JPH04295021A - 合せガラス用素板ガラスの曲げ成形方法 - Google Patents

合せガラス用素板ガラスの曲げ成形方法

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JPH04295021A
JPH04295021A JP8313391A JP8313391A JPH04295021A JP H04295021 A JPH04295021 A JP H04295021A JP 8313391 A JP8313391 A JP 8313391A JP 8313391 A JP8313391 A JP 8313391A JP H04295021 A JPH04295021 A JP H04295021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
bending
sheets
laminated
coating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8313391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Sato
一仁 佐藤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合せガラス用素板ガラス
の曲げ成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の風防ガラス,リヤガラス等にお
いては設計上の要求により種々の形状に曲げ加工したガ
ラス板が多く使用されている。最近、自動車等のデザイ
ンの多様化及び高機能化に伴って、また、自動車等の設
計上の要求から、合せガラスにおいても、曲げられた形
状であり、かつ、塗装被膜,導電性被膜,装飾用被膜等
の各種プリントを有するものが要求されている。
【0003】このような被膜は、その保護の観点から合
せガラスを形成する2枚のガラス板の間、すなわち中間
膜側に配置するのが通常である。
【0004】又、曲げ成形をこれら合せガラス用素板ガ
ラスに施す場合、一枚ずつ別に曲げ成形したのでは、曲
げ成形の精度が微妙にくい違い、中間膜の剥離等の原因
となる。そこで、2枚の合せガラス用素板ガラスを重ね
合せた状態で同時に曲げ成形するのが通常である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の被膜を有
する合せガラス用素板ガラスを曲げ成形する際には、曲
げ成形の際の加熱によって、前述の被膜が他方の合せガ
ラス用素板ガラスに付着したり、あるいは、このため両
合せガラス用素板ガラスが貼り付いてしまい、剥れなく
なるなどの不良が生じることがあった。
【0006】このような問題点を解決するために、被膜
を施す面積や場所を限定したり、曲げ加工を施す前に、
予め素板ガラス面に被膜を十分に焼成して焼き付けたり
するなど方法が使用されるが、いずれも十分ではなく、
また焼成に時間をかけることは、製造タクトの低下を招
く問題点がある。
【0007】又、いわゆる逆合せ曲げという方法も提案
されている。これは、通常は上に凹型の曲げ型に外板ガ
ラス(すなわち、曲げ形状の外側に位置する合せガラス
用素板ガラス),内板ガラス(すなわち、曲げ形状の内
側に位置する合せガラス用素板ガラス)の順に載せて、
加熱し、自重による曲げ成形を行なうが、これとは反対
に、曲げ型上に内板ガラス,外板ガラスの順に載せて、
曲げ成形を行なうものである。これによれば、被膜が両
素板ガラスの外側にくるため、2枚の合せガラス用素板
ガラスが貼り付いてしまうなどの不良は生じないが、曲
げ成形後、外板ガラス,内板ガラスを入れ替えて、中間
膜を積層,接着し、合せガラスとするため、形状の不一
致が生じ易い難点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決するためになされたものであり、少なくとも一方
に被膜が形成された2枚の合せガラス用素板ガラスを、
該被膜側を2枚の合せガラス用素板ガラスの内面側とし
て重ねて同時に曲げ成形する方法であって、2枚の素板
ガラスの間に離型クロスを挟んだ状態で曲げ型上に載置
し、曲げ加工可能な温度にまで加熱することにより素板
ガラスを自重により垂下させて曲げ加工することを特徴
とする合せガラス用素板ガラスの曲げ成形方法を提供す
るものである。
【0009】ここにおいて、被膜は曲げ加工温度で軟化
し、付着しやすい性質を有するものであれば、何でも対
象となり、そのような被膜について、本発明は効果を有
する。
【0010】具体的にはガラス板の周辺に塗工される着
色セラミック含有ガラスフリットや導電性のペースト類
からなるもの,その他塗装,プリント,印刷などの手法
により形成される被膜がある。これらの被膜は少なくと
も1枚のガラス板に設けられていればよく、又、全面に
わたって設けられていても、部分的に設けられていても
良い。
【0011】又、離型クロスとしては、シリカ等のガラ
スクロス,耐熱性布等のものであればよい。厚さ 0.
