JPS621868Y2 - - Google Patents
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- JPS621868Y2 JPS621868Y2 JP13888281U JP13888281U JPS621868Y2 JP S621868 Y2 JPS621868 Y2 JP S621868Y2 JP 13888281 U JP13888281 U JP 13888281U JP 13888281 U JP13888281 U JP 13888281U JP S621868 Y2 JPS621868 Y2 JP S621868Y2
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- Japan
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- fuel tank
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- Expired
Links
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- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 18
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 17
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 208000012260 Accidental injury Diseases 0.000 description 1
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Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、背負式動力機たとえば背負式の動
力刈払機、動力散布機、動力噴霧機のような機器
における燃料タンクを一体に形成した背負枠にお
いて、この燃料タンク内側に仕切壁を設けること
で作業員の身体の屈伸、傾倒等に際しても燃料の
不測な流出を阻止可能な背負式動力機の背負枠に
係るものである。
力刈払機、動力散布機、動力噴霧機のような機器
における燃料タンクを一体に形成した背負枠にお
いて、この燃料タンク内側に仕切壁を設けること
で作業員の身体の屈伸、傾倒等に際しても燃料の
不測な流出を阻止可能な背負式動力機の背負枠に
係るものである。
従来の背負形式の動力機たとえば動力刈払機,
動力噴霧機等のような機器にあつて、背負枠と燃
料タンクとが一体に形成された場合、作業員の身
体の屈伸、傾倒等に際し、燃料注入口に被着した
燃料キヤツプから燃料が外部に漏洩・流出するこ
とがあり、之を防ぐための燃料注入口を往々にし
て折曲しているが、折曲せる形態に製作するため
の型の価格が不当に高額となり、しかも所望形態
への成形が困難となる故、利用者、製作者双方に
とつても適正な背負枠とは云い難い。そこでこの
考案は前述のような欠点を是正する意図のもとに
燃料タンク内側に仕切壁を近接下に並設すること
で、不測のうちにおける燃料の外部への漏洩・流
出を阻止可能で、しかも製作の容易な背負動力枠
を提供しようとするものである。
動力噴霧機等のような機器にあつて、背負枠と燃
料タンクとが一体に形成された場合、作業員の身
体の屈伸、傾倒等に際し、燃料注入口に被着した
燃料キヤツプから燃料が外部に漏洩・流出するこ
とがあり、之を防ぐための燃料注入口を往々にし
て折曲しているが、折曲せる形態に製作するため
の型の価格が不当に高額となり、しかも所望形態
への成形が困難となる故、利用者、製作者双方に
とつても適正な背負枠とは云い難い。そこでこの
考案は前述のような欠点を是正する意図のもとに
燃料タンク内側に仕切壁を近接下に並設すること
で、不測のうちにおける燃料の外部への漏洩・流
出を阻止可能で、しかも製作の容易な背負動力枠
を提供しようとするものである。
以下図面についてこの考案の一実施例を述べる
と、ポリエチレンのような合成樹脂材をブロー成
形で、下方にスタンド1,之に連設・直立せる一
対の支柱部2,2および上方の台形部3の三者
と、支柱部2,2の上方において前方(第3図に
おいて左側を前方、右側を後方とする)に突出せ
る燃料タンクTとを一体に形成して背負枠Fを構
成し、前記スタンド1,支柱部2,2および台形
部3の夫々に空所a,b,c,cを設ける一方、
燃料タンクTの上部に、上方に向け傾斜せる傾斜
縁4の上端両側縁において前後の面を接合して形
成された第一仕切壁5,6の夫々を内方に向け突
出させ(第2図参照)、これら第一仕切壁5,6
の間に断面が略台形の通路d(第4図参照)を形
成し、またこれら第一仕切壁5,6と前記空所
c,cとの間において前後の面を接合して第二仕
切壁7を形成し、該第二仕切壁7の側端7t,7
tを、前記第一仕切壁5,6の内側先端5i,6
iよりも外側に位置させ、通路dの中央を第二仕
切壁7で上方から被覆するような形態となし、し
かして第一,第二仕切壁5,6,7を平行下に狭
隘の通路e,fを介して並置すると共に、前記第
二仕切壁7に沿つて上方に形成された通路g,g
と、前記燃料タンクTの上端に一体に形成された
中空状の台形部3の上部における中空状の通路k1
とが、台形部3の左右夫々の傾斜状の側縁に沿う
中空状の通路k2を介して連通され、これら通路
g,k1,k2と連通され、かつ台形部3の中央を上
