JPS62190690A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被加熱物を載置する被加熱物載置板の載置わ
すれを検知する被加熱物検知装置を備えた誘動加熱調理
器に関するものである。

従来の技術 近来、安全で衛生的なことを理由に誘導加熱調理器が普
及している。その誘導加熱調理器はテーブルに組み込む
ことができ、テーブルの形の誘導加熱調理器もある。

ところでこの種の誘導加熱調理器においてテーブル等の
天板に被加熱物を載置することは、被加熱物からの輻射
熱、伝導熱等により天板が歪んだり損傷したりすること
から、被加熱物載置板を併用する傾向にある。

ここで誘導加熱調理器をテーブルとして使用するとき、
つまり調理しないときには被加熱物載置板を載置してい
ると邪魔になり、使い勝手が悪いので被加熱物載置板を
取りはずしている。そのため調理をするときに被加熱物
載置板を載せわすれることがある。

第３図は前記従来の誘導加熱調理器の構成を示すもので
、１は調理をしないときにはテーブルとして使用する天
板であり、下面には誘導加熱ユニ・ト↓が取付けられ、
脚８で支持されている。前記天板１の上には被加熱物で
ある磁性鍋２からの伝導熱による天板１の変形を防ぐた
めの被加熱物載置板３を載置自在に設けている。誘導加
熱ユニット７は磁性鍋２を誘導加熱するための加熱コイ
ル４と磁性鍋２が載せられると磁力を利用して上方に動
き、磁性鍋２が離れると下方に動く被加熱物検知装置６
と、被加熱物検知装置６と連動して磁性鍋２が載せられ
ると加熱コイル４に通電し、磁性鍋２が離れると通電さ
せないスイッチ６等これら各構成部材よりなっている。

この誘導加熱調理器は調理を行なう場合、天板１に被加
熱物載置板３を載置し、磁性鍋２を被加熱物載置板３の
上に載置すると磁性鍋２を検知した被加熱物検知装置６
が上方に動き、その動きに運動してスイッチ６が入り、
加熱コイル４に通電して、磁性鍋２を誘導加熱する。ま
た調理をしないときには被加熱物載置板３を取りさって
、誘導加熱調理器をテーブルとして使用する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の従来の構成では、調理を行なうとき
にしばしば被加熱物載置板を載せわすれることがあり、
また被加熱物載置板を載せわすれても被加熱物検知装置
が動作して調理が行なわれるので、被加熱物からの伝導
熱による天板の変形や誘導加熱調理器の電源部の部品の
性能の低化などを起こす等の欠点を有しており、伝導熱
により加熱された天板でやけどをすることもあった。そ
こで被加熱物載置板の載置わすれ防止のために、被加熱
物載置板金大板に組み込む方法があるが、天板に段差が
生じて使い勝手が悪くなったり、被加熱物載置板の材質
は限ぎられたものであるため外観を良くするにはコスト
高となる等の欠点があった。本発明は上記従来の問題に
留意し前記被加熱物載置板の載せ忘れを硲実に防止でき
る誘導加熱調理器を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記従来の問題点を解決するために、本発明の誘導加熱
調理器は、被加熱物である磁性鍋の底面に磁性体を突出
させ、被加熱物載置板には上記磁性体をはめこむ挿入部
を設け、誘導加熱ユニットには被加熱物検知装置を設け
た構成とする。

作用 この構成によって被加熱物載置板が載置されていないと
きに、被加熱物である磁性鍋を誘導加熱調理器に載置し
た場合、磁性鍋底面に設けた磁性体が天板と磁性鍋との
間に隙間を生じさせ、ひとめで見て被加熱物載置板を載
せわすれたことが判るので、被加熱物載置板の載せわす
れを防止でき、なおかつ被加熱物載置板を載せわすれた
際に、磁性鍋から天板への伝導熱を減少させるので、安
全性の向上を実現することができる。