1mm以下の薄いものであればより望ましい。本発明に
おいては、かかる離型クロスを2枚の合せガラス用素板
ガラスの間にはさんで曲げ成形するため、一方のガラス
に設けられた被膜が他方のガラス板に転写されたり、両
ガラス板が貼り付いたりすることを防ぐことができる。 特に、ガラス板上に設けられた被膜が、セラミック含有
ガラスフリットやペーストからなる場合はガラスファイ
バー製のクロスを使用することが有効である。このクロ
スは、使用に際して接着剤成分を除去するため、一度、
使用温度近くまで加熱しておくことが好ましい。
【0012】合せ素板ガラスの曲げ加工は、一般に、加
熱炉中で加熱により軟化せしめ、自重曲げ成形法又はプ
レス曲げ成形法により、曲げることによって行なわれる
が、合せ素板ガラスを所望の曲げ線に沿って鋭く折り曲
げる場合は、上記曲げ線部分で折れ曲がる様に他の部分
に較べてその折り曲げ線部分を局部的により高い温度に
加熱することが望ましい。この曲げ線部分の加熱の一手
段として、ガラス板の曲げ線に近接してヒーターを配置
し、加熱炉内でガラス板が所要温度、例えば、450 
℃〜650 ℃程度の温度まで加熱した後、このヒータ
ーに通電し、ガラス板の曲げ線部分を、例えば、650
 ℃〜800℃程度の温度になるまで更に加熱する方法
が挙げられる。
【0013】また、自重曲げ成形法にプレス曲げ成形法
を併用することもできる。本発明はプレス曲げの際の加
重力により、一方のガラス板上の被膜が他方のガラス板
上に転写等されることを防ぐことができるので、特に、
プレス曲げ成形法を併用した場合に有効である。
【0014】さらに、合せガラスを製造するには、通常
、曲げ加工,洗浄,乾燥した2枚ないし3枚以上の素板
ガラスの間にポリビニルブチラールフィルム等の合せガ
ラス用プラスチック中間膜を挟み、オートクレーブに入
れて加熱,加圧して圧着することにより得られるが、無
論この方法に限るわけではない。
【0015】
【実施例】外板ガラス1として合せ面に着色セラミック
含有ガラスフリットと銀ペースト・被膜がプリントされ
た2mm厚のガラス板を、内板ガラス3として合せ面に
着色セラミック含有ガラスフリットがプリントされた2
mm厚のガラス板を用意し、これらを図1に示したよう
な自重用曲げ型10上に外板ガラス1,0.1mm 厚
のガラスクロス2,内板ガラス3の順に載置した(図1
(a) )。これを 550℃〜650 ℃程度にまで
加熱し、両ガラス板を軟化、自重によって垂下せしめて
、曲げ型10の曲げ成形面11に沿うまで曲げ、成形を
施した(図1(b) )。
【0016】さらに曲げ型10において、曲率の小さい
曲げ成形面となっている部分に、両ガラス板の上から、
プレス荷重を加え、完全に両ガラス板を曲げ型10の曲
げ成形面11に沿わしめた。
【0017】その後、徐冷し、2枚のガラスを剥離した
が、良好な離型性を示した。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、2枚重ねられた合せ素
板ガラスの内面に施された被膜による曲げ成形時の2枚
のガラスの貼り付きや、一方のガラス板上の被膜の他方
のガラス板への転写を防ぎ、良好な両ガラス板の離型性
及び成形性を得ることができた。
【0019】特に、従来、曲げ成形前に仮焼成が必要だ
ったセラミック含有ガラスフリット等の被膜を有するガ
ラス板を用いた合せガラス用素板ガラスであっても、曲
げ成形後の離型性が良いため、仮焼成温度を低くして、
製造タクトを向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を示す側面図
【符号の説明】
1  外板ガラス 2  ガラスクロス 3  内板ガラス 10  曲げ型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方に被膜が形成された2枚の
    合せガラス用素板ガラスを該被膜側を2枚の合せガラス
    用素板ガラスの内面側として重ねて同時に曲げ成形する
    方法であって、2枚の素板ガラスの間に離型クロスを挟
    んだ状態で曲げ型上に載置し、曲げ加工可能な温度にま
    で加熱することにより素板ガラスを自重により垂下させ
    て曲げ加工することを特徴とする合せガラス用素板ガラ
    スの曲げ成形方法。
JP8313391A 1991-03-22 1991-03-22 合せガラス用素板ガラスの曲げ成形方法 Withdrawn JPH04295021A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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