JPS621898A - プリント基板用鋼材およびその製造方法 - Google Patents

プリント基板用鋼材およびその製造方法

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JPS621898A
JPS621898A JP60138332A JP13833285A JPS621898A JP S621898 A JPS621898 A JP S621898A JP 60138332 A JP60138332 A JP 60138332A JP 13833285 A JP13833285 A JP 13833285A JP S621898 A JPS621898 A JP S621898A
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plating
silicon steel
adhesion
printed circuit
steel sheet
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JP60138332A
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English (en)
Inventor
Toshikuni Tanda
丹田 俊邦
Hiroshi Matsumura
松村 洽
Kazuma Yonezawa
米沢 数馬
Hirotake Ishitobi
石飛 宏威
Toshiro Ichida
市田 敏郎
Tadashi Terajima
寺嶋 正
Takeshi Koga
武 古賀
Susumu Okamura
進 岡村
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/05Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は小型M密モーターのプリント基板用として、め
っき密着性のすぐれた珪素鋼板およびその製造方法に関
するものである。
〈従来技術とその問題点〉 近年、各種電子機器の発達が著しく、OAi器やVTR
等の需要が増大しており、それらの機器の小型化、高性
能化および低価格化が競争されるようになっている。そ
れら機器の部品である小型精密モーターにはプリント基
板が使用されることが多い。
プリント基板は通常紙フェノールやガラスエポキシ等の
樹脂系統の板(厚さ約1 mm)に銅箔(厚さ約35μ
m)を貼り合せ、電子回路を配線したものである。
現在、精密モーターの高性能化、高効率化や小型化の要
求が強まるにつれて、最近では特に磁気特性が重視され
、磁気シールド性、放熱性、剛性、不燃性といフた特性
も兼備している珪素鋼板がプリント基板のベース基材と
して採用される方向にある。
このプリント基板をモータ一部品として使用する場合、
さらに構造用フレームとして1〜1.2 mmの鉄板が
重ね合せて使用される。樹脂のブリント基板には磁束が
とおり難いので磁路を形成するステータ一部分が必要で
あるが、通常このモーターフレームがその役割も兼ねて
いる。しかし、別に電磁鋼板を重ね合せてステーターと
して設計することもある。この電子回路配線機能、フレ
ーム機能、およびステーター機能を合せ持つ基板があれ
ば低価格化、小型化ができるのみならず、ステーターと
ローターとの間の樹脂基板が省略できるので、エアギャ
ップが小さくないり高効率化も期待される。
ところで、プリント基板の材質として従来紙フェノール
やガラスエポキシ等の樹脂系基板が用いられて来たが、
それらにはプリント基板として必要な磁性、磁気シール
ド性、放熱性、基板強度、難燃性といった特性が劣る。
また、一部には鉄系基板、すなわち鉄板(5pcc)に
ZnめっきやAIめっきしたものもイ吏用されているが
、それらには、最も重要なモーターの効率や性能の向上
に必要な磁気特性が備わっていない。
モーターの高効率化や高性能化のためには、プリント基
板に磁気特性の良好な珪素鋼板を使用する必要がある。
しかし、本来、珪素鋼板の表面には厚さ約1μmの絶縁
被膜(有機系、無機系、有機+無機系等)が鉄鋼メーカ
ーで処理されているが、プリント基板用にユーザーで種
々の後処理が施されると、めっき密着性が不充分なため
に打ち抜きや剪断等の加工時に絶縁被膜から剥離すると
いう問題がある。すなわち、ユーザーにて珪素鋼板でプ
リント基板を製造する場合、通常鋼板上にエポキシ樹脂
を約100μm塗布し、絶縁し、その上に銅箔(約35
μl!l)を貼り付け、銅箔を所望の配線形状にエツチ
ング処理した後、銅箔の配線の個所に種々の部品が半田
付される。
さらに、従来の絶縁コーティングは、プリント基板とし
ての耐熱性も十分でなかったために、その上にエポキシ
樹脂等を塗布し、銅箔を貼り付け、エツチングおよび部
品の半田付けといフた基板の作成工程で剥離しやすいと
