JPS6218429A - セラミツクフアイバ−複合プラスチツク成形体の製造方法 - Google Patents
セラミツクフアイバ−複合プラスチツク成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6218429A JPS6218429A JP60159194A JP15919485A JPS6218429A JP S6218429 A JPS6218429 A JP S6218429A JP 60159194 A JP60159194 A JP 60159194A JP 15919485 A JP15919485 A JP 15919485A JP S6218429 A JPS6218429 A JP S6218429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic fiber
- fibers
- ceramic
- composite plastic
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、優nfI:、機械的特性、寸法安定性、表面
平滑性、摺動特性、着色性などケ有するセラミックファ
イバー複合プラスチック成形体の製造方法に関するもの
である。
平滑性、摺動特性、着色性などケ有するセラミックファ
イバー複合プラスチック成形体の製造方法に関するもの
である。
従来プラスチックに、ガラス繊維、チクン酸カリウム繊
維、炭酸繊維、炭酸カルシウム、V+)fJ、炭酸マグ
ネシウム、マイカ、ガラスピーズ、アルミナ繊維、炭化
ケイ素繊維など種々の無機質肴料を充填し、そのプラス
チック成形品の強度、寸法安定性、などの向上をはかる
ことはよく知られている。
維、炭酸繊維、炭酸カルシウム、V+)fJ、炭酸マグ
ネシウム、マイカ、ガラスピーズ、アルミナ繊維、炭化
ケイ素繊維など種々の無機質肴料を充填し、そのプラス
チック成形品の強度、寸法安定性、などの向上をはかる
ことはよく知られている。
しかし、ガラス繊維は、安価な繊維状充填材として最も
広く使われているが、通常その繊維径が6〜16μと太
く、配向し易いためにガラス繊維充填プラスチックは表
面平滑性に欠け、摺動特性が悪くなり、またhz形収縮
に方向性が出るなどの問題点がある。ガラス繊維の中に
も特殊なものとして繊維径が0.7〜3μと細いものが
あり、これによれば前述のガラス繊維充填プラスチック
の問題点は解決されるが、このものは極めて高価である
という欠点がある。
広く使われているが、通常その繊維径が6〜16μと太
く、配向し易いためにガラス繊維充填プラスチックは表
面平滑性に欠け、摺動特性が悪くなり、またhz形収縮
に方向性が出るなどの問題点がある。ガラス繊維の中に
も特殊なものとして繊維径が0.7〜3μと細いものが
あり、これによれば前述のガラス繊維充填プラスチック
の問題点は解決されるが、このものは極めて高価である
という欠点がある。
アルミナ?liには、アルミナ系とムライト系とがあり
、繊維径が3μ程度の短繊維と9〜11μの沖続長繊維
がある。繊、W径が3μ程度の短繊維は断熱材として開
発されたものであり、それ自身の強度が小さく樹脂との
混練、成形時に繊維の折れが激しく充填材としては適し
ないものである。
、繊維径が3μ程度の短繊維と9〜11μの沖続長繊維
がある。繊、W径が3μ程度の短繊維は断熱材として開
発されたものであり、それ自身の強度が小さく樹脂との
混練、成形時に繊維の折れが激しく充填材としては適し
ないものである。
絨干1「径9〜11μの艮繊維は、耐熱性があり、高強
度、高弾性率を有し補強材として開発されたものである
が、それ自体極めて高価であるという欠点以外に繊維が
太いために通常のガラス繊維と同様な問題点がある。
度、高弾性率を有し補強材として開発されたものである
が、それ自体極めて高価であるという欠点以外に繊維が
太いために通常のガラス繊維と同様な問題点がある。
炭化り“イ素繊維は、耐熱性があり、高強度で高弾性率
を有する補強繊維であるが、それ自体極めて高価である
という欠点以外に繊維が10〜15μと太いために通常
のガラス繊維と同様な問題点がある。
を有する補強繊維であるが、それ自体極めて高価である
という欠点以外に繊維が10〜15μと太いために通常
のガラス繊維と同様な問題点がある。
#素繊維は、高強度で高弾性率を有する補強材として広
く使われているが、それ自体高価であるという欠点以外
に複合強化プラスチックに色彩を施すことが出来ないと
いう問題点がある。
く使われているが、それ自体高価であるという欠点以外
