JPS62189933A - 磁石発電機の固定子 - Google Patents
磁石発電機の固定子Info
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- JPS62189933A JPS62189933A JP2814786A JP2814786A JPS62189933A JP S62189933 A JPS62189933 A JP S62189933A JP 2814786 A JP2814786 A JP 2814786A JP 2814786 A JP2814786 A JP 2814786A JP S62189933 A JPS62189933 A JP S62189933A
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- tape
- coil
- stator
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば内燃機関に用いる磁石発電機の固定子
に関する。
に関する。
従来周知のこの種固定子は、固定子鉄心に巻装した2発
電コイルを、その最外層の固定と外力による傷付き等か
ら保護するために、接着剤含浸型テープをコイル外周に
巻き付けているのが通例であった。
電コイルを、その最外層の固定と外力による傷付き等か
ら保護するために、接着剤含浸型テープをコイル外周に
巻き付けているのが通例であった。
しかるに、このような固定子は、冷熱サイクルの繰り返
しにより往々にしてコイル断線事故が生じるという欠点
があった。特に、放射状に突極部を有する多極型固定子
の場合、その傾向が顕著に認められた。
しにより往々にしてコイル断線事故が生じるという欠点
があった。特に、放射状に突極部を有する多極型固定子
の場合、その傾向が顕著に認められた。
このため、その原因を究明すべく、種々な実験・研究を
行なったところ、次のような事実が判明した。
行なったところ、次のような事実が判明した。
接着剤はその機能上熱硬化系のものを用いるわけである
が、加熱処理時にこの接着剤が発電コイル内にしみ込み
、硬化する結果、コイル素線同志或いはコイル素線とボ
ビンとが局部的に固着する事態を招き、発電コイルの自
己発熱や使用環境から受ける冷熱サイクルの繰り返しに
より、前記の固着部付近で断線に至るのであった。そし
て特に多極型の固定子の場合には、鉄心にコイルを巻装
するにあたりコイルが乱巻き状態になるため、前述の接
着剤の浸透現象が一層一様におこらず、断線事故が発生
し易いことも判った。
が、加熱処理時にこの接着剤が発電コイル内にしみ込み
、硬化する結果、コイル素線同志或いはコイル素線とボ
ビンとが局部的に固着する事態を招き、発電コイルの自
己発熱や使用環境から受ける冷熱サイクルの繰り返しに
より、前記の固着部付近で断線に至るのであった。そし
て特に多極型の固定子の場合には、鉄心にコイルを巻装
するにあたりコイルが乱巻き状態になるため、前述の接
着剤の浸透現象が一層一様におこらず、断線事故が発生
し易いことも判った。
本発明は上記の点に鑑み、接着剤が発電コイル内に浸透
しないようにして冷熱サイクルの繰り返しによる断線事
故を招来しない磁石発電機の固定子を得ることを目的と
する。
しないようにして冷熱サイクルの繰り返しによる断線事
故を招来しない磁石発電機の固定子を得ることを目的と
する。
本発明は上記目的を達成するため、固定子鉄心と、この
鉄心に絶縁材を介して巻装された発電コイルと、このコ
イルの外周に巻き付けるコイル固定用テープとを備え、
このテープはテープ基材とこの基材の片面に塗着された
熱可塑系の粘着剤層と前記基材の他面に塗着された熱硬
化系の接着剤層とを有し前記粘着剤層を内側にして前記
発電コイルに巻かれているようにする。
鉄心に絶縁材を介して巻装された発電コイルと、このコ
イルの外周に巻き付けるコイル固定用テープとを備え、
このテープはテープ基材とこの基材の片面に塗着された
熱可塑系の粘着剤層と前記基材の他面に塗着された熱硬
化系の接着剤層とを有し前記粘着剤層を内側にして前記
発電コイルに巻かれているようにする。
これにより、接着剤は加熱処理時に熔融するものの粘着
層により浸入が妨げられているので発電コイル内にしみ
込むことがなく、冷熱サイクルによる影響がほとんど生
じない。
層により浸入が妨げられているので発電コイル内にしみ
込むことがなく、冷熱サイクルによる影響がほとんど生
じない。
従って、本発明によれば、冷熱サイクルが繰り返し加わ
っても断線事故が生じなく、過酷な条件や環境下で使用
するのに好適な磁石発電機の固定子を捉供することがで
きるという優れた効果がある。
っても断線事故が生じなく、過酷な条件や環境下で使用
するのに好適な磁石発電機の固定子を捉供することがで
きるという優れた効果がある。
