JPH0136067Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136067Y2 JPH0136067Y2 JP1984139855U JP13985584U JPH0136067Y2 JP H0136067 Y2 JPH0136067 Y2 JP H0136067Y2 JP 1984139855 U JP1984139855 U JP 1984139855U JP 13985584 U JP13985584 U JP 13985584U JP H0136067 Y2 JPH0136067 Y2 JP H0136067Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling member
- guide wall
- container
- cooling
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は液体窒素等の極低温の冷媒により冷
却した冷却部材を直接対象物に接触させてこれを
冷却する接触式極低温冷却器に関する。
却した冷却部材を直接対象物に接触させてこれを
冷却する接触式極低温冷却器に関する。
例えば放流する稚魚に凍傷標識を印字する際な
どのように、対象物の所定個所のみを極低温に冷
却する必要がある場合には、所定温度に冷却され
た冷却部材を対象物の被冷却部に接触させてこれ
を冷却する接触式極低温冷却器が用いられてい
る。
どのように、対象物の所定個所のみを極低温に冷
却する必要がある場合には、所定温度に冷却され
た冷却部材を対象物の被冷却部に接触させてこれ
を冷却する接触式極低温冷却器が用いられてい
る。
従来、この種の接触式極低温冷却器(以下、冷
却器と略称する。)としては、液体窒素等の極低
温の冷媒を収容した断熱容器と、この断熱容器と
は個体の銅などの熱伝導率が高い金属からなる棒
状の冷却部材とから構成されたものがある。この
冷却器では、先ず冷却部材を断熱容器内において
上記冷媒の潜熱を利用して直接−180゜C前後の極
低温に冷却し、ついで上記断熱容器から取り出し
た冷却部材の先端部を対象物の被冷却個所に接触
させて、上記対象物を冷却するようになつてい
る。
却器と略称する。)としては、液体窒素等の極低
温の冷媒を収容した断熱容器と、この断熱容器と
は個体の銅などの熱伝導率が高い金属からなる棒
状の冷却部材とから構成されたものがある。この
冷却器では、先ず冷却部材を断熱容器内において
上記冷媒の潜熱を利用して直接−180゜C前後の極
低温に冷却し、ついで上記断熱容器から取り出し
た冷却部材の先端部を対象物の被冷却個所に接触
させて、上記対象物を冷却するようになつてい
る。
しかしながら上記従来の冷却器にあつては、冷
却した冷却部材を対象物に接触させるまでの間に
時間を要し空気中の水分が上記冷却部材の外周部
に霜となつて付着するとともに温度が上昇しその
冷却効果が劣化してしまうという欠点があつた。
したがつて特に多数の対象物を冷却する際には、
その都度冷却部材に付着した霜を取り除く必要が
あり多大の手間を要する欠点もあつた。また上記
冷却部材を断熱容器内に挿脱させる際等に容器内
の気化した冷媒を大気に無駄に放散してしまうと
いう問題もあつた。
却した冷却部材を対象物に接触させるまでの間に
時間を要し空気中の水分が上記冷却部材の外周部
に霜となつて付着するとともに温度が上昇しその
冷却効果が劣化してしまうという欠点があつた。
したがつて特に多数の対象物を冷却する際には、
その都度冷却部材に付着した霜を取り除く必要が
あり多大の手間を要する欠点もあつた。また上記
冷却部材を断熱容器内に挿脱させる際等に容器内
の気化した冷媒を大気に無駄に放散してしまうと
いう問題もあつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
対象物に接触する冷却部材に霜が付着することが
なく、よつて多数の対象物を連続的に冷却するこ
とができるとともに、さらに冷媒の冷却力を効率
的に利用することができる接触式極低温冷却器を
提供することを目的とするものである。
対象物に接触する冷却部材に霜が付着することが
なく、よつて多数の対象物を連続的に冷却するこ
とができるとともに、さらに冷媒の冷却力を効率
的に利用することができる接触式極低温冷却器を
提供することを目的とするものである。
