JPS62189723A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

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JPS62189723A
JPS62189723A JP3110186A JP3110186A JPS62189723A JP S62189723 A JPS62189723 A JP S62189723A JP 3110186 A JP3110186 A JP 3110186A JP 3110186 A JP3110186 A JP 3110186A JP S62189723 A JPS62189723 A JP S62189723A
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金子 邦雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は気相成長装置に関するものであって、M OC
V D (Metalorganic Chemica
l Vapor Depo−sition)装置に適用
して最適なものである。
〔発明の概要〕
本発明は、気相成長装置において、基板上に気相成長さ
れる膜にその表面にほぼ垂直な方向から光を入射させ、
その反射光によって上記膜の成長条件をモニターするた
めのモニター手段と、上記モニター手段により得られる
情報を上記膜の成長条件制御系に帰還させて成長条件を
制御するための制御手段とをそれぞれ具備することによ
って、膜の成長速度及び/又は組成を容易にしかも確実
に制御することができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
近年、高性能の半導体素子を作製するためには、エピタ
キシャル成長技術が重要な技術となっている。特にAl
GaAs系素子、すなわらレーザーダイオード、高電子
移動度電界効果トランジスタ(IIEMT)、ヘテロ接
合バイポーラトランジスタ(+−IBT)等のへテロ接
合を利用した素子は、エビタ・;;シャル成長技術なし
には作製し得ない。
このエピタキシャル成長を行う場合には、成長時に成長
層の組成、成長速度等の成長パラメータをその場でモニ
ター(in−situ  monitoring)する
ことが本来好ましいが、シリコンのエピタキシャル成長
装置を含めて、従来のエピタキシャル成長装置では、成
長パラメータのその場でのモニターは困難である。この
ため、実用装置では成長パサラメータのその場でのモニ
ターは行われていないのが現状である。
近年、M B E (Molecular Beam 
[!pitaxy)法によるAlGaAsのエピタキシ
ャル成長を反射高速電子線回折(RHEED)法により
その場観察する方法が、成長層の表面観察または成長装
置へのフィードバック法として提案されている。しかし
ながら、この方法は実用性に乏しいと考えられる。なぜ
ならば、MBE法では分子線束の空間分布はMBE固有
の高い異方性を有するため、基板の回転なしには成長の
面内均一性が得られず、従って基板の回転が必要である
が、この回転によって基板が振動したり揺動したりする
ため、電子線を低角度(政変)で入射させるR HE 
E D法による観察は極めて困難となるからである。
一方、J、 Appl、 Phys、 5H3)、 p
p、1599−1602(1980年3月)において、
MOCVD法によるGaへlAs−GaAs超格子のエ
ピタキシャル成長時にエリプソメトリ (偏光解析)法
により成長のその場観察を行う方法が提案されている。
このエリプソメトリ法は、成長層の表面に固定された低
角度から偏光を入射させ、その反射光の位相情報から成
長層の膜厚及び屈折率の情報を得るものである。
この方法はかなり有効な方法であるが、■入射光の窓と
出射光の窓とが必要であるため成長装置の構造上大きな
制限が加わる、■入射光の入射角度を厳密に設定する必
要があるが、試料は加熱台にセットされているので全体
のアラインメント及び角度の調整が面倒である、■低角
度入射であるため入射光は成長ガス中を長距離通過する
ので、ガスによる擾乱に起因する雑音の侵入が大きい、
■試料の僅かな位置変化または振動が測定に致命的な影
響を与える、■測定データは位相情報とじて得られるの
で、それを成長パラメータとして抽出するために計算機
