JPS62185837A - 焼結原料の事前処理方法 - Google Patents

焼結原料の事前処理方法

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JPS62185837A
JPS62185837A JP61028315A JP2831586A JPS62185837A JP S62185837 A JPS62185837 A JP S62185837A JP 61028315 A JP61028315 A JP 61028315A JP 2831586 A JP2831586 A JP 2831586A JP S62185837 A JPS62185837 A JP S62185837A
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pelletizing
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JP61028315A
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Takazo Kawaguchi
尊三 川口
Shun Sato
駿 佐藤
Kazumasu Kuriyama
栗山 和益
Kozo Takada
高田 耕三
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被還元性、耐還元粉化性および冷間強度に優
れた自溶性焼結鉱製造のための原料事前処理方法に関し
、特に、成品焼結鉱の被還元性および冷間強度を損なう
ことなく、耐還元粉化性をさらに改善することのできる
焼結原料の事前処理方法に関する。
(従来の技術) 自溶性焼結鉱は、周知のとおり、鉄鉱石、コークス等の
原料に石灰石を添加して配合した原料を焼結することに
より、石灰石の分解とスラグ化を行なって焼結せしめる
ことによって製造される。
ところが、被還元性、耐還元粉化性および冷間強度の3
つの品質をすべて備えた成品を得ることは容易でない。
すなわち、耐還元粉化性を改善すれれば冷間強度もしく
は被還元性が悪化するため、この3つの品質を同時に改
善することが困難であることによる。
この焼結鉱の3つの品質について成品CaO成分でみる
と、第3図に示すような関係がある。すなわち、冷間強
度はCaO成分の増加とともに改善され、耐還元粉化性
は仁aO成分が15−1χ付近で最低点となり、被還元
性はCaO成分が6wtx付近で最低点となる。一方、
高炉で使用する焼結鉱の場合は、高炉の制限からCaO
成分は6.5〜12wtχ程度に抑えられている。従っ
て、高炉用焼結鉱のCaO成分6.5〜121)tχの
範囲内では、CaO成分量を変更しても、前記3つの品
質を同時に改善することは困難である。
ところで、高炉の要求するCaO成分はマクロ的なもの
であり、一方晶質を決定するCaO成分はミクロ的なも
のである。そこで、焼結鉱のミクロ的なCaO成分を高
い側と低い側とに分けて偏在させるとともに、マクロ的
には、高炉の要求するCaO成分となるような焼結鉱を
製造し、焼結鉱還元性状(被還元性および耐還元粉化性
)を改善する方法が、たとえば、特開昭60−1627
34号により提案されている。
この方法は、焼結原料事前処理において、CaO成分の
高い擬似粒子とCaO成分の低い擬似粒子とを作成し、
これら2種類の擬似粒子を混合焼成することにより、C
aO成分をミクロ的に偏在せしめ、成品還元粉化の最大
原因である2次へマタイトとカルシウムフェライトの共
存組織の形成を防止して、冷間強度および被還元性を維
持しつつ耐還元粉化性を改善しようとするものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の方法は、CaO成分をミクロ的に偏在させ、
これにより2次へマタイトとカルシウムフェライトの共
存組織形成を防止する点において耐還元粉化性改善の効
果を有するものである。ところが、成品冷間強度を維持
するためには、結合ボンドとなるCaO成分をマクロ的
に分散させる必要があり、高CaO成分擬似粒子と低C
aO成分擬似粒子とを混合させる必要があった。しかし
、これら高CaO成分擬似粒子と低CaO成分擬似粒子
との混合過程において、これら擬似粒子の一部分に崩壊
が生じる。これが再造粒されると、擬似粒子間のCaO
濃度偏在が弱まることとなり、所期の目的である2次へ
マタイトとカルシウムフェライトの共存組織防止効果が
少なくなり、耐還元粉化性改善の効果が低下する問題が
ある。
そこで、本発明の目的は、擬似粒子の一部崩壊および擬
似粒子間の再混合造粒による濃度偏在の低下が生じても
、2次へマタイトとカルシウムフェライトの共存組織の
形成を防止することができ、これによって耐還元粉化性
の改善を達成することのできる焼結原料の事前処理方法
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記従来技術における問題点を解決し、上記目的を達成
するために、本発明は、鉄鉱石と石灰と雑原料とを加え
、混合・調湿・造粒の系(A系)と、石灰を含まない残
原料を混合・調湿・造粒の系(B系)とをそれぞれ独立
に混合・調湿・造粒し、その後A系とB系とを配合する
焼結原料の事前処理方法において、前記A系の造粒側の
雑原料としてスケール、鉄くず、転炉ダスト、高炉ダス
ト、微粉コークス、イルミナイト、砂鉄のうち1種以上
を選択することを特徴とする焼結原料の事前処理方法に
関する。
本発明によれば、成品焼結鉱のCaO成分をミクロ的に
偏在せしめるために、焼結鉱原料の事前処理において、
まずCaO成分の高い擬似粒子とCaO成分の低い擬似
粒子とをそれそせれ別個に形成し、その後両者を混合造
粒することを基本とし、このため、石灰を加える系(A
系)と石灰を加えない系(B系)とを別々に造粒した後
、両者を混合造粒している。A系におけるCaO成分と
しては、一般に18wt%以上の範囲にあることが好ま
しい。
本発明によれば、上記のような基本的事前処理において
、さらに、A系原料の造粒に際し、A系の造粒側の雑原
料として。A It zox成分の高いものまたは還元
作用の強い■−Fe、 Fed、 F、C,成分を多く
含むものを選択することをねらいとするものである。
高^Il、0s成分の雑原料としては、たとえば、砂鉄
、イルミナイト鉱を挙げることができ、m−Fe+Fe
d、 F、Cを多量に含む還元剤の雑原料としては、ス