この考案の接触式極低温冷却器は、極低温の冷
媒を収容する断熱容器の底部から上記断熱容器の
内部に向けて筒状の第1の案内壁を挿入、固定
し、この第1の案内壁の内部に対象物を冷却する
冷却部材をその下端部が上記容器の下方に延出す
るようにして挿入するとともに、上記冷却部材の
上部に上記第1の案内壁の外側面を隙間をもつて
囲繞する筒状の第2の案内壁の上端部を固定した
ものである。
媒を収容する断熱容器の底部から上記断熱容器の
内部に向けて筒状の第1の案内壁を挿入、固定
し、この第1の案内壁の内部に対象物を冷却する
冷却部材をその下端部が上記容器の下方に延出す
るようにして挿入するとともに、上記冷却部材の
上部に上記第1の案内壁の外側面を隙間をもつて
囲繞する筒状の第2の案内壁の上端部を固定した
ものである。
第1図はこの考案の一例を示すもので図中符号
1は内部に液化窒素等の冷媒を収容する断熱容器
である。
1は内部に液化窒素等の冷媒を収容する断熱容器
である。
この断熱容器1は有底円筒状の内容器2の上端
外周部にフランジ3が接合されるとともに、この
フランジ3の下面に上記内容器2を所定の間隙を
もつて覆う有底円筒状の外容器4の口部が接合さ
れてなる二重構造のものである。そして上記断熱
容器1のフランジ3上面にはO−リング5を介し
てこの断熱容器1を液密に塞ぐ蓋体6がボルト7
…により取り付けられている。また上記断熱容器
1の内外容器2,4の底部中央には、それぞれ所
定の内径を有する開口部8,9が互いの中心を一
致させて形成されている。そして上記内外容器
2,4底部の開口部8,9には薄肉盆状の底板1
0,11がそれぞれ下方へ向けて段状に突出する
ようにして接合されている。さらに上記底板1
0,11の中心にはそれぞれ同径の孔部12,1
3が穿設されており、これら孔部12,13に第
1の案内壁14が設けられている。
外周部にフランジ3が接合されるとともに、この
フランジ3の下面に上記内容器2を所定の間隙を
もつて覆う有底円筒状の外容器4の口部が接合さ
れてなる二重構造のものである。そして上記断熱
容器1のフランジ3上面にはO−リング5を介し
てこの断熱容器1を液密に塞ぐ蓋体6がボルト7
…により取り付けられている。また上記断熱容器
1の内外容器2,4の底部中央には、それぞれ所
定の内径を有する開口部8,9が互いの中心を一
致させて形成されている。そして上記内外容器
2,4底部の開口部8,9には薄肉盆状の底板1
0,11がそれぞれ下方へ向けて段状に突出する
ようにして接合されている。さらに上記底板1
0,11の中心にはそれぞれ同径の孔部12,1
3が穿設されており、これら孔部12,13に第
1の案内壁14が設けられている。
上記第1の案内壁14は銅などの熱伝導率の高
い金属からなる薄肉円筒状体であり、その外径は
上記孔部12,13の内径と等しくされている。
そして上記第1の案内壁14は上記底板10,1
1の孔部12,13から内容器2の内部に向けて
挿入され、下端部が上記底板11の位置となるよ
うにして、上記底板10,11にそれぞれ接合さ
れている。そしてまたこの第1の案内壁14によ
り閉じられた上記内外容器2,4の間は真空引き
されて、真空断熱層が形成されている。またこの
第1の案内壁14の内部に冷却部材15が設けら
れている。
い金属からなる薄肉円筒状体であり、その外径は
上記孔部12,13の内径と等しくされている。
そして上記第1の案内壁14は上記底板10,1
1の孔部12,13から内容器2の内部に向けて
挿入され、下端部が上記底板11の位置となるよ
うにして、上記底板10,11にそれぞれ接合さ
れている。そしてまたこの第1の案内壁14によ
り閉じられた上記内外容器2,4の間は真空引き
されて、真空断熱層が形成されている。またこの
第1の案内壁14の内部に冷却部材15が設けら
れている。
上記冷却部材15は銅などの金属からなる円筒
状のもので、その外径は上記第1の案内壁14の
内径よりやや小さくされている。また上記冷却部
材15の長さは上記外容器4の深さよりさらに長
いものとされている。そして上記冷却部材15
は、その下端部が外容器4の底板11から所定長
さ下方に延出し、他方その上端部が蓋体6の中心
部に形成された開口部16から上方に延出するよ
うにして第1の案内壁14内に上下方向に移動自
在に遊挿されている。また上記冷却部材15と蓋
体6との間の上記開口部16には、テフロンなど
からなるパツキン17が充填されている。そして
