JP3294755B2 - コーティング膜付き板ガラスの曲げ成形方法及びコーティング膜付き板ガラス - Google Patents

コーティング膜付き板ガラスの曲げ成形方法及びコーティング膜付き板ガラス

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JP3294755B2 JP04485896A JP4485896A JP3294755B2 JP 3294755 B2 JP3294755 B2 JP 3294755B2 JP 04485896 A JP04485896 A JP 04485896A JP 4485896 A JP4485896 A JP 4485896A JP 3294755 B2 JP3294755 B2 JP 3294755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコーティング膜付き
板ガラスの曲げ成形方法及びコーティング膜付き板ガラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の窓ガラスには防眩性や反射防止
性などを備えたものがある。一般に、これらの窓ガラス
は表面にコーティング膜を施すことにより得ることがで
き、コーティング膜の成膜方法の1例としてゾル・ゲル
法がある。以下、ゾル・ゲル法によりコーティング膜付
き板ガラスの曲げ成形方法を説明する。
【0003】図8(a)〜(e)はコーティング膜付き
板ガラスの曲げ成形方法(第1従来例)の工程説明図で
ある。 (a)は板ガラス100を垂直に吊り下げて液槽内のコ
ーティング液102にディッピングした状態を示す。な
お、予め板ガラス100の裏面にマスク101を施して
おく。 (b)は板ガラス100をコーティング液102から引
き上げてマスク101を取り除いた状態を示す。板ガラ
ス100は表面のみにコーティング液102を塗布した
状態になる。 (c)は板ガラス100にコーティング膜102aを成
膜した状態を示す。250℃でコーティング液102を
焼成することによりコーティング膜102aが成膜して
熱収縮して残留収縮応力F1,F1が発生する。この場
合、板ガラス100は未軟化状態で板ガラス100の内
部弾性応力が残留収縮応力F1,F1より大きいので、板
ガラス100が曲る心配はない。
【0004】 (d)は板ガラス100を軟化温度まで加熱した状態を
示す。加熱炉106内で板ガラス100を軟化温度(約
570〜700℃)まで加熱することにより、板ガラス
100の内部弾性力がコーティング膜102aの残留収
縮応力F1,F1より小さくなり板ガラス100が湾曲状
に塑性変形する。なお、残留収縮応力F1,F1は加熱温
度が250℃から上昇するに従って増加して約450℃
で最大値になる。 (e)は湾曲状に塑性変形した板ガラス100をプレス
成形した状態を示す。左右のプレス型108a,108
bで板ガラス100をプレス成形して湾曲状の窓ガラス
を製造する。
【0005】図9(a)〜(f)はコーティング膜付き
板ガラスの曲げ成形方法(第2従来例)の工程説明図で
ある。なお、(a)〜(c)の工程は図8(a)〜
(c)と同様なので説明を省略する。
【0006】(d)は板ガラス100を搬送ベッド11
0上に配置して軟化温度まで加熱した状態を示す。この
場合、コーティング膜102aを下向きにして板ガラス
100を搬送ベッド110に配置する理由は以下の〜
の通りである。自動車の窓ガラスは凹面を室内に向
けて取り付る。窓ガラスにコーティング膜を成膜す
る場合、損傷などの防止のために窓ガラスの内面(すな
わち、凹面)にコーティング膜を成膜する。窓ガラス
を製造する場合、湾曲成形した窓ガラスをローラ搬送し
ながら冷却するが、この場合窓ガラスの搬送姿勢を安定
させるために窓ガラスの凹面を下向きにする。〜の
理由から、コーティング膜付き板ガラスを湾曲成形する
場合、一般に板ガラス100に塗布したコーティング膜