ケール、高炉ダスト、転炉ダスト、鉄くず、微粉コーク
ス、イルミナイト鉱等を挙げることができる。
第1図に、本発明による焼結原料の事前処理方法のフロ
ーチャートを示す。
(作用) 焼結鉱の鉱物形成において、CaO組成は、カルシウム
フェライトおよびヘマタイト形成においてきわめて重要
な影響を有している0通常の鉄鉱石の焼結においては、
局部的組成としてCa06.5〜18wtχの範囲内で
は、カルシウムフェライトとへマタイトの共存組成が形
成される。
そこで、本発明者らが、種々の成分につき、カルシウム
フェライトとへマタイト形成に及ぼす影響を調査したと
ころ、CaOの組成が12〜18−tχの範囲内におけ
るカルシウムフェライトとへマタイトの共存組織の形成
抑制には、へ120.成分および還元剤(Fed、 m
−Fe、および/またはF、C成分)、特にA J 、
O,成分の添加が有効であることが判明した。さらに詳
細に説明すると、短時間の急速な昇温・冷却のヒートパ
ターンで焼結する場合には、鉱物の形成は非平衡状態で
生じるが、CaO成分が18%以上ではほとんどがカル
シウムフェライトのみの組織として形成され、共存へマ
タイトは形成されない。一方CaO成分が12〜、18
%の範囲内ではカルシウムフェライトを中心とした組織
となるが、一部CaOと反応しない鉄分がヘマタイト(
FezO)またはマグネタイト(Fe:+O#)として
晶出形成される。そして、この鉱物形成過程において、
Al1zoi成分が高ければ、カルシウムフェライトは
A 1203成分を固溶し、その形成量を増加せしめる
傾向にあり、逆にヘマタイト・マグネタイト形成量は、
カルシウムフェライト形成に鉄分が多く消費されるので
、減少する傾向となる。また、このCaO成分12〜1
8%範囲内の鉱物形成過程において金属鉄(m−Fe)
やビスタイト(Fed)や固定カーボンが添加されてい
れば、これらはへフタイト中の酸素元素を還元してマグ
ネタイト化する作用を生じる。この結果、カルシウムフ
ェライト形成において過剰となった鉄分は、ヘマタイト
として晶出するのではなく、マグネタイトとして晶出し
、カルシウムフェライトとへマタイトの共存を防止する
役目を発揮する。
上記のようにして、耐還元粉化性をより一層向上させる
ことができる。
尚、本発明においてA系のCaO成分が18%以上を好
ましいとしているのは、前述のごとく、鉱物形成におけ
るCaO成分は造粒時のCaO成分が再混合の際に若干
均一化(A系はCaO成分が低下)することを配慮し造
粒段階では高めにしておくためである。
(実施例) 直径300fiφ、高さ500mの焼結鍋試験装置を用
い、第1表に示す条件でテストを行った。
試験に用いた原料物性を第2表に、造粒フローを第2図
に、配合条件を第3表に示す、第4表に示す条件で焼成
テストを行い、得られた成品について品質テスト(RD
I、RI、TI)を実施した。
その結果、第4表に示すように、従来の高CaO擬似粒
子と低CaO擬似粒子の混合焼成に較べて、RDIの品
質改善効果が著しいことが明らかである。一方、被還元
性および冷間強度については、従来のものに較べて何ら
遜色がなかった。
第1表 焼結鍋テスト焼成条件 (発明の効果) 上記したように、本発明によれば、成品焼結鉱の被還元
性および冷間強度を維持しながら、耐還元粉化性を効果
的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による焼結原料の事前処理方法のフロー
チャート、第2図(a)、 (b)は本発明の実施例に
おける造粒フローチャート、第3図は成品CaO成分と
成品焼結鉱品質との関係を示す図である。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄鉱石と石灰と雑原料とを加え、混合・調湿・造
    粒する系(A系)と、石灰を含まないその他残原料を混
    合・調湿・造粒する系(B系)とをそれぞれ独立に混合
    ・調湿・造粒し、その後A系とB系とを配合する焼結原
    料の事前処理方法において、前記A系の造粒側の雑原料
    としてスケール、鉄くず、転炉ダスト、高炉ダスト、微
    粉コークス、イルミナイト、砂鉄のうち1種以上を選択
    することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
JP61028315A 1986-02-12 1986-02-12 焼結原料の事前処理方法 Granted JPS62185837A (ja)

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JP61028315A JPS62185837A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 焼結原料の事前処理方法

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JPH0564222B2 JPH0564222B2 (ja) 1993-09-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100311790B1 (ko) * 1997-11-27 2002-04-17 이구택 저급 철산화물을 이용한 소결광 제조시 코크스 보정방법
KR100342674B1 (ko) * 1997-12-23 2002-10-25 주식회사 포스코 발열성함철물질을첨가한소결광제조방법
WO2022208985A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 Jfeスチール株式会社 焼結鉱の製造方法および粉化抑制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100311790B1 (ko) * 1997-11-27 2002-04-17 이구택 저급 철산화물을 이용한 소결광 제조시 코크스 보정방법
KR100342674B1 (ko) * 1997-12-23 2002-10-25 주식회사 포스코 발열성함철물질을첨가한소결광제조방법
WO2022208985A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 Jfeスチール株式会社 焼結鉱の製造方法および粉化抑制方法

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