JPS62191902A - 数値制御装置における原点復帰方法 - Google Patents

数値制御装置における原点復帰方法

Info

Publication number
JPS62191902A
JPS62191902A JP3487586A JP3487586A JPS62191902A JP S62191902 A JPS62191902 A JP S62191902A JP 3487586 A JP3487586 A JP 3487586A JP 3487586 A JP3487586 A JP 3487586A JP S62191902 A JPS62191902 A JP S62191902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
origin
movable member
sensor
sensing state
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3487586A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Tanikoshi
谷越 慶次
Shingo Hanabusa
花房 慎吾
Yoshifumi Kawabata
川畑 好史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP3487586A priority Critical patent/JPS62191902A/ja
Publication of JPS62191902A publication Critical patent/JPS62191902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、数値制御装置における原点復帰方法に関する
(従来技術とその問題点) 従来の方法としては、特開昭59−77519号公報に
示されているものが知られている。
この従来方法によれば、構成的には、予め、原点近傍領
域に対して作業領域と反対側に位置するオーバトラベル
側領域の極限と、それに近い側の原点近傍領域の端との
距離を測定しておき、その距離に特定量を加えたものを
設定移動量として決め、かつ、可動部材と固定部材のう
ち、一方に、可動部材が原点近傍領域に移動したときに
作用ずろようにリミットスイッチを設け、そして、他方
に、リミットスイッチに作用するドグを設けている。
そして、原点復帰に際しては、先ず、リミットスイッチ
が感知状態(可動部材が原点近傍領域にある状態)にあ
るかどうかを判別し、リミットスイッチが感知状態にあ
るときには、その位置から作業領域側に向かうように可
動部材を移動させ、リミットスイッチが非感知状態にな
ったときに、そこを機械原点として移動を停止する。
リミットスイッチが感知状態−にないときには、可動部
材を作業領域側に向かうように移動させ、前記設定移動
量だけ移動した段階で、前記リミットスイッチが感知状
態にあるか非感知状態にあるかを判別し、そこで、リミ
ットスイッチが感知状態にあるときには、引き続いて作
業領域側に向かうように可動部材を移動し、リミットス
イッチが非感知状態になったときに、そこを機械原点と
して移動を停止する。逆に、リミットスイッチが非感知
状態にあれば、可動部材が当初作業領域にあったとして
、可動部材を逆方向に移動し、リミットスイッチが感知
状態になったときに、そこを機械原点として移動を停止
する。
これらの動作により、可動部材が、原点近傍領域、オー
バトラベル領域および作業領域のいずれにあっても、機
械原点に復帰できるようにしていた。
しかしながら、このような従来例の場合では、可動部材
が作業領域の機械的極限の近くにあったときには、設定
移動量移動するまでに、可動部材が機械的極限に衝突し
、可動部材を不測に破損する虞があった。
この衝突破損を防止するためには、機械的極限を作業領
域の極限よりも設定移動量だけ離れた位置に設定し、か
つ、原点復帰に際しては、可動部材を機械的極限に近い
位置まで移動できるように措成しなければならず、装置
全体か大きくなる欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、装置を大型化することなく可動部材の機械的極限へ
の衝突を防止して、原点復帰を良好に行なえるようにす
ることを目的とする。
(発明の構成と効果) 本発明の数値制御装置における原点復帰方法は、このよ
うな目的を達成するために、固定部材と、それに対して
駆動機構により駆動変位される可動部材のうち、一方に
、前記可動部材が原点近傍領域に変位したことを感知す
る原点用センサと、前記可動部材が極限近傍位置に変位
したことを感知する極限用センサとを備え、他方に、前
記原点用センサおよび極限用センサそれぞれに感知する
被検出部材を備え、かつ、前記駆動機構が単位量駆動す
