JPS62191382A - コ−ドリ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

（産業上の利用分野） この発明は電気配線用コード、電話配線川口１−ド、オ
プヂカルコード等の各種コード類を巻回状＠で収納する
ためのコードリールに関する。 （従来の技術） 従来の技術としては、例えば実公昭４８−１１６１号公
報がある。 （発明が解決しようどする問題点） 本発明の目的はコードを捩れや配列孔れを抑制して整列
状態で巻装しうるとともに、コードの繰出し状態を的確
にロックしうるコードリールを提供することぐある。 （問題点を解決するための手段） 本発明はリールケース内に再転軸支されたリール体には
このリール体内の外周縁付近にλ１し繰出し可能に巻回
された延長用コードと、この延長用コードの基端部に接
続されかつ前記延長用コードの内方に対し巻回方向が前
記延長用コードの巻回方向と逆方向で面記延艮用コード
が繰出されたときには順次逆す向へ巻返される３ｊ；う
に巻回された補助コードとを並製する一方、前記リール
ケース内には前記延長用コードを挿通して同延長用二１
−ドの巻取り位置を規定−するためのトラバースガイド
をリール体の回転軸方向への往復移動可能に装設し、さ
らに、前記リールケースには前記リール体に設りた係止
爪に係脱して前記リール体の回転動作を阻止および許容
するためにシーソー状の弾ｆ！揺動動作可能で揺動支点
がコード繰出し方向側およびコード巻取り方向側へ偏移
されるよう支持された［１ツク片と、コード巻取り方向
側へ揺ｆＪ＋　した前記ロック片の姿勢を前記リール体
がコード繰出し方向へ回転したときに反転させるための
転換手段とをそれぞれ設けたことを特徴とするコードリ
ール。 （作用） 本発明のコードリール（まリール体内の外周縁付近に巻
装した延長用−］−ドを繰出したときに、この延長用コ
ードの内方に巻装した補助−」−ドを先端側から基端側
へ順次巻返しＣ延長用コードの全長繰出し時には補助コ
ードの巻回方向を逆転させ、また、延長コードをリール
体に巻回するときに延長コードを積極的に往復動ざぜて
整列さＶ、ざらに、前記リールケースに対しシーソー状
の揺動動作可能に支持されたロック片をこの１コツク片
の姿勢がコード繰出し方向側へ揺動した状態Ｃリール体
に設けた係止爪に掛合さｕ１リール体の回転動作を規制
してコードの繰出し状態を１コツクし、また、リール体
をコード繰出し方向へ若干回転して前記ロック片の揺動
姿勢を反転させ、前記１−】ツク片と前記係止爪との掛
合を解離して前記ロック状態を解除するように椛成した
ものである。 （実施例） 次に、本発明が電話配線用のコードリールについて具体
化された一実施例を図面にしたがって説明する。 コードリールＲのリールケース１はほぼ右底筒型状のベ
ース２と、このベース２とほぼ同形状でベース２に覆蓋
された段部３とが分割可能に組飼けられて中空状に形成
され、ベース２の中心部には段伺円商状の支軸４が立設
される一方、リールケース１の側朋部１ａの一部に突出
形成された膨出部１ｂにはコード挿通口５が開口されで
いる。 リールケース１内に挿入されたリール体６は支軸４を介
してベース２の底面のと方に若干離隔して水平回転可能
に支持され、円板状の下板５　ａと中板６ｂとの間に巻
装されて外端がリール体６の側壁に緊着されかつ内端が
支軸４に緊着されたぜんまいばね７　′Ｃ−常にｔ、Ｌ
コード巻取りｈ向（Ｑ　ｈ向）側へ付勢されている。そ
して、リール体６の外周縁の若干内方に縦設された隔壁
６ｅの外方で上板６Ｃの外端付近とフランジ６ｄとの間
には外巻装部６ｒが形成される一方、外巻装部６ｒの内
