JPS62185650A - 帯電防止用ベルト - Google Patents

帯電防止用ベルト

Info

Publication number
JPS62185650A
JPS62185650A JP2662286A JP2662286A JPS62185650A JP S62185650 A JPS62185650 A JP S62185650A JP 2662286 A JP2662286 A JP 2662286A JP 2662286 A JP2662286 A JP 2662286A JP S62185650 A JPS62185650 A JP S62185650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
white
conductive
coating agent
original image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2662286A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ichinomiya
一ノ宮 俊穂
Takashi Takai
高井 敬
Yorioki Matsumoto
頼興 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO KASEI KK
Matsumoto Giken Co Ltd
Original Assignee
SEIKO KASEI KK
Matsumoto Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEIKO KASEI KK, Matsumoto Giken Co Ltd filed Critical SEIKO KASEI KK
Priority to JP2662286A priority Critical patent/JPS62185650A/ja
Publication of JPS62185650A publication Critical patent/JPS62185650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は表面が白色で帯電防止効果の大きい導電性ベ
ルトに係り、詳しくのべると、電子複写機の原画送り装
置に使用される、表面が白色で帯電防止f1能を有する
原画送りベルトで代表される白色導電性帯電防止用ベル
トに関するものである。
ざらに、電子複写機ではガラス等からなる原画搬送面上
に、この搬送面と摺動するように配置され、搬送面とベ
ルトとの間に挿入された原画を摩擦力によって保持し搬
送する表面が白色で導電性を有する帯電防止ベルトを提
供するものである。
〈従来の技術とぞの問題点〉 従来、原画送りベルトとじては、大別して白色の合成ゴ
ム単体からなるものと、布と合成ゴムおるいは布とポリ
ウレタン樹脂からなるものの2種類がある。布と合成ゴ
ムまたはポリ・フレタン樹脂からなるベルトは、布の1
1面あるいは両面に合成ゴムまたはポリウレタン樹脂等
からなる白色のコーティング剤を塗イ5する方法と、合
成ゴムまたはポリウレタン樹脂からなる白色のフィルム
を貼合せる方法が必る。
原画送りベルトにa3いては、表面が白色でおること、
ベルト走行中に帯電しないこと、ベルト表面のすヘリ特
性がプラテンガラスに対しては円滑に周動し、原画に対
しては大きな摩擦力を生じ、原画を確実に保持すること
か望まれている。
以−トのような151![を満足するため、種々の措置
がとられでいる。なかでも帯電防止に関しては、ベルト
表面が白色度を要求されることから、カーボンブラック
、金属微粉末または導電性金属酸化物等を白色ゴム貿基
材に帯電防止に有効な量を混練すると、外観が黒色、金
属色、おるいは青灰色を早し、白色でなくなる欠点があ
った。
そのため、従来より帯電防止対策として、(1)界面活
性剤を白色ゴム質塁材に混入する方法、(2)イbを導
電処理する方法、 (3)  15と表面層の間に導電層を設Cプる方法4
1どか行なわれている。
しかしながら、これらの方法では下記の点で何れも充分
な帯電防止効果を求めることはできない。
即ら、 (+)  界面活性剤は内部より表面にブリードし、表
面に導電性を付与−することを目的としでいるが、電子
複写機の稼動時の環境条件は低湿度に保持されているた
め、充分な帯電防止効果を発揮り−ることかで゛きない
さらに別の欠点として、界面活性剤かブリードfるとい
うことは界面活性剤が本来有しているヌメリ性がベルト
表面に発現し、原画送りベルトが木来有していなければ
ならないIf際および滑り特↑1を大幅に変化させてし
まう。またブリードした界面活[1剤がプラテンガラス
