JPS62190053A - 米飯の冷却方法 - Google Patents
米飯の冷却方法Info
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- JPS62190053A JPS62190053A JP61030683A JP3068386A JPS62190053A JP S62190053 A JPS62190053 A JP S62190053A JP 61030683 A JP61030683 A JP 61030683A JP 3068386 A JP3068386 A JP 3068386A JP S62190053 A JPS62190053 A JP S62190053A
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- cooked rice
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- cooled
- cooler
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、炊きたての米飯をその重量の減少をできるだ
け少なくしながら速やかに冷却する米飯の冷却方法に関
するものである。
け少なくしながら速やかに冷却する米飯の冷却方法に関
するものである。
近年、専門業者により炊かれた米飯が一般の人の食事に
供されることが多(なってきているが、これ等の米飯は
、60℃以上の高温のうちに販売してしまうか、または
室温まで冷却したものを総菜と一緒に販売する駅弁のよ
うなもののどちらかである。
供されることが多(なってきているが、これ等の米飯は
、60℃以上の高温のうちに販売してしまうか、または
室温まで冷却したものを総菜と一緒に販売する駅弁のよ
うなもののどちらかである。
一方、室温まで冷却した状態で販売される駅弁などの総
菜類は、炊き上ったものをできるだけ急速に10℃以下
迄冷却する必要があるが、これは炊き上ったものが室温
迄冷える途中において、30℃〜40℃の温度範囲を通
過せねばならないが、この温度範囲は菌類が最も繁殖し
易い温度であり、食品としてはこの温度をできるだけ短
時間で通過する必要があるという理由からである。
菜類は、炊き上ったものをできるだけ急速に10℃以下
迄冷却する必要があるが、これは炊き上ったものが室温
迄冷える途中において、30℃〜40℃の温度範囲を通
過せねばならないが、この温度範囲は菌類が最も繁殖し
易い温度であり、食品としてはこの温度をできるだけ短
時間で通過する必要があるという理由からである。
この冷却方法としては、従来、少量の場合は扇風機で風
を送り、冷却する方法がよく採られていたが、これでは
冷却用の場所を広くとると共に、室内の空気を吹付ける
ためにかえって腐敗菌等を吹付けるような結果となり、
好ましくない方法である。
を送り、冷却する方法がよく採られていたが、これでは
冷却用の場所を広くとると共に、室内の空気を吹付ける
ためにかえって腐敗菌等を吹付けるような結果となり、
好ましくない方法である。
そこで、開発されたのが真空冷却法であり、これは密閉
容器に総菜を入れ、内部を真空ポンプで減圧するもので
あり、その真空度に応じた温度迄水分を自己蒸発により
冷却される。
容器に総菜を入れ、内部を真空ポンプで減圧するもので
あり、その真空度に応じた温度迄水分を自己蒸発により
冷却される。
普通の水は約18To r rで20℃となるが、総菜
の場合は塩気があるので、もう少し真空度を上げる必要
がある。
の場合は塩気があるので、もう少し真空度を上げる必要
がある。
また、米飯の場合は一般の総菜と違って澱粉質があるた
め、あまり低温迄冷却すると味が落ちるので、20℃程
度にとどめる方が良いとされている。
め、あまり低温迄冷却すると味が落ちるので、20℃程
度にとどめる方が良いとされている。
以上のように真空により冷却する方法の長所としては、
その内部全体から水分が蒸発して冷却されるので、全体
が均一な温度になることと、更に、真空ポンプで内部を
吸引することにより冷却するので、その間内部が汚染さ
れることが全くないことである。
その内部全体から水分が蒸発して冷却されるので、全体
が均一な温度になることと、更に、真空ポンプで内部を
吸引することにより冷却するので、その間内部が汚染さ
れることが全くないことである。
ただ、冷却が終って真空を破る時には、外気を導入する
ので、その通路には除菌の能力のあるフィルターを入れ
ておく必要がある。
ので、その通路には除菌の能力のあるフィルターを入れ
ておく必要がある。
このように真空冷却による方法は、非常に良い方法では
あるが、唯一の欠点として、その原理からくることであ
るが、自己蒸発により冷却を行うため、目方が減ってし
まうことである。
あるが、唯一の欠点として、その原理からくることであ
るが、自己蒸発により冷却を行うため、目方が減ってし
まうことである。
一般の総菜では、水分及び汁気が多いため、多少の水分
の減量は差支えないが、米飯の場合に余分に水分が減る
と飯粒が固くなってしまうことになる。
の減量は差支えないが、米飯の場合に余分に水分が減る
と飯粒が固くなってしまうことになる。
部ち炊きたての米飯を80℃から20℃迄冷却すると、
その目方が4〜4.5%も減ってしまうため、これを口
に入れた時の口ざわりが非常に悪くなってしまうという
