JPS6218921B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6218921B2
JPS6218921B2 JP53004871A JP487178A JPS6218921B2 JP S6218921 B2 JPS6218921 B2 JP S6218921B2 JP 53004871 A JP53004871 A JP 53004871A JP 487178 A JP487178 A JP 487178A JP S6218921 B2 JPS6218921 B2 JP S6218921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
control
stage
output
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53004871A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5498476A (en
Inventor
Matsuhisa Yoshida
Shukichi Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP487178A priority Critical patent/JPS5498476A/ja
Priority to US05/967,498 priority patent/US4282574A/en
Publication of JPS5498476A publication Critical patent/JPS5498476A/ja
Publication of JPS6218921B2 publication Critical patent/JPS6218921B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/28Interface circuits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/263Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor the program execution being modifiable by physical parameters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P15/00Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
    • F02P15/008Reserve ignition systems; Redundancy of some ignition devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Retry When Errors Occur (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両の制御システムの各種演算をプロ
グラムによるソフトウエアにて処理する車両制御
用コンピユータの誤動作を防止するフエールセー
フ方式に関する。
従来、この種の制御用コンピユータとして集積
化されたデジタルマイクロコンピユータを使用す
ることは既知のことである。しかるに、そのコン
ピユータをそのまま車載して使用すると、イグニ
ツシヨンパルスその他の外部雑音によりその内部
のレジスタメモリが乱されて誤動作する場合があ
り、また外部雑音や高温多湿等の環境下にあつて
コンピユータ自身やメモリの内容の一部が破壊さ
れることもあり、このような場合制御の流れが混
乱したり、コンピユータが作動を停止したりする
危険がある。しかして、上記のコンピユータの誤
作動を防止する方策として従来は、まずコンピユ
ータの誤作動状態を検出して、それに基いてコン
ピユータの安全作動を指令することが一般的に知
られている。
しかしながら、上記従来方式においては、コン
ピユータの誤作動を判別するための特別な手段を
設けねばならず、このような手段自体も前記した
ような車両の過酷な環境下において、期待通りの
成果を充分に発揮することはできず、逆にコスト
が上昇するという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、
基本的には車両制御用のデイジタルコンピユータ
に対しその誤作動の有無とは無関係に周期的にイ
ニシヤライズ作動を与えるようにし、しかも制御
プログラムによる少なくとも1つの処理が実行中
であるときにはその処理が実行完了後にイニシヤ
ライズ作動を遅延して与えるようにすることによ
り、コンピユータに誤作動が生じても外部手段に
よる周期的なイニシヤライズ作動によつて正常状
態に確実に復帰させることができ、しかも各プロ
グラム処理の実行中に不用意にイニシヤライズ作
動されることのない車両制御用コンピユータを提
供することを目的とするものである。
ここで、イニシヤライズ作動の時間間隔は、制
御用コンピユータにおいて実行する各種演算処理
の時間的負担と、制御用コンピユータが誤作動す