に移行し、プラテンカラスを汚染するという欠点もある
。そればかりでなく、界面活性剤はブリードによって効
果を発揮り−るものであり、経時的にブリード量が減少
し、ついには全く効果がなくなってしまう。
(ii)  布を導電処理づる方法も試みられているが
、表面層が導電性を有ざないため、帯電減衰テス1〜を
行なうと、布を導電処理していないものと、何等変りな
く、また実際に着装テスl〜を行なうと、原画が静電気
によってベルトに付着し、原画送りベルトとじでの効果
を有さない。
(6)布と表面層の間にカーボンブラック等を分散させ
た導電層を設りる方法も検討されているが、白色表面層
が薄い場合は表面は高い導電性を示すが、この場合表面
は濃い灰色を呈している。
このようなベルトを用いて複写を行なうと静電気が原因
となる巻きつきなどの1〜ラブルこそ生じないか、複写
された而は全面にカブレを生じ、鮮明な複写が得られな
い。白色表面層が白色を呈する程度の厚さにすると、表
面は全く導電性を示さなくなる。しかし、これでも若干
の帯電防止効果があり、半減期測定をすると、2秒位と
なるが、表面が導電性のものに比べてその特性は劣る。
なおかつ、白色表面層を川ね塗りするため、加工が煩雑
となり、ロス1−アップになってしまう。
以上述べたことを考え合せ、帯電防止効果を最大限に得
るためには、表面が導電性を有することが最良で必るこ
とは明らかである。界面活性剤の使用は、最表面層を導
電性にするという点については評価できるが、その効果
は冬期にあけるような低湿度下では殆んど発揮されない
こと、および経時的なブリードはの減少により、遂には
効果が全くなくなること、および汚染性を有することな
どの欠点もめるが、現実には界面活性剤を使用すると同
時に他の静電防止機構を併用し、帯電防止効果としてい
るのが実情である。このような背景があり、表面が白色
で導電性を有する帯電防止用ベルトの出現が強く望まれ
ている。
く問題点を解決するための手段〉 この発明は、上記に鑑みて帯電防止性があり、なa5か
つ電子複写機等の原画送りベルト等に要求される表面滑
り特性を有するベルトを提供すべく鋭意研究の結果、白
色で導電性を有するコーティング剤を411、合成ゴム
、布とゴム質材料からなるベル1への表面に塗布するか
、おるいはこの白色コーティング剤よりIUられる皮膜
を表面に貼合せることで、上記の特性を具備せるベルト
を得るに至ったものである。
〈作用〉 近年、白色導電材料として各種の導電性金属酸化物系微
粉末が上市されている。しかしながらこれらの金属酸化
物系微粉末をバインダー樹脂溶液に分散させたコーティ
ング剤を塗布して得られた皮膜は、何れも青味の強い灰
色必るいはくすんだ灰色を呈し、仮にも白色とは云えな
いものである。
従って、このような素材を単独でバインダー樹脂溶液に
分散させたのみでは白色帯電防止素材としては使用でき
ない。
本発明者らは金属酸化物系導電材微粉末を含む導電コー
ディング剤に白色顔料を添加することによって白色導電
]−デイイング剤の”1JkAを試みた。
白色度は白色顔料の■のと金属酸化物系導電材の種類と
但によってほぼ決定されるが、被覆力を充分に持たせる
には両者の合n4量がバインダー成分とほぼ同−重吊必
要とすることが認められた。
一方導電性はバインダー成分の種類と量、導電材の種類
と伝、白色顔料の量によって大きく変化する。帯電防雨
効果、叩ら静電シールドが充分行なわれるとされている
表面抵抗値106Ω/口を有しながら、かつ白色度、被
覆力をも満足するような3名の混合比率はバインダー樹
脂100重量部に、白色fi料100重量部に対して金
属酸化物系導電材50〜100重量部の混合物を100
〜200重量部加えるのが好ましい。これらの混合物を
ペイントロール等の分散機にか(プて充分分散を行ない
、次いで溶剤その他の添加剤を加えてコーティング剤の
調整を行ない濾過する。
かくして与えられるコーティング剤を用いてベルト表面
に塗布すると、表面が白色の導電ベルトが得られる。し
かしながら、得られた導電ベルトの表面抵抗値は塗布を
行なう前のベルトの表面の導電性の程度によって異なる
。例えばカーボンブラックを分散させた導電性のゴム質
層を有するベルトの上に、白色導電コーディング剤を塗
布したものは白色導電コーティング剤単独の場合より3
桁程度の表面抵抗値の低下が見られることもまれではな
い。
従って、このような導電性ベルトの上に白色導電コーテ
ィング剤を塗布する場合は、白色導電コーディング剤は
白色顔料が比較的多く、導電性金属酸化物が比較的少な
い白色度の高い低導電性のものであってもよい。
かかる理由からカーボンブラック等の導電材をバインダ
ー中に分散させた、より導電性の高いコーティング剤を
下塗りし、さらにその上に白色度のより高い白色導電コ
ーティング剤を塗布する方法がより好ましいということ