に複合強化プラスチックに色彩を施すことが出来ないと
いう問題点がある。
チタン酸力IJm、IfIは、繊維強度、弾性率に優れ
、繊維径が0.1〜03μと極めて細いために繊維強化
プラスチックは機械的強度が高く、表面平滑性、摺動特
性に優れ、成形収縮に方向性がないなど補強材として極
めて優れた性質を有するが、それ自体が非常に高価であ
るという欠点以外に着色性が悪いという問題点がある。
、繊維径が0.1〜03μと極めて細いために繊維強化
プラスチックは機械的強度が高く、表面平滑性、摺動特
性に優れ、成形収縮に方向性がないなど補強材として極
めて優れた性質を有するが、それ自体が非常に高価であ
るという欠点以外に着色性が悪いという問題点がある。
また、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、マイカ、ガ
ラスピーズなどの非繊維状の材料を充填したものは機械
的強度が劣るという欠点があった。
ラスピーズなどの非繊維状の材料を充填したものは機械
的強度が劣るという欠点があった。
本発明は前記従来技術が有する欠点、すなわち表面平滑
性、寸法安定性、機械的強度、摺動特性、着色性などを
改善した繊維強化プラスチック(FRP)を提供するこ
とを目的とし、特許請求の範囲記載のセラミックファイ
バー複合プラスチック成形体の製造方法を提供すること
により前記目的全達成するものである。
性、寸法安定性、機械的強度、摺動特性、着色性などを
改善した繊維強化プラスチック(FRP)を提供するこ
とを目的とし、特許請求の範囲記載のセラミックファイ
バー複合プラスチック成形体の製造方法を提供すること
により前記目的全達成するものである。
セラミックファイバーは、一般に晶純度のシリカとアル
ミナのほぼ等量を電電溶融し、その細流全高圧の空気で
吹き飛ばすことにより繊維化したもので、このIJ&m
は2QO〜300℃で軟化するガラス繊維と異なり85
0℃以上にならなければ結晶化せず、1000℃以上の
高温に1酎える優れた1llit火性を有する。またm
維の太さは大部分が0.1〜6μの範囲内に分布してお
り、その平均は2μ前後という極めて細いという特徴を
有する繊維である。
ミナのほぼ等量を電電溶融し、その細流全高圧の空気で
吹き飛ばすことにより繊維化したもので、このIJ&m
は2QO〜300℃で軟化するガラス繊維と異なり85
0℃以上にならなければ結晶化せず、1000℃以上の
高温に1酎える優れた1llit火性を有する。またm
維の太さは大部分が0.1〜6μの範囲内に分布してお
り、その平均は2μ前後という極めて細いという特徴を
有する繊維である。
繊維の太さは拙いほどプラスチックに充填した際、表面
平滑性、摺動特性が向上することがらセラミックファイ
バーに含まれる太い俄mを除去し、大部分が01〜4.
0μの範囲内に分布させることが好ましい。
平滑性、摺動特性が向上することがらセラミックファイ
バーに含まれる太い俄mを除去し、大部分が01〜4.
0μの範囲内に分布させることが好ましい。
また、上記細流を繊維化する際には、IRffilF化
されないショット、繊維の先端にくっついて残りている
シ5.フト、さらに繊維の先端から折れ1iiI脱した
ショットなどが生じる。このショットの大きさは最初か
ら繊維化されないものは一般に粗大で、150μ以上の
拉f予ケ有するものが多い。fた繊維の先端もしくは、
これから離脱したものは一般に微細で44〜100μ程
度のものが多くこれらがショットの大半を占める。上記
方法により製造されたセラミックファイバーには通常粒
径44μ以上のシ3.−)トが50%程度含まれており
、これがセラミックファイバーのもう一つの特徴である
。
されないショット、繊維の先端にくっついて残りている
シ5.フト、さらに繊維の先端から折れ1iiI脱した
ショットなどが生じる。このショットの大きさは最初か
ら繊維化されないものは一般に粗大で、150μ以上の
拉f予ケ有するものが多い。fた繊維の先端もしくは、
これから離脱したものは一般に微細で44〜100μ程
度のものが多くこれらがショットの大半を占める。上記
方法により製造されたセラミックファイバーには通常粒
径44μ以上のシ3.−)トが50%程度含まれており
、これがセラミックファイバーのもう一つの特徴である
。
シロットは主として球状であるため、プラスチックの補
強には何ら寄与せず、また、粗大なものは表面の平滑性
を損なうなど悪影響を及ぼすが、反面、成形品の収縮に
おける方向性を減少させるという効果も有する。このよ
うなことから、セラミックファイバーに含まれる粒径4