る時間幅の実制御に対する影響度とを考慮して決
定される。安全性の観点からみれば、イニシヤラ
イズ作動の間隔は短かい方が良いが、短かすぎる
と逆に他の演算処理を妨げることになる。しかし
ある程度の時間間隔さえ設定してあれば、仮に誤
作動が生じてもその影響が小さいうちに正常状態
に復帰させることが可能である。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明す
る。
第1図は車両制御用コンピユータを用い、一例
として車載内燃機関の燃料噴射制御を行うように
した装置を示し、1は6気筒内燃機関、2は吸気
クリーナである。3は吸気量センサで吸気量に比
例したアナログ電圧を出力する。4はスロツトル
ボデー、5はスロツトル弁と連動するスロツトル
センサで、スロツトル全閉とスロツトル開度50゜
以上をその区分に対応した信号を検出する。6は
吸気マニホルドと連らなるサージタンク、7はデ
イストリビユータで、内燃機関の回転数を検出す
る働きと、点火エネルギーを各気筒に配分する働
き(図示しない)を持つている。8は加圧燃料を
噴射する電磁弁で、燃料噴射量を開弁時間τによ
つて制御する。9は排気マニホルド、10は内燃
機関の冷却水温度を検出する水温センサでサーミ
スタによつて構成される。11は排気ガス中の空
燃比を検出するための酸素センサで、Pt−ZnO2
系列の組成をもつものである。12は制御用コン
ピユータで、吸気量センサ3の出力aと、スロツ
トルセンサ5の出力bと、デイストリビユータ7
の回転数信号cと、水温センサ10の出力dと、
酸素センサ11の出力eとを入力し、予め設定し
た制御プログラムに従つて燃料供給量を演算し、
電磁弁8の開弁時間τに従つて内燃機関1の運転
制御を行う。この制御用コンピユータ12は、上
記燃料供給量の演算を実行する余りの時間を利用
して点火進角度の演算や車両における他の演算を
実行することができる。
第2図は第1図における制御用コンピユータ1
2の構成を示し、120は中央処理装置としての
いわゆるマイクロプロセツサで本実施例では東芝
製T3190を使用している。121は内燃機関の制
御をつかさどる制御プログラムを収容した外部接
続メモリで、データの交換はコモンバス12aを
通じて行われる。122は回転数カウンタで内燃
機関の回転数Neを前記デイストリビユータ7か
らの回転数信号出力cによつて計測し、計測値を
コモンバス12aに出力する。また内燃機関の1
回転を検出すると燃料噴射割込要求信号12bを
プロセツサ120に出力する。123はデイジタ
ル入力ポートで、前記スロツトルセンサ5の信号
出力b、前記酸素センサ11の出力信号e、およ
び制御用コンピユータの電源供給に応じた信号出
力gを受け、プロセツサ120に入力するのに都
合の良いデジタル信号に調整する。1231は酸
素センサ11の信号出力eをデジタル入力ポート
123が受け付けられる電圧レベルに変換する波
形整形回路で、空気過剰率λが1.00以上のとき
“0”レベル、1.00以下のとき“1”レベルを出
力する。124はアナログマルチプレツサで、前
記吸気量センサ3の吸気量情報出力aと前記水温
センサ10の水温情報出力(THW)dとをプロ
セツサ120の指令(図示しない)によつて選択
する。125はAD変換器でアナログ電圧をデイ
ジタル信号に変換する。126は開弁制御レジス
タで、プロセツサ120からのストア命令によつ
て前記電磁弁8の開弁時間データτを記憶し、回
転数カウンタ122より得られる内燃機関のクラ
ンク角に応じた信号に基いて上記記憶値に対応し
た開弁時間信号12cを出力する。127は電磁
弁駆動回路で、開弁信号12cを増幅して前記電
磁弁の開弁時間を制御し、前記内燃機関への燃料
供給量を制御する。
128はリフレツシユ回路でプロセツサ120
に定期的に起動信号12dを与え、制御プログラ
ムを強制的に初期設定させる。12eはコモンバ
ス12aと同一系列にある禁止信号を示しており
プロセツサ120からリフレツシユ回路128に
対して、制御プログラムの流れ上どうしてもイニ
シヤライズ作動されると困る場合に起動信号12
dの発生を禁止すべく印加される。129は制御
用コンピユータ120への電源投入を検出する回
路で、抵抗,コンデンサよりなる時定数回路によ
つてノイズを緩衝する機能を有する。
第3図は燃料噴射制御プログラムのフローチヤ
ートで、前記メモリ121に収容されているプロ
グラムの流れを示している。燃料噴射量を決定す
る電磁弁の開弁時間τは次式の様にして決定され
る。
τ=K・Q/Ne・f(THW)・f(PO2)・f (AEW) =Q/Ne・r …(1) 但し、K;内燃機関によつて定まる比例定数 Q;吸気量,Ne;回転数、f(THW);水温
によつて一義的に決定される係数,f
(PO2);酸素センサーの出力状態と時間によつ
て定まる係数,f(AEW);暖機加速増量特
性。
(1)式に示される演算処理において、第3図aは
燃料噴射量を計算するために割込処理にてQと
Neを計測しQ/Ne・rを計算する燃料噴射割込処理 を示す。第2図において回転数カウンタ122が
内燃機関の1回転を検出すると割込要求信号12
bによつてステージ300の燃料噴射割込が起動
