JPS62188619A - 剪断設備における剪断性能診断方法 - Google Patents

剪断設備における剪断性能診断方法

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Publication number
JPS62188619A
JPS62188619A JP2803386A JP2803386A JPS62188619A JP S62188619 A JPS62188619 A JP S62188619A JP 2803386 A JP2803386 A JP 2803386A JP 2803386 A JP2803386 A JP 2803386A JP S62188619 A JPS62188619 A JP S62188619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shearing
gap
difference
actual
cutters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2803386A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Onuma
大沼 義治
Akitoshi Watanabe
渡辺 了敏
Yoshihiro Tokutome
徳留 義洋
Tetsuya Kumashiro
熊代 哲哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP2803386A priority Critical patent/JPS62188619A/ja
Publication of JPS62188619A publication Critical patent/JPS62188619A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は厚板等の剪断設備において剪断刃を適正なギャ
ップに調整するための剪断性能診断方法に関するもので
おる。
[従来の技術] 剪断は剪断刃の摩耗状態及び剪断刃のギャップにJ:っ
て大きく影響を受けることから、剪断を良好な状態に継
続するためにこれらをヂエックする必要がおる。刃の摩
耗については肉眼でI2察すれば判定できる。一方、刃
のキャップの調整に関しては通常自動調整機構が各剪断
設備に取付けられているが、それでも機械系の摩耗等の
影響によって空剪断時と実剪断時では一般にギャップが
異なるため実剪断時のギャップを計測しなければ最適な
調整を行なうことができない。ところが剪断中に人がそ
の付近に近寄ることはできず、従来は、剪断面の膚荒れ
あるいはエツジ部の湾曲状況を見てギャップを少しづつ
狭めて調整していた。すなわち、ギャップが広すぎると
、第5図に示すように剪断部6が湾曲し、また、例えば
、或ダブルサイドシャ−の場合には製品の長さにより数
回に分けて剪断しているので、その際各剪断間の部分に
第6図に示すような凸状の切残し7を生ずる。剪断面も
鈍器で削り取ったような面になる。一方、最適なギャッ
プでは上記のようなことはなく剪断面も鋭利な刃物で切
ったような面となる。
[発明が解決しようとする問題点] このような従来の方法は作業者の勘に頼ってあり、経験
を要するとともに調整に時間がかかり、多数の試験材を
消費していた。また、ギトツプを狭めすぎると、刃当り
を起したり電動機に過負荷を与えるなど機械系に悪影響
を与えていた。これらの結果、最適なギャップで剪断が
行なわれることはむしろ少なかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこれらの問題点を解決した剪断性能診断方法を
提供するものであり、空剪断時及び実剪断時における剪
断刃のギャップをそれぞれ変位センサーで計測してその
差を求め、これを剪断性能の指標として該差に応じて剪
断刃のギャップを調整することによって剪断刃のギャッ
プを容易に調整しうろことを見出してなされたものであ
る。
変位センサーは摺動刃及び固定刃の入側及び出側の各1
個所づつ合計4個所に設けることが望ましい。しかしな
がら、固定刃の位置は通常はほとんど変らないので、最
小限では摺動刃の例えば刃先中央部の変位を測定できる
位置に1個所設ければよい。センサーを設置する位置の
高さは剪断時の刃先の近傍がよい。このセンサーは名刀
ごとに、少なくとも各(習動刃ごとに設け、例えばダブ
ルサイドシャーの場合には両側に設置する。
計測順序としてはまず空剪断で摺動刃の下降さぜた位置
を変位センサーで計測し、これを基準点とする。この位
置は両刃の間で適正なりリアランスを有する位置であり
、予め自動調整機構により(なければ手動で)調整され
ている。次に、実剪断を行なって剪断時における摺動刃
の位置を計測する。この位置は剪断材料の厚さ、材質等
によっで変化するので剪断材料を別種のものに変えたと
きにはあらためて計測する。そこで両者の差を求め、そ
れに応じて刃のギャップを調整する。
[作用] 空剪断時に゛おける摺動刃の位置と実剪断時における1
習動刃の位置との差が空剪断と実剪断の間の刃のずれに
相当するから、この差の分だけ刃を狭めることによって
このずれを補正し適正なりリア    。
ランスで剪断を行なうことができる。
[実施例] ダブルサイドシャ−の剪断刃に変位センサーを取付けて
厚板を剪断している状態の斜視図を第1図にそして側面
図を第2図に示す。