102aを下向きにする。コーティング膜102aが下
向きになるので、コーティング膜102aの損傷を防止
するために搬送ベッド110で板ガラス100を浮上さ
せた状態で加熱炉109内で軟化温度まで加熱する。こ
れにより、板ガラスの内部弾性力がコーティング膜の残
留収縮応力F1,F1より小さくなり、コーティング膜の
残留収縮応力F1,F1で板ガラスが湾曲状に塑性変形す
る。
【0007】 (e)は湾曲状に塑性変形した板ガラス100をプレス
成形した状態を示し、 (f)は湾曲成形した板ガラス100を搬送ローラ11
1…で搬送しながら冷却する状態を示す。湾曲状に成形
した板ガラス100は凸面が上向きなので、板ガラス1
00の周端部が搬送ローラ111…に接触して搬送中の
板ガラス100の搬送姿勢が安定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8、図9の従来の技
術は湾曲した板ガラス100を、プレス型108a,1
08bで更に湾曲成形するものである。しかし、プレス
後の板ガラス100を調べたところ、仕上り形状にばら
つきが発生し若しくは予定の形状との誤差が大きいこと
が分かった。その上、プレス成形後の湾曲ガラスの反射
歪の品質が劣るという問題がある。一般に、プレス型1
08a,108bは軟化温度まで加熱した平坦な或いは
一定のRを有する板ガラスを湾曲成形するのに適してお
り、上記従来例のようにコーティング膜の残留収縮応力
1,F1の作用で「湾曲した板ガラス」を湾曲成形する
には適していないと推定できる。コーティング膜の残留
収縮応力F1,F1の作用とプレス型108a,108b
の作用とが干渉しあうからであると考えられる。また、
図9(d)で板ガラス100を浮上させる場合、板ガラ
ス100が下向きに湾曲するので、通常と同条件で浮上
させて加熱搬送を行うと、板ガラス100の両縁が搬送
ベッド110と擦れる。従って、通常以上に板ガラス1
00を浮上させる必要がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、プレス成形前の
板ガラスを平坦にして反射歪の品質に優れた湾曲板ガラ
スを製造することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、水平の板ガラスの一方の片面
熱収縮性コーティング液を塗布する工程と、前記コーテ
ィング液を加熱して成膜する工程と、前記板ガラスの他
方の片面を少なくとも軟化点まで加熱すると共に前記一
方の片面を他方の片面より高温に加熱する工程と、前記
板ガラスを成形型で湾曲成形する工程とからなる。
【0011】請求項2は、水平の板ガラスの一方の片面
に熱収縮性コーティング液を塗布、前記コーティング
液を加熱して成膜、前記板ガラスの他方の片面を少な
くとも軟化点まで加熱すると共に前記一方の片面を他方
の片面より高温に加熱し、この加熱した板ガラスを成形
型で湾曲成形したことを特徴とする
【0012】請求項1のコーティング膜付き板ガラスの
曲げ成形方法、及び請求項2のコーティング膜付き板ガ
ラスによれば、コーティング液を焼成することにより板
ガラスを湾曲状に曲げようとする残留収縮応力がコーテ
ィング膜に発生する。そして、コーティング膜を施した
板ガラスのコーティング膜を上向きにして水平搬送しな
がら軟化温度まで加熱する。この場合、コーティング膜
を施した片面の加熱温度を他方の片面の加熱温度より高
くする。従って、コーティング膜を施した片面側の熱膨
張量が他方の片面側の熱膨張量より大きくなり、板ガラ
スを湾曲状に曲げようとする応力が発生し、この応力で
コーティング膜の残留収縮応力を相殺することができ
る。従って、板ガラスを平坦に保ちながら軟化温度まで
加熱することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。
【0014】図1は本発明に係るコーティング膜付き板