4μ以kDショットの量は20%以下であることが好ま
しく、粗大なショットを取り除き、含まれるシヨ1.ト
の大きさが150μ以下であることが好ましい。
強には何ら寄与せず、また、粗大なものは表面の平滑性
を損なうなど悪影響を及ぼすが、反面、成形品の収縮に
おける方向性を減少させるという効果も有する。このよ
うなことから、セラミックファイバーに含まれる粒径4
4μ以kDショットの量は20%以下であることが好ま
しく、粗大なショットを取り除き、含まれるシヨ1.ト
の大きさが150μ以下であることが好ましい。
本発明に用いる繊維径が大部分0.1〜4.0μの範囲
内にあり、シワ1.ト含有率が20%以下のセラミック
ファイバーを得る方法について説明する。
内にあり、シワ1.ト含有率が20%以下のセラミック
ファイバーを得る方法について説明する。
市販のセラミックファイバーを水中に投入し攪拌してセ
ラミックファイバーのスラリーを作成する。次にこのス
ラリーを円筒容器に徐々に導くと同時に、この容器の側
壁より加圧水を送り込み、うす流全発生させ、そのうす
流の中でセラミックファイバーをほぐしショットを分離
する。絡みがほぐきれたセラミックファイバーのスラリ
ーをつず流の中心部から順次、流出させ移動しているエ
ンドレスのスクリーン上に導@繊維ト捕mする。
ラミックファイバーのスラリーを作成する。次にこのス
ラリーを円筒容器に徐々に導くと同時に、この容器の側
壁より加圧水を送り込み、うす流全発生させ、そのうす
流の中でセラミックファイバーをほぐしショットを分離
する。絡みがほぐきれたセラミックファイバーのスラリ
ーをつず流の中心部から順次、流出させ移動しているエ
ンドレスのスクリーン上に導@繊維ト捕mする。
このようにして得られたセラミックファイバーは例えば
粒径44μ以上のショット含有率が18%で繊muが0
.1〜3.5μの範囲内にあり平均1.6μである。あ
るいはまた、粒径44μ以上のンロlト含有率が11%
で、繊維径が01〜3.0μの範囲内にあり平均1.3
μである。
粒径44μ以上のショット含有率が18%で繊muが0
.1〜3.5μの範囲内にあり平均1.6μである。あ
るいはまた、粒径44μ以上のンロlト含有率が11%
で、繊維径が01〜3.0μの範囲内にあり平均1.3
μである。
次に本発明に用いるセラミックファイバーの畏さについ
て説明する。セラミックファイバーは、粉状に近いもの
から250朋程度の長さのものまで含まれており、種々
の長さのu!i維の集合である。
て説明する。セラミックファイバーは、粉状に近いもの
から250朋程度の長さのものまで含まれており、種々
の長さのu!i維の集合である。
セラミックファイバーの長さは、プラスナックの機械的
強度に大きく影響し、畏い方が温域的強度は向上するが
、侵すざるとプラスチックとの均一混合性、分散性が低
重するので500μ以下にすることが望ましくハ。より
好適な繊維の長さとしては平均長さが50〜150μの
範囲である。
強度に大きく影響し、畏い方が温域的強度は向上するが
、侵すざるとプラスチックとの均一混合性、分散性が低
重するので500μ以下にすることが望ましくハ。より
好適な繊維の長さとしては平均長さが50〜150μの
範囲である。
本発明に用いる繊維艮が0.1〜500μのj範囲内に
あるセラミックファイバーを得る方法について説明する
。
あるセラミックファイバーを得る方法について説明する
。
市販のセラミックファイバーを結合剤を使用せずにマプ
ト、ブランケットあるいはシート状に成形する。次にこ
の成形体をローラー又は平板の間に挿入しフ”Vスする
ことによりセラミックファイバーの繊維を切断する。こ
のようにして得られたセラミックファイバーは、例えば
繊維長が0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ
である。
ト、ブランケットあるいはシート状に成形する。次にこ
の成形体をローラー又は平板の間に挿入しフ”Vスする
ことによりセラミックファイバーの繊維を切断する。こ
のようにして得られたセラミックファイバーは、例えば
繊維長が0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ
である。
さらに、本発明に用いるセラミックファイバーは、シラ
ンカップリング剤により処理することが有季υである。
ンカップリング剤により処理することが有季υである。
これは、セラミックファイバーとフ。
ラスチックとの@層性を良くするためであり、シランカ
ップリング剤で表面処理されたセラミックファイバーを
