JP2590248Y2 - 流 し - Google Patents

流 し

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JP2590248Y2 JP1992056399U JP5639992U JP2590248Y2 JP 2590248 Y2 JP2590248 Y2 JP 2590248Y2 JP 1992056399 U JP1992056399 U JP 1992056399U JP 5639992 U JP5639992 U JP 5639992U JP 2590248 Y2 JP2590248 Y2 JP 2590248Y2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、水栓柱頂部の蛇口から
出た水を受け止める流しに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の流しは、庭先や軒先などに設置
され、農園芸用具や洗車用具などの小物類を洗ったり手
足を洗ったりすることなどに便利に用いられる。そし
て、この種の流しは、基本的には、底壁と底壁の周縁部
から立ち上がった周囲壁とを有する流し本体の上記底壁
に排水口を設け、上記底壁の上面に排水口に向かう水流
れ勾配を具備させたものであった。
【0003】このような流しを庭先などに設置する場
合、その設置高さを調節するのに、従来は、レンガ状の
ブロックを下に敷いたりコンクリート枠を別途施工して
その上に流しを設置するといった対策が講じられてい
た。また、散水ノズルやホースなどの小物類は不使用時
に流しの中や周囲に放置されたり、流しから離れた別の
場所で保管していた。
【0004】他方、上記種類の流しにおいて、水栓柱頂
部の蛇口から水を出すと、その水が流し本体の底壁上面
に当たって跳ね返り、跳ね返った水が流しの周囲に散乱
して被服や流しの周囲を濡らすことが多い。
【0005】そこで、従来より、流し本体の周囲壁を背
高にすることによって底壁上面に当たって跳ね返った水
がその周囲壁に当たるようにして周囲への水の散乱を防
ぐようにしたものや、上記底壁の上面を水流れ勾配より
大きい角度に傾斜させることにより水の衝突角度を変え
て水の跳ね返りを抑制するようにしたものが提案されて
いる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、流しの
設置高さを調節するためにブロックを敷いたりコンクリ
ート枠を別途施工すると、流しのデザインとブロックや
コンクリート枠のデザインとの間で統一感を出すことが
困難であるので見栄えが悪くなりやすいという問題や、
ブロックやコンクリート枠の設置に熟練を要するので専
門業者による施工が必要になるという不便があった。
【0007】また、従来の流しにあっては、洗った後の
農園芸用具や洗車用具などの小物類の置き場所について
の工夫がそれほどなされていなかったので、それらの小
物類が周囲に放置されて流しの周辺が乱雑になったり使
用時に流しから離れた別の保管場所まで取りにいかねば
ならないといった不便があった。
【0008】さらに、水の散乱を防ぐために流し本体の
周囲壁を背高にした流しによると、流しを使うときに腕
や肘が周囲壁に当たるようになって使い勝手が悪くなる
という問題があった。また、水の跳ね返りを抑制するよ
うするために流し本体の底壁の上面を大きい角度に傾斜
させた流しによると、蛇口から出た水をバケツに入れる
場合などに底壁に置いたバケツが傾いてバランスが悪く
なるという問題があった。
【0009】本考案は以上の問題や不便に鑑みてなされ
たもので、設置高さを調節することに熟練を必要とせ
ず、設置高さの調節に用いられる嵩上げ部材としての台
座と流し本体とのデザイン上の統一感を出しやすく、し
かも洗車用具などの小物類の置き場所についての工夫を
講じた流しを提供することを目的とする。
【0010】さらに、本考案は流し本体の周囲壁が背低
であって、しかも底壁に水流れ勾配程度の傾斜しか与え
られていなくても、流し周囲への水の散乱が大幅に抑制