ガラスの曲げ成形装置を示す側面図である。コーティン
グ膜付き板ガラスの曲げ成形装置1は、板ガラス2にコ
ーティング液を塗布する塗布手段3と、コーティング液
を焼成してコーティング膜4aとする乾燥手段8と、板
ガラス2を軟化温度まで加熱する加熱炉10と、加熱炉
10で軟化した板ガラス2をプレス成形する上下のプレ
ス型15a,15bと、プレス成形した板ガラス2を搬
送する搬送ローラ20a,20b,20cとからなる。
加熱炉10内に板ガラス2を搬入・搬出する搬送手段1
1は後述する。また、塗布手段はディッピング法やグラ
ビアコーティング法等がある。なお、乾燥手段8を使用
しないで加熱炉10でコーティング液4を焼成してもよ
い。
【0015】第1実施の形態; 図2(a)〜(f)は本発明に係るコーティング膜付き
板ガラスの曲げ成形方法(第1実施の形態)の工程説明
図である。 (a)は板ガラス2を垂直に吊り下げて液槽6内のコー
ティング液4にディッピングした状態を示す。この場
合、板ガラス2の裏面にマスク6aを施して液槽6のコ
ーティング液4内にディッピングする。 (b)は板ガラス2をコーティング液4から引き上げて
マスク6aを取り除いた状態を示す。板ガラス2は表面
のみにコーティング液4を塗布した状態になる。
【0016】(c)は板ガラス2にコーティング膜4a
を成膜した状態を示す。250℃でコーティング膜4a
を焼成することにより熱収縮してコーティング膜4aに
残留収縮応力F1,F1が発生する。この場合、板ガラス
2が未軟化状態にあるので板ガラス2の内部弾性応力が
残留収縮応力F1,F1より大きく板ガラス2を平坦に保
つ。
【0017】(d)は板ガラス2を軟化温度まで加熱し
た状態を示す。コーティング膜4aを上向きにして板ガ
ラス2を搬送ローラ11a…(搬送手段11;図1参
照)に載置し、搬送ローラ11a…で加熱炉10内を搬
送しながら軟化温度(570〜700℃)まで加熱す
る。これにより、板ガラス2の内部弾性力がコーティン
グ膜4aの残留収縮応力F1,F1より小さくなり、板ガ
ラス2を湾曲状に曲げようとするが、板ガラス2の自重
1,W1が作用して残留収縮応力F1,F1を相殺する。
これにより、板ガラス2は平坦になる。コーティング膜
4aの残留収縮応力F1,F1は加熱温度が250℃から
上昇するに従って増加して約450℃で最大値になる。
【0018】なお、板ガラス2を搬送ローラ11a…で
搬送する場合、コーティング膜4aを下向きに配置して
も同様の効果を得るが、この場合、コーティング膜4a
が搬送ローラ11a…の表面で擦れるのでコーティング
膜4aに損傷が発生して好ましくない。
【0019】 (e)は平坦な板ガラス2をプレス成形した状態を示
す。平坦な板ガラス2を上下のプレス型15a,15b
でプレス成形するので仕上り精度が良好になる。 (f)は湾曲成形した板ガラス2を搬送ローラ20,2
0b,20cで搬送しながら冷却する状態を示す。曲げ
成形した板ガラス2は下側が凸面になるので、3分割し
た搬送ローラ20a,20b,20cをそれぞれ板ガラ
ス2の凸面に沿うように配置して板ガラス2を安定した
姿勢で搬送する。
【0020】第2実施の形態; 図3(a)〜(e)は本発明に係るコーティング膜付き
板ガラスの曲げ成形方法(第2実施の形態)の工程説明
図である。 (a)は水平搬送中の板ガラス2の上面にコーティング
液4を塗布した状態を示す。搬送ローラ7…で水平に板
ガラス2を搬送し、この搬送中に板ガラス2の上面にコ
ーティング液4をグラビアコーティング法で塗布する。 (b)は板ガラス2にコーティング膜4aを成膜した状
態を示す。250℃でコーティング膜4aを焼成するこ
とによりコーティング膜4aに残留収縮応力F1,F1
発生する。このとき、板ガラス2が未軟化状態なので板
ガラス2の内部弾性応力がコーティング膜4aの残留収
縮応力F1,F1より大きく板ガラスを平坦に保つ。
【0021】(c)〜(e)は図2の(d)〜(f)と