実施例 以下本発明の一実施例について添付の第１図および第２
図に基づいて説明する。

図において９は調理をしないときにチーフルとして使用
する天板であり、脚１８をもち、下面には誘導加熱ユニ
ット１７を取付けている。前記天板９上には被加熱物で
ある磁性鍋１０からの伝導熱による天板９の変形を防ぐ
被加熱物載置板１１を着脱自在に載置している。前記磁
性鍋１０の底面には磁性体１２を突設しており、一方、
被加熱物載置板１１には前記磁性体１２が挿入できる孔
１３を設けている。前記誘導加熱ユニット１７は磁性鍋
１０を誘導加熱する加熱コイル１４と磁性体１２が載置
されると磁力により上方に動き、磁性体１２が離れると
下方に動く被加熱物検知装置１５を備えており、前記磁
性体１２と被加熱物検知装置１５Ｆｉ前記被加熱物載置
板１１を検知させる構成をしている。また誘導加熱ユニ
ット１７は被加熱物検知装置１５と連動し、磁性鍋１０
が載せられると加熱コイル１４に通電し、磁性鍋１゜が
離れると通勤させないスイッチ１６を備えている。

以上のように構成された誘導加熱調理器について以下そ
の動作を説明する。

誘導加熱調理器で調理を行なう場合、天板９に被加熱物
載置板１１を載置して、被加熱物載置板１１に設けてい
る孔１３に磁性体１２を挿入するように磁性鍋１ｏを載
置する。磁性体１２を検知した被加熱物検知装置１５が
上方に動いて被加熱物検知装置１５と連動しているスイ
ッチ１６が入り、加熱コイル１４に通電して磁性鍋１０
を誘導加熱する。磁性鍋１Ｑを被加熱物載置板１１の上
から取り去ると被加熱物検知装置１６が下方に動いて、
被加熱物検知装置１６と運動しているスイッチ１６が切
れ、加熱コイル１４は誘導加熱を停止する。

以上が被加熱物載置板１１を載置して調理を行なった場
合であり、被加熱物載置板１１を載せわすれて調理を行
なった場合は、磁性鍋１０の底面に設けである母性体１
２が天板９と磁性鍋１０との間に隙間を生じさせて、ひ
とめ見て被加熱物載置板１１を載せわすれたことが判り
、しかも磁性鍋１０は局部的に天板９に接することにな
るので磁性鍋１０から天板９への伝導熱を減少でき、し
たがって被加熱物載置板１１の載せわすれと、載せわす
れた際の危険性を防止できるのである。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明は磁性鍋
の底面に磁性体を突設し、被加熱物載置板には前記磁性
体が挿入される孔を設け、誘導加熱ユニットには前記磁
性体に応動する被加熱物検知装置を設けたため被加熱物
載置板の載せわすれが外部より確実に判断でき、したが
って被加熱物載置板の載せわすれを防止できる。また従
来例の問題点である被加熱物載置板を載せわすれた場合
に起こる被加熱物からの伝導熱による天板の変形や誘導
加熱ユニットの部品の性能の低下や伝導熱により加熱さ
れた天板でやけどをする危険性等の欠点を防止できる安
全性の高い優れた誘導加熱調理器を実現できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における誘導加熱調理器の被
加熱物が載置されているときの縦断面図、第２図は誘導
加熱調理器の被加熱物が載置されていないときの縦断面
図、第３図は従来の誘導加熱調理器の構成を示す縦断面
図である。 ９・・・・・・天板、１０・・・・・・磁性鍋、１１・
・・・・・被加熱物載置板、１２・・・・・・磁性体、
１３・・・・・・孔、１４・・・・・・加熱コイル、１
５・・・・・・被加熱物検知装置、１６°°°・・・ス
イッチ、１７・・・・・・誘導加熱ユニット、１８・・
・・・・脚。 ９−　和猥 １０−−一磁秩鉛 （（−ｆＭｌｌｌｌ、！私 イ牛−−−７ａ辛＾コ４ル ＋５−ｍ澗Ｗ！、物陰力気１ （Ｇ−一人（ツテ ィ７−！ＳａＤ！　ｍ＝−／） イδ−−Ｆｌｌ’ｌｌ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 天板およびこの天板の下部に設けられた誘導加熱ユニッ
   トよりなる本体と、前記天板上に載置自在な被加熱物載
   置板と、前記被加熱物載置板上に載せられる磁性体より
   なる被加熱物よりなり、前記被加熱物にはその底面に磁
   性体を突設し、被加熱物載置板には前記磁性体が挿入さ
   れる孔を形成し誘導加熱ユニットは前記被加熱物の突出
   した磁性体に応動して作動する被加熱物検知装置を設け
   てなる誘導加熱調理器。