JPS629870Y2 - - Google Patents

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JPS629870Y2
JPS629870Y2 JP8521081U JP8521081U JPS629870Y2 JP S629870 Y2 JPS629870 Y2 JP S629870Y2 JP 8521081 U JP8521081 U JP 8521081U JP 8521081 U JP8521081 U JP 8521081U JP S629870 Y2 JPS629870 Y2 JP S629870Y2
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JP
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tank
seam
liquid medicine
spout
main body
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JP8521081U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、薬液を霧状に噴出させて咽喉、口
腔に投与するのに用いられる噴霧吸入器の改良に
関する。
従来、この種の噴霧吸入器は、一般に、本体ケ
ースをプラスチツクで成形し、軽量にして取扱い
易くしてある。そしてこの本体ケースは左右2枚
の分割型ケースを合わせる構造にすることによ
り、そのケースの成形の容易化、およびケース内
へのポンプ、モータ等の組み付けの簡易化などを
はかつている。
しかし、かかる二分割型ケースによれば、上記
長所を有する反面、次のような短所がある。すな
わち、組み付け後、左右の分割ケースの合わせ目
が分離することのないようにその合わせ目を止め
付けなければならないが、この場合、合わせ目を
全周にわたつて十分に密着させるには止め付け部
材の点数、および止め付け工数が増大する。かと
言つて、合わせ目を少ない箇所で止め付けただけ
では、合わせ目に離間する部分が生じ、この離間
部分が、吸入器の使用時におけるポンプやモータ
の振動を受けて不快な振動音を発生するのであ
り、この点の改善策が望まれている。
この考案は、かかる事実に着目して、二分割型
本体ケースに装着される薬液タンクを利用してそ
の本体ケースの合わせ目を密着緊締できるように
することにより、合わせ目の止め付け部材点数の
減少、および止め付け工数の減少をはかることの
できる噴霧吸入器を提供しようとするものであ
る。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
図面において、1は噴霧吸入器で、これはピス
トル型のプラスチツク製本体ケース2と、該ケー
ス2の前方突部2aと下方突部2bの交わる入隅
に形成されるタンク装着部3に着脱自在に装着さ
れるプラスチツク製の薬液タンク4とからなる。
本体ケース2は左右2枚の分割型ケース5,6
を合わせる構造とし、その前方突部2a内の先端
には噴出口7を内蔵し、噴出口7の後方にダイヤ
フラム式のポンプ8を配置し、さらに下方突部2
b内にはポンプ8を駆動するモータ9と、モータ
9の電源である電池10とを前後に並列して内蔵
する。
本体ケース2の前方突部2aの下面からは吸液
管11をタンク装着部3に垂下するよう下向きに
突設する。この吸液管11は装着状態の薬液タン
ク4の供給口12より挿入され、その上端の吸出
口13は噴出口7内に臨むように設けられてい
る。
そして第8図にみられるように本体ケース2の
タンク装着部3においては、左右の分割型ケース
5,6の各外側面5a,6aに断面L形突条によ
る装着ガイド部14,15を合わせ目16に沿つ
て上下方向に一体に形成する。他方、薬液タンク
4の前記外側面5a,6aと対向するタンク外側
面4aには前記左右の装着ガイド部14,15に
摺動自在に係合する左右一対の断面L形突条によ
る摺動部17,18を上下方向に一体に形成す
る。その左右一対の摺動部17,18間の間隔寸
法は、薬液タンク4を装着するにあたり摺動部1
7,18を装着ガイド部14,15にこの下端か
ら係合して上方に摺動させた場合、摺動部17,
18間で左右の分割型ケース5,6が同図中矢印
方向に引き寄せられて合わせ目16が強く密着し
合うように設定する。
装着ガイド部14,15および摺動部17,1
8は第9図に示すように、装着ガイド部14,1
5を蟻溝とし、摺動部17,18をその蟻溝に合
致する蟻〓としてもよく、逆に、摺動部17,1
8を蟻溝とし、装着ガイド部14,15を蟻〓と
することもできる。
なお摺動部17,18を一体に有する薬液タン
ク4は好ましくは弾性材、例えばポリエチレン、
ポリプロピレンで一体成形する。
また第6図に示すように、本体ケース2の上面
の合わせ目16においては、左右の分割型ケース
5,6のうちその片方に、係合突起19を下向き
に突設し、他方の分割型ケース6にその突起19
と係合する突起受片20を形成して、これら突起
19と突起受片20との係合によりこの部分の合
わせ目16が左右方向に離間することのないよう
にしてある。
さらに、第7図に示すように本体ケース2の下
面の合わせ目16においては、左右の分割型ケー
ス5,6にそれぞれ、互いに合わされることによ
り止着孔21を内外貫通状に形成する半割ボス2
2,23を上向きに突設する。そして、その半割
ボス22,23の上端面にねじ孔24を有するコ
字形のジヨイントピース25を跨がせ、ねじ孔2
4の下方から挿入する止着ねじ26をねじ孔24
に螺合してジヨイントピース25を下方に引き寄
せることによつてそのピース25のフランジ25
a,25b間で半割ボス22,23同士を密着さ
せるとともに、この下面における合わせ目16を
密着させている。
なお、第3図に示す例では、本体ケース2の合
わせ目16の一部から突起27をばね28を介し
て出没自在に突設し、他方薬液タンク4の外側面
4aにおける摺動部17,18間に係合片29を
突設して、薬液タンク4を装着したとき係合片2
