JPS6219136A - 金属製真空二重瓶 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は飲料等の保温及び保冷に使用する金属製真空二
重瓶（以下、瓶）に関するものである。

従来の技術 従来の瓶は実公１１１ｉｑ４７−３２６７１号公報に示
す如く保温効力を増すために中瓶口部を屈曲フィン状に
形成したものと、特開昭５９−３７９１４号公報に示す
如く中瓶と外瓶全口部で接合するものとがある。

発明が解決しようとする問題点 しかるに前者にあっては飲料に直接接する部位に屈曲フ
ィン状の部分を設けであるため腐蝕及びＰ 衛生上の問題があり、また屈曲状フィンの加工が困難で
ある。また、後者にあっては口部を介して中瓶から外瓶
への伝導による放熱が大きく、保温効力が低くなる等の
欠点がある。

問題点を解決するための手段 本発明は上記の欠点を除くためになされたものであり、
保温性に優れ、コンパクトで耐久性に富み、かつ、使用
性の向上した瓶を得るにある。そのために真空部を形成
している中瓶と外瓶との接合部に１以上の空気断熱層を
有している断熱部材を設けたものである。

作用 このようにすることによって空気断熱層のために口部を
介しての中擺から外瓶への伝導による放熱は極めて小さ
くなり９両肌の材質を自由に選択出来る。

実施例 以下２本発明の一実施例を図面に従って説明する。

本実施例の構成は第１図及び第２図に示す如く３Ｐ であり１図において１は中瓶で、　５ＵＳ４４４等から
なる飲料８等を収納するものである。２は外瓶で５ＵＳ
４３０等からなり１両肌１，２の夫々の頚部５．乙の上
端間を断熱部材６によって気密に接合したものである。

断熱部材３はＳＵＳ　３０４等がらなり断面細長Ｕ字形
の中空リング状に形成してあり、内壁３１と外壁３２ｆ
ｔ有し１両壁３１，３２間に空気断熱層３３を有するも
のである。２１はチップ管で外瓶２底部に設けてあり９
両肌１，２間の真空部４形成時の排気口となる。９はカ
バーで外瓶２の底部にチップ管２１ヲ覆うように設けて
ありチップ管２１ヲ保護するものである。７は栓でプラ
スチック等よりなり、下部に前記頚部５内面と密接する
パツキン７１ヲ設けてあり、中瓶１内の飲料８が流出し
ないように中瓶１の口部を密封するものである。１゜は
断熱パツキンでシリコン等よりなり、断熱部材乙の開口
部を密封するとともに空気断熱層３３ヲ閉空間として口
部を介しての中瓶１がらの放熱を防止する役目を果すも
のである。

次に本実施例の動作について述べる。

中瓶１内に湯などの飲料８を入れ、栓７でロ部ヲ塞ぐ。

この時飲料８の温度低下につながる中瓶１からの熱放散
は、真空部４を介したもの（矢印Ａ）、栓７を介したも
の（矢印Ｂ）があり、飲料８の熱損失につながる頚部５
からの熱伝導（矢印Ｄ）によるものがある。しかも頚部
５を伝導した熱量は断熱部材３’に直接伝導する熱流（
矢印Ｅ）と、断熱パツキン１０ヲ直接伝導する熱流（矢
印Ｆ）と、空気断熱層３６ヲ介する熱流（矢印Ｇ）とに
大別出来、夫々頚部６を介して外瓶２表面から大気中に
放散する。しかるに断熱部材ろや断熱パツキン１０の形
状及び材質の選定によって夫々の熱流（矢印Ｅ及び矢印
Ｇ　）　’ｌｒ、又空気断熱層ろ３によって熱流（矢印
Ｆ）を小さ々熱損失にする。しかも空気断熱層ろろ内の
加熱された空気は断熱パツキン１０によって大気への熱
放散（矢印Ｈ）が抑えられる。

発明の効果 以上９本発明によると真空部を形成している中瓶と外瓶
との接合部位に空気断熱層を有している断熱部材を設け
たので１両肌の材質及び断熱部材Ｐ の材質、形状等を任意に選択出来るようになって耐久性
に富み、かつ保温性に優れ、また両肌の頚部の高さ、形
状が選定出来るようになってコンパクトで使用性の向上
した瓶を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による金属製真空二重瓶の断
面図、第２図は同要部断面図である。 １・・・中　　　瓶、　　　　２・・・外　　　瓶。 ３・・・断熱部材、　　　　ろ３・・・空気断熱層。 ４・・・真　空　部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中瓶（１）と外瓶（２）間を一以上の空気断熱層（３３
   ）を有している断熱部材（３）を介して接合し、かつ中
   瓶（１）と外瓶（２）と断熱部材（３）とからなる閉空
   間部を真空としたことを特徴とする金属製真空二重瓶。