される。まず、ステージ301において回転数カ
ウンタ122の回転数情報を読み込み、ステージ
302で吸気量Qを読み込み、ステージ303で
はrをメモリ121から読み出し、ステージ30
4で第(1)式を計算して開弁時間データτを求め
る。そして、ステージ305で開弁制御レジスタ
126にデータτを設定してステージ306で割
込処理を完了する。
第3図bは、上記燃料噴射割込以外の処理を示
したカレントタスクの作動状態図で、パラメータ
の状態量変化がQ,Neに比較して頻度の少ない
パラメータに従う演算を行なつている。具体的に
は、前記(1)式中のf(THW)とf(PO2)とf
(AEW)の係数計算と、rの算出と、割込のベク
トルアドレスの設定を行う。
ここで、第4図は第3図bの処理の中で行われ
る制御の1例を示すもので、特にスロツトルセン
サ5のアイドル状態(スロツトル弁全閉)から半
開状態に移行した時の制御パラメータの動きを示
したもので、aはスロツトル全閉スイツチ(以下
LLスイツチと称す)の作動状態、bはそれに対
応して燃料供給量を増量するための暖機加速増量
特性を示し、時刻t1においてLLスイツチがON→
OFFに遷移した時冷却水温が0℃ならば80%増
量し、t3にて増量を中止することを示している。
第3図bにおいてステージ400はイニシヤラ
イズ作動を行うステージでプロセツサ120の電
源投入時および前記リフレツシユ回路からの起動
信号12dを受けた時にスタートするステージ、
401は電源投入検出回路129の出力gをみて
電源投入(POWER ON)か否かを判定するもし
電源が投入されていればメモリ121のコントロ
ールフラグとして使用しているアドレスMIde
(LLスイツチのステータス)とFLGAEW(暖機
加速増量中のステータス)を“0”にクリアし、
以後の準備とし、ステージ403に行く。もし電
源投入時でなければステージ403に移り割込の
ベクトルアドレスをメモリ121のRAMエリア
(図示しない)に設定する。ステージ404で
は、水温処理を行いf(THW)を求める。ステ
ージ405では、空燃比制御計算を酸素センサ1
1の出力と時間経過とによつて計算してf
(PO2)を求める。ステージ406〜420は第4
図の暖機加速増量特性を求める処理ブロツクの詳
細なフローチヤートでf(AEW)を求める。ス
テージ404,405も内部はこのように幾多の
ステージに分割されているが、詳細な処理自体は
公知であり、本発明の特徴を説明するのに足る一
部についてのみ後述する。ステージ404〜42
0までは全て一本の系路に収束し、ステージ42
1でrを計算してまたステージ404にもどると
いうエンドレスループの構成となつている。な
お、コントロールフラグMIde,FLGAEWはメモ
リ121を記憶媒体として使用しているが、信頼
性をより向上する目的で、図示しないものを含め
てコントロールフラグ類を全て専用メモリに設定
させるようにしてもよい。
ステージ406は前記LLスイツチの状態を検
出する判別ブロツクで、LLスイツチが“ON”な
らばステージ407においてMIdeを“1”に設
定し、LLスイツチON→OFFの検出を準備する。
LLスイツチがOFFならばステージ408に進み
前のサイクルのMIdeをメモリ121から読出し
(すなわち前サイクルのLLスイツチの状態を読出
す)、ステージ409でMIdeを判定し“0”なら
ばLLスイツチがOFFのままの状態であることを
示していることになり、ステージ410に進んで
MIdeを“0”に設定する。ステージ409での
MIdeの判定結果が“1”ならば、LLスイツチが
ON→OFF状態へ遷移したことを示しステージ4
11へ進んで暖機加速増量の初期値の設定を開始
する。ステージ411ではMIdeを“0”に設定
してLLスイツチがOFFになつたことを宣言し、
ステージ412において暖機加速増量(AEW)
の初期値を計算しステージ415でf(AEW)
を設定し、ステージ416でコントロールフラツ
グFLGAEWを“1”に設定して暖機加速増量の
初期設定がなされたことを宣言する。LLスイツ
チがONの時と継続してOFFの場合は、ステージ
417に進んで暖機加速増量中か否かを
LLGAEWによつて判定する(第4図中t2からt3
ではFLGAEWは“1”である。)。ステージ41
7においてはFLGAEWが“1”ならば現在暖機
加速増量中であると判定して、ステージ418に
進みf(AEW)を再び設定する。差し引かれた
f(AEW)が1.00以下の場合は暖機加速増量が
終了したことを示すのでステージ419ではこの
終了を判別し、f(AEW)1ならばステージ
420に進んでFLGAEWを“0”に設定し、f
(AEW)を1.00に設定して、暖機加速増量を禁止
する。
以上の処理の流れによつて、制御プログラムが
構成されているが、定期的に起動信号12dが印
加された場合、特にステージ407,410,4
11,412,415,416,420の処理中
に不用意に起動信号が入力されるとプログラムの
流れを制御するコントロールフラグMIde,
FLGAEWを設定する動作が防害され、前記メモ
リ121へのMIde,FLGAEWの移しかえが出来
なくなつてしまい、第4図に示すような暖機加速
増量特性が実現できなくなる。そこで、これらの