この例においては変位センサー1は左右の摺動刃2の入
側及び出側に各1個所づつ合計4個所に設置されている
(尚、図面後方の摺動刃のセンサーは図示されていない
。)。各センサー1は増幅器4を介して高感度の記録計
5に接続されている。
(習動刃2の空剪断時の下降位置が第2図の実線に示す
位置の場合でも実剪断時には例えば同図の点線に示す位
置までずれるのでこれを修正して実線位置に戻す。
第1図の剪断設備を用いて厚さ6Mの鋼板を剪断した際
の摺動刃の動きを変位センサーで計測した結果を第3図
及び第4図に示す。図中Aは入側の変位曲線をそしてB
は出側の変位曲線を表わしており、図面の左側は空剪断
時をそして右側は実剪断時を表わしている。第3図の例
は正常な場合であり、入側、出側とも実剪断時の変位曲
線のピークが空剪断時のピークに一致している。これら
の場合、刃のクリアランスは0.4mに保たれている。
第4図はギャップの修正が必要な場合であり、入側、出
側とも実剪断時のピークが空剪断時よりも下がっている
。この差は両方とも0.3611171のギャップのず
れに相当している。
剪断試験結果では厚さ6馴程度の薄物材ではギャップの
実剪断時の広がりはさほど大きくなく実用上問題なかっ
たが、厚さが30〜40#1I11程度の厚物材になる
と問題になる場合を生じた。すなわち、空剪断時と実剪
断時のギャップの差が0.8m以上になると剪断面に凹
凸を生じて剪断不良となった。
その場合この差の分ギャップを狭めることによって正常
な剪断に回復させることができた。
[発明の効果] 本発明方法により、刃のギャップを1/100.まで計
測でき、短時間にかつ簡単に刃のギャップを調整できた
。ギャップ調整ミスの問題がなくなり、試験材を1枚使
用するだけで誰でも容易に調整できるようになった。剪
断不良品の発生がなくなり、品質及び歩留りが向上した
本発明の方法は剪断設備について広く適用できるもので
あり、例えば酸洗工程入側のアップカツドジャー、熱延
工程のクロップカットシャーなどにも利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はダブルサイドシャ−の剪断刃に変位センサーを
取付けて厚板鋼板を剪断している状態の斜視図であり、
第2図は側面図である。第3図及び第4図は摺動刃の動
きを変位センサーで計測したチャートであり、第3図は
正常な状態をそして第4図はギャップの修正が必要な状
態を表わしている。第5図は剪断不良で剪断部が湾曲し
た鋼板の側面図であり、第6図は剪断部に凸状の切残し
を生じた鋼板の斜視図である。 1・・・変位センサー、2・・・摺動刃(剪断刃)、3
・・・固定刃(剪断刃)、4・・・増幅器、5・・・記
録計、6・・・剪断部、7・・・凸状の切残し、A・・
・入側変位曲線、B・・・出側変位曲線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 空剪断時及び実剪断時における剪断刃のギャップをそれ
    ぞれ変位センサーで計測してその差を求め、該差に応じ
    て剪断刃のギャップを調整することを特徴とする剪断設
    備における剪断性能診断方法
JP2803386A 1986-02-13 1986-02-13 剪断設備における剪断性能診断方法 Pending JPS62188619A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2803386A JPS62188619A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 剪断設備における剪断性能診断方法

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JP2803386A JPS62188619A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 剪断設備における剪断性能診断方法

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JPS62188619A true JPS62188619A (ja) 1987-08-18

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JP2803386A Pending JPS62188619A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 剪断設備における剪断性能診断方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017094478A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 Jfeスチール株式会社 ノッチング装置及びノッチング方法
CN109781019A (zh) * 2019-03-05 2019-05-21 安徽工业大学 一种轨距测量装置及测量方法

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JP2017094478A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 Jfeスチール株式会社 ノッチング装置及びノッチング方法
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