同様である。すなわち、 (c)は板ガラス2を軟化温度まで加熱した状態を示
す。コーティング膜4aを上向きにして板ガラス2を搬
送ローラ11a…に載置し、搬送ローラ11a…で加熱
炉10内を搬送しながら軟化温度(570〜700℃)
まで加熱する。これにより、板ガラス2の内部弾性力が
コーティング膜4aの残留収縮応力F1,F1より小さく
なり、板ガラス2を湾曲状に曲げようとするが、板ガラ
ス2の自重W1,W1が作用して残留収縮応力F1,F1
相殺する。これにより、板ガラス2を平坦に保つ。コー
ティング膜4aの残留収縮応力F1,F1は加熱温度が2
50℃から上昇するに従って増加して約450℃で最大
値になる。
【0022】 (d)は平坦な板ガラス2をプレス成形した状態を示
す。平坦な板ガラス2を上下のプレス型15a,15b
でプレス成形するので仕上り精度が良好になる。 (e)は湾曲成形した板ガラス2を搬送ローラ20a,
20b,20cで搬送しながら冷却する状態を示す。曲
げ成形した板ガラス2は下側が凸面になるので、3分割
した搬送ローラ20a,20b,20cをそれぞれ板ガ
ラス2の凸面に沿うように配置して板ガラス2を安定し
た姿勢で搬送する。
【0023】第3実施の形態; 図4(a)〜(f)は本発明に係るコーティング膜付き
板ガラスの曲げ成形方法(第3実施の形態)の工程説明
図である。なお、(a)〜(c)は図2の(a)〜
(c)と同様である。すなわち、 (a)は板ガラス2を垂直に吊り下げて液槽6内のコー
ティング液4にディッピングした状態を示す。この場
合、板ガラス2の裏面にマスク6aを施して液槽6のコ
ーティング液4内にディッピングする。 (b)は板ガラス2をコーティング液4から引き上げて
マスク6を取り除いた状態を示す。板ガラス2は表面の
みにコーティング液4を塗布した状態になる。
【0024】(c)は板ガラス2にコーティング膜4a
を成膜した状態を示す。250℃でコーティング膜4a
を焼成することにより熱収縮してコーティング膜4aに
残留収縮応力F1,F1が発生する。この場合、板ガラス
2が未軟化状態にあるので板ガラス2の内部弾性応力が
残留収縮応力F1,F1より大きく板ガラス2を平坦に保
つ。
【0025】(d)は搬送ベッド11b(搬送手段1
1;図1参照)上に浮上した板ガラス2を軟化温度まで
加熱した状態を示す。コーティング膜4aを上向きにし
て板ガラス2を搬送ベッド11bの上方に浮上させた状
態で加熱炉10内を搬送しながら板ガラス2の上面をT
1に加熱すると共に下面をT2に加熱する。加熱温度
1、T2はT2<T1(但し、T2は軟化温度以上の温度
である。)の関係を満たす。従って、板ガラス2は上面
の熱膨張量が下面の熱膨張量より大きくなり、板ガラス
2の上面側に応力F2,F2が発生し、応力F2,F2でコ
ーティング膜4aの残留収縮応力F1,F1を相殺して板
ガラス2を平坦に保つ。なお、コーティング膜4aの残
留収縮応力F1,F1は加熱温度が上昇するに従って増加
して約450℃で最大値になる。
【0026】(e),(f)は図3の(d),(e)と
同様である。すなわち、(e)は平坦な板ガラス2をプ
レス成形した状態を示す。平坦な板ガラス2を上下のプ
レス型15a,15bでプレス成形するので仕上り精度
が良好になる。(f)は湾曲成形した板ガラス2を搬送
ローラ20a,20b,20cで搬送しながら冷却する
状態を示す。曲げ成形した板ガラス2は下側が凸面にな
るので、3分割した搬送ローラ20a,20b,20c
をそれぞれ板ガラス2の凸面に沿うように配置して板ガ
ラス2を安定した姿勢で搬送する。
【0027】第4実施の形態; 第3実施の形態の図4(d)に代えて、コーティング膜
4aが下向きになるように板ガラス2を配置しても第3
実施の形態と同様の効果を得ることができる。この場
合、板ガラス2の上面をT2に加熱すると共に下面をT1
に加熱する。加熱温度T1、T2はT2<T1(但し、T2
は軟化温度以上の温度である。)の関係を満たす。