される流しを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案の流し
は、底壁と底壁の周縁部から立ち上がった周囲壁とを有
する流し本体と、上記流し本体を段積みするための台座
を備え、この台座の上部と流し本体の下部とに互いに嵌
脱可能な位置決め用の突起と凹所とが振り分けて具備さ
れ、上記台座にこの台座の周囲の所定箇所で開口された
出入口を具備する物品収容空間が形成され、上記流し本
体の周囲壁の上端縁部に外側に張り出す鍔部が形成さ
れ、この鍔部に、散水ノズルなどの棒状物品を嵌脱可能
な孔部を備えたスタンド部が設けられているものであ
る。
【0012】請求項2の考案の流しは、請求項1の考案
の構成に加え、流し本体の上記底壁の落水箇所を含む所
定範囲に上向きに開放する開口部を具備した凹所を形成
するための凹入壁と、上記凹入壁に形成された排水口
と、上記凹所の開口部に対して着脱可能でかつ装着状態
でこの凹所を覆う網体とを備え、上記底壁の上面が上記
凹所に向かう水流れ勾配を、上記凹入壁の上面が上記排
水口に向かう水流れ勾配をそれぞれ有し、上記網体は、
多数のリブを交差配置することによって平板状に形成さ
れていると共に、交差配置された多数の上記リブにより
形成された網目を有するものである。
【0013】
【作用】請求項1の考案の流しにおいて、台座の上に流
し本体を段積みすることにより流しの設置高さが高くな
り、台座を省略して流し本体だけを設置することにより
流しの設置高さが低くなる。台座の上に流し本体を段積
みする場合、台座の上部と流し本体の下部とに振り分け
て具備された突起と凹所とを嵌合させることにより台座
と流し本体とが正確に位置決めされる。また、台座と流
し本体とをセットとして製作することにより両者のデザ
イン上の統一感を出しやすい。
【0014】台座の上に流し本体を段積みして流しを設
置しておくと、台座に具備された物品収容空間を利用し
てバケツや農園芸用具、洗車用具などの小物類を収容し
ておくことが可能である。また、散水ノズルや放水ノズ
ルなどの棒状物品は流し本体のスタンド部の孔部を利用
して嵌合状に収容しておくことが可能である。
【0015】請求項2の考案の流しにおいて、凹入壁に
より形成された凹所の開口部に網体を装着しておくとそ
の網体の上に水が落下する。網体は交差配置された多数
のリブにより形成された網目を有するので、その網体の
上に落下した水のほとんどが網目を通過し、網目を通過
しない残りの水は網体のリブの上面に当たる。そして、
網目を通過した水は、凹入壁の上面やリブの側面などに
衝突したりそのような衝突を繰り返したりするので、そ
れによって周囲に散乱する力が弱まる。また、リブの上
面の面積はきわめて小さいので水がリブの上面に当たっ
てもその水の散乱する力は小さい。流し本体の底壁の上
に落ちた水はその底壁の上面に付与されている水流れ勾
配により凹所に流入し、凹入壁の上に落ちた水はその凹
入壁の上面に付与されている水流れ勾配により排水口に
流入する。
【0016】また、流し本体の底壁の上面が水流れ勾配
に相応する角度に傾斜しているにもかかわらず、上記凹
所の開口部に装着された網体は平板状に形成されている
ので、バケツなどをバランスよくその網体の上に置いて
水を受けることが可能である。
【0017】
【実施例】図1は請求項1および請求項2の考案の実施
例による流しの分解斜視図、図2は同実施例による流し
の概略斜視図である。図3および図4は流し本体1と凹
入壁2とを示す平面図および底面図、図5は図3のV−
V線に沿う断面図、図6は図3のVI−VI線に沿う断
面図、図7は網体3の作用説明図、図8は図3のVII
I−VIII線に沿う拡大断面図、図9はスタンド部1
8の使用状態説明図である。
【0018】図1において、1は流し本体であり、底壁
11と底壁11の周縁部から立ち上がった周囲壁12と
を有する。周囲壁12は前壁部12aと左右の側壁部1
2b,12bと後壁部12cとによって形成されてい
る。そして、図3の平面図で判るように、前壁部12a
と左右の側壁部12b,12bとの境界部分の内面は比
較的長い曲率半径の湾曲面イ,イとなされている。ま
た、後壁部12cの上端縁部に後方に張り出した平板状
