JPS62191267A - 電動式パワ−ステアリング装置 - Google Patents

電動式パワ−ステアリング装置

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JPS62191267A
JPS62191267A JP61033420A JP3342086A JPS62191267A JP S62191267 A JPS62191267 A JP S62191267A JP 61033420 A JP61033420 A JP 61033420A JP 3342086 A JP3342086 A JP 3342086A JP S62191267 A JPS62191267 A JP S62191267A
Authority
JP
Japan
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motor
temperature
thermal switch
rotational torque
steering
Prior art date
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Pending
Application number
JP61033420A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Fushimi
伏見 武彦
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明のi羊糸■1な8発明 〔発明の目的〕 (産業上の利用骨IP) 本発明は、電動式パワーステアリング装置に係り、殊に
そのモータの過熱保護に係る。
(従来の技術) 従来この種の電動パワーステアリング装置は、ステアリ
ングギア機構に作用的に連結されたステアリングシャフ
トと、該ステアリングシャフトに作用している回転トル
クを検出するトルク検出器と、前記ステアリングギア機
構に作用的に連結されてその作動を助勢するモータと、
前記トルク検出器で検出した回転トルク値を付与され、
該回転トルク値に応じて前記モータの付勢を制御する電
子式制御手段とから構成されている。
従って、ステアリング回転操作によりステアリングシャ
フトに回転トルクが発生すると、モータが付勢される。
よって、ステアリングギア機構が助勢され、円滑な操舵
をすることができることとなる。
ところが、ステアリング操作毎に付勢されるので、モー
タが過熱する恐れがある。このため、従来から一夕の過
熱保護が図られていた。
例えば、特開昭60−35663号公報に記載されたも
のでは、サーミスタ素子等の温度センサを付設してモー
タの温度を検出し、電子式制御手段に付与している。そ
して、電子式制御手段において、検出温度値と予め設定
された所定値(モータ温度上昇の最大許容値)とを比較
し、その差の低下に応じてモータ付勢量を低減させてい
る。よって、過度の温度上昇が抑制され、この結果、モ
ータの過熱防止が図られるようになっていた。
(発明が解消しようとする問題点) しかしながら、上記従来技術では、モータの温度を検出
しなければならず、サーミスタ素子等の温度センサの利
用が前提となる。サーミスタ素子等の温度センサでは、
そのインピーダンスが高いのでシールド線等で配線を被
覆したり、更には、電子制御回路を温度センサに近接配
置して、エミッションノイズ対策をしなければならない
。温度センザ即ちモータに近接配置した場合には、エン
ジンルーム内の高温に曝されることとなり、耐熱対策の
ために電子制御回路が高コストになると言う問題があっ
た。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に対して、簡
易な構成でモータの過熱を防止することを、その技術的
課題とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この課題解決のために、本発明で講じた技術的手段は、
ステアリングギア機構に作用的に連結されたステアリン
グシャフトと、該ステアリングシャフトに作用している
回転トルクを検出するトルク検出器と、前記ステアリン
グギア機構に作用的に連結されてその作動を助勢するモ
ータと、該モータに付設され、所定の温度で開閉作動し
て前記モータを非付勢状態とするサーマルスイッチと、
前記トルク検出器で検出した回転トルク値を付与され、
該回転トルク値に応じて前記モータの付勢を制御する電
子式制御手段とから、電動式パワーステアリング装置を
構成するようにしたこと、或いは、ステアリングギア機
構に作用的に連結されたステアリングシャフトと、該ス
テアリングシャフトに作用している回転トルクを検出す
るトルク検出器と、前記ステアリングギア機構に作用的
に連結されてその作動を助勢するモータと、該モータに
付設され、所定の温度で開閉するサーマルスイッチと、