もできる。
このような導電コーティング層を設置プる方法は、単に
コーティングのみでなく、導電コーディング剤を皮膜化
し、この皮膜をベルト表面に貼合せることによっても製
造できることはいうまでもない。
この発明に使用するバインダーは、有機溶剤に可溶なエ
クス1〜マー、例えば合成ゴム、クロルスルホン化ポリ
エチレン、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル共重合体等が
好ましい。
白色導電コーティング剤に用いる白色顔料は、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、炭酸バリウムなどでおり、金属酸化物系
導電材は酸化インジウム、酸化錫アンチモンおよび酸化
チタン、アルミナ、TiA酸バリウム、マイカ、チタン
酸カリウム等の表面を酸化錫アンチモン等で導電処理を
施した微粉末がよい。
アンダーコーI・として使用する導電処理剤のバインダ
ーは白色導電コーティング剤の製造に用いたバインダー
と同系のものが好ましく、導電材としては、カーボンブ
ラック、切断したカーボン繊維、グラファイトあるいは
銅、ニッケル、銀などの微粉末を用いることができる。
帯電防止用導電ベルトの製造は、ベルトをコーターにゼ
ットし、白色導電コーティング剤中の固形分が50〜1
00g4となるように塗布し乾燥する。
おるいは導電性アンダーコート剤を乾燥重量で25〜1
00g、Jとなるように塗イ「シ乾燥したのち、白色導
電コーティング剤を乾燥重量r50〜1oog4となる
ように塗イトシ乾燥する。
このようにして得られた表面が白色の帯電防止用導電ベ
ルトは、表面抵抗が102〜106Ω/口であり、帯電
減衰は荷電圧10000ボルトの時、初期帯電が零ミリ
ポル1〜を示し、無帯電性でおることか認められた。
このようにして14られたベルトを電子複写機に装着し
、実際のテス1〜を行なったところ、静電気による原画
のベルトへの付着は全く生じず、原画の搬送も円滑に行
なわれ、鮮明な複写が得られることが認められた。
〈実施例〉 以下、この発明を実施例により説明する。
実施例1 (1)アンダーコート用導電コーティング剤の調整ポリ
ウレタン樹脂(セイコー化成礼装、商品名ラックスキン
u−122)  100小母部にカーボンブラック(ラ
イオン7クゾ社製、商品名ケッチェンブラックECDJ
 600) 9重量部およびジメチルホルムアミド90
重量部を加え、ペイン1〜ロールを用いて分散した。
1qられたカーボン分jlペース1〜にラックスキンu
−122を200重量部およびジメチルホルムアミドを
加えて不揮発分21%に調整し、濾過を行なった。
(2)白色導電コーティング剤の調整 ラックスキンu−122の30%溶液100重量部に液
化チタン30重量部、酸化錫アンチモン処理を施した酸
化チタン(チタン工業社製、クロノスECTR−82)
24重部品およびジメチルホルムアミド60小母部を加
え、ペイントロールを用いて分散した。次いでジメチル
ホルムアミドを加え、不揮発分35%に調整し濾過を行
なった。
実施例2 帯電防止処理を施していない電子複写機用原画送りベル
トをベルト用塗工機にセットし、実施例1の(2)で得
た白色導電コーティング剤を乾燥重量が7074となる
ように塗布し、乾燥した。
かくして得られた原画送りベルトは表面が白色であり、
その白色度はJISL−1015c法で88%以上、表
面抵抗は3×106Ω/口であった。また相対湿1哀5
0%、20’Cの帯電減衰テス1〜では荷重圧1ooo
ポル1−の時初期帯電は零ミリポルI〜を示し、無帯電
性であることが認められた。
かくして得られたベルトを電子複写機に実装デストした
ところ、原画i oooo枚搬送した後もベルトは静電
気を帯びず、搬送1−ラブルも発生しなかった。
帯電防止処理を施していない原画送りベルトをベルト用
塗工機にセットし、実施例1の(1)で得たアンダーコ
ート用導電コーティング剤を乾燥重量で3034となる
ように塗布し乾燥した。その後引続いてこの上に実施例
1の(2)で得た白色導電コーティング剤を乾燥重量が
5594となるように塗布し乾燥した。かくして得た原
画送りベルトは表面が白色て゛表面抵抗は7xio9Ω
/口で必った。また帯電減衰ブス1−では全く無帯電性
であった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)布、ゴム等よりなるベルトの表面に白色導電コー
    ティング剤を塗布してなる帯電防止用ベルト。
  2. (2)白色導電コーティング剤が金属酸化物系導電材、
    白色顔料、バインダー樹脂および溶剤からなる特許請求
    の範囲第1項記載の帯電防止用ベルト。
  3. (3)布、ゴム等よりなるベルトの表面にアンダーコー