各ステージの先頭には、再起動信号12dを各ス
テージの処理時間だけ禁止する禁止信号12eを
出力する命令を挿入している。
第5図はステージ407,410,411,4
12,415,416,420の各ステージの内
部をさらに詳細に示すフローチヤートで、ステー
ジ500は各ステージの代表を示し、501は禁
止信号12eを出力するステージ、502は具体
的な処理ステージを示す。第2図のリフレツシユ
回路128は、定期的に発生する起動信号12d
によつて第3図bの演算処理を再起動させるが、
禁止信号12eが印加されると所定時間内は起動
信号12dの発生を禁止する。
第6図は前記リフレツシユ回路128の内部詳
細図である。第6図において200はデバイスコ
ントロールユニツト(以下DCUと称する)で、
東芝T3418を使用しており、前記プロセツサ12
0から、起動禁止信号12eを受信する。起動禁
止信号12eはさらにコモンバス12aとバスラ
イン制御線に分かれ、特に後者はプロセツサの制
御信号C1(図中112a),C2(112b),
ACK(112c)が含まれる。本実施例ではプ
ロセツサがDCU200をアクセスすると線20
0bにはパルス状信号が起動禁止信号として出力
される。201はパルス信号を線200aに発生
する発振器で、その周期は起動信号の発生周期の
基本となるもので、第3図a,bに示される演算
処理に必要とされる演算時間より十分長い時間間
隔を有し、例えば約0.5sec程度に設定してある。
またパルス幅はプロセツサを所期設定するに充分
な値に設定してある。202は起動禁止信号20
0bの立上りに同期して一定時間幅のパルスを出
力するワンシヨツトマルチで、パルス幅を200μ
sに設定し、プロセツサのプログラムステツプ数
で最低10ステツプ以上動作できるようにしてあ
る。203はワンシヨツトマルチ202の出力を
反転するインバータ、204はANDゲートで、
ワンシヨツトマルチ202の出力パルスが生じて
いない時に発振器201のパルス状信号を出力す
る。205は高域カツト形フイルタでパルス幅が
30μs以下の信号を切り落としている。206は
ORゲートである。207は起動禁止信号が出て
いる時、発振器201の出力パルスを通すAND
ゲート、208はパルス幅30μs以下の信号を切
り落とすフイルタで前記フイルタ205と同様の
作用をする。209は、Dフリツプフロツプで、
フイルタ208を通過したパルス信号の立上がり
時点でQ出力を“1”レベルにセツトする。21
0は遅延回路で、ワンシヨツトマルチ202の立
下りのエツジから10μsec後にパルスを出力して
フリツプフロツプ209をリセツトさせる。21
1はDフリツプフロツプで前記ワンシヨツトマル
チ202の立下りのエツジでフリツプフロツプ2
09のQ出力の状態を記憶する。212は遅延回
路でフリツプフロツプ211のQ出力が“1”に
なつてから約100μs後にフリツプフロツプ21
1をリセツトさせる。
第7図はリフレツシユ回路128の作動を示す
タイムチヤートで、第6図の符号を付した線の信
号状態を示す。
第6図および第7図に従つて、リフレツシユ回
路の作動を説明する。時刻φにおいて発振器2
01がパルス信号を出力した場合、DCU200
はアクセスされていないためワンシヨツトマルチ
202は作動せず、ANDゲート204とORゲー
ト206を通して起動信号12dが出力される。
いまφの直前t1においてプロセツサが禁止信号
(12e)を出力した場合、DCU200がアクセ
スされるためワンシヨツトマルチ202は200μ
sのパルスをt2まで出力する。φにおいて20
0aのパルス信号はANDゲート204によつて
禁止され起動信号は出力されない。一方200a
のパルス信号は、ANDゲート207およびフイ
ルタ208を通じて200eのパルスとしてフリ
ツプフロツプ209に与えられ、セツト出力20
0fを“1”レベルとする。フリツプフロツプ2
09は200cのパルスの立下りから10μs後の
t3において遅延回路210より発生する200g
のパルスによつてリセツトされる。フリツプフロ
ツプ211は200cのパルスの立下りで200
fの状態をラツチし、遅延回路212より発生す
るパルスによつて約100μs後にリセツトされ
る。つまり、プロセツサより禁止信号が印加され
た場合のφにおける200aのパルス信号は約
200μs後にずらされて出力される。この約200μ
sの時間内に禁止信号12eの発生を指令したス
テージの処理が終了することは言うまでもない。
200aのパルス信号が発生していない時刻t4
おいて、禁止信号が出力された場合、200aは
“0”レベルのままであるからANDゲート20
4,207によつて作動が全て禁止され起動信号
は出力されない。
以上リフレツシユ回路128に関し、定期的な
起動信号12dの発生と、プロセツサ120より
起動禁止信号12eが印加された場合に一時的に
起動信号の発生を停止することについて説明し、
その起動信号によつて制御用コンピユータは周期
的にイニシヤライズされることが理解される。前
述のとおり、このリフレツシユ回路128は、プ
ロセツサ120とは無関係に基準パルス信号を発
生する自励発振器201を備えており、プロセツ
