JP2004113569A - シャワーユニット - Google Patents

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Takayuki Suzaki
洲崎 隆幸
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Abstract

【課題】施工を簡素化できるとともに、操作バルブの操作が簡単になり、かつ安全性、耐久性および美観を向上できるシャワーユニットを提供すること。
【解決手段】足洗い槽11と、足洗い槽11の両側に立設した側壁部12,13とからなるシャワーユニット本体10を一体的に形成し、シャワーユニット本体10における側壁部12,13の上端部に複数のアーチ状のシャワー部材30を掛け渡し、側壁部12,13の相対向する部分にそれぞれ腰洗いノズル40を設けた。そして、外部から水を供給する配水管と、その水を、シャワー部材30および腰洗いノズル40に送る水供給管20との接続部を、側壁部12の内部に設けるとともに、水供給管20を開閉するための操作バルブ24を、側壁部12の入口部分に形成した凹部12b内に設けた。また、腰洗いノズル40を、ノズル部41と、ボールジョイント部42とで構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プール等の施設に付設して使用するシャワーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、小学校のプールには、シャワーユニットを付設して児童がプールに入る前に、足に付着した土砂を洗い流したり、体を洗ったりしている(例えば、特許文献1参照)。このシャワーユニットでは、足洗い槽の両側に側壁部が設けられている。そして、この両側壁部の上端に、頭上から水を飛散させるためのアーチ状のシャワー部材が設けられ、両側壁部における相対向する面に、腰部等に水をかけるための腰洗いノズルが設けられている。そして、両側壁部にそれぞれ、アーチ状のシャワー部材や腰洗いノズルに水を供給するための水供給管が設けられている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−45302号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来のシャワーユニットでは、水供給管を開閉するための操作バルブがシャワーユニットから離れた場所に設けられている。このため、シャワーユニットの施工や操作バルブの操作が面倒であるという問題がある。また、操作バルブが突出しているため、操作バルブが歩行の邪魔になったり、物が操作バルブに当たって操作バルブが破損したりするという問題もある。さらに、操作バルブの突出によって見栄えも悪くなるという問題も有している。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、施工を簡素化できるとともに、操作バルブの操作が簡単になり、かつ安全性、耐久性および美観を向上できるシャワーユニットを提供することである。
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明にかかるシャワーユニットの構成上の特徴は、足洗い槽と、足洗い槽の入口から出口に沿わせて両側に立設した側壁部とからなる本体と、本体の両側壁部の上端部に所定間隔を保って掛け渡した複数のアーチ状のシャワー部材と、本体の両側壁部における相対向する部分にそれぞれ設けた腰洗いノズルと、外部の配水管に接続され、配水管を介して供給される水を、アーチ状のシャワー部材および腰洗いノズルに送る水供給管とを備えたシャワーユニットであって、水供給管における配水管との接続部を、両側壁部のうちの一方の側壁部の内部に設けるとともに、水供給管を開閉するための開閉装置を、側壁部における入口部分に設けたことにある。
【0007】
前記のように構成した本発明のシャワーユニットでは、外部から水を供給する配水管と、その水をアーチ状のシャワー部材および腰洗いノズルに送る水供給管との接続部を、両側壁部のうちの一方の側壁部の内部に設けている。したがって、シャワーユニットの施工が簡素化できる。また、この場合、開閉装置を操作バルブで構成することができ、これによると、操作が簡単になる。また、水供給管を開閉するための開閉装置を、側壁部における入口部分に設けているため、シャワーユニットと開閉装置との設置位置が同じ場所になって使い勝手がよくなる。