    ト用導電コーティング剤を介して白色導電コーティング
    剤を塗布してなる帯電防止用ベルト。
  4. (4)アンダーコート用導電コーティング剤がカーボン
    ブラック、カーボン繊維または/および金属微粉末、バ
    インダー樹脂および溶剤からなる特許請求の範囲第3項
    記載の帯電防止用ベルト。
  5. (5)白色導電コーティング剤が金属酸化物系導電材、
    白色顔料、バインダー樹脂および溶剤からなる特許請求
    の範囲第3項記載の帯電防止用ベルト。
JP2662286A 1986-02-07 1986-02-07 帯電防止用ベルト Pending JPS62185650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2662286A JPS62185650A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 帯電防止用ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2662286A JPS62185650A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 帯電防止用ベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62185650A true JPS62185650A (ja) 1987-08-14

Family

ID=12198567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2662286A Pending JPS62185650A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 帯電防止用ベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62185650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266035A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Nippon Filcon Co Ltd 非帯電性ベルト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266035A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Nippon Filcon Co Ltd 非帯電性ベルト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01120503A (ja) 導電性を有する粗面化遮光性フイルム
JPH1044336A (ja) 離型フィルム
JPS62185650A (ja) 帯電防止用ベルト
EP0748858B1 (en) Composition for an antistatic layer and a film comprising this layer
JP2003531406A (ja) 少なくとも1つの帯電した誘電体層を備える自動接着ディスプレイフィルム
JPS62181371A (ja) 白色導電塗料およびそれよりなる白色導電性フイルム
JP3309264B2 (ja) 制電塗料とその塗膜を形成した制電フィルム及び制電シート
JPH06128538A (ja) 帯電防止自動車塗膜保護用シート
JPH0683821B2 (ja) 導電性ゴミ取り粘着材
JP3089250B2 (ja) 導電性粘着ゴム
JPH0615071B2 (ja) 導電性塗膜の形成方法
NO167172B (no) Fargeelektrofotograferingsprosess og et ark av fotofoelsomt materiale for anvendelse i prosessen.
JP4268247B2 (ja) バック配置用シート
JPS6028089A (ja) カセツトテ−プ用透明スリツプシ−ト材料
JPS6253229B2 (ja)
JP3277718B2 (ja) 電子写真用帯電ロール
CN109557783A (zh) 树脂薄膜及图像形成装置
JPS62197473A (ja) 導電性塗料組成物
JPS59172666A (ja) 転写ロ−ラ
JPH08297375A (ja) カラー複写用合成樹脂フイルム
JPH0323229B2 (ja)
JP2968317B2 (ja) 化粧シート
KR100240415B1 (ko) 방수포의 제조방법
JPS61211377A (ja) 導電性塗料
JP2557327B2 (ja) ロール