と連動させる必要がある、という種々の欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、従来技術が有する上述のよう、なイIH々の
欠点を是正した極めて新規かつ有効な気相成長装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
まず本発明の基本原理につき説明する。
第2図に示すように、基板l上に厚さdの薄膜2が積層
され、これがガス相3中に置かれているとする。今ごの
薄膜2に波長λの光4を垂直入射させると、この薄膜2
と基板1との境界面及びガス相3と薄膜2との境界面で
のフレネルの反射係数はそれぞれ次の0式及び0式で表
される。
口1’TQz ここで、′nj (j=1.2.3)は物質jの複素屈
折率であり、 nj ”” nj 二i  J7−・−・・−一一−−
−−−−−−■で表される。ただし、n、は凱の実部、
k、=(4π/λ)αj (αJ :物質jの吸収係数
)である。
多重反射を考慮した合成反射係数Rは、で表される。こ
こで、 3=(4π/λ) n、d  ・・・−・−・−・−・
−・・・・■である。測定される反射強度はlR12で
ある。
0式及び0式より、反射強度はdの増加に対して周期的
に変化することがわかる。そして0式及び0式より、m
=o、1,2.  ・・・−・−一−−−とすると、と
なることがわかる。−例として基板lがGaAs。
薄膜2がAI X Ga+−x As(x=0.57)
である場合に0式を計算した結果を第3図に示す。ただ
し、計算にはn、 =4.11 +α+ =81800
 cm−’  、  n =3.66゜α=24200
 cm−’  、  n3= 1 、  α3 = 0
を用いた。
この第3図に示すように、垂直入射でdの増加すなわち
成長に伴う反射光の強度の振動が観測されれば、それか
ら薄膜2の02、従って薄膜2の組成を求めることがで
きることがわかる。
本発明は上述のような原理に基づいて案出されたもので
ある。すなわち本発明に係る気相成長装置は、基板上に
気相成長される膜(例えば化合物半導体薄膜2)にその
表面にほぼ垂直な方向から光(例えばl1e−Neレー
ザー光4)を入射させ、その反射光によって上記膜の成
長条件をモニターするためのモニター手段と、上記モニ
ター手段により得られる情報を上記膜の成長条件制御系
に帰還させて成長条件(例えば成長ガスの流量)を制御
するための制御手段とをそれぞれ具備している。
〔作 用〕
このように構成することによって、成長パラメータを成
長中にその場で容易にモニターすることが可能となり、
それによって得られるデータを成長装置に帰還させて成
長条件を制御することが可能になる。
〔実施例〕
以下本発明をMOCVD装置に適用した実施例につき図
面を参照しながら説明する。
まず本発明の第1実施例につき説明する。
第1図に示すように、第1実施例によるMOCVD装置
においては、減圧可能な石英反応管5内に設けられた例
えばカーボン類のサセプタ6の傾斜した上面に基板lが
載置されている。またこの石英反応管5内には、サセプ
タ6の上流側にこのサセプタ6と同一高さの台7が設け
られていて、成長ガス(または反応ガス)が石英反応管
5内を円滑に流れるようになっている。そして、石英反
応管5の外周に設けられたRFコイル8により基板1を
所定温度に加熱した状態で石英反応管5に矢印Aで示す
ように成長ガスを流すことにより、踏板1上に薄膜(図
示せず)を成長させるようになっている。
本実施例によるMOCVD装置においては、従来のMO
CVD装置と同様な上述の構成に加えて、既述の原理に
基づいて薄膜の成長をモニターするために、次のような
モニター系が設けられている。
すなわち、まず石英反応管5から所定距離離れた位置に
l1e−Neレーザー光源9が設けられ、このレーザー
光源9から出射されるレーザー光4(λ=6328人)
をチョッパ10、レンズ11 (イ列えば焦点距離50
0mm)及び石英反応管5を1=シて基板1に入射させ
ることができるようになっている。このレーザー光4の
基板1による反射光は、反射鏡12により反射された後
、互いに積層された拡散板13、入射光を減衰させるた
めのND(Neutral Density)フィルタ
ー14及び波長600nm以上の光だけを通すためのカ
ラーフィルター15を通って光電子増倍管16に入射し
て検出されるようになっている。この光電子増倍管1G
は、ロックインアンプ17に接続されている。このロッ
クインアンプ17はチョッパ10にも接続されていて、
このチョッパ10により選択されたレーザー光4による