【0028】第5実施の形態; 第3実施の形態の図4(d)に代えて、コーティング膜
4aを上向きにした板ガラス2を搬送ローラ11a…
(図2(d)参照)に載置しても同様の効果を得ること
ができる。この場合、板ガラス2の自重W1,W1(図2
(d)参照)がコーティング膜4aの残留収縮応力
1,F1を相殺するように働くので、より効率よく板ガ
ラス2を平坦に保つ。
【0029】第6実施の形態; 図5(a)〜(e)は本発明に係るコーティング膜付き
板ガラスの曲げ成形方法(第6実施の形態)の工程説明
図である。なお、(a),(b)は図3の(a),
(b)と同様であり、(c)〜(e)は図4の(d)〜
(f)と同様である。すなわち、 (a)は水平搬送中の板ガラス2の上面にコーティング
液4を塗布した状態を 示す。搬送ローラ7…で水平に板ガラス2を搬送し、こ
の搬送中に板ガラス2の上面にコーティング液4をグラ
ビアコーティング法で塗布する。 (b)は板ガラス2にコーティング膜4aを成膜した状
態を示す。250℃でコーティング膜4aを焼成するこ
とによりコーティング膜4aに残留収縮応力F1,F1
発生する。このとき、板ガラス2が未軟化状態なので板
ガラス2の内部弾性応力がコーティング膜4aの残留収
縮応力F1,F1より大きく板ガラスを平坦に保つ。
【0030】(c)は搬送ベッド11b上に浮上した板
ガラス2を軟化温度まで加熱した状態を示す。コーティ
ング膜4aを上向きにして板ガラス2を搬送ベッド11
bの上方に浮上させた状態で加熱炉10内を搬送しなが
ら板ガラス2の上面をT1に加熱すると共に下面をT2
加熱する。加熱温度T1、T2はT2<T1(但し、T2
軟化温度以上の温度である。)の関係を満たす。従っ
て、板ガラス2は上面の熱膨張量が下面の熱膨張量より
大きくなり、板ガラス2の上面側に応力F2,F2が発生
し、応力F2,F2でコーティング膜4aの残留収縮応力
1,F1を相殺して板ガラス2を平坦に保つ。なお、コ
ーティング膜4aの残留収縮応力F1,F1は加熱温度が
上昇するに従って増加して約450℃で最大値になる。
【0031】 (d)は平坦な板ガラス2をプレス成形した状態を示
す。平坦な板ガラス2を上下のプレス型15a,15b
でプレス成形するので仕上り精度が良好になる。 (e)は湾曲成形した板ガラス2を搬送ローラ20a,
20b,20cで搬送しながら冷却する状態を示す。曲
げ成形した板ガラス2は下側が凸面になるので、3分割
した搬送ローラ20a,20b,20cをそれぞれ板ガ
ラス2の凸面に沿うように配置して板ガラス2を安定し
た姿勢で搬送する。
【0032】
【実施例】第1実施例; 図3(a)〜(e)に示す第2実施の形態の手順で3層
コーティング膜付き板ガラスを曲げ成形した。先ず、コ
ーティングA液を以下の工程で調合する。テトラn‐ブ
トキシジルコニウム41.3gにアセト酢酸エチル2
8.0gを加えて30分間室温で攪拌してジルコニウム
ブトキシジアセト酢酸エチルを形成する。続いて、この
ジルコニウムブトキシジアセト酢酸エチルに、ブチルセ
ルソルブ425.9g、ヘキシレングリコール250
g、テトラエトキシシランの5量体(コルコート社製、
製品名「エチルシリケート40」)43.0g、0.0
1N塩酸5.2gを順次加えて室温で2時間攪拌してコ
ーティングA液を調合する。この調合されたコーティン
グA液はSi/Zrのモル比が、Si/Zr =8/3
になる低屈折率コーティング液である。
【0033】次に、コーティングB液を以下の工程で調
合する。テトラn‐ブトキシジルコニウム164.9g
にアセト酢酸エチル111.9gを加えて30分間室温
で攪拌してジルコニウムブトキシジアセト酢酸エチルを
形成する。続いて、このジルコニウムブトキシジアセト
酢酸エチルに、ブチルセルソルブ425.9g、ヘキシ
レングリコール250g、テトラエトキシシランの5量
体(コルコート社製、製品名「エチルシリケート4
0」)43.0g、0.01N塩酸5.2gを順次加え
