JPS6218502B2 - - Google Patents
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- JPS6218502B2 JPS6218502B2 JP21499681A JP21499681A JPS6218502B2 JP S6218502 B2 JPS6218502 B2 JP S6218502B2 JP 21499681 A JP21499681 A JP 21499681A JP 21499681 A JP21499681 A JP 21499681A JP S6218502 B2 JPS6218502 B2 JP S6218502B2
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- glass
- heater
- laminated glass
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Links
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Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋭く折り曲げられた合せガラスの製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
自動車の風防ガラス、リヤガラス等において
は、設計上の要求により種々の形状に曲げ加工し
たガラス板が多く使用されている。最近、自動車
等のデザインの多様化に伴つて、また、自動車等
の設計上の要求から、合せガラスにおいても、鋭
く折り曲げられた形状のものが要求される様にな
つている。
は、設計上の要求により種々の形状に曲げ加工し
たガラス板が多く使用されている。最近、自動車
等のデザインの多様化に伴つて、また、自動車等
の設計上の要求から、合せガラスにおいても、鋭
く折り曲げられた形状のものが要求される様にな
つている。
この様に鋭い角度に曲げ加工された合せガラス
を製造する場合に、曲げ加工を鋭くすると、例え
ば数十R以下の曲率とすると、2枚のガラスを合
せても曲率が合わない為、発泡、割れ、デイスト
ーシヨン(ゆがみ)を生じ、商品価値のある製品
が得られない。
を製造する場合に、曲げ加工を鋭くすると、例え
ば数十R以下の曲率とすると、2枚のガラスを合
せても曲率が合わない為、発泡、割れ、デイスト
ーシヨン(ゆがみ)を生じ、商品価値のある製品
が得られない。
例えば、単に2枚の合せガラス用素板ガラスを
重ねて、所望の曲げ線に沿つて鋭く折り曲げた素
板ガラス1,1′を合せ用プラスチツク中間膜2
で合せ加工した合せガラスは、第1図の様に2枚
の合せガラス用素板ガラス1,1′の鋭く折り曲
げた部分の曲率が合わず、この部分の素板ガラス
1,1′間の間隔が広がり、極端な場合には隙間
3が生ずる。隙間が生じないほどの場合でも、素
板ガラス1,1′間のミスマツチがある場合に
は、デイストーシヨンが生じたり、発泡が生じた
り、又ワレが生じたりする。
重ねて、所望の曲げ線に沿つて鋭く折り曲げた素
板ガラス1,1′を合せ用プラスチツク中間膜2
で合せ加工した合せガラスは、第1図の様に2枚
の合せガラス用素板ガラス1,1′の鋭く折り曲
げた部分の曲率が合わず、この部分の素板ガラス
1,1′間の間隔が広がり、極端な場合には隙間
3が生ずる。隙間が生じないほどの場合でも、素
板ガラス1,1′間のミスマツチがある場合に
は、デイストーシヨンが生じたり、発泡が生じた
り、又ワレが生じたりする。
本発明の目的は、合せ加工であるいは、使用中
にはくり、発泡、割れ、ゆがみ等を生じなく、商
品価値のある鋭く折り曲げられた合せガラスを得
ることができる合せガラスの製造法を提供するに
ある。
にはくり、発泡、割れ、ゆがみ等を生じなく、商
品価値のある鋭く折り曲げられた合せガラスを得
ることができる合せガラスの製造法を提供するに
ある。
本発明による鋭く折り曲げられた合せガラスの
製造法は、合せ加工する2枚ないし3枚以上の合