前記トルク検出器で検出した回転l−ルク値と前記サー
マルスイッチの開閉信号とを付与され、該回転トルク値
に応じて前記モータの付勢を制御すると共に、サーマル
スイチの開閉信号に基づいて前記モータが前記所定温度
以上に上昇した時モータの付勢を停止する電子式制御手
段とから、電動式パワーステアリングを構成するように
したことにある。
(作用) このように、本発明の手段では、モータの温度を、所定
の温度で開閉するサーマルスイッチで検出している。そ
して、このサーマルスイチの開閉で直接モータを非付勢
としたり、或いは、サーマルスイッチの開閉信号を付与
された電子制御手段によりモータの付勢を停止する。よ
って、所定温度以上となると付勢停止されるので、モー
タの過熱が防止される。
しかも、所定の温度で開閉するサーマルスイッチを利用
したので、従来のサーミスタ素子等の温度センサを利用
した場合のような、エミッションノイズ対策を必要とせ
ず、構成が簡単且つ安価でモータを過熱防止できること
となる。
(実施例) 以下図面を参照しながら、本発明の好ましい実施例につ
いて説明する。
電動式パワーステアリング装置は、第2図に図示したよ
うに、ステアリングギア機構16に作用的に連結された
ステアリングシャフト11と、該ステアリングシャフト
11に作用している回転トルクを検出する一対のトルク
検出器15a、15bと、前記ステアリングギア機構1
6に作用的に連結されてその回動を助勢するモータ12
と、前記トルク検出器15a、15bで検出した回転ト
ルク信号値を付与され、該回転トルク信号値に応じて前
記モータ12の付勢を制御する電子式制御手段14と、
電子式制御手段14及びモータ12を駆動するバッテリ
13とを備えている。
そして、電動式パワーステアリング装置では、ステアリ
ングホイールの回転操作で回転されると共に、モータ1
2の回転助勢でもステアリングシャフト11は回転され
る。よって、ステアリング操作が円滑となる。
尚、ステアリングギア機構16は、ステアリングシャフ
ト11に一体的に設けられたピニオンギアと、左右の車
輪間に配設され、ピニオンギアと噛み合わされたラック
ギアとから構成されている(図示せず)。また、本実施
例では、モータ12を、ステアリングシャフト11のピ
ニオンギア側と連結させているが、ラックギア側と連結
させるようにしても良い。一対の回転トルク検出器15
a、15bは、ステアリングシャフト11の軸周り対称
に配置され、夫々ステアリングシャフト11に作用して
いる回転トルクを独立に検出する。
その検出信号値は、ステアリングシャフト11に作用し
ている回転トルクが右向きか左向きかにより、正負に変
化する。
第1図に図示したように、電子式制御手段14は、マイ
クロコンピュータ(以下、マイコンと呼ぶ)22と、ア
ナログ・デジタル変換器19と、一連のスイッチングト
ランジスタTRI、TR2、TR3,TR4,TR5と
、パルス幅変調器21とを備えている。
一対の回転トルク検出器15a、15bは、アナログ・
デジタル変換器19を経て、マイコン22のポートaに
接続され、一対の回転トルク信号値(TORQUl、T
ORQU2)をマイコン22に付与する。また、パルス
幅変調器21はマイコン22のポートdに接続され、マ
イコン22からのパルス幅設定信号PMに応じた時間幅
のパルスを出力する。
スイッチングトランジスタTR1のベース端子はマイコ
ン22のポートCと接続され、マイコン22からのH,
Lレベル信号により、オン、オフ制御される。このトラ
ンジスタTRIのオン作動により、モータ非常停止用常
閉形リレースイッチ18が開動作する。
更に、トランジスタTR4,TR5のベース端子は、マ
イコン22のポートf、  gに夫々接続され、マイコ
ン22からのモータ12正転及び逆転指示信号たるH,
Lレベル信号によりオン、オフ作動される。一方、トラ
ンジスタTR2,TR3のベース端子は、パルス幅変調
器21の出力端子りと夫々接続され、そのHレベルパル
ス幅の継続時間の間だけオンする。
マイコン22のフローチャートで後述するが、トランジ
スタTR2・TR,5及びトランジスタTR3・TR4
は、夫々1セツトとして作動する。
トランジスタTR2・TR5はモータを逆転付勢し、ト
ランジスタTR3・TR4はモータを正転付勢するもの
である。
トランジスタTR2,TR3の各コレクタ端子には、リ
レースイッチ18を介して、バッテリ13の陽極BTが
接続されると共に、トランジスタTR4,TR5の各ベ
ース端子が接地されている。
トランジスタTR2,TR4のベース端子とコレクタ端
子とが接続されると共に、モータ12の一方の端子12
aとも接続されている。同様に、トランジスタTR3,
TR5のベース端子とコレクタ端子とが接続されると共
に、モータ12の他方の端子tZaとも、バイメタル式
開閉スイッチ24を介して接続されている。よって、ト
ランジスタTR2・TR5が共にオンすると、モータ1
