JPS6122469Y2 - - Google Patents

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JPS6122469Y2
JPS6122469Y2 JP8032479U JP8032479U JPS6122469Y2 JP S6122469 Y2 JPS6122469 Y2 JP S6122469Y2 JP 8032479 U JP8032479 U JP 8032479U JP 8032479 U JP8032479 U JP 8032479U JP S6122469 Y2 JPS6122469 Y2 JP S6122469Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
winding
coil
core
insulating paper
bobbin
Prior art date
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JP8032479U
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English (en)
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JPS55181461U (ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関用磁石発電機のコイル装置に
関し、より詳細には巻線固定の確実化および価格
の低減を図つたこの種コイル装置の改良構造に関
する。
従来周知の磁石発電機のコイル装置では、コア
中央部の巻線区域の周囲に、樹脂製で両端につば
部を有するボビンを装着して、その上にコイルを
巻線するか、又は樹脂が含浸された絶縁紙、例え
ばエポキシ樹脂が含浸された芳香族ポリアミド系
不織布テープにて、コアの巻線区域をおおい、こ
の絶縁紙の上に圧入する様にしてその両端部にエ
ンドプレートを取付け、該エンドプレート間で前
記絶縁紙上にコイルを巻線していた。
ところが、上記の前者の構成のものでは、巻線
終了後に接着や絶縁等を目的として含浸される絶
縁処理材とボビンの成型材とが異なるため(例え
ば絶縁処理材エポキシとボビンの成型材質ナイロ
ンの如く)両者の馴じみが悪く、コイルをなす線
材同志はよく接着されてもコイルとポビンとの接
着がされにくく、振動によりコイルの最下層とボ
ビンとが遊離し、遂には断線に至るという恐れが
あつた。一方、後者のものでは、絶縁紙として使
用されている樹脂含浸されたポリアミド系テープ
が非常に高価なものであり、このテープをエンド
プレート間の全域に巻回しているため、コイル装
置全体も高価になるという問題があつた。またこ
のものでは、コイルの巻線前もしくは巻線時に、
エンドプレートが倒れないようにするために、エ
ンドプレートを適度な圧入寸法にしなければなら
ず、これらの組付にも手間がかかり製造工数が多
くなるという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑み、コイルが巻かれるボ
ビンの巻線部に部分的な切欠きを設け、この切欠
きの部分においては樹脂が含浸された絶縁紙をコ
ア上に配置することにより、巻線終了後に実施さ
れる絶縁処理材によりコイルのコアに対する強固
な固定が可能でで、しかも安価な磁石発電機のコ
イル装置を提供することを目的的とするものであ
る。
以下、図に示す本考案の一実施例を説明する。
第1図において、コア10は両端に磁極部11
を有しており、その間が巻線区域12をなしてい
る。このコア10の巻線区域12にはナイロン等
の樹脂からなるボビン20が装着されている。ボ
ビン20は第1および第2の部材21,22から
なり、各部材21,22はコア10の巻線区域1
2をおおう巻線部21a,22aおよびその端部
に形成されたつば部21b,22bから構成され
ている。このボビン20をなす第1および第2の
部材21,22の巻線部21a,22aは、その
長さを合計してもコア10の巻線区域12の全域
をおおうには不足する長さに形成されており、従
つて、コア巻線区域12に装着した状態で、両部
材21,22の巻線部21a,22aの先端面の
間には、ボビンが存在しない切欠亮き部23が形
成されている。なお、上記各部材21,22は図
示しないが、コア10への装着を可能にするため
2分割されている。
上記ボビン20の切欠き部23においてコア1
0の巻線区域12には、樹脂が含浸された絶縁紙
例えばエポキシ樹脂が含浸された芳香族ポリアミ
ド系不織布テープ30が装着され、これにより巻
線区域12がおおわれている。図では絶縁紙30
は切欠き部23より若干小さく構成されている
が、逆に絶縁紙30を切欠き部33より大きくし
ても良く、この場合、絶縁紙30の端部はボビン
20をなす部材21,22とコア10との間には
さみ込んでも良く、又は部材上に配置しても良
い。
上述の如くコア10の巻線区域12を部分的に