せガラス用素板ガラスの間に合せガラス用プラス
チツク中間膜の厚みにほぼ相当する板ガラス、シ
リカクロス又は耐熱性布等からなる捨て板を挟
み、該素板ガラスの鋭く折り曲げる所望の曲げ線
に沿つて設けられたヒーターを加熱し、素板ガラ
スの曲げ線部分を加熱して素板ガラス及び捨て板
を同時に曲げ加工した後該捨て板を除き、前記の
2枚の素板ガラスの間に合せガラス用プラスチツ
ク中間膜を挟み、次いで合せ加工することを特徴
とする方法である。
製造法は、合せ加工する2枚ないし3枚以上の合
せガラス用素板ガラスの間に合せガラス用プラス
チツク中間膜の厚みにほぼ相当する板ガラス、シ
リカクロス又は耐熱性布等からなる捨て板を挟
み、該素板ガラスの鋭く折り曲げる所望の曲げ線
に沿つて設けられたヒーターを加熱し、素板ガラ
スの曲げ線部分を加熱して素板ガラス及び捨て板
を同時に曲げ加工した後該捨て板を除き、前記の
2枚の素板ガラスの間に合せガラス用プラスチツ
ク中間膜を挟み、次いで合せ加工することを特徴
とする方法である。
本発明による鋭く折り曲げられた合せガラスの
製造法の好ましい態様においては、前記素板ガラ
スの鋭く折り曲げようとする所望の直線状又は彎
曲線状の曲げ線に沿つて曲げ線の局部加熱用ヒー
ターとしてリボンヒータを配するか、あるいは又
は同様のヒータとして素板ガラス又は捨て板の曲
げ線に沿つて導電性ペーストを線状にプリントし
てプリントヒーターを形成し、該素板ガラスを加
熱炉へ入れて素板ガラスを所要温度に加熱した後
該ヒーターに通電し、素板ガラスの曲げ線部分を
素板ガラスの軟化点以上の温度に加熱して前記曲
げ線に沿つて該素板ガラスを鋭く折り曲げる。
製造法の好ましい態様においては、前記素板ガラ
スの鋭く折り曲げようとする所望の直線状又は彎
曲線状の曲げ線に沿つて曲げ線の局部加熱用ヒー
ターとしてリボンヒータを配するか、あるいは又
は同様のヒータとして素板ガラス又は捨て板の曲
げ線に沿つて導電性ペーストを線状にプリントし
てプリントヒーターを形成し、該素板ガラスを加
熱炉へ入れて素板ガラスを所要温度に加熱した後
該ヒーターに通電し、素板ガラスの曲げ線部分を
素板ガラスの軟化点以上の温度に加熱して前記曲
げ線に沿つて該素板ガラスを鋭く折り曲げる。
本発明による鋭く折り曲げられた合せガラスの
製造法の更に好ましい態様においては、前記曲げ
線の局部ヒーターが、前記2枚の素板ガラスのい
ずれか一方と捨て板との間、あるいは捨て板を介
して重ねられた合せガラス用素板ガラスのガラス
外表面側に、かつ所望の曲げ線に沿つて設けられ
る。
製造法の更に好ましい態様においては、前記曲げ
線の局部ヒーターが、前記2枚の素板ガラスのい
ずれか一方と捨て板との間、あるいは捨て板を介
して重ねられた合せガラス用素板ガラスのガラス
外表面側に、かつ所望の曲げ線に沿つて設けられ
る。
周知のように、合せガラスを製造するには、通
常曲げ加工、洗浄、乾燥した2枚ないし3枚以上
の素板ガラスの間にポリビニルブチラールフイル
ム等の合せガラス用プラスチツク中間膜を挟み、
オートクレーブに入れて加熱加圧して圧着する。
本発明の方法においては、素板ガラスの曲げ加工
の際に、2枚の素板ガラスの間に合せガラス用プ
ラスチツク中間膜の厚みにほぼ相当する捨て板を
挟んで曲げ加工を行う。捨て板は曲げ加工の際
に、素板ガラスと同様に軟化し、あるいは素板ガ
ラスの曲げに追随し、素板ガラスの曲げ加工の妨
害をせず、また曲げ加工時に本来の厚みを保持し
ているものが選ばれる。従つて、捨て板としては
製品とする素板ガラスと同質の板ガラス(ガラス
シート又はガラスフイルム)が望ましいが、上記
の性状を示すものならばシリカクロス又は耐熱性
布であつてもよい。合せガラス用プラスチツク中
間膜には、普通は、0.2mm〜10mm程度の厚み、中
でも自動車用合せガラスに対して0.2mm〜0.8mm程
度の厚みのものが使用されているが、上記の性状
を示すこの厚みの捨て板を入手することが難しい
ときは、これに近い厚みの捨て板を使用し、合せ
ガラス用プラスチツク中間膜をこの厚みにほぼ相
当する厚いものを使用する。また、捨て板の厚み