【0008】
また、本発明にかかるシャワーユニットの他の構成上の特徴は、開閉装置を操作バルブで構成し、一方の側壁部における入口部分に凹部を設けて、この凹部内に操作バルブを設けたことにある。これによると、操作バルブが邪魔になったり、操作バルブに物が当たって操作バルブが破損したりすることを防止できる。この結果、安全性やシャワーユニットの耐久性が向上する。また、突起物がなくなり、シャワーユニットの美観も向上する。
【0009】
また、本発明にかかるシャワーユニットのさらに他の構成上の特徴は、腰洗いノズルを、ノズル部と、ノズル部を側壁部に対して回動可能に連結したジョイント部材とで構成したことにある。これによると、腰洗いノズルから吐出される水の飛散方向を任意に変えることができる。この結果、使用する人の身長や水をかける部位等に応じて水の飛散方向を任意に調整することができる。
【0010】
本発明にかかるシャワーユニットのさらに他の構成上の特徴は、足洗い槽と、足洗い槽の両側に立設した側壁部とからなる本体を一体的に成形した成形体で構成したことにある。これによると、施工の際に、足洗い槽と側壁部とを組み付ける作業が不要になるため、シャワーユニットの施工が容易になり、施工時間の短縮化も図れる。また、足洗い槽と側壁部との間に境界部がなくなるため、清掃作業も容易になる。
【0011】
また、本発明にかかるシャワーユニットのさらに他の構成上の特徴は、両側壁部のうちの他方の側壁部に設けられた水供給管の下端部に、水供給管の水を足洗い槽に排水可能な排水口を設けたことにある。これによると、シャワー部材や腰洗いノズルから外部に吐出されずに水供給管の下端部まで送られた水は、排水口から足洗い槽に流れる。このため、足洗い槽に水を供給する装置を、特に、設けることなく、足洗い槽に水の供給ができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態によるシャワーユニットYを示している。このシャワーユニットYは、小学校などのプールサイドに設けられる小型のトンネル式シャワーユニットであり、図示における手前側の入口から後方の出口までの通路を構成するシャワーユニット本体10を備えている。そして、シャワーユニット本体10に、アーチ状のシャワー部材30と、腰洗いノズル40が設けられている。
【0013】
シャワーユニット本体10は、図2に示すように、足洗い槽11と、足洗い槽11の両側に設けられた側壁部12,13とからなっており、FRP(繊維強化合成樹脂)を材料とした一体成形によって形成されている。足洗い槽11は、入口と出口の縁部がそれぞれ高くなった前堰11aおよび後堰11bに形成され、中央部がシャワー部材30および腰洗いノズル40から吐出される水を溜めて足洗い用の水とするための凹部11cに形成されている。そして、前堰11a、後堰11bおよび凹部11cの上面には、滑り止め溝11dが格子状に設けられている。また、凹部11cにおける入口側の一方には、足洗い槽11に溜まる水を排出するための排水口14が設けられて足洗い槽11の下面に貫通している。
【0014】
側壁部12は、シャワーユニット本体10の一方の側部に立設されており、図3に示したように、外部側面が開口した箱状に形成されている。そして、内部側面の上端中央には段状の凹部12aが形成されており、この凹部12aに後述する腰洗いノズル40が取り付けられる。また、内部側面における凹部12aの下方には、開口部が設けられて、この開口部にメンテナンス用のハッチ15が着脱可能に取り付けられている。
【0015】
また、側壁部12の内部には、外部の配水管(図示せず)に接続され、配水管を介して供給される水をシャワー部材30および腰洗いノズル40に供給するための水供給管20が設けられている。この水供給管20は、側壁部12の入口側における下部に、配水管に接続される接続部21を位置させ、上方に向って延びたのちに、側壁部12の中央部分から出口側に向ってやや上方の勾配を設けられて延びている。そして、この水供給管20には、シャワー部材30に水を送るためのシャワー用供給口22と腰洗いノズル40に水を送るためのノズル用供給口23とがそれぞれ一定間隔を保って3個ずつ設けられている。