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第2図および第3図は多極型固定子の例を示すものであ
って、固定子鉄心1は放射状に多数の突極部1aを有す
る星形状の積層鉄心として構成されており、各突極部1
aには絶縁材料にて形成されたボビン2が一部モールド
成形等の適宜手段にて装着され、このボビン2に発電コ
イル3が巻装しである。
って、固定子鉄心1は放射状に多数の突極部1aを有す
る星形状の積層鉄心として構成されており、各突極部1
aには絶縁材料にて形成されたボビン2が一部モールド
成形等の適宜手段にて装着され、このボビン2に発電コ
イル3が巻装しである。
ボビン2は筒状部2aの両端につば2bを有する断面コ
の字形で、発電コイル3は筒状部2aの外周に巻かれて
いる。
の字形で、発電コイル3は筒状部2aの外周に巻かれて
いる。
発電コイル3の外周にはコイル固定用テープ4が巻き付
けである。このテープ4は、発電コイル3の最外層が振
動等により緩むのを防止すると共に固定子単体での運搬
時や内燃機関への組付は時等に発電コイル3の外表面に
外力により傷が付くのを防止するなどのためのもので、
第1図に示すごとく、テープ基材4aとその片面に塗着
された粘着材層4bと他面に塗着された接着剤層4Cと
から成り立っている。
けである。このテープ4は、発電コイル3の最外層が振
動等により緩むのを防止すると共に固定子単体での運搬
時や内燃機関への組付は時等に発電コイル3の外表面に
外力により傷が付くのを防止するなどのためのもので、
第1図に示すごとく、テープ基材4aとその片面に塗着
された粘着材層4bと他面に塗着された接着剤層4Cと
から成り立っている。
テープ4において、テープ基材4aはポリエステル不織
布のごとき含浸性のある熱収縮材料製で、粘着材層4b
はアクリル樹脂のごとき熱可塑性樹脂を主体とした周知
の粘着材料をコーティング処理等適宜な手段でテープ基
材4aの片面に塗着してあり、また接着剤層4Cはエポ
キシ樹脂のごとき熱硬化性樹脂を主体とした周知の接着
材料をコーティング処理等適宜な手段でテープ基材4a
の他面に塗着しである。
布のごとき含浸性のある熱収縮材料製で、粘着材層4b
はアクリル樹脂のごとき熱可塑性樹脂を主体とした周知
の粘着材料をコーティング処理等適宜な手段でテープ基
材4aの片面に塗着してあり、また接着剤層4Cはエポ
キシ樹脂のごとき熱硬化性樹脂を主体とした周知の接着
材料をコーティング処理等適宜な手段でテープ基材4a
の他面に塗着しである。
そして、このようなテープ4を発電コイル3の外周に巻
き付けるには、まずテープ4をその粘着剤層4bが内側
となるように発電コイル3に巻回する。この際粘着剤層
4bの粘着力によりテープ4を発電コイル3に′対して
容易に巻き付けていくことができる。
き付けるには、まずテープ4をその粘着剤層4bが内側
となるように発電コイル3に巻回する。この際粘着剤層
4bの粘着力によりテープ4を発電コイル3に′対して
容易に巻き付けていくことができる。
次いで加熱処理するとテープ4自体、その基材4aの熱
収縮により発電コイル3の外表面に密着すると共に、接
着剤層4cの熱硬化により発電コイル3の外表面を固い
層で覆うことができる。なお、この加熱処理過程におい
て、熱硬化系接着材料は周知のごとく一旦溶融するため
、接着剤4cを形成する材料の一部がテープ基材4aを
介して発電コイル3内へしみ込もうとするが、粘着剤層
4bによりそれが防止される。
収縮により発電コイル3の外表面に密着すると共に、接
着剤層4cの熱硬化により発電コイル3の外表面を固い
層で覆うことができる。なお、この加熱処理過程におい
て、熱硬化系接着材料は周知のごとく一旦溶融するため
、接着剤4cを形成する材料の一部がテープ基材4aを
介して発電コイル3内へしみ込もうとするが、粘着剤層
4bによりそれが防止される。
しかして発電コイル3には粘着剤層4bが固着すること
になるが、この粘着剤層4bは熱可ワ系であるため、冷
時、熱時にはそれに応じて硬さが変化し、発電コイル3
自体に冷熱ストレスを集中させることがない。
になるが、この粘着剤層4bは熱可ワ系であるため、冷
時、熱時にはそれに応じて硬さが変化し、発電コイル3
自体に冷熱ストレスを集中させることがない。
上述の実施例は本発明の好適な実施態様を例示するもの
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、種
々変形可能であり、以下本発明の主な他の例について列
記する。
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、種
々変形可能であり、以下本発明の主な他の例について列
記する。
(11上述の実施例は放射状に突極部を有する多極型の
固定子について説明したが、棒状鉄心の両端に磁極部を
有する1字型固定子など種々な形体の固定子に適用でき