方で上ｆｆ１６ｃと中板６ｂとの間には隔壁６ｅで区画
された内巻装部６ｇが形成され、ざらに、上板６ｃの手
向にはそれぞれ上根６ｃの半径方向に沿って突設されて
放射状に配列された適数条（本例では４条）の突条８〜
８が形成される一方、下板６ａの中央部イ」返上側には
ボス部６ｈが連設されている。 断面がほぼ長円形状の延長用］−ド９はリール体６の外
巻装部６ｆ内に対し内層から外層にわたってリール体６
の回転軸方向に整列した状態で多重状に巻装され、接続
プラグなどが接続されたその外端部はリールケース１の
コード挿通口５を通じてリールケ−ス１外へ引出される
一方、その基端部はリール体６の隔壁６ｅに貫設された
コード孔１１に挿通されて隔壁６Ｃの内周面に固定され
、延長用コード９を繰出したときにはリール体６はＰ方
向（コード繰出し方向）へ回転される。 延長用コード９とほぼ等長となるように設定された補助
コード１０はリール体６の内巻装部６Ｑ内に上下方向へ
の遊動が制限された状態で延長用二」−ド９の巻回方向
と逆方向へ一部に巻回され、その基端部は支＠４内を通
じてリールケース１の側１Ｂ］部１ａ側へ引出され、側
ｌｌ１１部１２１に収容されたコンセント１２に接続さ
れる一方、補助］−ド１０の外端部は延長用コード９の
基端部とともに接続部１３でリール体６の隔壁６Ｃの内
周面に固定されて延長用コード９に対し導電可能に接続
されている。そして、延長用コード９の全長がリール体
６に巻取られた状態で延長コード９を順次繰出したどぎ
には延長用コード９と補助コード１０との接続部１３が
Ｐ方向へ回転するため、補助コード１０が折返し部１０
ａを介して外端側から基端側へ順次逆方向（Ｑ方向）へ
巻返されて補助コード１０の巻回方向が順次逆転しく第
５図（［１）参照）、延長用コード９の全長が繰出され
た状態では補助コード１０の全長が逆方向に巻返され（
第５図（ハ）参照）、また、延長用コード９の全長がリ
ール体６に巻取られたときには、補助］−ド１０は再び
元通りに復元し、補助コード１０の巻回方向が再び逆転
する（第５図（イ）参照）。 リールケース１のコード挿通口５とリール体６の外巻装
部６ｆとの間に立設された可転軸１４はリールケース１
の膨出部１ｂ内で上Ｉ；支持片１５゜１５に可転垂支さ
れ、ぞの外周面には２条のスパイラル状の条溝が上Ｆ喘
ｒそれぞれ連通ずるように形成されたカム溝１４ａが側
条される一方、その下端に嵌着されたＸ！Ｘ７１６は支
’ｔｉｌｌ　／ｌの下端に遊嵌されてリール体６のボス
部６ｂのＦ面に並着された駆動用ギｒ１７に中間ギＸ７
１８を介し’（１０合され、リール体６が回転したとき
には可転軸１４が回転駆動さ゛れる。 延長用コード９を挿通して延長用］−ド９の巻取り位置
を規定するために設置′ｊたし・ラバースガイド１つは
可転軸１４を包囲して両支持片１５間に立設された円筒
状のスリーブ２１と、このスリー１２１の外方で両支持
片１５間に立設された補助棒２２とに対し上下スライド
可能に支持され、そのアーム部１９ａには延長用コード
９を挿通りるためのガイド孔２０が開設される一方、そ
のｌ（部１９ｂには可転軸１４のカムｍ　１４　ａ内に
スリーブ２１の長孔２１ａを貫通して係入された係合ピ
ン２３が取着され、可転軸１４が回転したときには係合
ピン２３がカムｆＭ　１４　ａに案内されて＋Ａ降動し
、トラバースガイド１９が延長用コードつとともに上下
方向へ往復移動して延長用コード９がリール体６の外巻
装部６ｆ内に整列状態で巻回され、また、整列状態を保
持して外巻装部６「から繰出される。 次に、延長用コード９の繰出し状態をロックするための