上記冷却部材15の下端部には冷却すべき対象物
Fに直接接触する標識活字等の金物18が取り付
けられている。また上記冷却部材15の上端部に
は対象物Fを冷却する際に上記冷却部材15を図
中点線矢印で示すように下方に付勢する図示され
ないバネや流体圧シリンダ等の付勢部材が設けら
れている。さらに上記冷却部材15には第2の案
内壁19が設けられている。
状のもので、その外径は上記第1の案内壁14の
内径よりやや小さくされている。また上記冷却部
材15の長さは上記外容器4の深さよりさらに長
いものとされている。そして上記冷却部材15
は、その下端部が外容器4の底板11から所定長
さ下方に延出し、他方その上端部が蓋体6の中心
部に形成された開口部16から上方に延出するよ
うにして第1の案内壁14内に上下方向に移動自
在に遊挿されている。また上記冷却部材15と蓋
体6との間の上記開口部16には、テフロンなど
からなるパツキン17が充填されている。そして
上記冷却部材15の下端部には冷却すべき対象物
Fに直接接触する標識活字等の金物18が取り付
けられている。また上記冷却部材15の上端部に
は対象物Fを冷却する際に上記冷却部材15を図
中点線矢印で示すように下方に付勢する図示され
ないバネや流体圧シリンダ等の付勢部材が設けら
れている。さらに上記冷却部材15には第2の案
内壁19が設けられている。
上記第2の案内壁19は銅などの金属からなる
薄肉円筒状のもので、その長さは内容器2の深さ
よりも幾分短いものとされている。上記第2の案
内壁19の内径は第1の案内壁14の外径よりも
一廻り大径とされており、またその上端部は所定
長さ縮径されて上記冷却部材15の外径と等しい
ものとされている。そして上記第2の案内壁19
は第1の案内壁14を周囲から覆うようにして、
その上端部が上記冷却部材15の上部外周面に接
合されている。これにより内容器2の内部には、
第2の案内壁19と第1の案内壁14との間の間
隙によつて形成される流通路20と、上記第1の
案内壁14と冷却部材15との間の間隙によつて
形成される流通路21とが形成されている。
薄肉円筒状のもので、その長さは内容器2の深さ
よりも幾分短いものとされている。上記第2の案
内壁19の内径は第1の案内壁14の外径よりも
一廻り大径とされており、またその上端部は所定
長さ縮径されて上記冷却部材15の外径と等しい
ものとされている。そして上記第2の案内壁19
は第1の案内壁14を周囲から覆うようにして、
その上端部が上記冷却部材15の上部外周面に接
合されている。これにより内容器2の内部には、
第2の案内壁19と第1の案内壁14との間の間
隙によつて形成される流通路20と、上記第1の
案内壁14と冷却部材15との間の間隙によつて
形成される流通路21とが形成されている。
また上記外容器4の底板11には、この底板1
1と冷却部材15下端部の金物18とを所定の間
隔をもつて覆うアクリル樹脂などからなるカバー
22がボルト22a…を介して取り付けられてい
る。これにより上記底板11の下部には上記カバ
ー22により覆われてなる空間23が形成されて
いる。他方上記内容器2の内部には、この内容器
2内に液体窒素等の冷媒Rを供給する為の供給管
24が蓋体6を貫通して導入されている。さらに
上記内容器2内の上部にはガス抜き管25の一端
部が蓋体6を貫通して挿入されており、上記ガス
抜き管25の他端部は上記カバー22の側部を貫
通し上記空間23内に導びかれている。
1と冷却部材15下端部の金物18とを所定の間
隔をもつて覆うアクリル樹脂などからなるカバー
22がボルト22a…を介して取り付けられてい
る。これにより上記底板11の下部には上記カバ
ー22により覆われてなる空間23が形成されて
いる。他方上記内容器2の内部には、この内容器
2内に液体窒素等の冷媒Rを供給する為の供給管
24が蓋体6を貫通して導入されている。さらに
上記内容器2内の上部にはガス抜き管25の一端
部が蓋体6を貫通して挿入されており、上記ガス
抜き管25の他端部は上記カバー22の側部を貫
通し上記空間23内に導びかれている。
しかしてこのような冷却器では、供給管24を
介して内容器2内に液体窒素等の冷媒Rを充填す
ると、上記流通路20内も内容器2内と同じ高さ
まで冷媒Rによつて満たされる。すると上記流通
路20内の冷媒Rは外部から熱伝達を受ける冷却
部材15から潜熱を奪つてこれを冷却するととも