いう欠点もある。
そこで、予め、絶縁コーティングを研削除去すれば、銅
張積層板の剪断時の剥離は起こらなくなるが、均一に絶
縁コーティングを除去するのに多大の労力を要する。そ
のために絶縁コーティングを施さずに珪素銅板を需要家
に出荷すると、錆びるという大きな問題がある。
他方、前記のZnあるいはAtめっきをした鉄系基板(
spcc等)では上記の製造工程をとってもそのような
剥離は起こらないことを確認した。従って、磁気特性お
よびエポキシ樹脂層との密着性を兼備したプリント基板
としては、珪素鋼板の表面に、絶縁被膜の代りに金属め
っきしたものが理想的である。
ところが、モーターの高性能化に必要な珪素鋼板のグレ
ードは鉄損の低いJIS  S  2 0 〜S9クラ
スであり、それらのSi含有量は1.0〜3.5重量%
とその名の通り極めて高い。
この種の珪素鋼板は通常冷間圧延後、連続焼鈍(800
〜1100℃、10〜60秒)が行われるが、その時に
Siが優先的に酸化されて鋼板表面に約0.1〜3μm
のシリカ膜が不可避的に形成する。もちろんこのままで
は耐食性が劣るので、表面にはめっきを施す必要がある
。しかし、このグレードの珪素鋼板は上述の如く表面に
シリカ膜が存在するため、その上にめっきを施してもめ
つき層の密着性が極めて悪いという新たな問題が生じる
従来、通常の薄鋼板は、Si含有量が約0.4%以下と
低いため、たとえ焼鈍中に酸化膜やテンパーカラーが生
じても、通常の塩酸や硫酸による酸洗やブラッシング等
の前処理によって、めっき密着性に何ら問題は生じない
が、本発明で対象にするSi含有量の高い珪素鋼板では
、その表面に形成するシリカ膜が強固かつ厚いために通
常の前処理を行っただけではめっき密着性は非常に悪い
本発明者等は前記の問題点を解決する方法として、従来
の絶縁コーティングとは全く異質の金属めっきを施した
珪素鋼板がプリント基板に適していることを見出し、す
でに特許出願した(特願昭59−262613号)。
そのめっき金属のうち、安価で工業生産しやすいのはZ
nめっきであり、それは耐食性のほか、銅張積層板にな
っても剪断時の剥離がなく、エポキシ樹脂との密着性も
常用の条件下では良好である。
しかしながら、このZnめっき剤は、銅張積層板として
、高温高湿のきびしい環境下で長時間保持されるとZn
めっき層とエポキシ樹脂層間でふくれや、剥離等の問題
が起こることがわかってきた。
〈発明の目的〉 本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、珪素鋼
板をベースにし、めっき組成を検討することによって、
耐食性、エポキシ樹脂との密着性、銅張積層板の加工性
および耐熱性、耐湿密着性等にすぐれたプリント基板に
適した鋼材およびその製造方法を提供することを目的と
する。
〈発明の構成〉 上記目的は、次の本発明により達成される。
本発明は、Siを1.0〜3.5重量%含有する珪素鋼
板の表面にFeの含有量が5〜40重量%のZn−Fe
合金めっきを目付量5〜60g/lI+2有することを
特徴とするプリント基板用鋼材を提供するものである。
本発明はまた、Siを1.0〜3.5重量%含有する珪
素鋼板表面上の酸化物を酸洗および/または研削により
除去した後、Feの含有量が5〜40重量%、目付量が
5〜60 g/ln2となるようZn−Fe合金めっき
することを特徴とするプリント基板用鋼材の製造方法を
提供するものである。
以下、本発明のプリント基板用鋼板について詳細に説明
する。
銅張積層板の密着性−関する実験結果について述べる。
すなわち、酸洗によりシリカ膜を実質的に除去した珪素
鋼板上に、Feの含有量を変えてZn−Fe系合金電気
めっきを施し、次いでその上にエポキシ樹脂を塗布した
後、銅箔を重ね合せて加圧加熱して銅箔積層板を得た。
(1)珪素鋼板 ’JIS  5−18相当  板厚0.5 mm珪素含
有量1.87% シリカ膜 0.5μm付着 (2)実験条件 珪素鋼板−酸洗一水洗−Zn−Fe系めっき−エポキシ
樹脂処理−銅箔貼り合わせ− 密着性等の試験 (1)酸洗:弗酸0.5%、硝酸5% 50℃×Zn秒 (2) Zn−Fe系めっき: Zn5O4−FeSO,系めっき浴 目イ寸量Zn g/m2 (3)エポキシ樹脂: 厚さ100μm (4)銅箔:厚さ35μm (5)加圧加熱:30にg/cm”、 2Zn℃X60分 (6)密着性試験:銅張積層板についての剪断による剥
離性 ■半田耐熱性=60℃のスチームバス中に3時間放置し
て、次いで260℃の半田浴中に10分間浸漬して判定 ■耐湿密着性:190℃xioooh→50℃(相対湿
度90%)X360h後の密着性 (7)耐食性 塩水噴霧試験 24h後の赤錆 実験結果を第1表に示す。
第1表の結果から、Znめフき層中にFeを合金化させ
ることによって、銅箔積層板の半田耐熱性ならびに耐湿
密着性が著しく向上することがわかる。
本発明において、珪素鋼板のSi含有量を1.0〜3.