の鍔部14が形成されていて、この鍔部14の左右方向
中央部に切欠状の凹入部15が形成され、また、この鍔
部14における凹入部15の片側の2箇所に孔部16,
17を備えたスタンド部18が設けられ、さらに上記凹
入部15の左右両側の鍔部14の上面が凹凸面でなる物
品載置面19,19となされている。そして、壁部12
aや左右の側壁部12b,12bの上端縁部にそれらの
壁部12a,12b,12bよりもやゝ厚肉の縁取り1
3が設けられ、この縁取り13が上記鍔部14における
上面外縁部にまで延設されている。したがって、上記物
品載置面19が鍔部14に形成された縁取り13によっ
て囲まれている。なお、上記凹入部15やスタンド部1
8は鍔部14における縁取り13の形成箇所に設けられ
ている。
【0019】図1、図3および図4で判るようにスタン
ド部18の孔部16,17は、鍔部14における縁取り
13の形成箇所の後端縁で後方に向けて開口する幅狭の
出入口16a,17aを備えている。また、図3、図
4、図6および図8で判るように、孔部16,17の下
端部に後方に向けて突出された段付部16b,17bが
設けられている。この段付部16b,17bの出幅は孔
部16,17の直径に比べてきわめて小さい。さらに、
図6および図8で判るように孔部16,17は下窄まり
状のテーパ孔となっている。なお、スタンド部16,1
7の孔部は出入口16a,17aを有しない単なる貫通
孔であってもよい。
【0020】上記凹入部15は、図2のように、たとえ
ば地面から立ち上げられた水栓柱100に嵌合される。
そして、水栓柱100の頂部に設けられた蛇口110か
ら出た水が流し本体1で受け止められる。図例の流しに
おいて、蛇口110から出た水は、流し本体1の底壁1
1における左右方向中央部であって、後壁部12cの近
傍箇所に流下するようになっている。そして、底壁11
における落水箇所を含む所定範囲に、上向きに開放する
開口部21を具備した凹所22(図1参照)が形成され
ている。したがって、この凹所22が凹入壁2によって
形成されており、この凹入壁2の中央部すなわち上記落
水箇所には排水口23が形成されている。図例において
上記凹所22の開口部21は、その左右方向の横幅が流
し本体1の左右方向の横幅の約半分の長さに定められ、
前後方向の縦幅が流し本体1の前後方向の縦幅の半分よ
りもやゝ短い長さに定められている。
【0021】上述した流し本体1における底壁11の上
面は上記凹所22に向かう水流れ勾配有し、また、上記
凹入壁2の上面は上記排水口23に向かう水流れ勾配を
有している。
【0022】以上説明した流し本体1と凹入壁2とは繊
維強化樹脂(たとえばレジンコンクリート)などの耐衝
撃性に優れ、傷つきにくい材料で一体成形されている。
【0023】図1において、4は台座である。この台座
4はレジンコンクリートなどの耐衝撃性に優れ傷つきに
くい材料で一体成形された左右一対の対象形状の脚体4
1,41でなる。脚体41は平板状の座板部42と、こ
の座板部42の外周縁部から立ち上がった側板部43
と、複数の補強用ブラケット44…と、側板部43やブ
ラケット44…の上部に具備された複数の突起45…と
を備えている。そして、これらの突起45…に対応し
て、上記流し本体1の下部に小孔形状の凹所10…が形
成されている(図4参照)。また、上記側板部43は流
し本体1の周囲壁12に沿う形状に形成されている。な
お、突起を流し本体1側に設け、凹所を台座4側に設け
てもよく、さらに突起を流し本体の周囲壁の下端部で代
用し、凹所を台座の上端部に形成した凹入溝で代用して
もよい。
【0024】流しの設置高さを高くするときには、左右
に所定間隔を隔てて配置された左右一対の上記脚体4
1,41の上に流し本体1が段積みされる。その場合、
台座4側の突起45…に流し本体1側の凹所10…を嵌
合させると台座4と流し本体1とが正確に位置決めさ
れ、流し本体1の周囲壁12の外面と台座4の側板部4
3の外面とが図2のように上下方向で連続する。図例に
おいては、台座4が間隔を隔てて配置される左右一対の
脚体41,41によって形成されているので、それらの