るごとに単位駆動信号を出力する単位量駆動検出手段を
備え、原点復帰モードに切り替えたときに、前記駆動機
構を前記可動部材が前記極限用センサに近付く側に変位
するように駆動し、前記原点近傍領域から外れて最初に
前記単位駆動信号が出力された位置を機械原点の位置に
設定し、前記原点用センサが感知状態か非感知状態かを
判別し、前記原点用センサが感知状態のときには、前記
原点近傍領域から前記機械原点側−・の移動状態で前記
原点用センサが非感知状態になってから前記単位量駆動
検出手段からの最初の単位駆動信号出力に応答して前記
駆動機構を停止し、前記原点用センサが非感知状態のと
きには、前記可動部材の移動に伴なって、前記原点用セ
ンサと前記極限用センサのいずれが感知状態になったか
を判別し、面配属点用センサが感知状態になったと判別
したときには、前記原点近傍領域から前記機械原点側へ
の移動状態で前記原点用センサが非感知状態になってか
ら前記単位量駆動検出手段からの最初の単位駆動信号出
力に応答して前記駆動機構を停止し、前記極限用センサ
が感知状態になったと判別したときには、前記可動部材
が前記原点近傍領域側に移動するように前記駆動機構の
駆動状態を切り替え、その後の前記可動部材の移動に伴
なって前記原点用センサが感知状態になってから、更に
、前記原点近傍領域から前記機械原点側への移動状態で
前記原点用センサが非感知状態になってから前記単位量
駆動検出手段からの最初の単位駆動信号出力に応答して
前記駆動機構を停止するようにしたことを特徴とする。
本発明方法によれば、極限用センサと被検出部材とを設
け、その極限用センサが感知状態になったときに、そこ
から可動部材を逆方向に移動させて機械原点に復帰する
から、極限用センサおよび被検出部材を、可動部材が作
業領域の極限の近くに移動したときに作用するように配
置しておくことにより、可動部材が作業領域の極限以上
に移動することを回避でき、作業領域の極限近くに機械
的極限があったとしても、可動部材を機械的極限にまで
移動させず、従来のように、原点復帰のために作業領域
外に設定移動量だけ移動できるスペースを確保せずに済
み、装置を大型化することなく、可動部材の機械的極限
への衝突を防止できるようになった。
また、原点近傍領域から前記機械原点側への移動状態で
前記原点用センサが非感知状態1.:、なってから前記
単位量駆動検出手段からの最初の単位駆動信号出力に応
答して前記駆動機構を停止し、そこを機械原点とするか
ら、例えば、サーボモータの1回転ごとに単位駆動信号
を出力するように構成するとか、172回転あるいは2
回転ごとに単位駆動信号を出力するといったように構成
することにより、機械原点を適宜変更することができ、
機械原点の設定の自由度が高く、実用上極めて便利に数
値制御装置を構成できる利点がある。
(実施例の説明) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は、本発明の実施例に係る数値制御装置の
概略構成を示す構成図である。この図において、1は、
駆動機構としてのサーボモータ、2は可動部材であり、
可動部材2がボールスクリュー3に外嵌され、そのボー
ルスクリュー3とサーボモータlの駆動軸4とが継ぎ手
5を介して一体回転自在に連動連結され、サーボモータ
Iの正逆転駆動により、前記可動部材2を時計回りの方
向(CW)または反時計回りの方向(COW)に駆動移
動するように構成されている。
6は固定部材であり、この固定部材6上に、可動部材2
が原点近傍領域に変位したことを感知する原点用センサ
7と、可動部材2が、サーボモータl側の極限近傍位置
に変位したことを感知する極限用センサ8と、可動部材
2が、サーボモータlとは反対側の極限近傍位置に変位
したことを感知する極限用センサ9とが設けられている
。これらの極限用センサ7.8.9それぞれとしては、
図示のようなリミットスイッチに限らず、例えば、近接
スイッチとか超音波センサ、あるいは、光学センサなど
各種のものが採用できる。
また、前記可動部材2には、原点用センサ7および極限
用センサ8,9それぞれに感知する被検出部材としての
ドグlOが設けられている。。
サーボモータ1には、単位量駆動検出手段としてのエン
コーダ11が付設され、サーボモータ1が単位量として
1回転駆動するごとに単位駆動信号(Z相出力)を出力
するようになっている。
前記エンコーダ11からの単位駆動信号、而記原点用セ
ンサ7からの感知信号および前記極限用センサ8,9か
らの感知信号が、それぞれ制御回路I2に人力されるよ
うになっている。また、制御回路12には、原点復帰時
の起動方向選択スイッチ13が接続されている。
以上の構成により、電源投入後等において、前記制御回
路12からの指令信号によって可動部材2を自動的に機
械原点に復帰するようになっており、次に、その本発明
方法の第1および第2実施例それぞれについて説明する