出力信号のみをレコーダ18に送って、チャート上に薄
膜2による反射光強度の時間変化を記録することができ
るようになっている。
一方、l1e−Neレーザー光源9から出射されたレー
ザー光4の一部はレンズ11の平坦面で反射された後、
反射鏡19により反射されてパワーメータ20に入射し
、その出力信号がアンプ21により増幅され、レコーダ
22に送られてチャート上にレンズ11による反射光強
度の時間変化が記録されるようになっている。従って、
このレコーダ22で記録された強度で、レコーダ18で
記録された強度を割算することにより、レーザー光源9
の出力が変動しても、薄膜2による反射光の強度の時間
変化を正確に測定することができるようになっている。
次に上述のように構成された本実施例によるMOCVD
装置を用いて、700℃に加熱されたGaAs基板上に
AlGaAsを成長させる場合に反射光強度の測定を行
った結果につき説明する。成長にあたっては、Ga及び
八1の原料としてそれぞれTMG(トリメチルガリウム
)及びTMA ()リメチルアルミニウム)を用い、T
MGの流量は10m1/分に固定し、TMAの流量は5
 ml/分、10m1/分、20m1/分、40m1/
分の4種類に変化させた。なお石英反応管5の内壁に反
応物が堆積して光の透過に支障が生ずるのを防止するた
め、成長ガスは高流速(1m/秒以上)で流すようにし
た。
第4図にその反射強度の測定結果を示す。成長後、得ら
れたAIX Ga1−、 As薄膜のAI組組成をフォ
トルミネッセンスの測定から求めたところ、それぞれ0
.26 、0.40 、0.57 、0.72であった
。また成長後、AIX Ga+−g As薄膜の膜厚d
を走査型電子顕微鏡(SEM)により測定し、0式より
屈折率の実部n2を求め、また反射強度の減衰率からI
=to exp(c2zd)  (Io  : d=o
のときの反射強度、I:膜厚dのときの反射強度)の式
に基づいて吸収係数α2を求めた。この結果を次表に示
す。
なおこの表でGaAsのデータは、GaAs基板上にま
ずAlAsを積層し、このAlAs上にGaAsを成長
させたときのGaAsの反射強度曲線の振動解析から求
めたものである。
(以下余白、次頁に続く。) 次に上述の結果を基にして、薄膜の成長中に成長パラメ
ータを求める方法につき説明する。第5図は、第4図の
各反射強度曲線における振動の第一番目の谷の反射強度
すのGaAs基板の反射強度aに対する比b / aを
AIMi成Xに対してプロットしたものである。この第
5図に示すグラフを用いると、エピタキシャル成長開始
後、第一番目の谷の反射強度から、今成長しているA1
. G、ll、−XAsのAI組組成を求めることがで
きる。なおこの第一番目の反射強度の谷に対応する薄膜
の厚さはほぼ40nmである。また第6図は、既述の表
をグラフ化したものである。なおこの第6図においてx
=0.8付近でnが不連続となっているのは、AlXG
a、−。
Asのバンドギャップに起因するものである。第5図か
らAI組組成がわかれば、この第6図から屈折率nを求
めることができる。従って、この屈折率nを用いて0式
より第一番目の反射強度の谷までの膜厚を求めることが
でき、この膜厚をその成長時間で割ることにより、薄膜
の成長速度を決定することができる。なお以上の手1続
きは、一旦第5図及び第6図に示すグラフ並びに0式に
基づいて検量線を作成しておけば、以後は計算をするこ
となく、この検量線に基づいて直接行うことができる。
上述のようにして、AIX Ga、−、As薄膜の成長
速度及びAt組組成を成長中にその場でモニターするこ
とができるので、これらが所望の値と異なる場合や値を
変更したい場合には、これらのデータをMOCVD装置
のMFC(マス・フロー・コントローラ)に帰還させて
成長ガス濃度を再調整することにより、所望の成長速度
及びAI組組成に容易にしかも確実に制御することがで
きる。
次に薄;模2へのレーザー光40入射角度のずれによる
測定誤差の検討を行う。入射光が垂直入射からずれると
膜内における光路長が長くなるため、干渉の周期が短く
なる。光路長が1%長くなるとき、すなわち干渉の周期
が1%短くなるときの入射角度は、薄膜2がAlGaA
s (nz=3.5 )のときには次のようになる。す
なわち、スネルの法則よりnff5inθ=nz sr
nθ′ (θ:入射角、θ′:屈折角、n、l:ガス相
の屈折率(=1))が成り立つので・この式でcosθ
’ =0.99とするとθ′=8゛であるからθ= 5
in−’ (3,5sin8°)=30” となる。従