問題がある。
その目方が4〜4.5%も減ってしまうため、これを口
に入れた時の口ざわりが非常に悪くなってしまうという
問題がある。
本発明は、室温まで冷却して販売する米飯の従来の冷却
方法における欠点を解消し、食べ易く、しかも腐敗しに
くい安全な米飯の冷却方法を提供することを目的とした
ものである。
方法における欠点を解消し、食べ易く、しかも腐敗しに
くい安全な米飯の冷却方法を提供することを目的とした
ものである。
上記の目的を達成するための本発明の米飯の冷却方法は
、炊きたての米飯の冷却時に、先ずその米飯の表面に冷
風を吹付けて冷却した後に、真空冷却を行うことを特徴
としたものである。
、炊きたての米飯の冷却時に、先ずその米飯の表面に冷
風を吹付けて冷却した後に、真空冷却を行うことを特徴
としたものである。
以下図面を参照して本発明の米飯の冷却方法を通用可能
な米飯の冷却器の一実施例をその配置断面図により説明
すると、図中に示す冷却器lは内部が多段に分かれてお
り、各段に米飯を入れるトレー10をそれぞれセットす
る防滴屋根2及び冷風吹出管3が設けられている。
な米飯の冷却器の一実施例をその配置断面図により説明
すると、図中に示す冷却器lは内部が多段に分かれてお
り、各段に米飯を入れるトレー10をそれぞれセットす
る防滴屋根2及び冷風吹出管3が設けられている。
この冷却器1の画側に冷風吹出管3のヘッダー4及び戻
りのヘッダー5があり、冷風循環ブロワ−6、熱交換器
7及びエアフィルター8に接続されている。
りのヘッダー5があり、冷風循環ブロワ−6、熱交換器
7及びエアフィルター8に接続されている。
熱交換器7には、冷凍ff113に接続されたブライン
タンク11、ブラインポンプ12及び14が接続されて
おり、常に5℃程度に冷却されている。
タンク11、ブラインポンプ12及び14が接続されて
おり、常に5℃程度に冷却されている。
次に、この冷却器1による米飯の冷却手順を説明すると
、先ず、炊きたての米飯をトレーlOに入れるが、この
間にトレー10内の米飯は80℃位迄自然冷却される。
、先ず、炊きたての米飯をトレーlOに入れるが、この
間にトレー10内の米飯は80℃位迄自然冷却される。
この時の蒸気の飛散は、一般家庭の炊飯の時にも生じる
もので、これで余分な水分が飛んでしまって、食べた時
の味が良(なるのである。
もので、これで余分な水分が飛んでしまって、食べた時
の味が良(なるのである。
問題はこれから先の冷却であり、従来のようにいきなり
このトレー10を真空冷却器に入れると、真空ポンプの
能力に合せて急激に冷却されるが、その時温度を80℃
から20℃迄下げるのに必要な水分量が真空ポンプに飛
んでいってしまうことになる。
このトレー10を真空冷却器に入れると、真空ポンプの
能力に合せて急激に冷却されるが、その時温度を80℃
から20℃迄下げるのに必要な水分量が真空ポンプに飛
んでいってしまうことになる。
これに対し、本発明の冷却方法によれば、こ。
の80℃の米飯を入れたトレー10を冷却器1に入れて
、防滴屋根2と冷風吹出管3とを各トレー10にセント
して、冷風循環ブロワ−6を始動させると、10℃以下
に冷却された空気が冷風吹出管3より各トレー10に吹
付けられ、冷却空気は米飯の間とトレーlOとの間を通
って底から抜ける。
、防滴屋根2と冷風吹出管3とを各トレー10にセント
して、冷風循環ブロワ−6を始動させると、10℃以下
に冷却された空気が冷風吹出管3より各トレー10に吹
付けられ、冷却空気は米飯の間とトレーlOとの間を通
って底から抜ける。
この間、米飯の冷風にさらされた部分は全て温度が下り
、水分の蒸発はそれ以上は進まなくなるが、米飯のブロ
ックの内部で冷風に当らない部分は依然高温に保たれた
ままである。
、水分の蒸発はそれ以上は進まなくなるが、米飯のブロ
ックの内部で冷風に当らない部分は依然高温に保たれた
ままである。
なお、ここで冷却用の空気は除菌能力のあるエアフィル
ター8により除菌された状態で米飯に送られる必要があ
る。
ター8により除菌された状態で米飯に送られる必要があ
る。
その米飯の表面温度が20℃以下に下った時点で、冷風
の循環を停止して、トレー10を取出して、図示されて
いない真空冷却器に入れて、通常の方法で約18To
r r迄真空に引いて真空冷却を行う。
の循環を停止して、トレー10を取出して、図示されて
いない真空冷却器に入れて、通常の方法で約18To
r r迄真空に引いて真空冷却を行う。
その結果、米飯の内部から自己蒸発した蒸気は外面の低
温部分でトラップされ、その温度を上げると共に、水分
を補給し、その真空度の飽和蒸気となって真空ポンプに
引かれて出て行く。
温部分でトラップされ、その温度を上げると共に、水分
を補給し、その真空度の飽和蒸気となって真空ポンプに
引かれて出て行く。
そこで、真空度を約18To r rに数分保持して真
空破りを行えば、内部の米飯はその全体がほぼ20℃迄
均−に冷却されて取り出される。
空破りを行えば、内部の米飯はその全体がほぼ20℃迄
均−に冷却されて取り出される。
なお、上記の実施例の説明においては、冷却器1と真空
冷却器とは別体として説明したが、この冷却器1と真空
冷却器との内部を一部兼用した一体型構造のものとして
も、本発明の冷却方法を有効に適用することができる。
冷却器とは別体として説明したが、この冷却器1と真空
冷却器との内部を一部兼用した一体型構造のものとして