なお、両実施例では、いずれにおいても、原点用センサ
7が感知状態となる原点近傍領域から外れて最初にエン
コーダ11から単位駆動信号が出力された位置を機械原
点の位置に設定しである。
また、単位駆動信号としては、サーボモータ1の1回転
ごとに信号が出力されるようになっている。
■第1実施例 この実施例では、原点復帰時に原点検索方向と逆方向に
可動部材2を駆動するように起動方向選択スイッチ13
が切り替えられている。
この状態で、原点復帰モードに切り替えたときに、第2
図のタイムチャートに示すように、先ず、可動部材2が
反時計回りの方向(CCW)に変位するようにサーボモ
ータlを駆動する。
このとき、原点用センサ7が感知状態か非感知状態かを
判別し、原点用センサ7が感知状態のとき、即ち、可動
部材2が原点近傍領域Bにあるときには、第2図(ロ)
に示すように、その時点からエンコーダ11による単位
駆動信号の出力があるまで反時計回りの方向に低速で駆
動変位させ、単位駆動信号出力に応答して反転させる。
そして、時計回りの方向に可動部材2を低速で移動させ
、原点用センサ7が非感知状態に切り替わってからエン
コーダ11からの最初の単位駆動信号出力に応答してサ
ーボモータ1を停止し、そこを機械原点として原点復帰
処理を終了する。
前記原点用センサ7が非感知状態のときには、可動部材
2を反時計回りの方向に高速で移動させ、その移動に伴
なって、原点用センサ7と極限用センサ8のいずれが感
知状態になったかを判別し、原点用センサ7が感知状態
になったと判別したとき、即ち、当初において可動部材
2が作業領域Cにあったと判別したときには、第2図(
ハ)に示すように、原点用センサ7が感知状態になって
からエンコーダ11からの最初の単位駆動信号出力に応
答してサーボモータlを反転させる。そして、時計回り
の方向に可動部材2を低速で移動させ、原点用センサ7
が非感知状態に切り替わってからエンコーダ11からの
最初の単位駆動信号出力に応答してサーボモータ1を停
止し、そこを機械原点として原点復帰処理を終了する。
前記原点用センサ7が非感知状態のときで、そこからの
可動部材2の反時計回りの方向への高速移動に伴なって
極限用センサ8が感知状態になったと判別したとき、即
ち、当初において可動部材2かモータ側作業領域Aにあ
ったと判別したときには、第2図(イ)に示すように、
その時点からサーボモータlを反転させる。そして、可
動部材2を時計回りの方向に高速で移動させ、原点用セ
ンサ7が感知状態になった時点で低速に切り換えて、引
き続き時計回りの方向に移動し、更に、原点用センサが
非感知状態になってからエンコーダIfからの最初の単
位駆動信号出力に応答してサーボモータlを停止し、そ
こを機械原点として原点復帰処理を終了する。
■第2実施例 この実施例では、原点復帰時、原点検索方向に可動部材
2を駆動するように起動方向選択スイッチI3が切り替
えられている。
この状態で、原点復帰モードに切り替えたときに、第3
図のタイムチャートに示すように、先ず、可動部材2が
時計回りの方向(CW)に変位するようにサーボモータ
lを駆動する。
このとき、原点用センサ7が感知状態か非感知状態かを
判別し、原点用センサ7が感知状態のとき、即ち、可動
部材2が原点近傍領域Bにあるときには、第3図(ロ)
に示すように、その時点から時計回りの方向に可動部材
2を低速で移動させ、原点用センサ7が非感知状態に切
り替イっってからエンコーダ11からの最初の単位駆動
信号出力に応答してサーボモータlを停止し、そこを機
械原点として原点復帰処理を終了する。
前記原点用センサ7が非感知状態のときには、可動部材
2を時計回りの方向に高速で移動させ、その移動に伴な
って、原点用センサ7と極限用センサ9のいずれが感知
状態になったかを判別し、原点用センサ7が感知状態に
なったと判別したとき、即ち、当初において可動部材2
がモータ側作業領域Aにあったと判別したときには、第
3図(イ)に示すように、原点用センサ7が感知状態に
なってからサーボモータlを低速に切り換える。そして
、時計回りの方向に可動部材2を低速で移動させ、原点
用センサ7が非感知状態に切り替わってからエンコーダ
11からの最初の単位駆動信号出力に応答してサーボモ
ータ1を停止し、そこを機械原点として原点復帰処理を
終了する。
前記原点用センサ7が非感知状態のときで、そこからの
可動部材2の時計回りの方向への高速移動に伴なって極
限用センサ9が感知状態になったと判別したとき、即ち
、当初において可動部材2が作業領域Cにあったと判別
したときには、第3図(ハ)に示すように、その時点か
らサーボモータ1を反転させる。そして、可動部材2を
反時計回りの方向に高速で移動させ、原点用センサ7が
感知状態になってからエンコーダ11からの最初の単位
駆動信号出力に応答してサーボモータIを反転するとと
もに低速に切り換え、可動部材2を時計回りの方向に移