下方向に亘り、垂直断面が略二等辺三角形の中空
状の流通部hが配置され、該流通部hの前方上部
に穿設された空気取入口8は、迷路状に配設され
た前記通路k1,k2,g,e,fを介して燃料タン
クTに連通され、しかして作業員(図示しない)
が背負枠Fを背負つたまま前方に屈身した際、燃
料タンクT内における燃料が空気取入口8から
漏洩することを阻止し、またブロー成形時、空気
流動路とすることで空気の流動を良好ならしめ、
さらには台形部3への背負バンド(図示しない)
装着に際し、作業時における台形部3への不当な
荷重に基づく変形を抑制する所謂補強材としての
機能を付与させるようにし、また前記通路e,
f,gは第1図、第2図にみるように第一,第二
仕切壁5,6,7により略波形状に形成されてい
る。なお、燃料タンクTの一側に突出した円筒状
の注入部9上端の開口部に被嵌せる燃料キヤツプ
10は盲栓となし、燃料の流出を阻止してあ
る。しかして前記燃料タンクT内の燃料は、第
一、第二仕切壁5,6,7によりその流動を著し
く抑制され、かつ狭隘な通路e,f,gと相伴つ
て空気取入口8側への急激な流動を容易に阻止可
能であり、さらにこの空気取入口8に細孔付きの
栓(図示しない)を挿入しておけば、燃料の不
測な流出はより阻止されることになる。なおスタ
ンド1には送風機、ポンプ,エンジン等の機器を
搭載するが、本件考案の趣旨とは特に深い関連性
がないので省略してある。
と、ポリエチレンのような合成樹脂材をブロー成
形で、下方にスタンド1,之に連設・直立せる一
対の支柱部2,2および上方の台形部3の三者
と、支柱部2,2の上方において前方(第3図に
おいて左側を前方、右側を後方とする)に突出せ
る燃料タンクTとを一体に形成して背負枠Fを構
成し、前記スタンド1,支柱部2,2および台形
部3の夫々に空所a,b,c,cを設ける一方、
燃料タンクTの上部に、上方に向け傾斜せる傾斜
縁4の上端両側縁において前後の面を接合して形
成された第一仕切壁5,6の夫々を内方に向け突
出させ(第2図参照)、これら第一仕切壁5,6
の間に断面が略台形の通路d(第4図参照)を形
成し、またこれら第一仕切壁5,6と前記空所
c,cとの間において前後の面を接合して第二仕
切壁7を形成し、該第二仕切壁7の側端7t,7
tを、前記第一仕切壁5,6の内側先端5i,6
iよりも外側に位置させ、通路dの中央を第二仕
切壁7で上方から被覆するような形態となし、し
かして第一,第二仕切壁5,6,7を平行下に狭
隘の通路e,fを介して並置すると共に、前記第
二仕切壁7に沿つて上方に形成された通路g,g
と、前記燃料タンクTの上端に一体に形成された
中空状の台形部3の上部における中空状の通路k1
とが、台形部3の左右夫々の傾斜状の側縁に沿う
中空状の通路k2を介して連通され、これら通路
g,k1,k2と連通され、かつ台形部3の中央を上
下方向に亘り、垂直断面が略二等辺三角形の中空
状の流通部hが配置され、該流通部hの前方上部
に穿設された空気取入口8は、迷路状に配設され
た前記通路k1,k2,g,e,fを介して燃料タン
クTに連通され、しかして作業員(図示しない)
が背負枠Fを背負つたまま前方に屈身した際、燃
料タンクT内における燃料が空気取入口8から
漏洩することを阻止し、またブロー成形時、空気
流動路とすることで空気の流動を良好ならしめ、
さらには台形部3への背負バンド(図示しない)
装着に際し、作業時における台形部3への不当な
荷重に基づく変形を抑制する所謂補強材としての
機能を付与させるようにし、また前記通路e,
f,gは第1図、第2図にみるように第一,第二
仕切壁5,6,7により略波形状に形成されてい
る。なお、燃料タンクTの一側に突出した円筒状
の注入部9上端の開口部に被嵌せる燃料キヤツプ
10は盲栓となし、燃料の流出を阻止してあ
る。しかして前記燃料タンクT内の燃料は、第
一、第二仕切壁5,6,7によりその流動を著し
く抑制され、かつ狭隘な通路e,f,gと相伴つ
て空気取入口8側への急激な流動を容易に阻止可
能であり、さらにこの空気取入口8に細孔付きの
栓(図示しない)を挿入しておけば、燃料の不
測な流出はより阻止されることになる。なおスタ
ンド1には送風機、ポンプ,エンジン等の機器を
搭載するが、本件考案の趣旨とは特に深い関連性
がないので省略してある。
この考案は前述のような構成であるから、作業
員が背負枠を背うとき、もしくは背負枠を背負つ
てたとえば、雑草、「つる」等の刈払作業を行な
うとき、必要に応じて身体を屈伸もしくは傾倒さ
せた場合においても燃料タンクの上方に設定され
た第一仕切壁の間における通路中央上方を第二仕
切壁が被覆するように設定され、しかもこれらの
間に介在された通路が狭隘かつ屈曲されているた
め燃料タンク内での燃料が揺動しても直接、空気
取入口にまで流動する惧れがなく、また作業員が
一時的に極度に前傾姿勢を余儀なくされたときで
も、流通部に流入した燃料の液面よりも、空気取
入口ははるか上方に位置するため、外部に流出す
る惧れは殆どなく、通常の作業においては、燃料
の不測の逆流に基づく外部への流出による不慮の
傷害を蒙る懸念がなく、安心裡に作業に従事で
き、しかも燃料注入口を態々折曲させていた従来
の形式に比し、簡易・安価に製作可能であり、な
お、台形部の中央に流通部が上下方向に亘り形成
されているので、補強部材としての機能を有し、
背負ハンドを肩に掛架して作業を行なう際、不当
な荷重を加えられても流通部近傍での変形を抑制
可能であり、さらに構造全体としても、従来に比
し著しい複雑化を招来することなく、かつ外観上
の体裁も良好である等の実益を有するものであ