も、本発明の冷却方法を有効に適用することができる。
以上に説明したように、本発明の米飯の冷却方法によれ
ば、冷風による冷却時の水分の減量分とその次に行った
真空冷却による水分の減量とを合計しても2.0〜2.
3%の減量にとどまり、最初から真空冷却のみを行う従
来の場合の約半分の減量ですむことになり、冷却による
重量の減少を小さくできると共に、米飯を口に入れた時
の触感が大いに改善され、米飯の味覚を向上させる上で
極めて有効である。
ば、冷風による冷却時の水分の減量分とその次に行った
真空冷却による水分の減量とを合計しても2.0〜2.
3%の減量にとどまり、最初から真空冷却のみを行う従
来の場合の約半分の減量ですむことになり、冷却による
重量の減少を小さくできると共に、米飯を口に入れた時
の触感が大いに改善され、米飯の味覚を向上させる上で
極めて有効である。
また、本発明の方法を用いて米飯を冷却すれば、米飯の
冷却が速やかに行なわれ、しかも菌類の繁殖するチャン
スが少なくなるので、腐敗しにくい安全な米飯を提供で
きるという効果もある。
冷却が速やかに行なわれ、しかも菌類の繁殖するチャン
スが少なくなるので、腐敗しにくい安全な米飯を提供で
きるという効果もある。
図面は本発明の米飯の冷却方法を適用可能な冷却器の一
実施例を示す配置断面図である。 1・・・冷却器、3・・・冷風吹出管、7・・・熱交換
器、10・・・トレー、13・・・冷凍機。
実施例を示す配置断面図である。 1・・・冷却器、3・・・冷風吹出管、7・・・熱交換
器、10・・・トレー、13・・・冷凍機。
Claims (1)
- 炊きたての米飯の冷却時に、先ずその米飯の表面に冷風
を吹付けて冷却した後に、真空冷却を行う米飯の冷却方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61030683A JPH0636723B2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 米飯の冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61030683A JPH0636723B2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 米飯の冷却方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62190053A true JPS62190053A (ja) | 1987-08-20 |
JPH0636723B2 JPH0636723B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=12310486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61030683A Expired - Lifetime JPH0636723B2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 | 米飯の冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636723B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006014658A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Miura Co Ltd | おにぎり製造システムおよびおにぎり製造方法、ならびにそれらに用いる真空冷却機 |
JP2006129823A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Miura Co Ltd | 弁当用米飯の冷却方法とそれに用いられる真空冷却機 |
JP2008096029A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Miura Co Ltd | 複合冷却装置および複合冷却方法 |
-
1986
- 1986-02-17 JP JP61030683A patent/JPH0636723B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006014658A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Miura Co Ltd | おにぎり製造システムおよびおにぎり製造方法、ならびにそれらに用いる真空冷却機 |
JP2006129823A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Miura Co Ltd | 弁当用米飯の冷却方法とそれに用いられる真空冷却機 |
JP2008096029A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Miura Co Ltd | 複合冷却装置および複合冷却方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636723B2 (ja) | 1994-05-18 |
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