脚体41,41との相互間に空間が形成される。この空
間は、台座4の前面で開口された出入口S1を具備する
物品収容空間Sとしてホースなどの洗車用具や小型バケ
ツなどの農園芸用具や、履物、手袋などの種々の小物類
を収容することに利用される。なお、台座を一対の脚体
41,41によらずに一体物で形成してもよく、その場
合には、台座を中空にすることにより形成される内部空
間を物品収容空間とし、その物品収容空間に出入口を形
成しておけばよい。
【0025】他方、流し本体1の上記物品載置面19,
19は石鹸や束子などの小物を置くことに利用すること
ができる。また、図9に示した洗車などに用いる散水ノ
ズルや放水ノズルなどの棒状物品200は、上記スタン
ド部18の孔部17を利用して整然と片づけることが可
能である(孔部16についても同様である)。すなわ
ち、棒状物品200に継ぎ手などにより形成される段付
部210が具備されている場合には、棒状物品200を
孔部17の出入口17aから孔部17に嵌め込み、かつ
上記段付部210を孔部17側の段付部17bに係合さ
せておくことによって棒状物品200がスタンド部18
に保持される。また、片側端部に近付くほど太くなって
いるような棒状物品はその中間部を孔部17の上縁部に
係止させることによりスタンド部18に保持される。
【0026】図1において、5は棚網であり、この棚網
5の両端に設けた下向きの突出部51,51を一対の上
記脚体41,41の座板部42,42に形成した孔部4
6…に差し込んで台座4に取り付けることが可能であ
る。こうして棚網5を台座4に取り付けておくと、上記
物品収容空間Sに収容する小物類をこの網棚5に載せて
おくことが可能である。
【0027】3は網体である。図3や図5〜図7に示す
ように、この網体3は、縦横に交差配置された多数のリ
ブ31…と、それらのリブ31…により形成された格子
状の網目32…とを有すると共に、その裏面側の複数箇
所に突出した脚片33を備え、さらにこの網体3の所定
のコーナ部に上記網目よりも大きな開口が形成されてい
て、この開口が指入孔34となされている。また、この
網体3は平板状であって、その平面視形状および大きさ
は上記凹所22の開口部21の平面視形状および大きさ
と同じである。この網体3は図5〜図7のように網体3
の脚片33…を上記凹入壁2の上面に載置することによ
って上記凹所22の開口部21に装着され、この装着状
態ではリブ31…が凹入壁2の上面から浮き上がった位
置で上記凹所22を覆い、しかも網体3の上面がその周
囲の底壁11の上面に面一状に連続するようになってい
る。さらに、多数のリブ31…のそれぞれは上端縁に近
付くほど薄肉になっており、各リブ31の上端縁は丸み
を具備している。
【0028】上記網体3を上記凹所22の開口部21に
装着した状態では、図2に示した蛇口110から出た水
がこの網体3の上に落下し、網体3の上に落下した水の
ほとんどが網目32…を図7の矢符Xのように通過し、
その網目32…を通過しない残りの水はリブ31…の上
面に当たる。そして、網目32…を通過した水は、凹入
壁2の上面やリブ31…の側面などに衝突したりそのよ
うな衝突を繰り返したりするので、それによって周囲に
散乱する力が弱まる。また、リブ31…の上面の面積は
きわめて小さくしかも丸みを持っているので、水がリブ
31…の上面に当たってもその水は散乱しにくい。した
がって、流し本体1の周囲に水がほとんど散乱しなくな
る。したがって、周囲壁12を背低にしてその周囲壁1
2が作業者の肘や腕に当たらないようにすることが可能
であり、そうすることによって使い勝手が向上する。同
時に、流し本体1の前後方向の縦幅を短くして狭い場所
への設置を容易にすることも可能である。上記網体3は
大きな固形物を水流から取り除くスクリーンとしての機
能も発揮する。そのため、固形物が排水口23に流れ込
んでその排水口をつまらせるということがなくなる。な
お、網目32の大きさを変えることによって取り除くこ
とのできる固形物の大きさを変えることが可能である。
【0029】また、バケツに水を汲み取るときには、平
板状の網体3の上にバケツを置くことになるので、その
周囲の底壁11の上面が水流れ勾配に相当する角度に傾
