変
形例として基板29上に直接駆動磁極パターンコイル4
6を形成した構成としてもよい。その場合、駆f、tl
 !i極極少ターンコイル46基板29上に、駆動マグ
ネット14の駆動磁極34の個数の半数(本実施例では
4個)の凹凸を形成すればJ:い。そしてその形成方法
としては、FGパターンコイル27と同時に、基板2つ
上に例えばFGパターンコイル27と同様な電気電導体
をJツヂングや印刷等の方法によって形成することがで
きるので、駆動磁極コイル36やホール素子26を取付
けるのに比べて少ない工数で実現でき、配線の工程が不
要となる。しかも、FGパターンコイル27に対する相
対的な位置精度を高めることが容易にでき、更に、絶縁
さえ充分に行なえば駆動コイル15と基板29との間に
l!it!Ifすることができるので、スパースフ1ク
ターが向上するという特長をもイイしている。また、駆
#Jlitl極パターンコイル46とFGパターンコイ
ル27の2つの端子のうちいずれか一方を共通にする(
第8図示の例では端子p2が共通となっている)ことが
できるので、配線は一層便利になる。なお、端子p1と
p2との間は回転角で15°に形成し、端子p2とp3
との間はFGパターンコイル27の1極分の角度に設定
するとよい。
次に本発明のブラシレスモータの第2実施例の第2変形
例について、第9図及び第10図と共に説明する。この
実施例は、磁極信号発生手段として不平衡電圧を発生し
ない駆動磁極パターンコイル46を使用した点は前述の
第1変形例と同じであるが、駆動コイル15を基板29
上に設置するのではなく、基板29とステータヨーク1
1との間の例えば4隅に、適当な高さを有するスペーサ
3つを取付けることにより両者の間に所定の隙間を設け
、この隙間に複数の駆動コイル15を設置した点が異な
っている。かかる構成により、第10図に示すように駆
動マグネット14をFGマグネット13と同様、基板2
9に近づけることができる。即ち同一平面上に両マグネ
ットを配設できるので、駆動磁極34とFG磁極33と
を唯1つのマグネットを用いてそれに着磁することがで
き、別々のマグネットを使用する構成例に比べて構成が
簡素化され、作り易くなるのみならず、着磁の相対的位
置関係の精度を高めることもできる。このように構成し
たステータヨーク11.複数の駆動コイル15.及び基
板29等と、第1図示のロータ2.ステータヨーク11
.軸18.及び軸受19等を組合わせると、第10図に
示すようなブラシレスモータ30が完成するものである
以上の実施例においては、駆動磁極パターンコイル4G
をF Gパターンコイル27と同一平面上に形成するも
のとして説明したが、これに限ることなく例えば基板2
9の裏面と表面とに夫々分けて配設してもよく、また、
基板を2枚以上重ねて互いに異なる基板に形成するもの
としてもよい。
このように、本発明になるモータは前述のFG・信号に
応じて速度制御をかけることにより、小型。
安価で、かつ信頼性の高い速度側tI1機構を右づるブ
ラシレスモータが得られるものである。特に、起動信号
発生器用のセラミック振動子41を用いた発振器39か
らのto倍信号基準クロックとして速度制御をか【プる
ことにより、部品点数の増加をそれほど伴なわないでセ
ラミック振動子41の発振精度と同等の回転速度精度が
1りられ、経済的波及効果も大である。
なお、以上説明してきた各実施例のブラシレスモータ(
10,20,30)に、更にロータ2の回転速度を制御
する手段を設けてもよい。この回転速度を制御するため
の回路は、第2図に示した分周器52、位相比較器53
1位相補正増幅回路54.及び制御用トランジスタ07
等によっぞ構成される。
これらの構成を速度制御部51と呼ぶことにし、以下そ
の具体的構成及び動作について第4図簀を参照しながら
説明する。この図における起動信号発生器5からのクロ
ック信号Joを例えば5120分周して 120 H,
のl1周波数信号を作り、位相比較回路53で前述のF
G倍信号 FQと位相比較して、その出力を位相補正増
幅回路54 (111幅回路56に位相補正回路57に
よるフィードバックをかける形で構成している)で位相
補正をかけながら退官増幅して、制御用1〜ランジスタ
Q7のベースに印加している。この場合、モータ(1o
、20.30)は300rpmで定速回転する。なお5
5はローパスフィルタであり、精度の高い基準周波数信
号を作るためのものである。
このように構成した本発明のブラシレスモータの駆動回
路構成部分はIC化に適してJ3す、rC化した場合更
に小さなスペース内に収納可能となり、しかも部品点数
の低減1組立て工程の簡素化も計ることができ、イの結
果信頼性も向上する。
更に速度制御部も含めてIC化することもでき、この場
合より大ぎなスペースメリットと経済的効果が生じる。
また、本発明のブラシレスモータをフロッピーディスク
ドライブHaに適用した場合、転流順序修正パルスはデ
ータのリード、ライト(読み書き)を制御するいわゆる
インデックス信号として用いることが可能であり、更に
またVTRのドラム駆動用モータに適用した場合には、
同様に転流順序修正をビデオヘッドを切換える信号とし
て用いることも可能である。これらの場合にも従来のモ
ータを使用している現行機種に比べて部品の点数を削減
でき、機器の小形化、高信頼化が図れ、しかもコスト低
減等の経済的波及効果も大ぎい。
〔効果〕
本発明のブラシレスモータは以上詳述したように構成し
たので、従来のブラシレスモータのようなホール素子等
の位置検出素子を配設するスペースが不要であり、従っ
て配線する必要もないので、部品点数を少なくし冑、従
って組立て工数も減少し得るのでモータの信頼性が向上
すると共に、小形化に貢献し、かつ安価に実現でき、特
にトルクリップルの少ない多相モータにおいてこれらの
特長を一層発揮し、しかもIC化が容易に実現出来、従
来多相の有接点モータ(ブラシ付きモータ)しか使用で
きなかった高回転精度が要求される機器にもブラシレス
モータを適用することが可能となり、機器の信頼性、精
度を落さずに、モータの小形化による11!全体として
の小形化が実現でさる等様々な特長をイ1するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブラシレスモータの第1実施例の一紮