【0016】
また、側壁部12の入口側端面における下部側には、円形の凹部12bが設けられ、この凹部12b内に、水供給管20を開閉するための本発明の開閉装置としての操作バルブ24が設けられている。この操作バルブ24を手動操作することにより、水を配水管から水供給管20に供給したり、その水の供給を停止したりすることができる。また、側壁部12の上端面には、シャワー部材30を取り付けるための穴部18が一定間隔を保って3個設けられている。
【0017】
側壁部13は、シャワーユニット本体10の他方の側部に立設されており、図4に示したように、側壁部12と略同一構造の外部側面が開口した箱状に形成されている。そして、内部側面の上端中央には段状の凹部13aが形成されており、この凹部13aに腰洗いノズル40が取り付けられる。また、内部側面における凹部13aの下方には、開口部が設けられて、この開口部にメンテナンス用のハッチ17が着脱可能に取り付けられている。
【0018】
また、側壁部13の内部中央には、シャワー部材30を介して水供給管20から供給される水を腰洗いノズル40に供給するための水供給管25が一定の勾配で設けられている。この水供給管25には、シャワー部材30から送られる水を受け取るための取水口26と、その水を腰洗いノズル40に送るためのノズル用供給口27とがそれぞれ一定間隔を保って3個ずつ設けられている。
【0019】
また、この水供給管25は、水供給管25内に溜まった水を外部(足洗い槽11)に排水するための本発明の排水口としての排水ドレン28に、ホース29を介して接続されている。この排水ドレン28は、側壁部13の内側面に通じており、同内側面から足洗い槽11に水供給管25内の水を排水できる。また、側壁部13の上端面には、シャワー部材30を取り付けるための穴部16が一定間隔を保って3個設けられている。
【0020】
シャワー部材30は、3個のコ字状のパイプからなっており、両端部をそれぞれ側壁部12,13の上端面に所定間隔を保って取り付けられて、トンネル状に形成されている。この各シャワー部材30の下端部は、それぞれ穴部16,18を通って対応する水供給管20,25のシャワー用供給口22または取水口26に、フレキシブルホースからなる連結部材(図示せず)を介して連結されている。また、シャワー部材30における上端部分の下面には一定間隔を保って複数の吐出孔31が設けられている。したがって、配水管を介して外部から供給される水の一部は、水供給管20および連結部材を通過してシャワー部材30に送られ、吐出孔31から下方に散水される。
【0021】
腰洗いノズル40は、金属製の筒体からなるノズル部41と、本発明のジョイント部材としてのボールジョイント部42とで構成されており、ボールジョイント部42を介して側壁部12,13の凹部12a,13aにそれぞれ一定間隔を保って取り付けられている(側壁部13の腰洗いノズルは図示せず)。また、腰洗いノズル40の下端部は、フレキシブルホースからなる連結部材33,34を介して、それぞれ対応する水供給管20,25のノズル用供給口23,27に接続されている。
【0022】
このため、配水管を介して外部から供給される水の一部は、水供給管20および連結部材33を通過して側壁部12の腰洗いノズル40から通路に向って散水される。そして、残りの水は、シャワー部材30に送られて、その一部は吐出孔31から下方に散水され、残りの水は、水供給管25から連結部材34を通って側壁部13の腰洗いノズル40から通路に向けて散水される。
【0023】
また、側壁部12,13の外側には、略板状のカバー部46,47がそれぞれ取り付けられて、両側壁部12,13の外側面を閉塞している。側壁部12,13の外側面には、それぞれ枠状の係合突部12c,13cが突設されており、この係合突部12c,13cに、カバー部46,47の周縁部を外嵌させることにより、カバー部46,47は、側壁部12,13に取り付けられる。
【0024】
