JPS62186357A - 投票券の払戻し処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 各種競技に使用される投票券の払戻し処理方法であって
、払戻し要求のあった投票券が的中が不的中かを判別し
、その投票券が不的中の場合には不的中の表示を行うと
共に実際の的中番号と配当金額をも表示することによっ
て、払戻し窓口のオペレータは早見表を検索することな
く不的中の投票券を差出したお客に対して即座に実際の
的中番号と配当金額を知らせることを可能にする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は投票券の払戻し処理方法に関し、特に、各種競
技に使用される投票券が的中か不的中かを判別し所定の
処理を行う投票券の払戻し処理方法に関する。

〔従来の技術〕

近年、競馬、競輪等の各種競技に使用される投票券の払
戻し業務は、投票券の改良とも相俟って機械化が図られ
ている。すなわち、払戻し窓口のオペレータはお客から
差出された（払戻し要求のあった）投票券を払戻し装置
と呼ばれるトータリゼータ・システムの端末である投票
券読取り装置に挿入するだけで、後はその払戻し装置が
自動的に挿入された投票券のデータを読取ってトータリ
ゼータ・システムの中央局に送出し、その送出されたデ
ータに対応した中央局からの判別結果により、前記投票
券が的中ならば払戻し金額を表示し、また不的中ならば
不的中の文字を表示している。

そして、払戻し窓口のオペレータはそれらの表示を見て
、前記投票券が的中ならばお客に対して所定の払戻し金
を渡し、また不的中ならばお客に対して該投票券が不的
中である旨を知らせている。

このように、払戻し窓口において、お客から払戻し要求
のあった投票券は、全て的中しているものだとは限らな
い。すなわち、お客が自分の予想したレースとは異なる
レースの的中番号を自分の予想したレースのものと勘違
いをしていたり、また、自分の予想した組番号と異なる
番号の投票券を誤って買入し、それに気付かなかったり
等のため、払戻し窓口に不的中の投票券が差出されるこ
とがある。そして、不的中の投票券を差出したお客は、
その投票券が的中しているものと信じていることが多い
ため、払戻し窓口のオペレータに対して実際の的中番号
と配当額を知らせるように要求することがしばしばある
。

上述したような要求があった場合、その払戻し窓口のオ
ペレータは、払戻し有効期間内の全てのレース、式別の
的中番号、および配当金額が記録された早見表と呼ばれ
る一覧表を検索して払戻し要求のあった不的中の投票券
に対応するレースおよび式別の的中番号と配当金額をお
客に知らせている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述したように、払戻し窓口において、お客から実際の
的中番号と配当金額を知らせるように要求された場合、
その払戻し窓口のオペレータはその度毎に早見表を検索
することで対処していた。

ところで、前記早見表には払戻し有効期間（例えば、中
央競馬会では１年間）内の全てのデータが記録されてい
るため、お客に要求された特定のレースおよび式別の的
中番号と配当金額を検索するにはかなりの時間を費し、
また、レースが行われる度にそのレース結果を加えてを
効期間超過分のレース結果を削除するという早見表の加
除作業を行わなければならなかった。そして、現在、投
票券の払戻し業務は全国ネットで行われているため、例
えば東京で行われたレースの投票券を大阪の払戻し窓口
に差出して払戻し金を受取ることができるようになされ
ているため、前記早見表に記録されたデータの量および
全国に設けられた払戻し窓口の数は極めて多く、前記早
見表の検索に費す時間と該早見表の加除作業およびそれ
に要する費用とが大きな問題になっている。

本発明は、上述した従来の払戻し処理方法における問題
点に鑑み、払戻し窓口に差出された投票券が不的中等に
より、お客から実際の的中番号と配当金額を知らせるよ
うに要求された場合にも、払戻し窓口のオペレータは早
見表を検索することなく即座に実際の的中番号と配当金
額をお客に知らせるようにし、また、早見表の加除作業
およびそれに要する費用を皆無にすることを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、挿入された投票券のデータを読取って
該データの内容を表示し、前記投票券のデータを処理し
て該投票券が的中か不的中かを判別し、前記投票券が不
的中の場合には不的中の表示を行うと共に実際の的中番
号と配当金額をも表示する投票券の払戻し処理方法が提
供される。

（作　用〕 本発明に係る投票券の払戻し処理方法によれば、払戻し
窓口において、お客から実際の的中番号と配当金額を知
らせるように要求された場合にも、その払戻し窓口のオ
ペレータは早見表を検索することなく表示された実際の
的中番号と配当金額を確認することにより、そのお客に
対して即座に実際の的中番号と配当金額を知らせること
が可能に。