サ120より禁止信号12eが出力されない限り
一定の周期でプロセツサ120の起動を行うが、
万一プロセツサ120が誤作動して禁止信号12
eの発生に関する機能に異常を来たすことがあつ
ても、リフレツシユ回路128は起動信号を発生
することができる。すなわち、プロセツサ120
の誤作動としては、動作停止、制御プログラムの
流れの異常があるが、いずれもDCU200の出
力線200bは「0」レベル状態、または「1」
レベル状態のいずれかにセツトされる確率がきわ
めて高いが、ワンシヨツトマルチ202を介した
ことによつて、線200cは少なくとも誤作動時
から200μs後には「0」レベルになり、ANDゲ
ート204を開くため、発振器201のパルス信
号を通過させることができる。
定期的に起動信号12dがプロセツサに印加さ
れる場合の障害は、ハードウエアにおいても有り
具体的には第3図中ステージ305で燃料噴射の
ための開弁制御レジスタをセツトする時点で起動
信号12dが印加されると、レジスタのセツトが
行なわれなくなる可能性がある。第8図は燃料噴
射レジスタ126の詳細図である。1260は12
ビツトラツチで、前記プロセツサ120のストア
命令によつて書き換えが可能でプロセツサが
“0”を書き込まない限りその内容がリセツトさ
れることはない。1261は12ビツトダウンカウ
ンタで、ラツチの出力126aをシリアルデータ
に変換して、開弁信号12cを作る。1262は
遅延回路で、ステージ300から306までの処
理時間の合計にさらに500μs程度を加えた分だ
け遅延作動し、燃料噴射を開始させるトリガパル
ス126bをダウンカウンタ1261に与える。
このような構成にすることによつて、たとえステ
ージ305が再起動によつて無効にされても前記
電磁弁8は前のサイクルでストアされたデータに
基いて正常に作動することが可能である。
次に、制御用コンピユータのイニシヤライズ作
動と制御用コンピユータによる内燃機関の実際の
制御との関係について、第9図の作動状態図を用
いて説明する。図中aは制御用コンピユータの動
作条件の一つを示す電源電圧、bはリフレツシユ
回路の出力である起動信号、cは制御用コンピユ
ータの正常状態、および異常もしくは停止状態を
示すもので、ハツチングを施した部分は異常時も
しくは再起動による停止を示している。この第9
図において、t1以前では正常に制御プログラムが
作動し内燃機関の燃料噴射は正常に行なわれてい
る。時刻t1において、リフレツシユ回路128よ
り起動信号12dが発生すると、制御用コンピユ
ータはその動作を停止し、t2において第3図フロ
ーチヤートに示すステージ400に復帰し、初期
設定として割込ベクトルアドレスをセツトし全体
プログラムの起動を行う。いま、第9図t3におい
て電源に電気雑音が混入し、プロセツサ120の
動作が乱れ制御プログラムの流れに異常を来たし
たとすると、t3以後は燃料噴射が正常に行なわれ
ない。しかし、t4においてリフレツシユ回路12
8より起動信号12dが発生すると制御プログラ
ムが再起動され、正常な燃料噴射制御が行なわれ
てゆく。本実施例ではt2からt4までの時間間隔は
約0.5秒に設定しているが、0.5秒程度の異常作動
時間は内燃機関1と車両(図示しない)の伝達機
構の慣性によつてならされ実際の車両運転には支
障とならず、t4以後は完全に正常作動に復帰す
る。
第10図はリフレツシユ回路の他の例を示すも
ので、第6図に示した回路構成をより簡素化した
ものである。第11図はこのリフレツシユ回路1
28′の作動を示すタイムチヤートである。第1
0図において、符号を付した素子は第6図のリフ
レツシユ回路と同等のものであり、発振機201
のパルス信号を一時記憶する構成がないので、機
能的にはプロセツサ120より起動禁止信号12
eが印加されると起動信号12dの発生を遅延す
る働きがなく、起動信号12dを停止してしまう
点で異なる。
以上述べた実施例は内燃機関の燃料噴射制御を
行う制御用コンピユータに関するものであるが、
本発明は制御用コンピユータを用いて点火時期制
御、排気ガス再循環を含む燃焼制御、吸入空気量
制御等を行う場合にも同様に応用することができ
る。また、内燃機関以外の制御例えば車両のスキ
ツド制御、メータデイスプレイ、自動変速制御を
行う場合にも応用可能であることは言うまでもな
い。
また制御プログラムの流れを管理する必要のな
い場合、すなわち、前述の実施例では第4図に示
す暖機加速増量に代表される時間と共に変化する
制御量を持たない制御ではMIde,FLGAEW等の
コントロールフラグが必要でなく、従つて上記コ
ントロールフラグを一時記憶する手段が必要ない
場合も有る。この様な形態の制御では周期的に制
御用コンピユータを再起動するだけで目的とする
誤作動防止を行う事が可能である。
以上述べたように本発明においては、一定周期
の第1信号を発生する第1の手段と、所定の制御
プログラムによる少なくとも1つの処理が実行中
であることを示す第2信号を発生する第2の手段
と、前記第1信号に応じてデイジタルコンピユー
タをイニシヤライズする第3の手段と、前記第2
信号を受け前記制御プログラムによる少なくとも
1つの処理が実行完了するまで前記第3の手段に
よるイニシヤライズ作動を遅延する第4の手段と