は使用する合せガラス用プラスチツク中間膜の厚
みと同等になるまで必ずしも薄くする必要はな
い。捨て板の厚みは合せガラス用プラスチツク中
間膜の厚みより僅かに厚くともこれに近ければよ
い。このようにして曲げ加工した素板ガラスを合
せ加工するときは、鋭い曲げ加工線近傍に、すき
ま、ねじれ、ゆがみ、割れ、発泡等の事象が発生
しない。
常曲げ加工、洗浄、乾燥した2枚ないし3枚以上
の素板ガラスの間にポリビニルブチラールフイル
ム等の合せガラス用プラスチツク中間膜を挟み、
オートクレーブに入れて加熱加圧して圧着する。
本発明の方法においては、素板ガラスの曲げ加工
の際に、2枚の素板ガラスの間に合せガラス用プ
ラスチツク中間膜の厚みにほぼ相当する捨て板を
挟んで曲げ加工を行う。捨て板は曲げ加工の際
に、素板ガラスと同様に軟化し、あるいは素板ガ
ラスの曲げに追随し、素板ガラスの曲げ加工の妨
害をせず、また曲げ加工時に本来の厚みを保持し
ているものが選ばれる。従つて、捨て板としては
製品とする素板ガラスと同質の板ガラス(ガラス
シート又はガラスフイルム)が望ましいが、上記
の性状を示すものならばシリカクロス又は耐熱性
布であつてもよい。合せガラス用プラスチツク中
間膜には、普通は、0.2mm〜10mm程度の厚み、中
でも自動車用合せガラスに対して0.2mm〜0.8mm程
度の厚みのものが使用されているが、上記の性状
を示すこの厚みの捨て板を入手することが難しい
ときは、これに近い厚みの捨て板を使用し、合せ
ガラス用プラスチツク中間膜をこの厚みにほぼ相
当する厚いものを使用する。また、捨て板の厚み
は使用する合せガラス用プラスチツク中間膜の厚
みと同等になるまで必ずしも薄くする必要はな
い。捨て板の厚みは合せガラス用プラスチツク中
間膜の厚みより僅かに厚くともこれに近ければよ
い。このようにして曲げ加工した素板ガラスを合
せ加工するときは、鋭い曲げ加工線近傍に、すき
ま、ねじれ、ゆがみ、割れ、発泡等の事象が発生
しない。
合せ素板ガラスの曲げ加工は、一般に、加熱炉
中で加熱により軟化せしめ、自重曲げ成形法又は
プレス曲げ成形法により、曲げることによつて行
なわれるが、本発明の様に合せ素板ガラスを所望
の曲げ線に沿つて鋭く折り曲げる場合は、上記曲
げ線部分で折れ曲る様に他の部分に較べてその折
り曲げ線部分が局所的により高い温度に加熱され
なければならない。この曲げ線部分の加熱の一手
段として、ガラス板の曲げ線に近接してヒーター
を配置し、加熱炉内でガラス板が所要温度例え
ば、450〜650℃程度の温度まで加熱された後、こ
のヒーターに通電し、ガラス板の曲げ線部分を、
例えば650℃〜800℃程度の温度になるまで、更に
加熱する方法が挙げられる。
中で加熱により軟化せしめ、自重曲げ成形法又は
プレス曲げ成形法により、曲げることによつて行
なわれるが、本発明の様に合せ素板ガラスを所望
の曲げ線に沿つて鋭く折り曲げる場合は、上記曲
げ線部分で折れ曲る様に他の部分に較べてその折
り曲げ線部分が局所的により高い温度に加熱され
なければならない。この曲げ線部分の加熱の一手
段として、ガラス板の曲げ線に近接してヒーター
を配置し、加熱炉内でガラス板が所要温度例え
ば、450〜650℃程度の温度まで加熱された後、こ
のヒーターに通電し、ガラス板の曲げ線部分を、
例えば650℃〜800℃程度の温度になるまで、更に
加熱する方法が挙げられる。
この加熱方法によつても、概ねその目的を達す
ることができるが、ヒーターがガラス板と或る距
離を隔てていることより熱伝達が遅くなり、伝熱
が広い範囲となり、所望の鋭い角度に折り曲げる
ことが困難な場合には、合せガラス用素板ガラス
の曲げ線に沿つて該素板ガラス表面に接してリボ
ンヒーターを配し、このリボンヒーターの通電加
熱により素板ガラスの曲げ線部分を局部的により
高温に加熱し、次いで鋭く折り曲げる方法や、あ
るいは素板ガラスの曲げ線の表面に銀ペースト等
の導電性ペーストを線状にプリントし、これを乾
燥してプリントヒーターを形成し、このプリント
ヒーターの通電加熱により素板ガラスの曲げ線分
を局所的により高温に加熱し、次いで鋭く折り曲
げる方法などが好ましく使用される。なお、リボ
ンヒーターを用いる場合、リボンヒーターが素板
ガラスの曲げ線からずれてしまう場合には、リボ
ンヒーターを素板ガラスの曲げ線に両面接着テー
プや接着剤、あるいはその他の保持手段により固
定しておくことも有効である。
ることができるが、ヒーターがガラス板と或る距
離を隔てていることより熱伝達が遅くなり、伝熱
が広い範囲となり、所望の鋭い角度に折り曲げる
ことが困難な場合には、合せガラス用素板ガラス
の曲げ線に沿つて該素板ガラス表面に接してリボ
ンヒーターを配し、このリボンヒーターの通電加
熱により素板ガラスの曲げ線部分を局部的により
高温に加熱し、次いで鋭く折り曲げる方法や、あ
るいは素板ガラスの曲げ線の表面に銀ペースト等
の導電性ペーストを線状にプリントし、これを乾
燥してプリントヒーターを形成し、このプリント
ヒーターの通電加熱により素板ガラスの曲げ線分
を局所的により高温に加熱し、次いで鋭く折り曲
げる方法などが好ましく使用される。なお、リボ
ンヒーターを用いる場合、リボンヒーターが素板
ガラスの曲げ線からずれてしまう場合には、リボ
ンヒーターを素板ガラスの曲げ線に両面接着テー
プや接着剤、あるいはその他の保持手段により固
定しておくことも有効である。
上記した様に、本発明方法において素板ガラス
面に接してリボンヒーターを配して素板ガラスを
折り曲げる場合や、素板ガラス面にプリントヒー
ターを設けて素板ガラスを折り曲げる場合には、
リボンヒーター又はプリントヒーターが2枚の合
せガラス用素板ガラスのいずれか一方と捨て板と
の間に挟まれて、かつ所望の曲げ線に沿つて位置
する様にするか、あるいはリボンヒーター又はプ
リントヒーターが捨て板を介して重ねられた合せ
ガラス用素板ガラスのガラス外表面側に、かつ所
望の曲げ線に沿つて位置する様にするのが好まし
い。特に、ガラス板等の捨て板を挟んで重ねられ
た2枚の合せガラス用素板ガラスを、鋭い角度に
折り曲げる場合には、曲げ線の局部加熱が効果的
に行なわれて所望の曲率が得られる様に、又捨て
板及び2枚の素板ガラスが同じ曲率となりミスマ
ツチがない様に、リボンヒーター又はプリントヒ
ーターが2枚の合せガラス用素板ガラスのいずれ
か一方と捨て板との間に挟まれる様に設けるのが
最適である。
面に接してリボンヒーターを配して素板ガラスを
折り曲げる場合や、素板ガラス面にプリントヒー
ターを設けて素板ガラスを折り曲げる場合には、
リボンヒーター又はプリントヒーターが2枚の合
せガラス用素板ガラスのいずれか一方と捨て板と
の間に挟まれて、かつ所望の曲げ線に沿つて位置
する様にするか、あるいはリボンヒーター又はプ
リントヒーターが捨て板を介して重ねられた合せ
ガラス用素板ガラスのガラス外表面側に、かつ所
望の曲げ線に沿つて位置する様にするのが好まし
い。特に、ガラス板等の捨て板を挟んで重ねられ
た2枚の合せガラス用素板ガラスを、鋭い角度に
折り曲げる場合には、曲げ線の局部加熱が効果的
に行なわれて所望の曲率が得られる様に、又捨て
板及び2枚の素板ガラスが同じ曲率となりミスマ
ツチがない様に、リボンヒーター又はプリントヒ
ーターが2枚の合せガラス用素板ガラスのいずれ
か一方と捨て板との間に挟まれる様に設けるのが
最適である。
上記したリボンヒーターとしては、650℃以上
に発熱し、かつ1200〜1300℃程度まで安定な電導
性材料、例えばニクロム(ニツケル−クロム合
金)、ステンレス鋼、タンタル、モリブデン、白
金、タンタル合金、モリブデン合金、白金合金な
どからなり、厚味0.05mm〜0.5mm、巾2mm〜20mm
程度で、電気抵抗が0.1Ω/m〜10Ω/m程度の
ものが最適である。
に発熱し、かつ1200〜1300℃程度まで安定な電導
性材料、例えばニクロム(ニツケル−クロム合
金)、ステンレス鋼、タンタル、モリブデン、白
金、タンタル合金、モリブデン合金、白金合金な
どからなり、厚味0.05mm〜0.5mm、巾2mm〜20mm
程度で、電気抵抗が0.1Ω/m〜10Ω/m程度の
ものが最適である。
又、プリントヒーターを形成しる導電性ペース
トとしては、Ag、Al、Pd、Pt等の導電金属の粉
末、あるいはその他導電性物質の粉末と低融点ガ
ラスフリツトの粉末と有機溶媒と増粘剤と、その
他所望の添加成分とを混合したペースト状のもの
が使用される。この導電性ペーストは、例えば1
mm〜30mm程度の巾の線状にプリントされ、乾燥さ
れてプリントヒーターとされる。中でも、導電性
ペーストとしては、導電性銀ペーストが最適であ
る。
トとしては、Ag、Al、Pd、Pt等の導電金属の粉
末、あるいはその他導電性物質の粉末と低融点ガ
ラスフリツトの粉末と有機溶媒と増粘剤と、その
他所望の添加成分とを混合したペースト状のもの
が使用される。この導電性ペーストは、例えば1
mm〜30mm程度の巾の線状にプリントされ、乾燥さ
れてプリントヒーターとされる。中でも、導電性
ペーストとしては、導電性銀ペーストが最適であ
る。
リボンヒーターを使用する場合、リボンヒータ
ーは曲げ加工後、捨て板と共に取除くことができ
る。また、プリントヒーターを使用する場合、プ
リントヒーターは必ずしも取除く必要はなく、残
存する様にしてもよい。なお残存させた場合、プ
リントヒーターが曲げ線部の光学歪を隠す着色帯
として利用できる。
ーは曲げ加工後、捨て板と共に取除くことができ
る。また、プリントヒーターを使用する場合、プ
リントヒーターは必ずしも取除く必要はなく、残
存する様にしてもよい。なお残存させた場合、プ
リントヒーターが曲げ線部の光学歪を隠す着色帯
として利用できる。
なお、本発明においては、折り曲げられた曲げ
線部分の光学歪やヒーターによる跡などの欠点を
穏すために素板ガラスの曲げ線部分を覆つて、少
くとも1枚の合せガラス用素板ガラスの外面側あ
るいは内面側、あるいは内面に不透明ないし半透
明の着色帯を設けておくこともできる。
線部分の光学歪やヒーターによる跡などの欠点を
穏すために素板ガラスの曲げ線部分を覆つて、少
くとも1枚の合せガラス用素板ガラスの外面側あ
るいは内面側、あるいは内面に不透明ないし半透
明の着色帯を設けておくこともできる。
本発明の方法は以上の如く構成されているの
で、本発明の方法により構造される鋭く折り曲げ
られた合せガラスは、鋭く折り曲げ加工されてい
ても、合せガラスを構成する2枚ないし3枚以上
の素板ガラスの曲率が一致し、即ち2枚の素板ガ
ラスを一定の間隔で均一に合せガラス用プラスチ
ツク中間膜により挟まれて合せ加工されている。
従つて、ねじれ、ゆがみ、不透明、発泡、割れ等
の事象が起らないので、特に自動車用曲げ合せガ
ラスとして有用である。
で、本発明の方法により構造される鋭く折り曲げ
られた合せガラスは、鋭く折り曲げ加工されてい
ても、合せガラスを構成する2枚ないし3枚以上
の素板ガラスの曲率が一致し、即ち2枚の素板ガ
ラスを一定の間隔で均一に合せガラス用プラスチ
ツク中間膜により挟まれて合せ加工されている。
従つて、ねじれ、ゆがみ、不透明、発泡、割れ等
の事象が起らないので、特に自動車用曲げ合せガ
ラスとして有用である。
第1図は、従来の方法により曲げ加工及び合せ
加工された鋭く折り曲げられた合せガラスの断面
図を示す。 1,1′:合せガラス用素板ガラス、2:合せ
ガラス用プラスチツク中間膜、3:すきま。
加工された鋭く折り曲げられた合せガラスの断面
図を示す。 1,1′:合せガラス用素板ガラス、2:合せ
ガラス用プラスチツク中間膜、3:すきま。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合せ加工する2枚の合せガラス用素板ガラス
の間に合せガラス用プラスチツク中間膜の厚みに
ほぼ相当する捨て板を挟み、該素板ガラスの所望
の鋭く折り曲げる曲げ線に沿つて設けられたヒー
ターを加熱して、素板ガラスの曲げ線部分を加熱
して素板ガラス及び捨て板を同時に曲げ加工した
後、該捨て板を除き、前記の2枚の合せガラス用
素板ガラスの間に合せガラス用プラスチツク中間
膜を挟み、次いで合せ加工することを特徴とする
鋭く折り曲げられた合せガラスの製造方法。 2 前記捨て板が板ガラス、シリカクロス又は耐