このように構成されたシャワーユニットYの施工は、次のようにして行われる。まず、予め、シャワーユニット本体10に、ハッチ15,17、水供給管20,25、腰洗いノズル40を組み付けておき、そのシャワーユニット本体10を、プールサイドにおける配水管および排水路の近傍に設置する。ついで、配水管と水供給管20の接続部21とをホース等の管部材を用いて連結する。
【0025】
つぎに、各シャワー部材30の端部を、それぞれ穴部16,18に通して、各シャワー部材30を側壁部12,13の上端面に取り付け、各シャワー部材30の端部と、シャワー用供給口22または取水口26とを連結部材で連結する。そして、側壁部12,13の外側部にそれぞれカバー部46,47を取り付けることにより、シャワーユニットYの取り付けが終了する。
【0026】
つぎに、シャワーユニットYの使用について説明する。使用の際には、まず、操作バルブ24を回転操作して、配水管から供給される水を水供給管20側に送る。これによって、水は、水供給管20からシャワー用供給口22およびノズル用供給口23に進み、ノズル用供給口23に進んだ水は、側壁部12の腰洗いノズル40から通路に向って散水される。また、シャワー用供給口22に進んだ水は、シャワー部材30に送られて、その一部は吐出孔31から下方に散水される。吐出孔31から散水されず、シャワー部材30を通過した残りの水は、水供給管25に進み側壁部13の腰洗いノズル40から通路に向けて散水される。
【0027】
また、腰洗いノズル40から散水されずに、水供給管25の下端部に進んだ水は、排水ドレン28から排水される。これによって、すべてのシャワー部材30および腰洗いノズル40から水が吐出されるとともに、足洗い槽11の凹部11c内に多少の水が溜まる。この状態で、生徒等の洗浄者は、入口から出口に向けてシャワーユニットY内を通過し、その間に、足洗い槽11で足を洗浄し、シャワー部材30で頭部や体を洗浄し、腰洗いノズル40で胴部を洗浄する。
【0028】
その際、洗浄者の身長、例えば、洗浄者が低学年の生徒であれば、水の飛散方向が低い位置になるように、腰洗いノズル40のノズル部41を回動操作することにより調整する。また、洗浄者が高学年の生徒であれば、水の飛散方向が高い位置になるようにノズル部41を調整する。さらに、水の飛散方向がやや前方や、やや後方に向くようにノズル部41を調整することもできる。そして、洗浄者の洗浄が終了すると、操作バルブ24を操作して、配水管からの水の供給を停止させる。
【0029】
これによって、シャワー部材30および腰洗いノズル40からの水の吐出が停止し、足洗い槽11の凹部11c内の水は、排水口14からシャワーユニットYの下方に流れ出て、プールサイドの排水路を通って外部に流れて行く。また、シャワーユニットYの設置後の使用により、側壁部12,13内における水供給管20,25等に、水漏れ等が生じた場合には、ハッチ15,17を取り外して、ハッチ15,17の取り付け用開口部から手を入れて手入れを行う。また、冬季等、長期間シャワーユニットYを使用しない場合には、排水ドレン28から、水供給管25内に溜まった水を充分に排水しておく。これによって、水が凍って水供給管25を破壊したり、水の浸蝕によって水供給管25が腐食したりすることを防止できる。
【0030】
このように、シャワーユニットYでは、二つの水供給管20,25のうちの一方の水供給管20だけを、配水管に接続し、配水管から水供給管20に供給される水を、すべてのシャワー部材30および腰洗いノズル40に送るようにしている。したがって、1個の操作バルブ24だけで水の供給・停止操作ができ、操作が簡単になる。また、操作バルブ24を、側壁部12の入口部分に設けているため、シャワーユニットYの近傍で操作バルブ24の操作ができ使い勝手がよくなる。さらに、腰洗いノズル40をノズル部41とボールジョイント部42とで構成し、ノズル部41の先端方向を変更可能にしているため、種々の方向に水を飛散させることができる。これによって、身長の高さや水をかける部位に応じた水の吐出が行われる。
【0031】
また、操作バルブ24を、側壁部12の前端面に設けた凹部12b内に設けたため、操作バルブ24が邪魔になったり、操作バルブ24に物が当たって操作バルブ24が破損したりすることを防止できる。これによって、邪魔な突起物がなくなるとともに、シャワーユニットYの耐久性が向上する。また、突起物がなくなり、シャワーユニットYの美観も向上する。