なる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明に係る投票券の払戻し処理
方法を説明する。

第１図は本発明の投票券の払戻し処理方法の原、理を示
すフローチャートであるが、第１図を説明する前に第２
図および第３図を参照して本発明に使用する投票券の一
例を説明する。

本発明に使用する投票券１０は、既に多くの競技場内お
よび場外の投票券発売所で発行されているもので、該投
票巻重０の表面１０ａには競技の開催地、開催年度、回
数、日付、レース番号、投票券の式別および発行所等が
記された特定情報部１１並びにお客が予想した組番号お
よび金額等が記された投票情報部１２が記され、これに
より、お客が投票したレースの特定並びに投票番号およ
び投票金額といった必要な情報が看取できるようになさ
れている。

また、この投票券１０の裏面１０ｂには前記投票券の表
面１０ａに記されている特定情報部１１並びに投票情報
部１２のデータ等が記録された磁気コーティング部１３
が設けられていて、払戻し窓口でお客から差出された投
票券１０を投票券払戻し装置に挿入するだけで自動的に
該投票券ｌＯのデータを読取ることができるようになさ
れている。

次に第１図のフローチャートについて詳述する。

まず、ステップｌで上述したような投票券１０を払戻し
窓口に設置され、トータリゼータ・システムの端末であ
る投票券払戻し装置に挿入すると、ステップ２に進んで
該投票券払戻し装置は自動的に投票券の裏面に設けられ
た磁気コーティング部１３からお客が投票したレースの
特定並びに投票番号および投票金額といった必要なデー
タを読取る。そして、ステップ３に進んで前記払戻し窓
口に設置された投票券払戻し装置にその読取った投票デ
ータを表示する。第４図は投票巻重０のデータ内容の表
示画面３０を示し、前記投票券の表面１０ａに記された
特定情報部１１と投票情報部１２の内容に対応して特定
情報部３１と投票情報３２が表示されるようになされて
いる。

引続き、ステップ４でトータリゼータ・システムの端末
である投票券払戻し装置から中央局に対して前記投票券
１０のデータ内容を送出する。トータリゼータ・システ
ムの中央局では投票券１０のデータ内容を受取り、該投
票券ｌＯが払戻し有効期間内であるかどうか、また、該
投票券に対応するレースおよび式別の結果がどうであっ
たかといった投票データの処理を行いステップ５に進む
。

ステップ５では、前記投票券１０のデータ内容と前記投
票券に対応するレースおよび式別の結果とを比較し、該
投票券１０が的中か不的中かを判別し、的中ならばステ
ップ６に進み不的中ならばステップ７に進む。

第５図は前記投票券１０が的中のとき、すなわちステッ
プ６における表示画面６０を示し、お客が予想した投票
番号のうち的中した番号を明示する的中マーク６１およ
び払戻し金額６２が表示されるようになされている。そ
して、払戻し窓口のオペレータは該払戻し金額６２に従
って前記投票券１０を差出したお客に払戻し金を渡すこ
とになる。

第６図は前記投票券１０と同じレースの投票券で、投票
番号および投票金額等の投票情報３２′が異なる他の投
票券のデータ内容の表示画面３０’を示す。すなわち、
前記投票券３０と同じレースの不的中の投票券の第４図
に対応した図である。

このような不的中の投票券が前記投票券払戻し装置に挿
入されると、前記ステップ５で不的中と判別されステッ
プ７に進むことになるが、ステップ７では第７図に示さ
れるような表示画面７ｏが表示され、不的中の表示７エ
並びに実際の的中番号と配当金額７２が表示されるよう
になされている。ここで、配当金額は１００円の投票券
に対する払戻し金を表わすものである。そして、払戻し
窓口のオペレータは不的中の投票券を差出したお客に対
して、その差出された投票券を返却すると共に、要求さ
れた場合には前記表示された実際の的中番号と配当金額
７２をそのまま即座に知らせることができる。

そして、ステップ６またはステップ７に引続きステップ
８における終了か否かの判別およびステップ９における
表示画面の消却により１回の投票券払戻し処理が終了す
ることになる。

以上において、ステップ５〜７の処理は、まず、トータ
リゼータ・システムの中央局で投票券の的中か不的中か
の判別を行い、投票券が的中ならば的中マークおよび払
戻し金額等のデータを前記中央局からトータリゼータ・
システムの端末である投票券払戻し装置に送出し、該投
票券払戻し装置において前記払戻し金額等のデータを表
示するものであり、また、投票券が不的中ならば不的中
並びに実際の的中番号と配当金額等のデータを前記中央
局から前記投票券払戻し装置に送出し、該投票券払戻し
装置において前記不的中の表示を行うと共に実際の的中
番号と配当金額等のデータを表示するものである。