を備えているから、コンピユータに誤作動が生じ
ても第1,第3の手段による周期的なイニシヤラ
イズ作動によつて正常状態に確実に復帰させるこ
とができ、しかも第4の手段による遅延作動によ
つて各プログラム処理の実行中に不用意にイニシ
ヤライズ作動されることのない車両制御用コンピ
ユータを提供することができ、外部雑音や高温多
湿の過酷な環境下において車両の各種制御システ
ムを安全に運用することができるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を内燃機関の燃料噴射制御装置
に適用した一実施例を示す全体構成図、第2図は
第1図中制御用コンピユータ12の構成を示すブ
ロツク線図、第3図は第2図に示す制御用コンピ
ユータの演算処理の流れを示すフローチヤート、
第4図は第3図に示す演算処理の実行によつてな
される実際の制御の一部を示す特性図、第5図は
第3図に示す演算処理の要部詳細を示す代表フロ
ーチヤート、第6図は第2図中リフレツシユ回路
128の詳細構成を示す電気結線図、第7図は第
6図に示すリフレツシユ回路の作動説明に供する
タイムチヤート、第8図は第2図中開弁制御レジ
スタ126の詳細構成を示す電気結線図、第9図
は制御用コンピユータによる実制御と、イニシヤ
ライズ作動との関係を示す作動状態図、第10図
はリフレツシユ回路の他の例を示す電気結線図、
第11図は第10図に示すリフレツシユ回路の作
動説明供するタイムチヤートである。 1……内燃機関、8……電磁弁、12……制御
用コンピユータ、120……マイクロプロセツ
サ、12a……コモンバス、12d……起動信号
線、12e……禁止信号線、121……メモリ、
128……イニシヤライズ作動を与えるためのリ
フレツシユ回路、200……DCU、201……
発振器、202……ワンシヨツトマルチ、203
……インバータ、204……ANDゲート、20
5……フイルタ、206……ORゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の制御プログラムに従つて車両に要求さ
    れる計算処理を繰返し行うデイジタルコンピユー
    タ、及びこのデイジタルコンピユータをイニシヤ
    ライズする装置を有する車両制御用コンピユータ
    において、 一定周期の第1信号を発生する第1の手段と、
    前記制御プログラムによる少なくとも1つの処理
    が実行中であることを示す第2信号を発生する第
    2の手段と、前記第1信号に応じて前記デイジタ
    ルコンピユータをイニシヤライズする第3の手段
    と、前記第2信号を受け前記制御プログラムによ
    る少なくとも1つの処理が実行完了するまで前記
    第3の手段によるイニシヤライズ作動を遅延する
    第4の手段とを備えることを特徴とする車両制御
    用コンピユータ。
JP487178A 1978-01-19 1978-01-19 Computer for controlling vehicles Granted JPS5498476A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP487178A JPS5498476A (en) 1978-01-19 1978-01-19 Computer for controlling vehicles
US05/967,498 US4282574A (en) 1978-01-19 1978-12-07 Apparatus for initializing a vehicle controlling digital computer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP487178A JPS5498476A (en) 1978-01-19 1978-01-19 Computer for controlling vehicles

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5498476A JPS5498476A (en) 1979-08-03
JPS6218921B2 true JPS6218921B2 (ja) 1987-04-25

Family

ID=11595725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP487178A Granted JPS5498476A (en) 1978-01-19 1978-01-19 Computer for controlling vehicles

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4282574A (ja)
JP (1) JPS5498476A (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4315685A (en) * 1978-08-24 1982-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JPS55146501A (en) * 1979-05-04 1980-11-14 Nissan Motor Co Ltd Digital control device for internal combustion engine