に自らは低温のガスに気化する。そしてガス化し
た冷媒Rは第1の案内壁14の上端から流通路2
1内を下方へ向けて流れ、冷却部材15の外周部
を冷却しながら下方の金物18の周囲へと流出し
てゆく。他方上記内容器2内において第2の案内
壁19を介して冷却部材15を冷却して気化した
冷媒Rはガス抜き管25を経て底板11下部の空
間23内を満たし、同様にして金物18周囲から
下方へ流出してゆく。以上のようにして上記冷却
部材15は下端部の金物18に至るまで、所要の
極低温に冷却されてゆく。そしてこの冷却部材1
5を介して冷却された金物18を冷却すべき対象
物Fの所定個所に直接、接触させることにより、
上記対象物Fを冷却する。
介して内容器2内に液体窒素等の冷媒Rを充填す
ると、上記流通路20内も内容器2内と同じ高さ
まで冷媒Rによつて満たされる。すると上記流通
路20内の冷媒Rは外部から熱伝達を受ける冷却
部材15から潜熱を奪つてこれを冷却するととも
に自らは低温のガスに気化する。そしてガス化し
た冷媒Rは第1の案内壁14の上端から流通路2
1内を下方へ向けて流れ、冷却部材15の外周部
を冷却しながら下方の金物18の周囲へと流出し
てゆく。他方上記内容器2内において第2の案内
壁19を介して冷却部材15を冷却して気化した
冷媒Rはガス抜き管25を経て底板11下部の空
間23内を満たし、同様にして金物18周囲から
下方へ流出してゆく。以上のようにして上記冷却
部材15は下端部の金物18に至るまで、所要の
極低温に冷却されてゆく。そしてこの冷却部材1
5を介して冷却された金物18を冷却すべき対象
物Fの所定個所に直接、接触させることにより、
上記対象物Fを冷却する。
このとき上記冷却器にあつては、冷却部材15
の外周部を取り囲む流通路21や金物18の周囲
が気化した冷媒Rによつて常時満たされているの
で、上記冷却部材15や金物18の外周部に霜が
付着することがない。したがつて冷却部材15の
上下動を容易に行なこともできる。また気化して
低温ガスとなつた冷媒Rが冷却部材15の外周部
に沿つて流出するようになつているので、冷媒R
の無駄な損失がない。よつて総合的に極めて高い
冷却効率を得ることができるとともに多数の対象
物を連続的に冷却することも可能となり作業能率
をも高めることができて経済的である。
の外周部を取り囲む流通路21や金物18の周囲
が気化した冷媒Rによつて常時満たされているの
で、上記冷却部材15や金物18の外周部に霜が
付着することがない。したがつて冷却部材15の
上下動を容易に行なこともできる。また気化して
低温ガスとなつた冷媒Rが冷却部材15の外周部
に沿つて流出するようになつているので、冷媒R
の無駄な損失がない。よつて総合的に極めて高い
冷却効率を得ることができるとともに多数の対象
物を連続的に冷却することも可能となり作業能率
をも高めることができて経済的である。
第2図はこの考案の冷却器の他の実施例を示す
ものであり、第1図に示したものと同一構成部分
には、同一符号を付してその説明を省略する。
ものであり、第1図に示したものと同一構成部分
には、同一符号を付してその説明を省略する。
この例の冷却器では、第2の案内壁19の下端
部外周に加熱用の電気ヒータ26が巻回され、さ
らにこの電気ヒータ26の外周部には断熱材27
が取り付けられている。
部外周に加熱用の電気ヒータ26が巻回され、さ
らにこの電気ヒータ26の外周部には断熱材27
が取り付けられている。
この例の冷却器にあつては、第1図に示したも
のと同様の効果を得ることができるとともに、さ
らに上記電気ヒータ26の温度を適宜調節するこ
とにより流通路20内の冷媒Rの気化する速度が
変化し、よつて流通路21内を流れる低温の冷媒
Rのガスの量が変化する。このため上記冷却部材
15と金物18の冷却速度や冷却温度を調整する
こともできる。
のと同様の効果を得ることができるとともに、さ
らに上記電気ヒータ26の温度を適宜調節するこ
とにより流通路20内の冷媒Rの気化する速度が
変化し、よつて流通路21内を流れる低温の冷媒
Rのガスの量が変化する。このため上記冷却部材
15と金物18の冷却速度や冷却温度を調整する
こともできる。
以上説明したようにこの考案の冷却器は、極低
温の冷媒を収容する断熱容器の底部から上記断熱
容器の内部に向けて筒状の第1の案内壁を挿入、
固定し、この第1の案内壁の内部に対象物を冷却
する冷却部材をその下端部が上記容器の下方に延