ロック機構につい′Ｃ説明すると、ロック片２４はリー
ルケース１のベース２上に対し支持ピン２５を介してシ
ーソー状の揺動動作可能に取着され、その基部２４ａに
は

【、１ツク片２４をリール体６の回転方向へ変位して
ＩＪツク片片袖４１部動支点ａをＰ方向側およびＱ方向
側へ偏位さけるために支持ピン２５が貫挿された挿入孔
２６が長孔状に貫設されるとともに、基部２４ａの外側
面の中央部付近には突片２７が突設され、ざらに、基部
２４ａの両側にはそれぞれ先細状で前後対称状に形成さ
れた１対の延出部２４ｂ、２４ｂが揺動時にはリール体
６のボス部６ｈの外周面に形成された円環状の摺接面６
１に摺接されるにうにそれぞれ先方に向って１・傾状に
延出されている。 ［」ツク片２４を内方へ押圧して強制的に揺動ざけるた
めに設けたスプリング２８はその基端が１」ツク片２４
の外７Ｊでリールケース１のベース２上に突設されたピ
ン２９に引止されるとともに、その自由端付近が１〕ラ
ック２４の基部２４ａの外側面および突片２７に弾接す
るように湾曲され、ロック片２４の揺動支点ａ　ｈ＜　
ｐ方向側へ偏移したときには１」ツク片２４の基部２４
ａがスプリング２８で内方へ押圧されてロック片２４が
Ｑ方向側へ下傾した前傾状の揺動姿勢で保持される−・
ｈ、ロック片２４の揺動支点ａがＱ方向側へ偏移したと
きにはロック片２４がＰ方向側へ下傾した後傾状の揺動
姿勢で保持される。 押え片３０はリールケース１のベース２上に対し【−１
ツク片２４のＰ方向側に若干離隔して突設され、１１ツ
ク片２４がＱ方向側へ下傾した状態で［ｌツク片２４の
揺動支点ａがＰ方向側からＱ方向側へ偏移するときに［
１ツク片２４の１つ方向側の延長部２４ｄの先端が押え
Ｊ１３０の内側面に当接して後傾姿勢の１−Ｊツク片２
／４をＰ７Ｊ向側ヘト傾した前傾姿勢に反転さけること
ができる。 ロック片２４に係脱させるためにリール体６の摺接面６
１に突設された１対の係止爪３１．３１は１８０°の回
転対称状に配置され、そのＱ方向側端部何方がそれぞれ
先細状に形成され、ロック片２４の姿勢がＰ方向側へ下
傾した状態で延長用コード９を繰出してリール体６がＰ
方向へ回転したときには、両係止爪３１はロック片２４
のＰ方向側延出部２４ｂを押上げて１］ノック２４の内
方を通過する一方、ロック片２４の姿勢がＱ方向側へ下
傾した状態でリール体６がＱ方向へ回転したときには両
係止片３１はロック片２４のＱ方向側延出部２４ｂを押
上げて通過する。そして、１」ツク片２４の揺動支点ａ
がＰ方向側へ偏移されかつロック片２４の姿勢がＱ方向
側へ下傾した状態で（第６図（イ）参照）、リール体６
がＰ方向へ回転したときにはロック片２４が係止爪３１
でＰｙｊ向へ押動されてロック片２４の揺動支点ａがＱ
方向側へ移動するが（第６図（ロ）参照）、この移動途
中でロック片２４のＰ方向側延出部２４ｂの先端が押え
片３０の内側面に当接してＬ１ツク片２４の姿勢がＰ方
向側へ下傾した前傾姿勢に転換するためく第６図（ハ）
参照）、係止爪３１のＰ方向への回転が許容され（第６
図（ニ）参照）、１ノック片２４を前傾姿勢で保持して
リール体６をＰ方向へ回転し、延長用コード９を連続的
に繰出すことができる。そして、この状態で延長コード
９の繰出しを中止して延長コード９を解放したどきには
リール体６がぜんまいばね７の弾撥力でＱｈ向へ回転す
るが、係止爪３１がロック片２４に突当って掛合しかつ
ロック片２４をＱ方向へ押動しく第７図（イ）、（Ｌ＋
）参照）、ロック片２４が係止爪３１でＱ方向側の移動
端まで押動されかつ揺動支点ａがＱ方向側からＰ方向側
へ移動して、係止爪３１の回動動作およびリール体６の