2は逆転作動し、トランジスタTR3・TR4が共にオ
ンすると、モータ12は正転作動することとなる。
警報用発光ダイオード20は車室内に配設されると共に
、インバータ20aを介して、マイコン22のボートe
に接続されている。ボートeからI]レベル信号が出力
されると、印可されている定電圧Vccから電流が流れ
発光する。
尚、定電圧装置17は、バッテリ13とイグニッション
キースイッチIGを介して接続され、定電圧Vccを出
力し、マイコン22或いは発光ダイオード20を作動状
態とする。
本発明の詳細な説明する。
バイメタル式開閉スイッチ24は、第4図に図示したよ
うに、モータ12のケース内の両整流ブラシ12a、1
2bの間に固設されている。その可動片24aと固定片
24bは、ハウジング24C内に保持され、所定温度以
下では可動片24aと固定片24bの接点は当接してい
る。
固定片24bは、コネクタ30を介して、トランジスタ
TR3,TR5のヘース端子とコレクタ端子との接続点
に接続されている。一方、可動片24aは整流ブラシ1
2bに接続され、モータのロータ32を介して、他方の
ブラシ12aに接続される。そして、コネクタ30を介
して、トランジスタTR2,TR4のヘース端子とコレ
クタ端子との接続点に接続されている。
可動片24aは、モータ12内の雰囲気温度が所定値以
上になると変形し、固定片24bから離間する。よって
、モータ12への電機子電流が遮断されることとなる。
次に、マイコン22の制御フローチャートを説明する。
第3図に図示したように、スタート・すると、まず回転
トルク検出器15a、15bからのトルク信号値TOR
QU1・TORQU2を取り込む(ステップSl)。取
り込んだトルク信号値TORQU1・TORQU2を、
アナログデジタル変換処理をする(ステップS2)。更
に、両トルク検出信号TORQU1・T ORQ U 
2の平均値AVと、差の絶対値を算出する。
差の絶対値が所定値未満かどうか判断する(ステップS
4)。所定値未満でない場合には、トルク検出器15a
、15bの少なくとも何れか一方に異常があると考えら
れる。よって、パルス幅変調器21へのパルス幅指示を
停止する(ステップ512)と共に、トランジスタTR
IをオンさせるようボートbからHレベル信号を出力す
る(ステップ513)。リレースイッチ18が開作動し
モータ12とバッテリー13との間の接続が遮断される
。更に、ボートeからHレベル信号を出力し、発光ダイ
オード20を発光させ、異常を警告すると共に(ステッ
プ514)、モータ12の制御を停止する。
差の絶対値が所定値未満の場合には、平均値AVが正負
或いはゼロかどうか判断する(ステップS6)。平均値
AVが正値ならば、トランジスタTR4をオンさせるよ
うボートrからI(レベル信号を出力する(ステップS
7)。更に、平均値AVに基づくパルス幅指示信号をボ
ートdから出力する(ステップ510)。これにより、
ステアリングシャフト11に作用している回転トルクに
応じてモータ12が正転する。
同様に、平均値AVが負値ならば、トランジスタTR5
をオンさせるようボートgからHレベル信号を出力する
(ステップS9)、更に、平均値AVに基づくパルス幅
指示信号をポー1−dから出力する(ステップ511)
。これにより、ステアリングシャフト11に作用してい
る回転トルクに応じてモータ12が逆転する。
また、平均値AVがゼロならば、トランジスタTR4,
TR5が共にオフするよう、ボートf。
gをLレベルとする(ステップ38)。
以後フローチャートの冒頭に復帰し、回転トルクに応じ
てモータ12を正転成いは逆転作動させ、ステアリング
操作の助勢を適宜行う。
以上からなる実施例では、モータ12が連続的に作動し
てケース内の雰囲気温度が所定値以上に上昇すると、バ
イメタル式開閉スイッチ24が開作動する。この結果、
モータ12への電機子電流の付与がなされず、速やかに
冷却されることとなる(停止域)。そして、モータ12
内の雰囲気温度が所定値以下になると、開閉スイッチ2
4は閉状態に復帰し、電機子電流の通電が可能となる(
定格域)(第9図(a)、  (b)参照)。即ち、従
来の電動式パワーステアリング装置のモータ12に、バ
イメタル式開閉スイッチ24を付設するという、極めて
簡単な構成で過熱防止を図ることができるようになる。
モータ12のケース内に配置出来ない時には、第5図に
図示したように、感温リードスイッチ33をケースの底
に埋設させるようにしても良い。
この時、モータ12のブラシ12a、12bの間に感温
リードスイッチ33を電気的に接続することは困難な場
合には、第6図に図示したように、感温リードスイッチ
33を所定温度以下では開放され、所定温度以上になる
と閉状態となるものとし、そして、感温リードスイッチ
33の一端を、リレースイッチ18のコイルの一端に接
続すると共に、感温リードスイッチ33の他端を接地さ
せる。これにより、モータ12の温度が所定値以上にな