出するようにして挿入するとともに、上記冷却部
材の上部に上記第1の案内壁の外側面を隙間をも
つて囲繞する筒状の第2の案内壁の上端部を固定
したものである。よつてこの冷却器によれば、冷
却部材の周囲が気化した冷媒によつて満たされる
ため、上記冷却部材に霜が付着することがない。
しかも冷媒の無駄な損失がないため総合的に極め
て高い冷却効率を得ることができ、さらに多数の
対象物を連続的に冷却することができる等の利点
も得ることができる。
温の冷媒を収容する断熱容器の底部から上記断熱
容器の内部に向けて筒状の第1の案内壁を挿入、
固定し、この第1の案内壁の内部に対象物を冷却
する冷却部材をその下端部が上記容器の下方に延
出するようにして挿入するとともに、上記冷却部
材の上部に上記第1の案内壁の外側面を隙間をも
つて囲繞する筒状の第2の案内壁の上端部を固定
したものである。よつてこの冷却器によれば、冷
却部材の周囲が気化した冷媒によつて満たされる
ため、上記冷却部材に霜が付着することがない。
しかも冷媒の無駄な損失がないため総合的に極め
て高い冷却効率を得ることができ、さらに多数の
対象物を連続的に冷却することができる等の利点
も得ることができる。
第1図はこの考案の接触式極低温冷却器の一実
施例を示す概略縦断面図、第2図はこの考案の他
の実施例を示す概略縦断面図である。 1……断熱容器、14……第1の案内壁、15
……冷却部材、19……第2の案内壁、R……冷
媒、F……対象物。
施例を示す概略縦断面図、第2図はこの考案の他
の実施例を示す概略縦断面図である。 1……断熱容器、14……第1の案内壁、15
……冷却部材、19……第2の案内壁、R……冷
媒、F……対象物。
Claims (1)
- 極低温の冷媒を収容する断熱容器と、この断熱
容器の底部から上記断熱容器の内部に向けて挿入
され上記容器の内部を底部外方に向けて開放させ
る筒状の第1の案内壁と、この第1の案内壁の内
部に遊挿されるとともに上記容器の下方に延出す
る下端部が接触により対象物を冷却する冷却部材
と、この冷却部材の上部に上端部が固定され下方
に延びる下部が上記第1の案内壁の外側面を隙間
をもつて囲繞する筒状の第2の案内壁とを具備す
る接触式極低温冷却器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984139855U JPH0136067Y2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984139855U JPH0136067Y2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6155684U JPS6155684U (ja) | 1986-04-14 |
| JPH0136067Y2 true JPH0136067Y2 (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=30698227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984139855U Expired JPH0136067Y2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0136067Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3509092B2 (ja) * | 1998-12-11 | 2004-03-22 | 住友電気工業株式会社 | 超電導体の冷却装置 |
| JP6857293B2 (ja) * | 2017-03-16 | 2021-04-14 | 大陽日酸株式会社 | 凍結保存容器 |
| JP7393186B2 (ja) * | 2019-11-08 | 2023-12-06 | 大陽日酸株式会社 | 凍結保存容器 |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP1984139855U patent/JPH0136067Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6155684U (ja) | 1986-04-14 |
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