る。
固定子について説明したが、棒状鉄心の両端に磁極部を
有する1字型固定子など種々な形体の固定子に適用でき
る。
(2)上述の例では、ボビン2を特に用いているが、鉄
心1の外表面に絶縁被膜処理を施し、この上に直接発電
コイル3を巻装するようにしてもよい。
心1の外表面に絶縁被膜処理を施し、この上に直接発電
コイル3を巻装するようにしてもよい。
(3)またボビン2を特に用いる場合にあっては、ボビ
ン2に予め発電コイル3を巻装しテープ4で外層処理し
た後、このボビン2を鉄心1の突極部1aに組付けるよ
うにしてもよい。
ン2に予め発電コイル3を巻装しテープ4で外層処理し
た後、このボビン2を鉄心1の突極部1aに組付けるよ
うにしてもよい。
(4)テープ4はその基材4aが含浸性を有しているた
め、粘着剤層4b或いは接着剤層4Cをテープ基材4a
に積極的に含浸させるようにしてもよい。
め、粘着剤層4b或いは接着剤層4Cをテープ基材4a
に積極的に含浸させるようにしてもよい。
第1図は本発明の固定子で用いるコイル同定用テープの
一実施例を示す要部断面図、第2図は本発明固定子の全
体構成の一実施例を示す正面図、第3図は第2図図示の
A−A線に沿う拡大縦断面図である。 ■・・・固定子鉄心、2・・・ボビン、3・・・発電コ
イル。 4・・・コイル固定用テープ、4a・・・テープ基材、
4b・・・粘着剤層、4c・・・接着剤層。
一実施例を示す要部断面図、第2図は本発明固定子の全
体構成の一実施例を示す正面図、第3図は第2図図示の
A−A線に沿う拡大縦断面図である。 ■・・・固定子鉄心、2・・・ボビン、3・・・発電コ
イル。 4・・・コイル固定用テープ、4a・・・テープ基材、
4b・・・粘着剤層、4c・・・接着剤層。
Claims (1)
- 固定子鉄心と、この鉄心に絶縁材を介して巻装された発
電コイルと、このコイルの外周に巻き付けるコイル固定
用テープとを備え、このテープはテープ基材とこの基材
の片面に塗着された熱可塑系の粘着剤層と前記基材の他
面に塗着された熱硬化系の接着剤層とを有し前記粘着剤
層を内側にして前記発電コイルに巻かれていることを特
徴とする磁石発電機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2814786A JPS62189933A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 磁石発電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2814786A JPS62189933A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 磁石発電機の固定子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62189933A true JPS62189933A (ja) | 1987-08-19 |
JPH0444501B2 JPH0444501B2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=12240649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2814786A Granted JPS62189933A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 磁石発電機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62189933A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01116575U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-07 | ||
JPH0257274U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-25 |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP2814786A patent/JPS62189933A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01116575U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-07 | ||
JPH0257274U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0444501B2 (ja) | 1992-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |