JPS62185457A

JPS62185457A - 画像読取装置

Info

Publication number: JPS62185457A
Application number: JP61026763A
Authority: JP
Inventors: Hideki Matsui; 英樹松井; Takushi Nakazono; 中園　卓志; Hitoshi Chiyoma; 仁千代間
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-02-12
Filing date: 1986-02-12
Publication date: 1987-08-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、例えばファクシミリ等に用いられ、原稿等の
画像情報を時系列の電気信号に変換する画像読取装置に
関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、走査型複写機、ファクシミリ装置等で用いられる
画像読取装置として、密着型イメージセンサが注目を集
め開発が盛んである。この密着型イメージセンサとは、
被読取物体としての原稿とほぼ等しい長さを有する光学
的センサアレイ上に集束性ロッドレンズアレイ等の等倍
結像の光学系を用いることにより、原稿像を結像させて
Ｍ稿画上の画像情報を読取るものである。

この集束性ロッドレンズアレイ等を用いる場合、焦点深
度を大きくとるために態は、原稿と光センサ即ちライン
センサとの間の距離を大きくしなければならない。これ
は画像読取装置を大型化することになり、小型化する技
術の潮流に反することとなる。

そこで１本出願人は、照明光源から原稿へ到達する光と
、原稿で反射され光センサ上に到達する光とが、実質的
に同一の光学系を通過することを特徴とする画像読取装
置を特願昭６０−５３４１２号にて開示した。

しかしながら、原稿で反射された光センサ上に到達する
光は、原稿面から光学系（通常ガラス板等からなる）に
入射し、　この光学系から光が空間（大気）に出て、こ
の光が光センサに入射する。この為、原稿で反射した光
が、本来入射する光センサ上の画素以外の画素に入射し
、誤信号が生じ画像読取装置の解像度が劣化する危険が
ある。

〔発明の目的〕

上述の間層点に鑑みてなされたものであり、本発明の目
的は、小型で良質な画像信号を得る画像読取装置を得る
ことを目的とする。

〔発明の概要〕上述の目的を達成するために、本発明の画像読取装置は
光学系上にイメージセンサ基体を配置したことを特徴と
する。

これにより、ｇｌｉＱｉ等で反射した光の光路を空間上
に置くことがなくなったため、所定の光が所定の光セン
サ上の画素に入射し、解像度が向上する効果がある。

［発明の実施例〕以下、第１図を参照して本発明の画像読取装置の実施例
を説明する。

第１図において９画像読取装置■の基本構成は、ハウジ
ング■の内面上部にＬＥＤからなる照明光ｇ■が接着部
材（図示せず）を介して取着され、この照明光源■と原
稿（へ）との間に光学系■が位置するようにハウジング
■に取着され、この光学系■の上面には光センサ０が配
置されてなる。この光センサ■は導電ゴム■を介して駆
動回路基板■に電気的に接続し、この駆動回路基板（ハ
）はハウジング■内に収納されている。この駆動回路基
板■上にはスイッチング素子やシフトレジスタ等を含む
集積回路（Ｉ　Ｃ）■や、Ｃｒ、Ａｆｌｔ　ＰＩ！ｓ　
Ａｕ等からなる薄膜パターン（図示せず）が形成されて
いる。

この駆動回路基板■の基板は、絶縁基板からなり。

例えばその材料はアルミナ、セラミック、またはガラス
等からなる。また、この駆動回路基板■は、ハウジング
■に収納した後、１＆板（１０）によって密封が図られ
る。さらに、駆動回路基板■と外部回路（＠示せず）と
は、入出力用リード線（１１）を用いて電気的接続がな
されている。

次に、本発明の画像読取装置の動作原理を説明する。原
稿に）はプラテンローラ（１２）により、矢印（１３）
の方向へ搬送される。照明光源■から発せられた光（１
４）は、光学系■を通過し、光学系■を出た光は直ちに
（光学系■がら空間に出ないとの意味）原稿（へ）に照
射し、そして反射光は直ちに（原稿（イ）から空間を介
さずに光学系■に入射する意味）光学系０に入射し、光
学系■を通過して光センサ■に入射する。

次に第２図を参照して、光学系■について説明する。

第２図において、光学系■は複数のガラス平板等からな
る光透過性平Ｆｉ（２１）がこの光透過性平板（２１）
と屈折率が異なり光を全反射するような接着剤（２２）
　（または、遮蔽板、空隙でも良いし、塵芥をところど
ころに付着することでも良い、シ先介して積層されてな
る。また、Ｍｍ（へ）と接する面には耐摩耗保護［（図
示せず）が形成されている。

照明光源から発された光（１４）は、個々の光透過性平
板（２１）内でとじこめられて原稿（へ）に直進する。

原稿（へ）で反射した光（２３）は、個々の光透過性平
板（２１）内にとじこめられて光センサ０の個々の画素
に１対１に対応して入射する。なお、この光センサ０は
、例えばセラミック基板上にＳ　ｎ　Ｏ、、Ｉ　Ｔ　Ｏ
等からなる透明電極と、その電極上にａ−３ｉ：Ｈ等の
高抵抗光電変換膜を形成し、さらにＣｒ、ＡＱ等の薄膜
を着膜した後、バターニングして個別電極を形成して複
数の画素が構成されている。この画素がそれぞれ個々の
光透過性平板（２１）に１対１に対応するように光セン
サは光学系上に配置されていることは言うまでもない。

したがって１本発明の画像読取装置ωは、原稿等で反射
した光の光路を、空間中に配置する必要がなくなったた
め、所定の反射光は個々の光透過性平板（２１）内にと
じこめられて、所定の画素（光センサの個々の個別電極
を意味する。）に入射することとなり、極めて解像度が
向上する。これは、光が余分な光路を通過し、そのとき
に余分な散乱を受けることがないためである。また、実
施例では完全密着であるために、原稿面に接する面は、
光学系となり、位置決めも容易となる。その上、光学系
に直接光センサを設けたため、小型化が容易となる。さ
らに、実施例においては、アルミナセラミック基板上に
、ａ−５ｉ：Ｈからなる光電変換部を設けたが１本発明
はこれに限られず光学系上に直接ａ−５ｌ：Ｈｔｒ着膜
しても良いことは言うまでもない。

尚、実施例においては、照明光源と光学系とは離間して
配置したが、光学系上に直接照明光源を載置しても良い
、その際光学系を構成する個々の光透過性平板にそれぞ
れ１個づつ点光源を配置することにより、それぞれの画
素に入射する光に不所望な光がなくなるため、解像度が
向上することは言うまでもない。

以上本発明の実施例では原稿面と光学系とが完全に密着
した場合について説明したが、本発明はこれに限られず
原稿面と光学系との間を離間しておいても解像度を向上
させる効果がある。

〔発明の効果〕

上述の構成をとることにより１本発明の画像読取装置は
、被読取物体で反射した光がそれぞれ所定の画素に入射
することにより、極めて画像読取装置の解像度が向上す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像読取装置の実施例を示す斜視簡略
図、第２図は第１図に示した光学系を説明するための要
部拡大部分斜視簡略図である。 ■・・・照明光源　　　　（イ）・・・原稿■・・・光
学系　　　　　０・・・光センサ代理人　弁理士　則　
近　憲　佑同　　大胡典夫第ａ図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）光センサを配置したイメージセンサ基体と、この
イメージセンサ基体と被読取物体との間に配置された光
学系とを少なくとも備えた画像読取装置において、前記イメージセンサ基体は前記光学系上に配置されたこ
とを特徴とする画像読取装置。
（２）前記光学系は、光透過性平板を積層してなること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画像読取装置
。
（３）前記イメージセンサ基体上の光センサは、複数の
画素から構成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の画像読取装置。
（４）前記光センサの個々の画素は、前記光学系の個々
の光透過性平板に１対１に対応して前記光学系上に配置
されていることを特徴とする特許請求の範囲第２項また
は第３項記載の画像読取装置。