動し、更に、原点用センサ7が非感知状態になってから
エンコーダ11からの最初の単位駆動信号出力に応答し
てサーボモータ1を停止し、そこを機械原点として原点
復帰処理を終了する。
次に、機械原点を、上記第1および第2実施例とは逆に
、原点近傍領域Bに対してモータ側作業領域A側に設定
した第3および第4実施例について説明する。
■第3実施例 この実施例では、原点復帰時に原点検索方向に可動部材
2を駆動するように起動方向選択スイッチ13が切り替
えられている。
この状態で、原点復帰モードに切り替えたときに、第4
図のタイムチャートに示すように、先ず、可動部材2が
時計回りの方向(CW)に変位するようにサーボモータ
1を駆動する。
このとき、原点用センサ7が感知状態か非感知状態かを
判別し、原点用センサ7が感知状態のとき、即ち、可動
部材2が原点近傍領域已にあるときには、第2図(ロ)
に示すように、その時点からエンコーダ11による単位
駆動信号の出力があるまで時計回りの方向に低速で駆動
変位させ、単位駆動信号出力に応答して反転させる。そ
して、反時計回りの方向に可動部材2を低速で移動させ
、原点用センサ7が非感知状態に切り替わってからエン
コーダ11からの最初の単位駆動信号出力に応答してサ
ーボモータIを停止し、そこを機械原点として原点復帰
処理を終了する。
前記原点用センサ7が非感知状態のときには、可動部材
2を時計回りの方向に高速で移動させ、その移動に伴な
って、原点用センサ7と極限用センサ9のいずれが感知
状態になったかを判別し、原点用センサ7が感知状態に
なったと判別したとき、即ち、当初において可動部材2
がモータ側作業領域Aにあったと判別したときには、第
4図(イ)に示すように、原点用センサ7が感知状態に
なってからエンコーダ11からの最初の単位駆動信号出
力に応答してサーボモータlを反転させる。そして、反
時計回りの方向に可動部材2を低速で移動させ、原点用
センサ7が非感知状態に切り替わってからエンコーダ1
1からの最初の単位駆動信号出力に応答してサーボモー
タlを停止し、そこを機械原点として原点復帰処理を終
了する。
前記原点用センサ7が非感知状態のときで、そこからの
可動部材2の時計回りの方向への高速移動に伴なって極
限用センサ9が感知状態になったと判別したとき、即ち
、当初において可動部材2が作業領域Cにあったと判別
したときには、第4図(ハ)に示すように、その時点か
らサーボモータlを反転させる。そして、可動部材2を
反時計回りの方向に高速で移動させ、原点用センサ7が
感知状態になった時点で低速に切り換えて、引き続き反
時計回りの方向に移動し、更に、原点用センサが非感知
状態になってからエンコーダIIからの最初の単位駆動
信号出力に応答してサーボモータ1を停止し、そこを機
械原点として原点復帰処理を終了する。
■第4実施例 この実施例では、原点復帰時、原点検索方向と逆方向に
可動部材2を駆動するように起動方向選択スイッチ13
が切り替えられている。
この状態で、原点復帰モードに切り替えたときに、第5
図のタイムチャートに示すように、先ず、可動部材2が
反時計回りの方向(CCW)に変位するようにサーボモ
ータIを駆動する。
このとき、原点用センサ7が感知状態か非感知状態かを
判別し、原点用センサ7が感知状態のとき、即ち、可動
部材2が原点近傍領域Bにあるときには、第5図(ロ)
に示すように、その時点から反時計回りの方向に可動部
材2を低速で移動させ、原点用センサ7が非感知状態に
切り替わってからエンコーダ11からの最初の単位駆動
信号出力に応答してサーボモータ1を停止し、そこを機
械原点として原点復帰処理を終了する。
前記原点用センサ7か非感知状態のときには、可動部材
2を反時計回りの方向に高速で移動さU゛、その移動に
伴なって、原点用センサ7と極限用センサ8のいずれが
感知状態になったかを判別し、原点用センサ7が感知状
態になったと判別したとき、即ち、当初において可動部
材2が作業領域Cにあったと判別したときには、第5図
(ハ)に示すように、原点用センサ7が感知状態になっ
てからサーボモータ1を低速に切り換える。そして、反
時計回りの方向に可動部材2を低速で移動させ、原点用
センサ7が非感知状態に切り替わってからエンコーダ1
1からの最初の単位駆動信号出力に応答してサーボモー
タlを停止し、そこを機械原点として原点復帰処理を終
了する。
前記原点用センサ7が非感知状態のときで、そこからの
可動部材2の反時計回りの方向への高速移動に伴なって
極限用センサ8が感知状態になったと判別したとき、即
ち、当初において可動部材2がモータ側作業領域Aにあ
ったと判別したときには、第5図(イ)に示すように、
その時点からサーボモータlを反転させる。そして、可
動部材2を時計回りの方向に高速で移動させ、原点用セ
ンサ7が感知状態になってからエンコーダ11からの最
初の単位駆動信号出力に応答してサーボモータlを反転