おおうボビン20の巻線部21a,22aおよび
残りの部所をおおう絶縁紙30の外周には、ボピ
ン20の両端のつば部21b,22bで規定され
た範囲内において、コイル40が巻線され、巻線
後、絶縁処理材として例えばエポキシ樹脂を含浸
し、硬化してコイル装置が完成されている。
上記構成によれば、ボビン20の部分的な切欠
き部23に存在する例えばエポキシ樹脂が含浸さ
れた芳香族ポリアミド系不織布テープよりなる絶
縁紙30が、コイル40の巻線終了後に接着や絶
縁等の目的で含浸される例えばエポキシ樹脂より
なるる絶縁処理材と良く馴じみ、この結果絶縁紙
30とコイル40およびコイル同志がしつかりと
固着される。また絶縁処理材はコア10との接着
性も秀れているので、コイル全体がコア10にし
つかりと固着される。このようにコイルの強固な
固着が達成される上、上記構成では、つば部21
b,22bを有するボビン部材21,22が巻線
部21a,22aの存在により、コイル40の巻
線前においても適正な位置に保たれ、コイル40
の巻線作業時の作業性が向上する。勿論、絶縁紙
30はコア10の巻線区域12の一部に存在する
だけであるので、価格の大幅な増大を招くことは
ない。
第2図は本考案の他の実施例を示す。ここで
は、ボビン20′は両端につば部20′bを有し、
この両つば部間を巻線部20′aで連結して構成
されている。そして、巻線部20′aに切欠き部
23′を有し、この部分に樹脂が含浸された絶縁
紙30′が配置されている。これにおいても、ボ
ビン20′の巻線部20′aおよび絶縁紙30′上
にはコイルが巻線され、巻線後、樹脂が含浸され
る。従つて、第1図のものと同一の作用効果が達
成される。
以上述べた様に本考案は、ボビンの巻線部に部
分的な切欠き部を設け、この切欠き部に樹脂が含
浸された絶縁紙を配置し、その上にコイルを巻線
したもので、これによれば、巻線終了後に接着お
よび絶縁等を目的としてコイルに含浸される絶縁
処理材と絶縁紙との馴じみが良いので、絶縁紙と
コイルおよびコイルどうしを強固に固着し、また
コイル全体をコアに強固に固着することができ、
コイルの断線を確実に防止できるというすぐれた
効果が得らる。また、樹脂で含浸された高価な絶
縁紙を一部にのみ使用しているだけなので、コイ
ル装置全体を安価にすることができる。尚、樹脂
で含浸された絶縁紙の大きさについては、コイル
装置に加わる振動加速度やコイルの線径等に応じ
て適宜使い分ければコイル装置の耐振性に対する
信頼性が一段と向上する。更には単純な板状のエ
ンドプレートを使用しないので、組立に要する手
間も少く、巻線作業も容易で製造工数が少ないと
いう秀れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるコイル装置の一実施例を
示す断面正面図、第2図は本考案のコイル装置の
他の実施例のコイル巻線前の正面図である。 10……コア、12……巻線区域、20,2
0′……ボビン、21a,22a,20′a……巻
線部、21b,22b,20′b……つば部、2
3,23′……切欠き部、30,30′……絶縁
紙、40……コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コアと、このコアの巻線区域に装着された巻線
    部、この巻線部に部分的に形成された切欠き部お
    よび前記巻線部の両端に形成されたつば部を有す
    るボビンと、樹脂が含浸され前記切欠き部におい
    て前記コアに装着された絶縁紙と、前記巻線部お
    よび絶縁紙上に巻線されエポキシ樹脂等の絶縁処
    理材が含浸硬化されたコイルとを備えることを特
    徴とする内燃機関用磁石発電機のコイル装置。
JP8032479U 1979-06-12 1979-06-12 Expired JPS6122469Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032479U JPS6122469Y2 (ja) 1979-06-12 1979-06-12

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JP8032479U JPS6122469Y2 (ja) 1979-06-12 1979-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55181461U JPS55181461U (ja) 1980-12-26
JPS6122469Y2 true JPS6122469Y2 (ja) 1986-07-05

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ID=29313671

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JPS55181461U (ja) 1980-12-26

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