埠潜分解斜視図、第2図は本発明のブラシレスモータの
駆動回路の基本構成を示すブロック図、第3図は駆リノ
回路の各部の動作を説明するためのタイミングチャート
、第4図は磁極信号発生手段としてホール素子を使用し
た本発明の第1実施例のブラシレスモータの具体的駆動
回路図、第5図は第4図示の駆動回路の各部の動作を説
明するためのタイミングチャート、第6図(A)及び(
B)は夫々本発明のブラシレスモータの第2実施例のコ
イル構成部分の斜視図及び組立て後の側面断面図、第7
図は磁極信号発生手段として駆OFIA極コイルを使用
した本発明の第2実施例のブラシレスモータの具体的駆
動回路の部分図、第8図は磁極信号発生手段として駆動
磁極パターンコイルを使用した本発明の第2実施例の第
1変形例のブラシレスモータの部分的構成図、第9図及
び第10図は夫々本発明の第2実施例の第2変形例2−
o−タ、3−F G (F requency  Q 
enerator) 、4・・・信号切換器、5・・・
起動信号発生器、6・・・駆動磁極センサー、7・・・
転流順序修正パルス発生器、8・・・転流信号発生器、
10,20.30・・・ブラシレスモータ、11・・・
ステータ]−り、12・・・ロータヨーク、13・・・
FGマグネット、14・・・駆動マグネット、15・・
・駆動コイル、21・・・増幅整形回路、22〜24・
・・微分回路、25・・・増幅回路、26・・・ホール
素子、27・・・FGパターンコイル、29・・・基板
、33・・・FGIit!極、34・・・駆動磁極、3
6・・・駆動磁極コイル、42.52・・・分周器、4
3・・・EX−OR回路、46・・・駆動磁極パターン
コイル、51・・・速度制御部、53・・・位相比較器
、54・・・位相補正増幅回路、56・・・増幅回路、
57・・・位相補正回路、A3・・・反転増幅器、81
〜B5・・・バッファー、Fビ・・フリップフロップ回
路、F2〜F 4−レジスタ、G+”・ANDゲート、
lnv・・・インバータ、Q7・・・制御用トランジス
タ。 特許出願人  日本ビクター株式会社 第5図 第6図(A) 第6図(B) 第 8図 第9図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)M相(Mは2以上の整数)の駆動コイルと、該駆
    動コイルに励磁電流を順次切換えながら流すことにより
    回転磁界を発生させる固定子と、P極(Pは2以上の整
    数)の駆動磁極を有する永久磁石と、該回転磁界により
    回転駆動される回転子と、該回転子の回転に応じて1回
    転当りF個の回転信号を発生する回転信号発生手段と、
    起動時には所定の周波数の起動信号に応じて、運転時に
    は該回転信号に応じて該駆動コイルの励磁電流を順次切
    換えて流す駆動回路と、該駆動磁極に応じた磁極信号を
    発生する磁極信号発生手段と、該磁極信号発生手段から
    の磁極信号に応じて該駆動回路の転流順序を修正する修
    正手段とを具備し、上記M(駆動コイルの相数)、P(
    駆動磁極の極数)、F(1回転当りの回転信号発生数)
    がF=M×P×N(Nは正の整数)の関係であることを
    特徴とするブラシレスモータ。
  2. (2)M相(Mは2以上の整数)の駆動コイルと、該駆
    動コイルに励磁電流を順次切換えながら流すことにより
    回転磁界を発生させる固定子と、P極(Pは2以上の整
    数)の駆動磁極を有する永久磁石と、該回転磁界により
    回転駆動される回転子と、該回転子の回転に応じて1回
    転当りF個の回転信号を発生する回転信号発生手段と、
    起動時には所定の周波数の起動信号に応じて、運転時に
    は該回転信号に応じて該駆動コイルの励磁電流を順次切
    換えて流す駆動回路と、該駆動磁極に応じた磁極信号を
    発生する磁極信号発生手段と、該磁極信号発生手段から
    の磁極信号に応じて該駆動回路の転流順序を修正する修
    正手段と、上記回転信号発生手段よりの回転信号に応じ
    て、モータの回転速度を制御し得る回転速度制御手段と
    を具備し、上記M(駆動コイルの相数)、P(駆動磁極
    の極数)、F(1回転当りの回転信号発生数)がF=M
    ×P×N(Nは正の整数)の関係であることを特徴とす
    るブラシレスモータ。
  3. (3)磁極信号発生手段は、駆動磁極に対向する位置に
    設置された駆動磁極コイルであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載のブラシレスモータ。
  4. (4)回転信号発生手段は、回転子に配置され多極着磁
    を有する永久磁石と、該永久磁石に対向した基板上に配
    置されたFGパターンコイルとで構成すると共に、磁極
    コイルは該基板上に配置されたパターンコイルであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    ブラシレスモータ。
JP61035695A 1986-02-20 1986-02-20 ブラシレスモ−タ Pending JPS62193589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01144379A (ja) * 1987-08-31 1989-06-06 Sanyo Electric Co Ltd 回転検出装置
JPH0393488A (ja) * 1989-09-05 1991-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシレスモータの速度検出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01144379A (ja) * 1987-08-31 1989-06-06 Sanyo Electric Co Ltd 回転検出装置
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