5%に規定したのは以下の理由による。Siを1.0%
以上添加することによって鋼板の電磁特性が向上し、モ
ーターの効率が良くなる。しかし、3.5%を越えると
材質が脆くなり、加工性が悪くなるからである。
本発明に用いる珪素鋼板はSiの他にAIを1.0%以
下含有し、電磁特性を改善したものなど従来の成分や製
法で作られたもので何ら特殊な珪素鋼板ではない。板厚
については特に限定するものではないが、0.5〜1.
511Imが好ましい。
次にZn−Feめっき層中のFe含有量を5〜40重量
%とする必要があるが、5重量%より低いと銅箔を貼着
する樹脂層の耐湿密着性が劣り、逆に40重量%を趙え
ると耐食性が劣化する。
また、Zn−Feめっき層の目付1は5〜60g/rn
2とする必要があるが、その目付量が5 g/rs2よ
り少ないと耐食性が不足であり、逆に60 gem’を
越えると銅張積層板の加工性が悪くなるからである。
めっき法については特に限定はない。電気めっきでも溶
融めっきでもよい。
また、めっきは両面が好ましいが片面めっきでもよく、
その面には樹脂処理が施され、他の面には何らかの防錆
処理がなされていればよい。
さらにめっき後に、クロメート処理やボンデ処理をして
もよい。
第     1     表 次に本発明のプリント基板用鋼材の製造方法についてさ
らに詳しく説明する。
焼鈍によりシリカ膜の形成した珪素鋼板について研削、
酸洗等の前処理後に電気Znめっきを行い、それらのめ
っき密着性を調べた結果について述べる。
(1,)めっき素材 珪素鋼板 JIS 5−18相当 珪素含有量1.87%、シリカ膜 0.5μm付着(2
)実験工程 □水洗ブラッシング□Zn−Fe合金 めっき□めっき密着性テスト ■研削:スコッチブライト(住友スリーエム社製研削用
不織布)を30[1IO1φの鉄心に巻きつけ、手で珪
素鋼板表面をこする。
0〜10回 ■弗硝酸酸洗:弗酸0.5%、硝95%、温度50℃、
浸漬時間0〜30秒 ■塩酸酸洗:塩酸5% 温度50℃ 浸漬時間5秒 ■ブラッシング:ナイロンブラシ ■″Zn−FeZn−Fe合金塩浴、 目付量Zn g/m2、Fe含含有1ミ5エリクセン(
 7 mm押し出し)セロテープ、180℃密着曲げセ
ロテープ 評点 O  o/!′  △  x   xx実験結果
を第2表に示す。
Zn−Fe合金めっきを行う前の鋼板の表面状態で、無
処理材(No.1)と比較するためスコッチ研磨材(N
o.9)および弗硝酸酸洗材(No。
16)をそれらのSEM(走査型電子顕微鏡写真)をそ
れぞれ第1a図、第1b図、および第1C図に示す。
第1表および第1a図〜第1C図から珪素鋼板の表面を
強烈な酸洗または研削によりシリカ膜を除去することに
よってZnめっきの密着性が著しく向上することがわか
る。
本発明に用いる電磁鋼販は従来の製法によって作られる
もので、何ら特殊なものではない。
板厚については限定するものではないが、0.5〜1.
5 mmが好ましい。最終厚さに圧延された鋼販は最終
焼鈍される。この最終焼鈍は通常連続焼鈍で800〜1
100℃で行われるが、特に温度は限定しない。この焼
鈍時の雰囲気は非酸化性が好ましく、水素、窒素混合雰
囲気で行う場合、露点をできるだけ低くするのが好まし
い。それは、n1述の如くシリカ膜の厚さが厚いほど、
金属めっきが困難になるからである。
Siが1.0%含有されると、最終焼鈍時、露点を下げ
ても薄いシリカ膜の形成は避けられない。
めっきに先立ち、シリカ膜を除去する方法としては、砥
粒入りのブラシ、スコッチブライト、研削ベルトあるい
は酸洗、特に弗硝酸等が適している。これらの前処理は
最終焼鈍ラインの後部、研削ライン、酸洗ライン、また
はめつきラインの入側等で行えばよい。
〈実施例〉 以下、本発明のプリント基板用鋼材を実施例および比較
例により具体的に説明する。
実施例I Siを1.85重量%含有するシリカ膜を実質的に除去
した珪素鋼板(板厚0.5 ffim)の両面に、Zn
5O4−FeSO4系めっき浴を用い、Feを15重量
%含有するZn−Fe合金電気めっき層をZn g/m
2処理した。
実施例2 Siを2.9重量%含有するシリカ膜を実質的に除去し
た珪素鋼板(板厚0−5 mm)の両面に、Zn5O,
−FeSO,系めっき浴を用い、Feを25重量%含有
するZn−Fe合金電気めっき層を30 g/m”処理
した。
比較例1 実施例1と同じ珪素鋼板の両面にZnSO4系めっき浴
を用い、電気亜鉛めっき層をZn g/m2処理した。
比較例2 実施例2と同じ珪素鋼板の両面に、Zn5Q4−FeS
04系めっき浴を用い、Feを25重量%含有するZn
−Fe合金電気めっき層を70 gem2処理した。
実施例1.2および比較例1.2で得られためっき処理
珪素鋼板の上に、銅箔(厚さ35μI)をエポキシ樹脂