【0032】
また、水供給管20にだけ配水管を接続することにより、シャワーユニットYの施工が簡単になる。さらに、足洗い槽11と、側壁部12,13とからなる本体10を一体的に構成しているため、足洗い槽11と側壁部12,13とを組み付ける作業が不要になり、シャワーユニットYの施工が容易になる。これによって、施工時間の短縮化も図れる。また、足洗い槽11と側壁部12,13との間に境界部がなくなるため、清掃作業も容易になる。さらに、カバー部46,47の取り付け作業が、側壁部12,13の係合突部12c,13cに、カバー部46,47の周縁部を外嵌させるだけであるため簡単である。また、ハッチ15,17を取り外すことにより側壁部12,13内の手入れを行えるため、メンテナンスが容易になる。
【0033】
前述したシャワーユニットYは、適宜変更実施が可能である。例えば、操作バルブ24に代えて、または操作バルブ24と併用して、洗浄者を検知するセンサやボタンスイッチを用いることができる。センサを用いる場合には、側壁部12の入口部分と出口部分の内壁面に、発光部と受光部とが一体になったセンサをそれぞれ設けるとともに、水供給管20に電磁弁を設け、両センサ間を通過する洗浄者をセンサが検知すると、電磁弁が作動して水供給管20を開けるようにする。
【0034】
また、洗浄者がセンサ間を通過して、所定時間が経過すると、水供給管20が閉じるように設定しておく。この場合、複数の洗浄者が連続して通過すると、最後に通過した洗浄者の通過から所定時間経過したときに、水供給管20が閉じるように設定しておく。また、ボタンスイッチを用いる場合には、側壁部12,13の一方の入口側端面の所定部分に、ボタンスイッチを設け、ボタンスイッチを押すことにより、前述したセンサが洗浄者を検知したときと同じ動作が行われるようにする。このように構成することによって、さらに、操作が容易になり使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるシャワーユニットを示す斜視図である。
【図2】図1に示したシャワーユニットが備えるシャワーユニット本体の平面図である。
【図3】シャワーユニット本体の右側面図である。
【図4】シャワーユニット本体の左側面図である。
【符号の説明】
10…シャワーユニット本体、11…足洗い槽、12,13…側壁部、12b…凹部、20,25…水供給管、24…操作バルブ、30…シャワー部材、31…吐出孔、40…腰洗いノズル、41…ノズル部、42…ボールジョイント部。

Claims (5)

  1. 足洗い槽と、前記足洗い槽の入口から出口に沿わせて両側に立設した側壁部とからなる本体と、
    前記本体の両側壁部の上端部に所定間隔を保って掛け渡した複数のアーチ状のシャワー部材と、
    前記本体の両側壁部における相対向する部分にそれぞれ設けた腰洗いノズルと、
    外部の配水管に接続され、前記配水管を介して供給される水を、前記アーチ状のシャワー部材および前記腰洗いノズルに送る水供給管と
    を備えたシャワーユニットであって、
    前記水供給管における配水管との接続部を、前記両側壁部のうちの一方の側壁部の内部に設けるとともに、前記水供給管を開閉するための開閉装置を、前記側壁部における入口部分に設けたことを特徴とするシャワーユニット。
  2. 前記開閉装置を操作バルブで構成し、前記一方の側壁部における入口部分に凹部を設けて、前記凹部内に前記操作バルブを設けた請求項1に記載のシャワーユニット。
  3. 前記腰洗いノズルを、ノズル部と、前記ノズル部を前記側壁部に対して回動可能に連結したジョイント部材とで構成した請求項1または2に記載のシャワーユニット。
  4. 前記足洗い槽と、前記足洗い槽の両側に立設した側壁部とからなる本体を一体的に成形した成形体で構成した請求項1ないし3のいずれか一つに記載のシャワーユニット。
  5. 前記両側壁部のうちの他方の側壁部に設けられた水供給管の下端部に、前記水供給管の水を前記足洗い槽に排水可能な排水口を設けた請求項1ないし4のいずれか一つに記載のシャワーユニット。
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