JPS62186802A - 面フアスナ−テ−プの接合方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数本の面ファスナーテープを１本の長尺面
ファスナーに接合する方法に関する。

従来の技術 面ファスナーテープを接合する方法としては、一方の面
ファスナーテープの一端部表面側を他方の面ファスナー
テープの一端部裏面に甫合し、次いで、該面ファスナー
テープの重合部を凹凸面を有するアンビル上で加熱加圧
することによって、面ファスナーテープ同士を前記アン
ビルの凸面に沿って溶着するものが知られている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この方法によると、＋ｍ記而面ァスナー
テープが一直線をなすように、各々の一端部を正確に重
合させる作業がやつがいである。また、このようにして
接合された状態の面ファスナーは、前述のような重合部
にＪ′３いて段差が生じるため、全長に亘って而−とは
ならずに外見上好ましいものではない。

故に、本発明は、接合しようとする面ファスナーテープ
の各々の一端部を６易に位置合わせすることができ、且
つ前記面ファスナーテープ同士を外見上好ましい状態に
接合すことができる接合方法を提供することである。

問題点を解決しようとする手段 」：記問題点を解決するため、本発明にＪこる方法は、
表面を下向きにしだ面ファスナーテープの各々の一端部
を対向端面同士がアンビルの中央部で当接した状態で、
該アンビル上に載置する工程と、前記面ファスナーテー
プの当接線に隣接した両側部分を略均等に覆うように合
成樹脂補助フィルムを前記面ファスナーテープの各裏面
上に＠置する工程と、加熱加圧手段を下降させて、該加
熱加圧手段と前記アンビルとの間で、前記補助フィルム
と前記面ファスナーテープの各裏面とを溶着する工程と
から成るものである。

実施例 以下、図面に示す実施例に基づき本発明を説明する。

第１図にＪ３いて、（３）、（４）は本発明の’ｆｊ法
によって接合しようとする面ファスナーテープであり、
各々が表面に係合要素（５）を有する。

（６）は合繊フィラメント糸製タフタあるいは透明フィ
ルム等の合成樹脂補助フィルムである。

（８）は超音波あるいは高周波等の加熱加圧手段である
。さらに、（１０）はアンどルであり、該アンビルは、
平行等間隔で形成された凸部（１１）と該凸部（１１）
間に形成された凹部（１２）とを有し、該凸部（１１）
が前記面ファスナーテープ（３，４）を直角に横切る方
向に設置されている。

本発明による接合方法においでは、先ず、表面を下向き
にした前記面ファスナーテープ（３，４）の各々の一端
部を対向端面同士が前記アンビル（１０）の中央部寸な
わら中央に位置する凸部（１１）上で当接するように、
該アンビル（１０）上に載置する。（１４）はその当接
線である。次に、前記当接線（１４）に隣接した両側部
分を略均等に覆うように、前記補助フィルム（６）を前
記面フ？スナ一テーブ（３，４）の各裏面上に載置する
。その後、前記加熱加圧手段（８）を下りさせることに
より、該加熱加圧手段（８）とアンビル（１０）との聞
で、補助フィルム（Ｇ）と面ファスナーテープ（３，４
）の各裏面とを溶着することにより面ファスナーテープ
（３，４）を接合する。

第２図および第３図で示すように、このようにして接合
された面ファスナーテープ（３，４）は、前記アンビル
（１０）の凸部（１１）に対応した箇所において、裏面
が前記補助フィルム（６）と溶着するとともに、表面の
係合要素（５，５）が基布に溶は込む。（１３）はその
溶着部である。また、前記面ファスナーテープ（３，４
）は、前記アンビル（１０）の凹部（１２）に対応した
箇所において、裏面が補助フィルム（６）とｖｆ１着せ
ず、表面の係合要素（５，５）が原形のまま残存する。

このように、前述の方法で接合された面ファスナーテー
プ（３，４）は接合部において係合機能を失うことがな
い。

前記アンビル（１０）は、凸部（１１）が面ファスナー
テープ（３，４）を横切る方向に設置したちのであるが
、第４（イ）図のように凸部（１１）が面ファスナーテ
ープ（３，４）の長手方向に延びるように設置してもよ
い。また、第４（ロ）図で示すアンビル（１５）のよう
に、「田」の字状凸部（１６）を有するものであっても
よい。

なお、本発明による方法は、同一タイプの係合要素を有
する面ファスナーテープ同士を接合する場合だけではな
く、時計バンドとして使用可能なように互いに係合可能
な異なるタイプの係合要素を有する面ファスナーテープ
同士を接合する場合にも適用できる。

発明の効果 前述のように、本発明による方法は、接合しようとする
面ファスナーテープの対向端面同士をアンビル上で当接
させ、補助フィルムを前記面ファスナーテープの各実面
上に均等に１ＩｉｓｉＦｆして、前記補助フィルムと前
記面フ戸スナーテーブの各裏面とを溶着するものである
ため、接合された状態の面ファスナーテープは仝艮に亘
って面一となり従来のものに比べて外見上好ましい。さ
らに、前記対向端面が互いにガイド面として作用Ｊるた
め、面ファスナーテープの各々の一端部同士を容易に位
置合わせできるという２１ｊ宋がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による方法を実ｆＭするための装置を
示す斜視図、 第２図は、本発明にＪ：る方法で接合された面ファスナ
ーテープを示す図、 第３図は、第２図の■−■線拡線断大断面図４（イ）図
および第４（ロ）図は、アンビルの変更例を示１図であ
る。 （３，４）　：面ファスナーテープ、 （５）：係合要素、　　　（６）：補助フィルム、（８
）：加熱加圧手段、（１０，１５）　：アンビル、（１
４）　：当接線。 特許出願人　　　吉田工業株式会社 第　１　図 笥２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕加熱加圧手段（８）と凸凹部（１１、１２、１６
   ）を有するアンビル（１０、１５）とにより、表面に係
   合要素（５）を有する複数本の面ファスナーテープ（３
   、４）を接合する方法において、 表面を下向きにした前記面ファスナーテープ（３、４）
   の各々の一端部を、対向端面同士が前記アンビル（１０
   ）の中央部で当接した状態で、該アンビル（１０）上に
   載置する工程と、 前記面ファスナーテープ（３、４）の当接線（１４）に
   隣接した両側部分を略均等に覆うように、合成樹脂補助
   フィルム（６）を前記面ファスナーテープ（３、４）の
   各裏面上に載置する工程と、前記加熱加圧手段（８）を
   下降させて、該加熱加圧手段（８）と前記アンビル（１
   ０、１５）との間で、前記補助フィルム（６）と前記面
   ファスナーテープ（３、４）の各裏面とを溶着する工程
   とからなることを特徴とする方法。