(厚さ100μm)により貼着した。このようにして得
られた銅張積層珪素鋼板の剪断加工性、半田耐熱性、耐
湿密着性、耐食性等の試験結果を第3表に示す。
比較例1にみられる如く、Znめつきのみでは、銅箔が
剥離しやすいのに対し、Feを含有させたZn−Fe合
金めっき層では実施例1および実施例2にみられる如く
、銅箔のふくれや剥離は起こらず、すぐれた耐熱性、耐
湿密着性が得られた。
第     3     表 評価は第1表に準じる。
さらに、本発明のプリント基板用鋼材の製造方法を実施
例および比較例により具体的に説明する。
Siを1.85%含有する珪素鋼板を0.5Inlfi
に圧延し、最終焼鈍を850℃、露点−15℃、826
0%、残りN2の雰囲気中で行った。その表面にはシリ
カ膜が形成し、光沢のない灰色であった。その銅帯を3
分割し、それぞれ以下の処理を行った。
実施例3 上記鋼帯を塗装ラインのスコッチブライドロールにて表
面裏面をそれぞれ2連かけし、シリカ膜の除去研削を行
った。表面のシリカ膜は破壊除去され、光沢のある金属
面が得られた。
実施例4 前記の銅帯を酸洗ラインにて弗硝酸(弗酸0.5%、硝
酸5%、50℃)による酸洗を25秒間行った。
シリカ膜は完全に除去され、地鉄の結晶粒が裸出した。
比較例3 前記の銅帯の前処理は行わなかった。
上記の実施例3、実施例4および比較例3で得られた3
コイルを電気めっきラインにて、Zn−Fe合金めっき
(Zng/112、Fe含有量Zn%)とりん酸塩処理
(1,5g/+2)を行った。
その場合のめフき密着性の試験結果を第4表に示す。
前処理を行わず、シリカ膜が付着したままの比較例3で
は、めっきの密着性が極めて悪かったが、研削(実施例
3)および酸洗(実施例4)でシリカ膜を除去したもの
の密着性は非常に良好であった。
その後、上記の3種類の鋼販の上にガラスエポキシ10
0μmおよび銅箔35μlを貼り合わせ、プリント基板
としての耐久試験を行った。比較例3のみ試料を剪断す
る時に、すでに地鉄とZn−Fe合金めっき層との間で
剥離が見られた。実施例3および4は、190℃X10
00h+40℃(90%相対湿度)x72hの試験後も
全く剥離やふくれは起こらなかった。
第4表 評価は第2表のものに準する。
〈発明の効果〉 上記の如く、本発明のプリント基板用鋼材は、精密モー
ターのプリント基板用に、珪素鋼販の表面に、Zn−F
e系の合金めっきを施すことによって、その後に処理さ
れるエポキシ樹脂層、ひいては銅箔の耐熱密着性、耐湿
密着性を向上させることができる。
さらに、精密モーターのプリント基板用として珪素鋼販
の表面のシリカ膜を除去することによって、その後に施
す金属めっきの密着性が著しく改善される効果が非常に
大きいことがわかる。
【図面の簡単な説明】
図面は全て金属組織を示す図面代用写真である。 第1a図、第1b図および7jCl c図はそれぞれ、
珪素鋼販にZn−Feめっきを行う前の無処理、スコッ
チブライト研削後および硝弗酸酸洗後の状、聾を示す走
査型電子顕微鏡写真(1000倍)である。 第 1 a 七4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Siを1.0〜3.5重量%含有する珪素鋼板の
    表面にFeの含有量が5〜40重量%のZn−Fe合金
    めっきを目付量5〜60g/m^2有することを特徴と
    するプリント基板用鋼材。
  2. (2)Siを1.0〜3.5重量%含有する珪素鋼板表
    面上の酸化物を酸洗および/または研削により除去した
    後、Feの含有量が5〜40重量%、目付量が5〜60
    g/m^2となるようZn−Fe合金めっきすることを
    特徴とするプリント基板用鋼材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2788284A1 (fr) * 1999-01-08 2000-07-13 Electro Rech Procede de pretraitement chimique avant galvanisation a chaud de toles d'acier chargees en silicium
JP2007508448A (ja) * 2003-09-02 2007-04-05 オリン コーポレイション クロムを含まない変色防止・接着促進処理組成物
JP2015089946A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 Jfeスチール株式会社 化成処理性および塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法

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