するとと6に低速に切り換え、可動部材2を反時計回り
の方向に移動し、更に、原点用センサ7が非感知状態に
なってからエンコーダlIからの最初の単位駆動信号出
力に応答してサーボモータ1を停止し、そこを機械原点
として原点復帰処理を終了する。
上記実施例では、原点用センサ7および極限用センサ8
.9それぞれを固定部材6側に設け、そして、被検出部
材としてのドグlOを可動部材2側に設けているが、本
発明としては、原点用センサ7および極限用センサ8,
9それぞれを、可動部材2の移動方向に直交する方向に
位相を異ならせて可動部材2側に設け、そして、被検出
部材とまた、上記実施例では、単位駆動信号をサーボモ
ータ1の1回転ごとに出力するようにしているが、本発
明としては、例えば、サーボモータ1の172回転とか
2回転ごとに出力するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る数値制御装置の概略構
成図、第2図は、第1実施例のタイムチャート、第3図
は、第2実施例のタイムチャート、第4図は、第3実施
例のタイムチャート、第5図は、第4実施例のタイムチ
ャートである。 l・・・駆動機構としてのサーボモータ、2・・・可動
部材、6・・・固定部材、7・・・原点用センサ、8.
9・・・極限用センサ、 10・・・被検出部材としてのドグ、 11・・・単位量駆動検出手段としてのエンコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定部材と、それに対して駆動機構により駆動変
    位される可動部材のうち、一方に、前記可動部材が原点
    近傍領域に変位したことを感知する原点用センサと、前
    記可動部材が極限近傍位置に変位したことを感知する極
    限用センサとを備え、他方に、前記原点用センサおよび
    極限用センサそれぞれに感知する被検出部材を備え、 かつ、前記駆動機構が単位量駆動するごとに単位駆動信
    号を出力する単位量駆動検出手段を備え、原点復帰モー
    ドに切り替えたときに、前記駆動機構を前記可動部材が
    前記極限用センサに近付く側に変位するように駆動し、 前記原点近傍領域から外れて最初に前記単位駆動信号が
    出力された位置を機械原点の位置に設定し、 前記原点用センサが感知状態か非感知状態かを判別し、 前記原点用センサが感知状態のときには、前記原点近傍
    領域から前記機械原点側への移動状態で前記原点用セン
    サが非感知状態になってから前記単位量駆動検出手段か
    らの最初の単位駆動信号出力に応答して前記駆動機構を
    停止し、 前記原点用センサが非感知状態のときには、前記可動部
    材の移動に伴なって、前記原点用センサと前記極限用セ
    ンサのいずれが感知状態になったかを判別し、 前記原点用センサが感知状態になったと判別したときに
    は、前記原点近傍領域から前記機械原点側への移動状態
    で前記原点用センサが非感知状態になってから前記単位
    量駆動検出手段からの最初の単位駆動信号出力に応答し
    て前記駆動機構を停止し、 前記極限用センサが感知状態になったと判別したときに
    は、前記可動部材が前記原点近傍領域側に移動するよう
    に前記駆動機構の駆動状態を切り替え、その後の前記可
    動部材の移動に伴なって前記原点用センサが感知状態に
    なってから、更に、前記原点近傍領域から前記機械原点
    側への移動状態で前記原点用センサが非感知状態になっ
    てから前記単位量駆動検出手段からの最初の単位駆動信
    号出力に応答して前記駆動機構を停止するようにしたこ
    とを特徴とする数値制御装置における原点復帰方法。
JP3487586A 1986-02-18 1986-02-18 数値制御装置における原点復帰方法 Pending JPS62191902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3487586A JPS62191902A (ja) 1986-02-18 1986-02-18 数値制御装置における原点復帰方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3487586A JPS62191902A (ja) 1986-02-18 1986-02-18 数値制御装置における原点復帰方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62191902A true JPS62191902A (ja) 1987-08-22

Family