熱性布であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の鋭く折り曲げられた合せガラスの製造
方法。 3 前記合せガラス用素板ガラスの鋭く折り曲げ
ようとする所望の直線状又は彎曲線状の曲げ線に
沿つてヒーターとしてリボンヒータを配し、次い
で該素板ガラスを加熱炉内へ入れて素板ガラスを
所用温度に加熱した後該ヒータに通電し、素板ガ
ラスの曲げ線部分を素板ガラスの軟化点以上の温
度に加熱して前記曲げ線に沿つて該素板ガラスを
鋭く折り曲げることを特徴とする特許請求の範囲
第1項の記載の鋭く折り曲げられた合せガラスの
製造方法。 4 前記合せガラス用素板ガラスの所望の直線状
又は彎曲線状の曲げ線に沿つてヒーターとして導
電性ペーストを線状にプリントし、プリントヒー
ターを形成し、次いで該素板ガラスを加熱炉内へ
入れて素板ガラスを所要温度に加熱した後、該ヒ
ーターに通電し、素板ガラスの曲げ線部分を素板
ガラスの軟化点以上の温度に加熱し前記曲げ線に
沿つて該素板ガラスを鋭く折り曲げることを特徴
とする特許請求の範囲第1項の鋭く折り曲げられ
た合せガラスの製造方法。 5 ヒーターが、2枚の合せガラス用素板ガラス
のいずれか一方と捨て板との間に、かつ所望の曲
げ線に沿つて配されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の鋭く折り曲げられた合せ
ガラスの製造方法。 6 ヒーターが、捨て板を介して重ねられた合せ
ガラス用素板ガラスのガラス外表面側に、かつ所
望の曲げ線に沿つて配されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の鋭く折り曲げられ
た合せガラスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21499681A JPS58120546A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 鋭く折り曲げられた合せガラスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21499681A JPS58120546A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 鋭く折り曲げられた合せガラスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58120546A JPS58120546A (ja) | 1983-07-18 |
JPS6218502B2 true JPS6218502B2 (ja) | 1987-04-23 |
Family
ID=16664967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21499681A Granted JPS58120546A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 鋭く折り曲げられた合せガラスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58120546A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122140A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Asahi Glass Co Ltd | 屈曲された合せガラスの製法 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP21499681A patent/JPS58120546A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58120546A (ja) | 1983-07-18 |
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