て室温で2時間攪拌してコーティングB液を調合する
この調合されたコーティングB液はSi/Zrのモル比
が、Si/Zr=2/3になる中屈折率コーティング液
である。
【0034】図6(a)〜(c)は3層コーティング膜
の成膜説明図である。この3層コーティング膜18を図
3に示す第2実施の形態の手順で成膜する。 (a)は板ガラス2の上面にコーティングA膜18aを
成膜した状態を示す。図3(a)の工程でコーティング
A液18aをグラビアコーティング法により板ガラス2
(板厚3.4mmのソーダライムガラス)の片側全面に
塗布し、図3 (b)の工程で板ガラス2に塗布したコーティングA液
を250℃で30分間乾燥してコーティングA膜18a
を成膜する。
【0035】(b)はコーティングA膜18aの表面に
コーティングB膜18bを成膜した状態を示す。コーテ
ィングA膜18aと同様に、図3(a),(b)の工程
でコーティングA膜の表面にコーティングB膜18bを
成膜する。
【0036】(c)はコーティングB膜18bの表面に
コーティングA膜18cを成膜した状態を示す。コーテ
ィングB膜18bと同様に、図3(a),(b)の工程
でコーティングB膜4bの表面にコーティングA膜18
cを成膜して、3層コーティング膜18を成膜する。こ
の3層コーティング膜18は、3層(ガラス/A膜
18a/B膜18b/A膜18c/空気)型反射防止膜
である。
【0037】次に、図3(c)の工程で板ガラス2を3
層コーティング膜18を上向きにして搬送ローラ11a
…に配置し、板ガラス2を加熱炉10内で軟化温度(約
570℃〜700℃)で加熱する。これにより、板ガラ
ス2の内部弾性力が3層コーティング膜18の残留収縮
応力F1,F1より小さくなるが、板ガラスの自重W1
1が作用して残留収縮応力F1,F1を相殺して板ガラ
ス2を平坦に保つ。次いで、(d)の工程で、平坦な板
ガラス2を上下プレス型15a,15bでプレス成形
し、(e)の工程で湾曲成形した板ガラス2を搬送ロー
ラ20a,20b,20cで搬送しながら冷却する。
【0038】湾曲成形した板ガラス2の反射歪を検査し
た結果反射歪の品質に優れ、3層コーティング膜18を
施さない板ガラスと同様の状態であった。
【0039】第1比較例; 図8(a)〜(e)に示す第1従来例の手順で3層コー
ティング膜付き板ガラスを曲げ成形した。先ず、(a)
〜(c)の工程を順次繰返して3層コーティング膜18
を成膜する(図6(c)参照)。次に、(d)の工程
で、板ガラス2を軟化温度(約570〜700℃)まで
加熱する。これにより、板ガラス2の内部弾性力が3層
コーティング膜は残留収縮応力F1,F1より小さくなり
板ガラス2が湾曲状に塑性変形する。次に、(e)の工
程で、湾曲状に塑性変形した板ガラス2をプレス成形す
る。この板ガラス2を反射歪を検査した結果、第1実施
例の板ガラス2と比較して反射歪の品質が劣ることが確
認された。
【0040】第2比較例; 図9(a)〜(f)に示す第2従来例の手順で3層コー
ティング膜付き湾曲板ガラスを成形した。先ず、第1比
較例と同様に(a)〜(c)の工程を順次繰返して3層
コーティング膜18を成膜する(図6(c)参照)。次
に、(d)の工程で、3層コーティング膜18を下向き
にして板ガラス2を搬送ベッド110の上方に浮上させ
た状態で軟化温度(570〜700℃)まで加熱する。
従って、板ガラス2の内部弾性力が3層コーティング膜
18の残留収縮応力F1,F1より小さくなり板ガラス2
が湾曲状に塑性変形する。これにより、3層コーティン
グ膜18の周端部が搬送ベッド110に擦れて板ガラス
2の搬送を妨げた。
【0041】第2実施例; 図5(a)〜(e)に示す第6実施の形態の手順で2層
コーティング膜付き板ガラスを曲げ成形した。
【0042】先ず、コーティングC液を以下の工程で調
合する。テトラn‐ブトキシジルコニウム164.9g
にアセト酢酸エチル111.9gを加えて30分間室温
で攪拌してジルコニウムブトキシジアセト酢酸エチルを