FR2480000A1 (fr) * 1980-04-03 1981-10-09 Renault Commande electronique pour transmission automatique de vehicule automobile utilisant un microcalculateur
JPS57155601A (en) * 1981-03-20 1982-09-25 Nippon Denso Co Ltd Car safety device
JPS57159306A (en) * 1981-03-27 1982-10-01 Minolta Camera Co Ltd Control system for mechanical device
US4410991A (en) * 1981-06-03 1983-10-18 Gte Laboratories Incorporated Supervisory control apparatus
JPS5866108A (ja) * 1981-10-16 1983-04-20 Hitachi Ltd 内燃機関の電子制御装置
JPS58201108A (ja) * 1982-05-19 1983-11-22 Nissan Motor Co Ltd マイクロコンピユ−タを用いた車両用電子制御システムの監視装置
DE3224286A1 (de) * 1982-06-28 1983-12-29 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Steuervorrichtung mit einem mikrorechner
DE3240706A1 (de) * 1982-11-04 1984-05-10 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Schaltungsanordnung zur ueberwachung von elektronischen rechenbausteinen
JPS59195755A (ja) * 1983-04-20 1984-11-06 Casio Comput Co Ltd 小型電子機器
JPS59214953A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 Olympus Optical Co Ltd マイクロプロセツサの誤動作防止装置
JPH0613290B2 (ja) * 1983-07-08 1994-02-23 日産自動車株式会社 車両用制御装置の自己診断回路
US4610013A (en) * 1983-11-08 1986-09-02 Avco Corporation Remote multiplexer terminal with redundant central processor units
US4586179A (en) * 1983-12-09 1986-04-29 Zenith Electronics Corporation Microprocessor reset with power level detection and watchdog timer
DE3714998A1 (de) * 1987-05-06 1988-11-17 Bosch Gmbh Robert Ein-ausgabeschaltung fuer mikroprozessoren
US4931975A (en) * 1987-12-21 1990-06-05 Johnson Service Company Microprocessor-based controller with synchronous reset
US5051936A (en) * 1987-12-21 1991-09-24 Johnson Service Company Microprocessor-based controller with synchronous reset
JPH0742888B2 (ja) * 1988-07-27 1995-05-15 株式会社日立製作所 エンジン制御装置
US4998520A (en) * 1990-05-11 1991-03-12 Siemens Automotive L.P. Redundant reset for electronic throttle control
US6134655A (en) * 1992-05-13 2000-10-17 Comverge Technologies, Inc. Method and apparatus for initializing a microprocessor to insure fault-free operation
US5345583A (en) * 1992-05-13 1994-09-06 Scientific-Atlanta, Inc. Method and apparatus for momentarily interrupting power to a microprocessor to clear a fault state