って、入射角が垂直から30°ずれても測定誤差は1%
と極めて小さい。この点でエリプソメトリ法による測定
に比べて極めて有利である。
のみならず、−E述の第1実施例によれば次のような種
々の利点がある。すなわち、薄膜への入射光及び薄膜に
よる反射光は同一の窓を通るようになっているので、装
置上の制限が緩和される。薄膜による反射光の強度及び
光路長は入射角の変化にはほとんど依存しないので、薄
膜への入射光の光軸を厳密に調整する必要がない。成長
ガス中での入射光及び反射光の光路長をエリプソメトリ
法におけるような低角度入射に比べて短くすることがで
きるので、ガスによる擾乱に起因する雑音の発生がない
次に本発明の第2実施例につき説明する。
第2実施例においては、第1実施例と同様なMOCVD
装置を用いて多層膜の成長を行い、その成長を反射強度
によりモニターする。第7図は、GaAs基板上にTM
G流量20m1/分でTJI<GaAsを成長させた後
、このGaAs上にTMA流ft40m1/分でAlA
sを成長させ、次いでこのAlAs上にGaAsを成長
させた場合の反射強度の測定結果を示す。この第7図に
示す反射強度曲線から明らかなように、AlAsによる
振動の次にGaAsによる振動が明瞭に現れている。こ
のような多層膜の場合、その成長を決定するためには多
少の計算を要するが、第1実施例と同様にして求められ
ることは明らかである。
従って、このようにして得られた成長パラメータをMO
CVD装HvのMFCにフィードハックすることにより
、第1実施例と同様にして組成及び成長速度の制御が可
能である。
次に本発明の第3実施例につき説明する。なお以下の第
8図においては、第1図と同一機能を有する部分には同
一の符号を付し、必要に応じてその説明を省略する。
第8図に示すように、第3実施例によるMOCVD装置
においては、白色光源23からの光をしンズ24を通し
て高速スキャン分光器25に入射させて分光し、分光さ
れた光をチョッパ10、レンズ11及びビームスプリッ
タ26を通して石英反応管5内の基板1にその表面に対
してほぼ垂直に入射させるようになっている。この基板
lによる反射光は、反射鏡12により反射されて光電子
増倍管16に入射し、検出されるようになっている。そ
してこの光電子増倍管16の出力信号はロックインアン
プ17により増幅された後、データ収集部27に入力さ
れる。一方、ビームスプリッタ26により反射された光
は光電子増倍管28に入射して検出され、その出力信号
はロックインアンプ29により増幅された後、上記デー
タ収集部27に入力されるようになっている。
上記データ収集部27は計算機を内蔵する成長制御部3
0に接続されていて、これらの間で情報の授受を行うこ
とができるようになっている。この成長制御部30はさ
らにMFC制御部31に接続されていて、このMFC制
御部31によりMFC32を制御することによって反応
管5内に流す成長ガス量を調整することができるように
なっている。また石英反応管5内の圧力情報も圧力測定
器33から上記データ収集部27に入力され、この圧力
情報を成長制御部30を介してMFC制御部31に入力
し、このMFC制御部31によってキャリアガス用のM
FC34を制御することにより、石英反応管5内の圧力
を調整することができるようになっている。
次に上述のように構成された第3実施例によるMOCV
D装置により薄膜の成長を行う場合の成長パラメータの
モニタリング方法につき説明する。
まず成長ガスをMFC32により所定量流して薄膜の成
長を開始する。同時に高速スキャン分光器25を成長に
よる膜厚変化が無視できる程度の速さで波長スキャンす
る。なお現在では1秒以下の時間で一回の波長スキャン
を行うことができる高速スキャン分光器25が市販され
ているので、このような高速波長スキャンは容易に行う
ことができる。成長中の薄膜による反射光は、光電子増
倍管16により検出され、ロックインアンプ17の反射
強度出力Bをロックインアンプ29の出力Aで割った値
B/Aが波長λの関数としてレコーダ(図示せず)のチ
ャート上に第9図に示すように記録される。一方、この
波長λの関数として得られた反射強度B/Aのデータは
データ収集部27から成長制御部30に入力されて解析
された後、その解析結果に応じた信号をM F Cfr
i制御部31に与えてMFC32を制御し、薄膜の組成
及び成長速度を目的とする値に制御する。また必要に応
じて、反応管5内の圧力をMFC34によるキャリアガ
ス流量の制御により調整する。