回転動作が規制され、延長リール９の繰出し状態が１１
ツクされる（第７図（ロ）参照）。さらに、この状態で
延長コード９を若干繰出してリール体６をρ方向へ若干
回転したときにはロック片２４と係止爪３１との掛合状
態が解離されるとともに、ＩＪｉ動支点ａがρ方向側へ
偏移した状態で前傾姿勢の１」ツタ片２４がスプリング
２８の弾撥力でＱ方向側へ■傾した後傾姿勢に転換され
て（第７図（ハ）参照）、係止爪３１のＱ方向への回転
が許容され、リール体６をぜんまいばね７の弾撥力ｒＱ
力方向回転さけて延長コード９を連続的に巻取ることが
できる。 続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明
する。 さて、本例ではリールケース１内に再転軸支されたリー
ル体６にはこのリール体６内の外周縁付近に対し繰出し
可能に巻回された延長用コード９と、この延長用コード
９の基端部に接続されかつ延長用コード９の内方に対し
巻回方向が延長用コード９の巻回方向と逆方向ｅ延長用
コード９が繰出されたときに順次逆方向へ巻返されるよ
うに巻回された補助コード１ｏとを並製しであるため、
延長コード９の繰出しおよび巻取りに際し、リール体６
が回転しても補助コード１ｏが捩れることなく順方向お
よび逆方向へ的確に巻返されて、補助コード１０の基端
部を固定した状態で延長用コード９の繰出し動作および
巻取り動作が許容され、スリップリングなどの摺接接点
を排除して外部配線と補助用コード１０とを確実に接続
することができる。 とくに、リール体６の上板６ｃの下面には適数個の突条
８を放射状に配設しであるため、補助コード１０の上下
方向への遊動が各突条８ｒ−抑制されて補助＝１−ド１
ｏの巻返し動作が定常的に規正され、補助コード１ｏを
その配列乱れや捩れを抑制して的確に巻返すことができ
るとともに、延長コード９の繰出しゃ巻取りに際し、補
助コード１０４よその片側面が各突条８に点接触してリ
ール体６に対する摩擦抵抗が著しく低減した軽触状態で
巻返されるため、補助コード１ｏとリール体６との摩擦
や補助コード１ｏ相互の摩擦でリール体６の回転動作が
阻害される不具合を解消して補助コード１０の巻返し動
作を円滑化しうる効果がある。 また、リールケース１内には延長用コード９を挿通して
延長用コード９のリール体６への巻取り位置を規定する
ためのトラバースガイド１９をリール体６の回転軸方向
への往復動可能に装設しであるため、延長用コード９を
リール体６の回転軸方向へ各巻層毎にそれぞれ整列させ
てリール体６に整然と巻回させることができ、延長用コ
ード９をその配列乱れや配列間隔不同を排除して密接状
態で均整に巻装しつるとともに、延長用コード９の繰出
しに際し、リール体６に巻回された延長コード９を巻回
位置の前方へ直進させ【円滑に解舒することができ、ま
た、延長用コード９をリール体６に対しコンパクトに収
納しつる効果がある。 さらに、リールケース１にはリール体６に形成した係止
爪３１に係脱し゛Ｃリール体６の回転動作を阻止および
許容するためにシーソー状の弾性揺動動作可能Ｃ揺動支
点９がリール体６の回転方向へ偏移されるよう支持した
ロック片２４と、リール体６がコード繰出し方向へ回転
したときに係止爪３１で押動されたロック片２４に当接
しで１１ツク片２４の揺動姿勢を反転させるために［１
ツク片２４のコード繰り出方向側に定置された押え片３
０どを並設しであるため、延長用コード９の繰出し状態
をロックするための機構を簡略化して延長用コード９を
的確に［１ツクしうるとともに、延長用、１−ド９のロ
ック操作およびロック解除操作を簡易化しうる効果があ