形成する。次に、このジルコニウムブトキシジアセト酢
酸エチルに、ブチルセルソルブ425.9g、ヘキシレ
ングリコール250g、テトラエトキシシランの5量体
(コルコート社製、製品名「エチルシリケート40」)
43.0g、0.01N塩酸5.2gを順次加えて室温
で2時間攪拌してコーティングC液を調合する。この調
合されたコーティングC液はSi/Zrのモル比が、S
i/Zr =2/3になる中屈折率コーティング液であ
る。
【0043】次に、コーティングD液を以下の工程で調
合する。エチルセルソルブ59.8gにアセチルアセト
ン8.9g、テトライソプロポキシチタン12.6gを
加えて40℃で攪拌する。次に、テトラエトキシシラン
の5量体2.0g、0.01Nの塩酸0.2gを加えて
40℃で4時間攪拌する。次いで、硝酸セリウム6水和
物13.5gを加えて40℃で2時間攪拌した後、3g
のトリメチロールプロパントリアクリレート・6エチレ
ンオキシドユニット付加物(TMPTA E06)を加
えて攪拌してコーティングD液を調合する。この調合さ
れたコーティングD液はSi/Ti/Ceのモル比が、
Si/Ti/Ce=3/10/7になる高屈折率コーテ
ィング液である。
【0044】図7(a),(b)は2層コーティング膜
の成膜説明図である。この2層コーティング膜は図5に
示す第6実施の形態の手順で成膜する。 (a)は板ガラス2の上面にコーティングC膜19aを
成膜した状態を示す。図5(a)の工程でコーティング
C液をグラビアコーティング法により板ガラス2(板厚
3.4mmのソーダライムガラス)の片側全面に塗布
し、(b)の工程で板ガラス2に塗布したコーティング
C液を250℃で30分間乾燥してコーティングC膜1
9aを成膜する。
【0045】(b)はコーティングC膜19aの表面に
コーティングD膜19bを成膜した状態を示す。コーテ
ィングC膜19aと同様に、図5(a),(b)の工程
でコーティングC膜19aの表面にコーティングD膜1
9bを成膜して2層コーティング膜19を成膜する。こ
の2層コーティング膜19は、2層(ガラス/C膜
19a/D膜19b/空気)型反射防止膜である。
【0046】次に、(c)の工程で、2層コーティング
膜19を上向きにして板ガラス2を搬送ベッド11bの
上方に浮上させた状態で加熱炉10内を搬送しながら板
ガラス2の上面をT1に加熱すると共に下面をT2に加熱
する。加熱温度T1、T2はT2<T1(但し、T2は軟化
温度以上の温度である。)の関係を満たす。従って、板
ガラス2は上面の熱膨張量が下面の熱膨張量より大きく
なり、板ガラス2の上面に応力F2,F2が発生し、応力
2,F2で2層コーティング膜19の残留収縮応力
1,F1を相殺して板ガラス2を平坦に保つ。
【0047】次いで、(d)の工程で、平坦な板ガラス
2を上下のプレス型15a,15bでプレス成形し、
(e)の工程で湾曲成形した板ガラス2を搬送ローラ2
0a,20b,20cで搬送しながら冷却する。
【0048】この板ガラス2の反射歪を検査した結果反
射歪の品質に優れ、コーティング膜を施さない板ガラス
と同様の状態であった。
【0049】第3比較例; 図8(a)〜(e)に示す第2従来例の手順で2層コー
ティング膜付き湾曲板ガラスを成形した。先ず、(a)
〜(c)の工程を順次繰返して2層コーティング膜19
を成膜する(図7(b)参照)。次に、(d)の工程
で、板ガラス2軟化温度(約570〜700℃)まで加
熱する。これにより、板ガラス2の内部弾性力が2層コ
ーティング膜19の残留収縮応力F1,F1より小さくな
り板ガラス2が湾曲状に塑性変形する。次に、(e)の
工程で、湾曲状に塑性変形した板ガラス2をプレス成形
する。この板ガラスの反射歪を検査した結果、第2実施
例の湾曲板ガラスと比較して反射歪の品質が劣ることが
確認された。
【0050】第4比較例; 図9(a)〜(f)に示す第2従来例の手順で2層コー
ティング膜付き湾曲板ガラスを成形した。先ず、第3比