ID=12426320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3487586A Pending JPS62191902A (ja) 1986-02-18 1986-02-18 数値制御装置における原点復帰方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62191902A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215953A (ja) * 1988-06-30 1990-01-19 Toshiba Corp 位置決め制御装置
JP2011014099A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Mitsubishi Electric Corp 位置決め制御装置及び位置決め制御方法
CN105033753A (zh) * 2015-07-29 2015-11-11 河南科技大学 一种数控机床任意位置全自动回参考点的方法
CN112165278A (zh) * 2020-09-02 2021-01-01 深圳众为兴技术股份有限公司 一种原点回归方法及装置
CN113377110A (zh) * 2021-06-24 2021-09-10 筑友智造智能科技有限公司 一种对位平台回原方法及装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221153A (en) * 1975-08-27 1977-02-17 Iony Kk Remover for stones mixed into grain

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221153A (en) * 1975-08-27 1977-02-17 Iony Kk Remover for stones mixed into grain

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215953A (ja) * 1988-06-30 1990-01-19 Toshiba Corp 位置決め制御装置
JP2011014099A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Mitsubishi Electric Corp 位置決め制御装置及び位置決め制御方法
CN105033753A (zh) * 2015-07-29 2015-11-11 河南科技大学 一种数控机床任意位置全自动回参考点的方法
CN112165278A (zh) * 2020-09-02 2021-01-01 深圳众为兴技术股份有限公司 一种原点回归方法及装置
CN112165278B (zh) * 2020-09-02 2022-05-17 深圳众为兴技术股份有限公司 一种原点回归方法及装置
CN113377110A (zh) * 2021-06-24 2021-09-10 筑友智造智能科技有限公司 一种对位平台回原方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6212968B1 (en) SCARA robot
JPS62191902A (ja) 数値制御装置における原点復帰方法
JP4280051B2 (ja) 位置決めシステムにおける原点復帰方法及び制御プログラム
JP3183662B2 (ja) 位置決め装置の原点設定装置
JPH10277887A (ja) 位置検出器異常時の電動機制御方法
JPS62103703A (ja) 位置決め制御装置の原点復帰方式
JPH0869326A (ja) 位置決め制御器
KR100664483B1 (ko) 선택적으로 명령에 따르는 조립 로봇 아암을 갖는 스카라 로봇
JPH01108606A (ja) ロボット制御装置
KR200348153Y1 (ko) 수치제어선반의 자동오프셋 안전입력장치
JP3181522B2 (ja) ダイレクトドライブモータの等分割位置出力制御装置
JP2002148024A (ja) 物体検出装置
KR0126952Y1 (ko) 로보트 팔의 원점복귀장치
JPH0243646Y2 (ja)
JPH08211916A (ja) Cncの原点復帰方式
JP2000099160A (ja) 高精度原点復帰機能を備えたパルスモータコントローラ
JPH062316B2 (ja) 始端検出方法
JPH0535320A (ja) 可動体の原点復帰装置
JPS62190502A (ja) 産業用ロボツトの原点出し方法
JPH03255508A (ja) 位置決めユニット
KR0176506B1 (ko) 로보트의 원점복귀 장치
JPH04205002A (ja) Nc工作機械の自動原点復帰方式
JPS61260958A (ja) 駆動装置
JPH0675008U (ja) 位置決め機構
JPH11143546A (ja) 高速移動体制御方法及び装置