る。 （発明の効果） すなわら、本発明はリールケース内に再転軸支されたリ
ール体にはこのリール体内の外周縁付近に対し繰出し可
能に巻回された延長用コードと、この延長用コードの基
端部に接続されかつ前記延長用〕」−ドの内方に対し巻
回方向が前記延長用コードの巻回方向と逆方向で前記延
長用−１−ドが繰出されたときには順次逆方向へ巻返さ
れるように巻回された補助コードとを並製する一方、前
記リールケース内には前記延長用コードを挿通しＣ同延
長用コードの巻取り位置を規定するだめのトラバースガ
イドをリール体の回転軸方向への往復移動ｉｉＪ能に装
設し、さらに、前記リールケースには前記リール体に設
けた係止爪に係脱して前記リール体の回転動作を阻止Ｊ
３よび許容するためにシーソー状の弾性揺動動作可能で
揺動支点がコード繰出し方向側およびコード巻取り方向
側へ偏移されるよう支持されたロック片と、−１−ド巻
取り方向側へ揺動した前記ロック片の姿勢を前記リール
体がコード繰出し方向へ回転したときに反転させるため
の転換手段とをそれぞれ設けたことによって、延長用コ
ードを整然と巻装して延長用コードの解舒操作を円滑化
しかつ補助コードの巻返し動作によって補助コードと外
部配線等との接続状態を確保しろるとともに、延長用コ
ードのロック操作およびＬ】ツク解除操作を簡便化しう
る効果を有する。

【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はｊ〜ド
リールの平面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線断面図、第
３図は同じ＜Ｙ−Ｙ線矢視図、第４図はリール体の分解
斜視図、第５図（イ）。 （ロ）、（ハ）ｔ：１それぞれ延長用コードと補助コー
ドとの連係動作を説明する路体横断面図、第６図（イ）
、（ロ）、（ハ）、（ニ）はコード繰出し時のＵツ、り
機構の動作を順に説明する平面図、第７図（イ）、（ロ
）、（ハ）はロック機構の１コック動作およびロック解
除動作を順に説明する平面図、第８図（イ）、（ロ）、
（ハ）はコード巻取り時のロック機構の動作を順に説明
する平面図である。 １・・・リールケース ６・・・リール体 ９・・・延長用コード １０・・・補助コード １９・・・トラバースガイド ２４・・・目ツク片 ３０・・・押え片 ３１・・・係止爪 Ｒ・・・コードリール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リールケース内に再転軸支されたリール体にはこのリー
   ル体内の外周縁付近に対し繰出し可能に巻回された延長
   用コードと、この延長用コードの基端部に接続されかつ
   前記延長用コードの内方に対し巻回方向が前記延長用コ
   ードの巻回方向と逆方向で前記延長用コードが繰出され
   たときには順次逆方向へ巻返されるように巻回された補
   助コードとを並装する一方、前記リールケース内には前
   記延長用コードを挿通して同延長用コードの巻取り位置
   を規定するためのトラバースガイドをリール体の回転軸
   方向への往復移動可能に装設し、さらに、前記リールケ
   ースには前記リール体に設けた係止爪に係脱して前記リ
   ール体の回転動作を阻止および許容するためにシーソー
   状の弾性揺動動作可能で揺動支点がコード繰出し方向側
   およびコード巻取り方向側へ偏移されるよう支持された
   ロック片と、コード巻取り方向側へ揺動した前記ロック
   片の姿勢を前記リール体がコード繰出し方向へ回転した
   ときに反転させるための転換手段とをそれぞれ設けたこ
   とを特徴とするコードリール。