較例と同様に(a)〜(c)の工程を順次繰返して2層
コーティング膜19を成膜する(図7(b)参照)。次
に、(d)の工程で、2層コーティング膜19を下向き
にして板ガラス2を搬送ベッド110の上方に浮上させ
た状態で軟化温度(570〜700℃)まで加熱する。
従って、板ガラス2の内部弾性力が2層コーティング膜
19の残留収縮応力F1,F1より小さくなり板ガラス2
が湾曲状に塑性変形する。これにより、2層コーティン
グ膜19の周端部が搬送ベッド110に擦れて板ガラス
2の搬送を妨げた。
【0051】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1及び請求項2は、コーティング液を焼成
することにより板ガラスを湾曲状に曲げようとする残留
収縮応力がコーティング膜に発生する。そして、コーテ
ィング膜を備えた板ガラスを水平搬送しながら軟化温度
まで加熱する。この場合、コーティング膜を施した片面
の加熱温度を他方の片面の加熱温度より高くする。従っ
て、コーティング膜が施された片面側の熱膨張量が他方
の片面側の熱膨張量より大きくなり、板ガラスを湾曲状
に曲げようとする応力が発生し、この応力でコーティン
グ膜の残留収縮応力を相殺することができる。従って、
板ガラスを平坦に保ちながら軟化温度まで加熱すること
ができるので、プレス成形を精度良く行うことができ、
反射歪の品質に優れる。また、板ガラスを平坦に保つこ
とができるので、従来技術のようにコーティング膜の残
留収縮応力で板ガラスが曲げ変形してコーティング膜が
搬送ベッドに擦れて板ガラスの搬送の妨げになることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコーティング膜付き板ガラスの曲
げ成形装置を示す側面図
【図2】本発明に係るコーティング膜付き板ガラスの曲
げ成形方法(第1実施の形態)の工程説明図
【図3】本発明に係るコーティング膜付き板ガラスの曲
げ成形方法(第2実施の形態)の工程説明図
【図4】本発明に係るコーティング膜付き板ガラスの曲
げ成形方法(第3実施の形態)の工程説明図
【図5】本発明に係るコーティング膜付き板ガラスの曲
げ成形方法(第6実施の形態)の工程説明図
【図6】本発明に係る3層コーティング膜の成膜説明図
【図7】本発明に係る2層コーティング膜の成膜説明図
【図8】コーティング膜付き板ガラスの曲げ成形方法
(第1従来例)の工程説明図
【図9】コーティング膜付き板ガラスの曲げ成形方法
(第2従来例)の工程説明図
【符号の説明】
1…コーティング膜付き板ガラスの曲げ成形装置、2…
板ガラス、4…コーティング液、4a…コーティング
膜、10…加熱炉、15a…上プレス型、15b…下プ
レス型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 17/25 C03B 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平の板ガラスの一方の片面に熱収縮性
    コーティング液を塗布する工程と、前記コーティング液
    を加熱して成膜する工程と、前記板ガラスの他方の片面
    を少なくとも軟化点まで加熱すると共に前記一方の片面
    を他方の片面より高温に加熱する工程と、前記板ガラス
    を成形型で湾曲成形する工程とからなるコーティング膜
    付き板ガラスの曲げ成形方法。
  2. 【請求項2】 水平の板ガラスの一方の片面に熱収縮性
    コーティング液を塗布し、前記コーティング液を加熱し
    て成膜し、前記板ガラスの他方の片面を少なくとも軟化
    点まで加熱すると共に前記一方の片面を他方の片面より
    高温に加熱し、この加熱した板ガラスを成形型で湾曲成
    形したことを特徴とするコーティング膜付き板ガラス
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