ると、感温リードスイッチ33が閉状態となり、リレー
スイッチ18が開動作する。よって、モータ12への電
機子電流の供給が遮断されるようになる。この場合、他
の構成は、第1図に図示した実施例と同様なので、説明
は省略する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第1図に図示した実施例では、バイメタル式開閉スイッ
チ24若しくは感温リードスイッチ33で、モータ12
の電機子路を開閉していた。これに対し、第7図に図示
したように、他の実施例は、感温リードスイッチ33の
開閉信号をマイコン22に付与するものである。
その構成は、モータ12のケースに配設した感温リード
スイッチ33の一端を接地すると共に、その他端に抵抗
R1を介して定電圧Vccを印可する。更に、抵抗R1
と感温リードスイッチ33との接続点を、抵抗R2,R
3を介してマイコン22のポートiと接続する。これに
より、マイコン22のポートiには、感温リードスイッ
チ33の閉状態(モータ12が所定温度以下)ではLレ
ベル信号が付与され、開法!13(モータ12が所定温
度以上)ではHレベル信号が付与されることとなる。
この実施例における、マイコン22の制御フローチャー
トは、第8図に図示したように、スタートすると、まず
回転トルク検出器15a、15bからのトルク信号値T
ORQUI・TORQU2を取り込む(ステップSl’
)。取り込んだトルク信号値TORQU1・TORQU
2を、アナログデジタル変換処理をする(ステップS2
)。更に、両トルク信号値TORQUI・T ORQ 
U 2の平均値AVと、差の絶対値を算出する(ステッ
プS3)。
更に、ポートiに付与されている信号を取り込む(ステ
ップ341)。取り込んだ信号が■ルベルかLレベルか
判断する。Lレベルならば、感温リードスイッチ33が
閉状態でモータ12は所定温度以下にあると、そして、
Hレベルならば、感温リードスイッチ33が開状態でモ
ータ12は所定温度以上の過熱状態にあると判断する(
ステップ542)。
ステップS42で、モータ12が所定温度以下ならば(
No) 、ステップS3で算出した差の絶対値が所定値
未満かどうか判断する(ステップS4)。所定値未満で
ない場合には、トルク検出器15a、15bの少なくと
も何れか一方に異常があると考えられる。パルス幅変調
器21へのパルス幅指示を停止する(ステップ512)
と共に、ポートeからHレベル信号を出力し、発光ダイ
オード20を発光させ、異常を警告する(ステップ51
4)、更にトランジスタTRIをオンさせるようポート
bからHレベル信号を出力する。更に、リレースイッチ
18が開作動しモータ12とバッテリー13との間の接
続が遮断される(ステップ546)。
一方、ステップS46で、差の絶対値が所定値未満の場
合には、低減係数Xの値を1に設定すると共に、回数値
TiMEを1に設定するユ更に、トルク信号値に応じて
定められるパルス幅指示信号PMを、パルス幅指示信号
PMと低減定数Xとの積と置き換える(ステップ552
)。
その上で、平均値AVが正負或いはゼロかどうか判断す
る(ステップS6)。平均値AVが正値ならば、トラン
ジスタTR4をオンさせるようボートfからHレベル信
号を出力する(ステップS7)。更に、平均値AVに基
づくパルス幅指示信号PMをボートdから出力する(ス
テップ5IO)。これにより、ステアリングシャフト1
1に作用している回転トルクに応じてモータ12が正転
することとなる。
同様に、平均値AVが負値ならば、トランジスタTR5
をオンさせるようボートgからI(レベル信号を出力す
る(ステップS9)。更に、平均値AVに基づくパルス
幅指示信号PMをポー)dから出力する(ステップ51
1)。これにより、ステアリングシャフト11に作用し
ている回転トルクに応じてモータ12が逆転することと
なる。
また、平均値AVがゼロならば、トランジスタTR4,
TR5が共にオフするよう、ボートr8gをLレベルと
する(ステップS8)。
以後フローチャートの冒頭に復帰し、回転トルクに応じ
てモータ12を正転成いは逆転作動させ、ステアリング
操作の助勢を適宜行う。
ところが、ステップS42で、モータ12が過熱と判断
された時には(YES)、回数値TiMEに応じて低減
定数値X(1より小さな正値)を設定する(ステップ5
43)。回数値TiMEを1だけ増加させた後、回数値
TiMEが予め定めた設定値より大きいか比較する(ス
テップ545)。回数値TiMEが小さければ(No)
 、ステップS52で、パルス幅処理を行うと共に低減
定数値Xに応じてパルス幅指示信号PMを低減する。回
数値TiMEが設定値より大きければ(YES)、トラ
ンジスタTRIをオンさせるようボートbからHレベル
信号を出力し、リレースイッチ18を開作動させモータ
12とバッテリー13との間の接続を遮断する(ステッ
プ346)。
このように他の実施例は構成されているから、ケース内
