JPS6219286A - アルマイト処理部品の部分塗装仕上げ方法 - Google Patents
アルマイト処理部品の部分塗装仕上げ方法Info
- Publication number
- JPS6219286A JPS6219286A JP15995585A JP15995585A JPS6219286A JP S6219286 A JPS6219286 A JP S6219286A JP 15995585 A JP15995585 A JP 15995585A JP 15995585 A JP15995585 A JP 15995585A JP S6219286 A JPS6219286 A JP S6219286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alumite
- corrosion resistance
- anodized aluminum
- adhesion
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、装飾部品などのアルマイト処理部品を部分塗
装し、これを封孔処理にて仕上げる方法に関するもので
ある〇 (従来の技術) 従来、車両用ガーニッシュ等のアルミニウム製品を部分
塗装する際は、塗装されない部品表面の耐食性を確保で
きるよう、あらかじめその全面にアルマイト処理を施し
、この後、封孔処理を施して部分塗装を行っている0し
かし、封孔処理を施したうえで部分塗装を行った場合は
。
装し、これを封孔処理にて仕上げる方法に関するもので
ある〇 (従来の技術) 従来、車両用ガーニッシュ等のアルミニウム製品を部分
塗装する際は、塗装されない部品表面の耐食性を確保で
きるよう、あらかじめその全面にアルマイト処理を施し
、この後、封孔処理を施して部分塗装を行っている0し
かし、封孔処理を施したうえで部分塗装を行った場合は
。
素地の表面が滑らかであるため、部分塗装した部分の塗
膜の密着性が悪く剥離の原因となる◎部分塗装部位にお
ける塗膜の密着性を良好にするKは、封孔処理を施すこ
となくアルマイト処理表面に部分塗装を行えばよいが、
この場合には、未塗装部位における耐食性が悪くなると
いう問題がある。
膜の密着性が悪く剥離の原因となる◎部分塗装部位にお
ける塗膜の密着性を良好にするKは、封孔処理を施すこ
となくアルマイト処理表面に部分塗装を行えばよいが、
この場合には、未塗装部位における耐食性が悪くなると
いう問題がある。
このように従来技術においては、アルマイト処理部品を
部分塗装する際、塗膜の密着性と未塗装部位の耐食性を
如何にして同時に確保するかが重要な課題になっている
。
部分塗装する際、塗膜の密着性と未塗装部位の耐食性を
如何にして同時に確保するかが重要な課題になっている
。
本発明は、上記の問題点を解決すべく種々検討した結果
、案出されたもので、塗装皮膜の密着性と未塗装面の耐
食性との双方を確保できる。
、案出されたもので、塗装皮膜の密着性と未塗装面の耐
食性との双方を確保できる。
アルマイト処理部品の部分塗装仕上げ方法を提供しよう
とするものである。
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
m膜の密着力を確保するには、封孔処理を行うことなく
直接塗装すればよい。また、アルマイト処理部品の耐食
性を確保するためには、未塗装面のみに封孔処理を行え
ばよい0本発明方法は、この点に着目して完成されたも
のである。
直接塗装すればよい。また、アルマイト処理部品の耐食
性を確保するためには、未塗装面のみに封孔処理を行え
ばよい0本発明方法は、この点に着目して完成されたも
のである。
すなわち1発明の構成は、全面アルマイト処理されたア
ルミニウム製の部品に部分塗装を施し。
ルミニウム製の部品に部分塗装を施し。
その後、未塗装部位に封孔処理を行うことを特徴とする
ものである。この封孔処理は、塗膜およびアルマイト皮
膜への影響を考慮して90〜100℃位の温水で行うこ
とが好ましい〇(作用) アルミニウムを陽極酸化して得られるアルマイト皮膜は
、素地の表面が多孔質で粗いため。
ものである。この封孔処理は、塗膜およびアルマイト皮
膜への影響を考慮して90〜100℃位の温水で行うこ
とが好ましい〇(作用) アルミニウムを陽極酸化して得られるアルマイト皮膜は
、素地の表面が多孔質で粗いため。
部分塗装した塗膜の密着力は大きいものとなる0他方、
未塗装部位については、アルマイト皮Mに封孔処理が加
えられ不活性になるため、塗装部位と同様に優れた耐食
性が確保される0(実施例) 以下に本発明の一実施例について説明する。
未塗装部位については、アルマイト皮Mに封孔処理が加
えられ不活性になるため、塗装部位と同様に優れた耐食
性が確保される0(実施例) 以下に本発明の一実施例について説明する。
先ずアルミニウム材(JIS規格A1100)のテスト
パネル(70X100mm)を用意し、このテストパネ
ル全面に一般的な硫酸浴によシミ流密度IA/d−の条
件で20分間アルマイト処理を行った。この後、アクリ
ルポリオールとインシアネートプレポリマーから成る二
液混合形ウレタン塗料によシ、テストパネルの表面半分
に膜厚20〜50μmの塗装を施した。次に、このテス
トパネルの未塗装部位における耐食性を確保するため、
テストパネルの塗装されなかった表面に封孔処理を実施
した0封孔処理は90℃の温水に約15分間浸漬して行
った◇ 上記の部分塗装方法で防食処理されたテストピースの表
面状態を図に示す0図中、1はテストピースのアルきニ
ウム素材、2は該素材1表面に形成されたアルマイト皮
膜層、3は該アルマイト皮膜層2の上に部分塗装された
ウレタンの塗膜層、4は温水によって封孔処理された部
分を示す。
パネル(70X100mm)を用意し、このテストパネ
ル全面に一般的な硫酸浴によシミ流密度IA/d−の条
件で20分間アルマイト処理を行った。この後、アクリ
ルポリオールとインシアネートプレポリマーから成る二
液混合形ウレタン塗料によシ、テストパネルの表面半分
に膜厚20〜50μmの塗装を施した。次に、このテス
トパネルの未塗装部位における耐食性を確保するため、
テストパネルの塗装されなかった表面に封孔処理を実施
した0封孔処理は90℃の温水に約15分間浸漬して行
った◇ 上記の部分塗装方法で防食処理されたテストピースの表
面状態を図に示す0図中、1はテストピースのアルきニ
ウム素材、2は該素材1表面に形成されたアルマイト皮
膜層、3は該アルマイト皮膜層2の上に部分塗装された
ウレタンの塗膜層、4は温水によって封孔処理された部
分を示す。
本実施例の部分塗装について、塗膜層3の密着性および
未塗装部位Bの耐食性を試験し、その結果を、封孔処理
後塗装したもの(比較例1)、および封孔処理すること
なく塗装したものと比較した(比較例2))この比較結
果を表1に示す◎なお、密着性の試験については、塗装