る。
員が背負枠を背うとき、もしくは背負枠を背負つ
てたとえば、雑草、「つる」等の刈払作業を行な
うとき、必要に応じて身体を屈伸もしくは傾倒さ
せた場合においても燃料タンクの上方に設定され
た第一仕切壁の間における通路中央上方を第二仕
切壁が被覆するように設定され、しかもこれらの
間に介在された通路が狭隘かつ屈曲されているた
め燃料タンク内での燃料が揺動しても直接、空気
取入口にまで流動する惧れがなく、また作業員が
一時的に極度に前傾姿勢を余儀なくされたときで
も、流通部に流入した燃料の液面よりも、空気取
入口ははるか上方に位置するため、外部に流出す
る惧れは殆どなく、通常の作業においては、燃料
の不測の逆流に基づく外部への流出による不慮の
傷害を蒙る懸念がなく、安心裡に作業に従事で
き、しかも燃料注入口を態々折曲させていた従来
の形式に比し、簡易・安価に製作可能であり、な
お、台形部の中央に流通部が上下方向に亘り形成
されているので、補強部材としての機能を有し、
背負ハンドを肩に掛架して作業を行なう際、不当
な荷重を加えられても流通部近傍での変形を抑制
可能であり、さらに構造全体としても、従来に比
し著しい複雑化を招来することなく、かつ外観上
の体裁も良好である等の実益を有するものであ
る。
図面はこの考案の一実施例にして、第1図は全
体の斜視図、第2図は全上正面図、第3図は第2
図の−線断面図、第4図は第2図の−線
断面図、第5図は第2図の−線断面図であ
る。 F……背負枠、T……燃料タンク、d,e,
f,g……通路、h……流通部、1……スタン
ド、2……支柱部、3……台形部、4……傾斜
縁、5,6……第一仕切壁、7……第二仕切壁、
8……空気取入口、9……注入部、11……吐出
口、a,b,c……空所、k1,k2……通路。
体の斜視図、第2図は全上正面図、第3図は第2
図の−線断面図、第4図は第2図の−線
断面図、第5図は第2図の−線断面図であ
る。 F……背負枠、T……燃料タンク、d,e,
f,g……通路、h……流通部、1……スタン
ド、2……支柱部、3……台形部、4……傾斜
縁、5,6……第一仕切壁、7……第二仕切壁、
8……空気取入口、9……注入部、11……吐出
口、a,b,c……空所、k1,k2……通路。
Claims (1)
- 空所付のスタンド、このスタンド後部に連設・
直交下に起立され、中央に空所のある一対の支柱
部これら支柱部上方で前方に突出せる燃料タン
ク、およびこの燃料タンク上方に左右対称に空所
を有する台形部が一体に形成された合成樹脂製の
背負枠において、前記燃料タンクの上部側縁から
内方に向け対向・突出せる一対の第一仕切壁の間
に通路を介在・形成させ、この通路の上部側方で
夫々連通された一対の通路を、前記第一仕切壁と
これら第一仕切壁の上方において被覆し、かつ並
列された第二仕切壁との間に形成させ、これら一
対の通路に、第二仕切壁の上方に沿つて形成され
た通路を連通させ、これらの通路を前記燃料タン
ク上端に一体に形成された中空状の前記台形部の
上部の中空状の通路に、左右夫々の側縁に沿う中
空状の通路を介して連通させると共に、これら通
路と連通され、しかも前方に膨出し、かつ上部に
空気取入口が穿設された流通部を、前記台形部中
央を上下方向に亘り設定させてなる背負式動力機
の背負枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13888281U JPS5844011U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 背負式動力機の背負枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13888281U JPS5844011U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 背負式動力機の背負枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5844011U JPS5844011U (ja) | 1983-03-24 |
JPS621868Y2 true JPS621868Y2 (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=29932093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13888281U Granted JPS5844011U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 背負式動力機の背負枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844011U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE8404998L (sv) * | 1984-10-05 | 1986-04-06 | Electrolux Ab | Motorsagsunderrede |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP13888281U patent/JPS5844011U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5844011U (ja) | 1983-03-24 |
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