9が突起27に係合しこの係合により薬液タンク
4が不測に下方に抜け出ないようにしてある。ま
た、その係合片29と外側面4a間に上下貫通孔
30を形成し、この孔30に薬剤調合用さじ31
を抜差自在に差込んである。
また本体ケース2の下面において電池10の下
方に対応する箇所に電池10の出し入れ口32を
形成し、その出し入れ口32を着脱自在なキヤツ
プ33で閉じている。
しかるときは、食塩水あるいはうがい薬液の入
つた薬液タンク4を本体ケース2の装着ガイド部
14,15に沿わせて装着し、図外の電源スイツ
チを入れてモータ9を駆動させると、ポンプ8が
往復動して圧縮空気が噴出口7から噴出する。こ
の噴出過程において圧縮空気の吸引作用でタンク
4内の薬液は吸液管11を通つて噴気中に混入
し、噴出口7から霧状になつて噴出され、使用者
の口腔中に送り込まれることになる。
この使用時に、モータ9やポンプ8の振動が分
割型ケース5,6に伝播するが、この分割型ケー
ス5,6の上面における合わせ目16は突起19
と突起受片20の係合を介して密着しており、ま
た下面における合わせ目16はジヨイントピース
25と止着ねじ26の締付けでもつて密着緊締し
ており、さらにそれら上面と下面の中間部分のタ
ンク装着部3における合わせ目16は、タンク4
側の摺動部17,18とケース2側の装着ガイド
部14,15との係合でもつて密着緊締してある
ので、本体ケース2の合わせ目16の全周にわた
り離間部分をなくすことができてその全周が密着
状態に保持され、合わせ目16のいずれの部分に
おいても不快な振動音を発することがない。
とくに、薬液タンク4の装着によつて合わせ目
16の密着緊締力を大にすることができ、したが
つてこれ以外に合わせ目16を止め付けるに際し
ては上記実施例のように本体ケース2の上面およ
び下面の二箇所を、しかもこれら上面および下面
においては突起19と突起受片20による簡単な
係合手段、並びに単に1本のねじ26で止め付け
るをもつて足りるに至つたのである。
加えて、薬液タンク4内に薬液が多量に入つて
いる場合、その液体により分割型ケース5,6の
振動を有効に減衰吸収収することができる。
以上説明したように、この考案によれば、薬液
タンク4を装着することにより装着ガイド部1
4,15と摺動部17,18との係合を介して左
右の分割型ケース5,6の合わせ目16が密着緊
締されるので、この左右の分割型ケース5,6の
合わせ目16の止め付けにあたつては極めて数少
ない部材で、しかも僅かな止め付け工数で足り、
止め付け構造もきわめて簡素化できるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る噴霧吸入器を薬液タン
クの取外し過程で示す斜視図、第2図は同吸入器
の平面図、第3図は同吸入器の内部を示す側面
図、第4図は同吸入器の正面図、第5図は同吸入
器の薬液タンクを取外した状態で示す底面図、第
6図は第2図における−線拡大断面図、第7
図は第5図における−線拡大断面図、第8図
は一部破断して示す吸入器底面拡大図、第9図は
薬液タンク装着部の他の変形実施例を示す断面図
である。 2……本体ケース、5,6……分割型ケース、
4……薬液タンク、7……噴出口、8……ポン
プ、9……モータ、11……吸液管、14,15
……装着ガイド部、16……合わせ目、17,1
8……摺動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに合わされる左右2枚の分割型ケース5,
    6で噴出口7、噴出口7に圧縮空気を送るポンプ
    8およびポンプ8を駆動させるモータ9をおおう
    本体ケース2と、左右の分割ケース5,6の合わ
    せ目16の外側にその合わせ目方向に摺動自在に
    装着される薬液タンク4と、薬液タンク4内の薬
    液を噴出口7に導く吸液管11とからなる噴霧吸
    入器において、左右の分割ケース5,6の前記薬
    液タンク4の装着される各ケース外側面に装着ガ
    イド部14,15を合わせ目16に沿つて形成
    し、薬液タンク4側には、合わせ目16が密着し
    合うよう前記装着ガイド部14,15に摺動係合
    する左右1対の摺動部17,18を形成してなる
    ことを特徴とする噴霧吸入器。
JP8521081U 1981-06-10 1981-06-10 Expired JPS629870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8521081U JPS629870Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8521081U JPS629870Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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Publication Number Publication Date
JPS57197944U JPS57197944U (ja) 1982-12-15
JPS629870Y2 true JPS629870Y2 (ja) 1987-03-07

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ID=29880504

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JP8521081U Expired JPS629870Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223494Y2 (ja) * 1981-06-12 1987-06-15

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JPS57197944U (ja) 1982-12-15

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