部位を60℃の温水に40.QHr浸漬して調べた◎ま
た。耐食性については、480Hrの塩水噴霧試験を行
って調べた0 上記の表からも明らかなように、比較例1のものでは塗
膜の密着性が不十分であり、比較例2のものでは未塗装
部位の耐食性が不良であった0即、総合評価では両比較
例1,2のものは不合格であった0これに対し、本実施
例のものでは密着性と耐食性がいずれも良好であり、総
合評価で合格と判定された。 4゜本
実施例のものについて考察すると、塗装部住人は、吸着
性をもつアルマイト皮膜2に封孔処理せずに直接塗装す
るため、密着性が優れた面とな9.かつ耐食性も塗膜5
により保護され良好になるのである・一方、未塗装部位
Bは、アルマイト皮膜20表面が封孔処理されるため。
未塗装部位Bの耐食性を試験し、その結果を、封孔処理
後塗装したもの(比較例1)、および封孔処理すること
なく塗装したものと比較した(比較例2))この比較結
果を表1に示す◎なお、密着性の試験については、塗装
部位を60℃の温水に40.QHr浸漬して調べた◎ま
た。耐食性については、480Hrの塩水噴霧試験を行
って調べた0 上記の表からも明らかなように、比較例1のものでは塗
膜の密着性が不十分であり、比較例2のものでは未塗装
部位の耐食性が不良であった0即、総合評価では両比較
例1,2のものは不合格であった0これに対し、本実施
例のものでは密着性と耐食性がいずれも良好であり、総
合評価で合格と判定された。 4゜本
実施例のものについて考察すると、塗装部住人は、吸着
性をもつアルマイト皮膜2に封孔処理せずに直接塗装す
るため、密着性が優れた面とな9.かつ耐食性も塗膜5
により保護され良好になるのである・一方、未塗装部位
Bは、アルマイト皮膜20表面が封孔処理されるため。
十分な耐食性を有する面となるのである〇実施例では温
水によシ封孔処理したが、水蒸気、合成樹脂、あるいは
油脂によシ化学的もしくは電気化学的に封孔処理しても
よい・又、塗料の種類はウレタン系に限らないが、焼付
温度が70〜90℃であるものが好ましい〇(発明の効
果ン 以上のように本発明は、アルマイト処理面に部分塗装し
たのち未塗装部位に封孔処理を行う方法であるから、塗
装部位において十分な塗膜密着性が確保され、加えて未
塗装部位における耐食性も同時に保証されるという特有
の効果がある〇
水によシ封孔処理したが、水蒸気、合成樹脂、あるいは
油脂によシ化学的もしくは電気化学的に封孔処理しても
よい・又、塗料の種類はウレタン系に限らないが、焼付
温度が70〜90℃であるものが好ましい〇(発明の効
果ン 以上のように本発明は、アルマイト処理面に部分塗装し
たのち未塗装部位に封孔処理を行う方法であるから、塗
装部位において十分な塗膜密着性が確保され、加えて未
塗装部位における耐食性も同時に保証されるという特有
の効果がある〇
図は本発明方法に係るアルマイト処理部品の表層部分を
模式的に示す断面図である。
模式的に示す断面図である。
Claims (1)
- (1)アルマイト処理部品に部分塗装を施した後、該処
理部品の未塗装部位に封孔処理を行うことを特徴とする
アルマイト処理部品の部分塗装仕上げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15995585A JPS6219286A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | アルマイト処理部品の部分塗装仕上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15995585A JPS6219286A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | アルマイト処理部品の部分塗装仕上げ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6219286A true JPS6219286A (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=15704817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15995585A Pending JPS6219286A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | アルマイト処理部品の部分塗装仕上げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6219286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02281925A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-19 | Kumi Kasei Kk | 積層成形品の製造方法 |
JPWO2004055248A1 (ja) * | 2002-12-16 | 2006-04-20 | コロナインターナショナル株式会社 | アルミニウム材と合成樹脂成形体の複合品及びその製造法 |
CN111270287A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-06-12 | 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 | 一种铝构件通孔的局部阳极氧化方法 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP15995585A patent/JPS6219286A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02281925A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-19 | Kumi Kasei Kk | 積層成形品の製造方法 |
JPWO2004055248A1 (ja) * | 2002-12-16 | 2006-04-20 | コロナインターナショナル株式会社 | アルミニウム材と合成樹脂成形体の複合品及びその製造法 |
JP4541153B2 (ja) * | 2002-12-16 | 2010-09-08 | コロナインターナショナル株式会社 | アルミニウム材と合成樹脂成形体の複合品の製造法及びその複合品 |
CN111270287A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-06-12 | 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 | 一种铝构件通孔的局部阳极氧化方法 |
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