斜しているとしても、バケツをバランスよく網体3の上
において水を汲み取ることができる。さらに、前壁部1
2aと左右の側壁部12b,12bとの境界部分の内面
は比較的長い曲率半径の湾曲面イ,イとなされているた
め、上記境界部分に円筒状のバケツを置きやすく、しか
も作業者の足が境界部分に当たって怪我をするといった
危険性も少なくなる。
【0030】なお、流し本体1の底壁11の上に落ちた
水はその底壁11の上面に付与されている水流れ勾配に
より凹所22に流入し、凹所22に流入して凹入壁2の
上に落ちた水はその凹入壁2の上面に付与されている水
流れ勾配により排水口23に流入する。
【0031】
【考案の効果】請求項1の考案によると、台座を使用す
ることによって流しの設置高さを高くすることが可能で
あるばかりでなく、台座に流し本体とを正確に位置決め
して段積みすることが可能であるので、熟練を要さずに
流しの設置高さを調節することができる。また、流し本
体側のスタンドや台座の物品収容空間を利用することに
よって農園芸用具や洗車用具などの小物類や棒状物品を
整然と収容することができる。さらに、台座と流し本体
との間のデザインに統一感を持たせることが容易にな
る。
【0032】請求項2の考案によると、流し本体におけ
る底壁の凹所の開口部に装着された網体の水飛散防止作
用により流し周囲への水の散乱が抑制されるので、被服
や流し周囲を濡らすといった事態を抑制することが可能
になり、また、バケツなどの容器や物品を落水箇所にバ
ランスよく置くことが可能になる。その上、水の散乱を
防ぐために流し本体の周囲壁を背高にする必要がないの
で、作業者の肘や腕がその周囲壁に当たって使い勝手が
悪くなるという事態を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項2の考案の実施例による
流しの分解斜視図である。
【図2】同実施例による流しの概略斜視図である。
【図3】流し本体と凹入壁とを示す平面図である。
【図4】流し本体と凹入壁とを示す底面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】網体の作用説明図である。
【図8】図3のVIII−VIII線に沿う拡大断面図
である。
【図9】スタンド部の使用状態説明図である。
【符号の説明】
1 流し本体 2 凹入壁 3 網体 4 台座 10 凹所 11 底壁 12 周囲壁 14 鍔部 16,17 孔部 18 スタンド部 21 開口部 22 凹所 23 排水口 31 リブ 32 網目 45 突起 200 棒状物品 S 物品収容空間

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と底壁の周縁部から立ち上がった周
    囲壁とを有する流し本体と、上記流し本体を段積みする
    ための台座を備え、この台座の上部と流し本体の下部と
    に互いに嵌脱可能な位置決め用の突起と凹所とが振り分
    けて具備され、上記台座にこの台座の周囲の所定箇所で
    開口された出入口を具備する物品収容空間が形成され、
    上記流し本体の周囲壁の上端縁部に外側に張り出す鍔部
    が形成され、この鍔部に、散水ノズルなどの棒状物品を
    嵌脱可能な孔部を備えたスタンド部が設けられている流
    し。
  2. 【請求項2】流し本体の底壁の落水箇所を含む所定範囲
    に上向きに開放する開口部を具備した凹所を形成するた
    めの凹入壁と、上記凹入壁に形成された排水口と、上記
    凹所の開口部に対して着脱可能でかつ装着状態でこの凹
    所を覆う網体とを備え、上記底壁の上面が上記凹所に向
    かう水流れ勾配を、上記凹入壁の上面が上記排水口に向
    かう水流れ勾配をそれぞれ有し、上記網体は、多数のリ
    ブを交差配置することによって平板状に形成されている
    と共に、交差配置された多数の上記リブにより形成され
    た網目を有することを特徴とする請求項1の流し。
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