JPS62187189A - セラミツクスの表面粗化法 - Google Patents

セラミツクスの表面粗化法

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JPS62187189A
JPS62187189A JP2869986A JP2869986A JPS62187189A JP S62187189 A JPS62187189 A JP S62187189A JP 2869986 A JP2869986 A JP 2869986A JP 2869986 A JP2869986 A JP 2869986A JP S62187189 A JPS62187189 A JP S62187189A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceramics
ceramic
roughening
naoh
melt
Prior art date
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Pending
Application number
JP2869986A
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English (en)
Inventor
正義 池田
谷口 穣
川村 昌広
照沼 勝弘
幸久 廣山
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセラミックスの表面粗化法に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来セラミックスの表面粗化法として、セラミックスの
表面をHF、HBF4等で処理して粗化するか、又はN
aOH,KOH等の溶融アルカリで処理して粗化する方
法がある。なお上記の処理は。
セラミックスを上記に示す溶液又は融液に1回浸漬して
処理したものである。
セラミックスの表面を粗化した後無電解めっき2さらに
必要に応じて行なう電解めっきでセラミックス上に直接
金属被膜を析出させ、エツチングなどの方法で導体配線
を形成してセラミック配線板とされるが、前者の方法で
粗化すると金属被膜とセラミックスとの密着力が低く金
属被膜にふくれが発生するという欠点が生じ、後者の方
法では金属被膜とセラミックスとは良好な密着力を有す
るものもあるがばらつきが多く、また無電解銅めっきの
厚さが1/Jmを越えると金属被膜にふくれが発生し、
使用に耐えないという欠点がある。
本発明は上記した欠点のないセラミックスの表面粗化法
を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記の欠点について糧々検討した結果、1
回の粗化だけではセラミックス表面の7ラツクス(ガラ
ス質)および主構成物質粒子(アルミナセラミックスで
あればアルミナの粒子)のごく一部を粗化するだけでセ
ラミックス表面に形成された副生成物を完全に除去する
ことができないと共に主構成物質粒子の粗化が不均一で
あるため上記の欠点が生じるということをつきとめ、セ
ラミックスを融液以上の温度に加熱したNaOH融液中
に30秒以上浸漬し、中和、洗浄後再び融点以上の温度
に加熱したNaOH融液中に30秒以上浸漬したところ
セラミックスの表面を均一に粗化できることを見出した
本発明はセラミックスを融点以上の温度に加熱したNa
OH融液中に30秒以上浸漬し、中和、洗浄後、再び融
点以上の温度に加熱したNaOH融液中に30秒以上浸
漬するセラミックスの表面粗化法に関する。
(作用) セラミックスは第一段階目の粗化でセラミックス表面の
フラックスおよび主構成物質粒子のごく一部を化学的に
エツチングし、ついでセラミックス表面に形成されたN
aOH,At (OH)s、 Ca (OH)s等の水
酸化物を中和、洗浄することによシ均一に粗化されたセ
ラミック表面が形成される。さらに第二段階目の粗化で
セラミックスの主構成物質粒子の微細なエツチングが行
なわれ、さらに均一に粗化されたセラミック表面が形成
される。セラミックスの粗化のメカニズムを詳しく説明
すれば。
第一段階目としてセラミックス表面のフラックスおよび
主構成物質粒子のごく一部の溶解があり。
第二段階目としてセラミックス表面の主構成物質粒子の
溶解がある。
本発明においてセラミックスは、融点以上の温度に加熱
した融液中に30秒以上浸漬する必要があり、30秒未
満であるとセラミックスの表面を均一に粗化することが
できない。またNa OH融液の温度はNaOHの融点
以上の温度に加熱する必要があシ、融点未満の温度であ
るとセラミックスを均一に粗化することができない。な
お上限は600℃であることが好ましい。
本発明における。 NaOH融液への浸漬工程は必要に
応じ3回以上行なってもよい。
中和液としてはルBoa、 HsPO4,HCI等が用
いられる。
(実施例) 以下実施例により本発明を説明する。
実施例1 アルミナセラミック基板(日立化成工業製、商−品名ハ
ロツクス5521寸法5oxsox厚さ0.8■)を脱
脂液(日立化成工業製、商品名HC几201)で洗浄し
、乾燥後350℃に加熱したNaOH融液(濃度100
L)に1分間浸漬して粗化を行なった。ついで濃度10
チのH!804溶液中に5分間浸漬し、超音波(出力3
 o ow)による振動エネルギーを付与し、セラミッ
クス表面に形成されたNaOH,Al (OH)2. 
Ca (OH)z等の水酸化物を中和した。次に水洗、
乾燥後、再び350℃に加熱したNaOH融液中に1分
間浸漬して再粗化を行なった。その後中和、水洗を行な
い無電解銅めっきを3時間行ない厚さ7μmの銅の被膜
を形成した。なお無電解めっき液はpH12,4で第1
表に示す組成のものを用いた。
以下余白 第1表 めっき後感光性ドライフィルム(日立化成工業製、商品
名PHT−862F−403を使用し、一般的なエツチ
ング法によシ寸法2×2fflu+のパターンを形成し
、試料30’ケについて密着(接着)強度を測定した。
その結果2−5〜4.0 kg/−の密着強度を示し良
好であった。また外観を観察したが銅の被膜にふくれは
見られなかった。。
比較例1 実施例1と同じアルミナセラミック基板を実施例1と同
じ脱脂液で洗浄し、乾燥後40℃で濃度10%のHF溶
液に20分間浸漬して粗化を行なった。ついで濃度10
%のNaOH溶液中に5分間浸漬して中和した。その後
水洗し、以下実施例1と同様の方法で無電解鋼めっきを
行ない、ついで密着強度を測定した。その結果密着強度
は0.5 kg/ffll1]2以下で測定できないも
のが数個あった。また外観を観察し次ところ銅の被膜全
面にふくれが発生していた。
比較例2 実施例1と同じアルミナセラミック基板を実施例1と同
じ脱脂液で洗浄し、乾燥後SOO℃に加熱したNaOH
融液に5分間浸漬して粗化を行なった。ついで濃度10
%のHs80a溶液中に5分間浸漬して中和した。その
後水洗し、以下実施例1と同様の方法で無電解銅めっき
を行ない、ついで密着強度を測定した。その結果密着強
度は最大が3、5 kg/−で最小が0とばらつきが多
かった。また外観を観察したところ銅の被膜の所々にふ
くれが発生していた。
(発明の効果) 本発明によればセラミックスの表面を均一に粗化するこ
とができ、セラミックスの表面に導体配線を形成しても
導体配線すなわち金属被膜とセラミックスとの密着力が
良好で、またふくれが発生せず極めて好適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、セラミックスを融点以上の温度に加熱したNaOH
    融液中に30秒以上浸漬し、中和、洗浄後再び融点以上
    の温度に加熱したNaOH融液中に30秒以上浸漬する
    ことを特徴とするセラミックスの表面粗化法。
JP2869986A 1986-02-12 1986-02-12 セラミツクスの表面粗化法 Pending JPS62187189A (ja)

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JP2869986A JPS62187189A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 セラミツクスの表面粗化法

Applications Claiming Priority (1)

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JP2869986A JPS62187189A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 セラミツクスの表面粗化法

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JPS62187189A true JPS62187189A (ja) 1987-08-15

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ID=12255718

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JP2869986A Pending JPS62187189A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 セラミツクスの表面粗化法

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