このように上述の第2実施例によれば、高速スキャン分
光器による波長スキャンにより成長中にその場で得られ
た反射強度データ(波長λの関数)をMFC制御部31
に帰還させてMFC32,34を制御することにより、
第1実施例と同様に薄膜の成長パラメータ、すなわち組
成及び成長速度の制御を容易にしかも確実に行うことが
できる。
なお成長中に薄膜の成長速度を容易に変化させることが
できるので、例えば第2実施例のように多層膜の成長を
行う場合、成長速度を遅くすることにより界面がシャー
プな多層膜を得ることが可能である。
以上本発明の実施例につき説明したが、本発明は上述の
3つの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術
的思想に基づ(各種の変形が可能である。例えば、薄膜
による反射光の強度情報を帰還させて成長パラメータの
制御を行うための制御系は必要に応じて上述の3つの実
施例と異なる構成とすることも可能である。
また上述の第1実施例においては、反射強度曲線の第1
番目の振動の谷から屈折率n、従ってA1組成と成長速
度とを求めたが、これらのデータ(n、成長速度)を初
期パラメータとして、この後に時々刻々得られる反射強
度の測定値に対してパラメータ・フィッティングするこ
とにより、測定精度をより高くすることが可能である。
さらに、反射強度の振動の山、谷の強度を計算機に入力
して計算を行うことによっても測定精度を高めることが
可能である。さらにまた、上述の3つの実施例において
は、本発明を横型のMOCVD装置に通用した場合につ
き説明したが、縦型のMOCVD装置は勿論、その他の
各種気相成長装置にも本発明を適用することが可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、成長パラメータを成長中にその場で容
易にモニターすることが可能となるので、それによって
得られるデータに応じて成長条件を制御することが可能
となり、従って膜の成長速度及び/又は組成を容易にし
かも確実に制御することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例によるMOCVD装置の構
成図、第2図は本発明の基本原理を説明するための断面
図、第3図は薄膜の厚さdによる反射強度変化の一例を
示すグラフ、第4図は基板温度700℃で成長ガスの流
量を種々に変えてAlXGa1−XAs薄膜の成長を行
った場合の成長に伴う反射強度の変化を示すグラフ、第
5図はA1. Ga1−++AsにおけるAI組組成と
第4図に示す反射強度曲線における谷の強度すのGaA
s基板の強度aに対する比b / aとの関係を示すグ
ラフ、第6図はAlXGa、−。 AsにおけるAIm成Xと屈折率との関係を示すグラフ
、第7図は本発明の第2実施例において多層膜の成長に
伴う反射強度の変化を示すグラフ、第8図は本発明の第
3実施例によるMOCVD装置の構成図、第9図は本発
明の第3実施例で得られる反射強度比B/Aの波長によ
る変化の一例を示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 1−・−・・−−−−−−−−m−基板2−−−−−・
−・−−−−−一−−・−薄膜4−・−・・・・−・−
・−・・光 5・−−−−−−一−・−・・−・・−石英反応管6−
−−−−−・−・−・−・−サセプタ9−−−−−−−
・・・−・・−レーザー光源16.28・−−−−−−
・−光電子増倍管25・−・−−−−−−−−−−−−
一−−−高速スキャン分光器27−・・−m−−−−・
・・−・−データ収集部30−・−−−−一・−・−・
−成長制御部3L−−−−−−−−・−・−・・−M 
F CII御部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基板上に気相成長される膜にその表面にほぼ垂直な方向
    から光を入射させ、その反射光によって上記膜の成長条
    件をモニターするためのモニター手段と、 上記モニター手段により得られる情報を上記膜の成長条
    件制御系に帰還させて成長条件を制御するための制御手
    段とをそれぞれ具備する気相成長装置。
JP3110186A 1986-02-15 1986-02-15 気相成長装置 Expired - Lifetime JPH0722133B2 (ja)

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