の雰囲気温度が所定値以上に上昇すると、感温リードス
イッチ33が開動作する。この結果、マイコン22のボ
ートiに付与されている信号が変化する。マイコン22
は、その処理フローチャートのステップS42において
、モータ過熱と判断する。低減係数Xが順次1より小さ
い値に低減されることとなる。よって、第9図(c)に
図示したように、モータ12はその出力が徐々に低減さ
れ、所定時間経過後モータ12は停止することとなる。
この様に、過熱時モータ12の出力が徐々に低減される
ので、モータ12による助勢が徐々に弱められる。ステ
アリング操作力の急激な増加が発生せず、たとえモータ
12を停止させたとしても円滑なステアリング操作を維
持できる。
また、第9図(d)に図示したように、モータ12内の
雰囲気温度が所定値以下になると、モータ12を自動的
に作動状態に復帰させるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上ご説明しましたように、本発明では、モータの温度
を、所定の温度で開閉するサーマルスイッチで検出して
いる。そして、このサーマルスイチの開閉で直接モータ
を非付勢としたり、或いは、サーマルスイッチの開閉信
号を付与された電子制御手段によりモータの付勢を停止
する。よって、所定温度以上となると付勢停止されるの
で、モータの過熱が防止されるようになる。
しかも、所定の温度で開閉するサーマルスイッチを利用
したので、従来のサーミスタ素子等の温度センサを利用
した場合のような、エミッションノイズ対策を必要とせ
ず、構成が簡単且つ安価でモータを過熱防止できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における制御手段を示すブロ
ック図、第2図は電動式パワーステアリングを示す斜視
図、第3図は制御手段における処理手順を示すフローチ
ャート、第4図はモータへのバイメタル式スイッチの取
りつけ状態を示す断面図、第5図はモータへの感温式リ
ードスイッチの取りつけ状態を示す断面図、第6図は変
形実施例における制御手段を示すブロック図、第7図は
他の実施例における制御手段を示すブロック図、第8図
は他の実施例における処理手順を示すフローチャート、
そして、第9図は各実施例におけるスイッチの開閉に伴
う、モータの作動状態を示すタイミングチャートである
。 11・・・ステアリングシャフト、 12・・・モータ、 13・・・電子式制御手段、 15a、15b・・・トルク検出器、 16・・・ステアリングギア機構、 22・・・マイクロコンピータ 24.33・・・サーマルスイッチ、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングギア機構に作用的に連結されたステ
    アリングシャフトと、 該ステアリングシャフトに作用している回転トルクを検
    出するトルク検出器と、 前記ステアリングギア機構に作用的に連結されてその作
    動を助勢するモータと、 該モータに付設され、所定の温度で開閉作動して前記モ
    ータを非付勢状態とするサーマルスイッチと、 前記トルク検出器で検出した回転トルク値を付与され、
    該回転トルク値に応じて前記モータの付勢を制御する電
    子式制御手段とから成る電動式パワーステアリング装置
  2. (2)ステアリングギア機構に作用的に連結されたステ
    アリングシャフトと、 該ステアリングシャフトに作用している回転トルクを検
    出するトルク検出器と、 前記ステアリングギア機構に作用的に連結されてその作
    動を助勢するモータと、 該モータに付設され、所定の温度で開閉するサーマルス
    イッチと、 前記トルク検出器で検出した回転トルク値と前記サーマ
    ルスイッチの開閉信号とを付与され、該回転トルク値に
    応じて前記モータの付勢を制御すると共に、サーマルス
    イチの開閉信号に基づいて前記モータが前記所定温度以
    上に上昇した時モータの付勢を停止する電子式制御手段
    とから成る電動式パワーステアリング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152880U (ja) * 1986-03-20 1987-09-28
US4986379A (en) * 1988-09-28 1991-01-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Motorized power steering apparatus

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JPS62152880U (ja) * 1986-03-20 1987-09-28
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