次に、第８図を参照して本発明の投票券処理方法を実現
する投票券払戻し装置の一例を説明する。

トータリゼータ・システムの端末である投票券処理装置
１００には、払戻し窓口のオペレータがお客から差出さ
れた投票券を挿入する投票券挿入部１０１が設けられて
いる。この投票券挿入部１０１から挿入された投票券は
、データ読取部１０２に送られ、このデータ読取部１０
２においてその内容が例えば磁気的手段により読取られ
、制御部１０３を介して表示部１０４に示される。また
、この投票券のデータ内容は前記表示部１０４に表示さ
れるだけでなく、前記制御部１０３から専用回線等によ
りトータリゼータ・システムの中央局２００に送出され
る。

そして、中央局２００では送られた投票券のデータ内容
から該投票券が的中か不的中かを判別し、的中ならば的
中マークおよび払戻し金額等のデータを、また、不的中
ならば不的中並ひに実際の的中番号と配当金額等のデー
タを前記制御部１０３に返送する。

制御部１０３はこの中央局２００から返送されたデータ
に従って、前記投票券が的中ならば払戻し金額等を、ま
た不的中ならば不的中並びに的中番号と配当金額等を前
記表示部１０４に表示させると共に、前記投票券が的中
か不的中かに対応する所定の処理を廃券処理部１０５に
行わせるようになされている。

すなわち、投票券挿入部１０１から挿入され、データ読
取部１０２に送られてデータ内容が読取られた投票券は
、廃券処理部１０５に移送されている。

そして、この投票券が的中のときには廃券処理部１０５
において該投票券はパンチ穴等が開けられ再度払戻しか
できないように処理されてスタッカ１０６に蓄えられる
。また、投票券が不的中のときには該投票券は廃券処理
部１０５をそのまま通過して不的中券排出部１０７に排
出される。

そして、払戻し窓口のオペレータは、投票券を差出した
お客に対して、その投票券が的中のときには前記表示部
１０４に表示された額に相当する払戻し金を渡し、また
、お客から差出された投票券が不的中のときにはその差
出した投票券をお客に返却すると共にオペレータは必要
に応じて前記表示部１０５に表示された実際の的中番号
と配当金額をお客に知らせる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように本発明に係る投票券の払戻し処理
方法は、払戻し窓口に差出された投票券が不的中等によ
り、お客から実際の的中番号と配当金額を知らせるよう
に要求された場合にも、払戻し窓口のオペレータは早見
表を検索することな（即座に表示された実際の的中番号
と配当金額をお客に知らせることができ、また、早見表
の加除作業およびそれに要する費用を皆無にすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の投票券の払戻し処理方法の原理を示す
フローチャート、 第２図は本発明に使用する投票券の一例を示す正面図、 第３図は投票券の背面図、 第４図は投票券のデータ内容の表示画面の一例を示す図
、 第５図は投票券が的中のときの表示画面の一例を示す図
、 第６図は他の投票券のデータ内容の表示画面の一例を示
す図、 第７図は投票券が不的中のときの表示画面の一例を示す
図、 第８図は本発明の投票券の払戻し処理方法を実現する投
票券払戻し装置の一例を示すブロック図である。 １・・・投票券挿入ステップ、 ２・・・投票券読取りステップ、 ３・・・投票データ表示ステップ、 ４・・・投票データ処理ステップ、 ５・・・投票データ判別ステップ、 ６・・・払戻し金額表示ステップ、 ７・・・不的中、並びに実際の的中番号と配当金額表示
ステップ、 １０・・・投票券、 １３・・・磁気コーティング部、 ７０・・・投票券が不的中のときの表示画面、７１・・
・不的中の表示、 ７２・・・実際の的中番号と配当金額の表示。 方法の原理を示すフローチャート 第１図 本発明に使用する投票券の一例を示す正面図第２図 投票券の背面図 第３図 投票券のデータ内容の表示画面の一例を示す図第４図 投票券が的中のときの表示画面の一例を示す図第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、挿入された投票券のデータを読取って該データの内
   容を表示し、 前記投票券のデータを処理して該投票券が的中か不的中
   かを判別し、 前記投票券が不的中の場合には不的中の表示を行うと共
   に実際の的中番号と配当金額をも表示する投票券の払戻
   し処理方法。