US5408573A (en) * 1992-06-17 1995-04-18 Johnson Service Company Integrated motor controller
JPH06173835A (ja) * 1992-12-14 1994-06-21 Yamaha Motor Co Ltd エンジン点火制御装置
US6059450A (en) * 1996-12-21 2000-05-09 Stmicroelectronics, Inc. Edge transition detection circuitry for use with test mode operation of an integrated circuit memory device
US6178516B1 (en) 1999-06-11 2001-01-23 Mattel, Inc. Electronic apparatus having a low voltage auto-reset circuit
TWI408604B (zh) * 2009-06-26 2013-09-11 Pegatron Corp 周邊控制模組、電腦系統與其操作方法
WO2018076020A1 (en) * 2016-10-21 2018-04-26 Channel Products, Inc. Mitigating effect of electrical noise system and method

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229898B2 (ja) * 1972-02-18 1977-08-04
FR2269148B1 (ja) * 1974-04-25 1978-01-20 Honeywell Bull Soc Ind
US4072852A (en) * 1976-08-23 1978-02-07 Honeywell Inc. Digital computer monitoring and restart circuit
JPS5340105A (en) * 1976-09-24 1978-04-12 Nippon Denso Co Ltd Automobile control unit
JPS5372931A (en) * 1976-12-10 1978-06-28 Nippon Soken Inc Internal combustion engine electronic controller
JPS6010174B2 (ja) * 1977-04-15 1985-03-15 株式会社デンソー 車載コンピユ−タの起動装置
JPS5449421A (en) * 1977-09-27 1979-04-18 Toyota Motor Corp Controlling of run of internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
US4282574A (en) 1981-08-04
JPS5498476A (en) 1979-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6218921B2 (ja)
JP2521086B2 (ja) 燃料噴射ポンプの制御装置
US4884540A (en) Engine speed control method
JP2507550B2 (ja) 燃料制御装置
JP2570443B2 (ja) 酸素センサのヒータ制御装置
US4450815A (en) Internal combustion engine control apparatus
JPS6336408B2 (ja)
JPS6145950A (ja) 操作機器の機能能力を検査する方法および装置
JPS6228299B2 (ja)
JPS6335825B2 (ja)
JPS623304B2 (ja)
GB2090978A (en) Judging the state of operation of an intake passage pressure detector for an ic engine
JPS6315465B2 (ja)
JPS6352225B2 (ja)
JP2002004932A (ja) エンジンシステムの異常診断装置
US6029630A (en) Engine control device having an arrangement for limiting interrupt processing
JPS6123376B2 (ja)
JPH0328578B2 (ja)
JP2004137919A (ja) 車両制御装置
JP4752807B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2605038B2 (ja) 内燃エンジンの電気装置の制御方法
JPS6035148A (ja) 空燃比制御方法
JPS6098152A (ja) エンジンの状態推定装置
JPS6119947A (ja) 燃料噴射制御装置
JPH03185247A (ja) エンジンの燃料制御装置