充填したプラスチックは、未処理のセラミックファイバ
ーを充填したものより機械的強度が優れる。
ップリング剤で表面処理されたセラミックファイバーを
充填したプラスチックは、未処理のセラミックファイバ
ーを充填したものより機械的強度が優れる。
本発明に用いるセラミックファイバーのシランカッフ”
リング剤による処理方法について説明する。
リング剤による処理方法について説明する。
水又は少量の水を含む有機溶媒にシランカップリング剤
を投入、充分攪拌し溶解させ加水分解する。このf8f
&中にセラミックファイバーを投入シ、充分浸した後、
濾過し水又は有機溶媒を除き100〜130”Cの温度
範囲内で乾燥する。このシランカップリング剤による処
理は、シgットは径の太い繊維を取り除く前、あるいは
プレスにより繊維の伎さを調整せしめる前又は後のいず
れの時点で行な。でも艮い。
を投入、充分攪拌し溶解させ加水分解する。このf8f
&中にセラミックファイバーを投入シ、充分浸した後、
濾過し水又は有機溶媒を除き100〜130”Cの温度
範囲内で乾燥する。このシランカップリング剤による処
理は、シgットは径の太い繊維を取り除く前、あるいは
プレスにより繊維の伎さを調整せしめる前又は後のいず
れの時点で行な。でも艮い。
次に、本発明に用いるプラスチックについて説明する。
本発明に用いるプラスチックとしては、エポキシ、フェ
ノ−7し、ユリア、メラミン、不飽和ポリエステル、ジ
アリルフタレート、シリコーン、ポリウレタン、塩化ビ
ニル、ポリビニルアlレコール、ポリエチレン、ホリプ
ロビVン、アlレキlレニトリルスチレン共重合体、ア
ルキルニトリIVブタジェンスチレン共重合体、メタグ
リル、ポリスチレン、ポリブチレンチレフクレート、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリフェニVンオキサイド
。
ノ−7し、ユリア、メラミン、不飽和ポリエステル、ジ
アリルフタレート、シリコーン、ポリウレタン、塩化ビ
ニル、ポリビニルアlレコール、ポリエチレン、ホリプ
ロビVン、アlレキlレニトリルスチレン共重合体、ア
ルキルニトリIVブタジェンスチレン共重合体、メタグ
リル、ポリスチレン、ポリブチレンチレフクレート、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリフェニVンオキサイド
。
ポリカーホネート、ナイロン6、ナイロン66、ポリア
セタール、ポリスチレンテレフタレート、ポリエーテル
サルホン、ボリフエニレンサMファイド、ポリイミド、
ボリエーテ〃エーテIレケトン、4フワ化エチレン、3
フ・化エチレンなどが有利である。
セタール、ポリスチレンテレフタレート、ポリエーテル
サルホン、ボリフエニレンサMファイド、ポリイミド、
ボリエーテ〃エーテIレケトン、4フワ化エチレン、3
フ・化エチレンなどが有利である。
次に本発明においてグラスチックに充填するセラミック
ファイバ−の量を限定する理由を説明する。セラミック
ファイバーの充填量が5vt%未満でンゴ淘合プラスチ
ックの機械的強度が不足し、60 wt%を越えると耐
衝撃性、表面平滑性、摺動特性、及び成形性などが低下
するためにセラミックファイバーの充填量は5〜00w
t%の範囲内にする必要がある。
ファイバ−の量を限定する理由を説明する。セラミック
ファイバーの充填量が5vt%未満でンゴ淘合プラスチ
ックの機械的強度が不足し、60 wt%を越えると耐
衝撃性、表面平滑性、摺動特性、及び成形性などが低下
するためにセラミックファイバーの充填量は5〜00w
t%の範囲内にする必要がある。
次にセラミックファイバーとプラスチックを混合、混練
し、成形する方法について例示するうまず、P可塑性の
プラスチックの場合にはチップ状又は粉末状のプラスチ
ック原料とセラミックファイバーをあらかじめ混合し、
この混合原料を押出し成形機に投入し、プラスチックを
溶融しながらセラミックファイバーと混練する。十分混
練した後、上記プラスチックとセラミックファイバーの
混練物を押出機より押出し、セラミックファイバー複合
プラスチックのベレ、トを得る。次にこのベレ、トヲ原
料にして射出成形により所定形状のセラミックファイバ
ー複合プラスチック成形体を得る。
し、成形する方法について例示するうまず、P可塑性の
プラスチックの場合にはチップ状又は粉末状のプラスチ
ック原料とセラミックファイバーをあらかじめ混合し、
この混合原料を押出し成形機に投入し、プラスチックを
溶融しながらセラミックファイバーと混練する。十分混
練した後、上記プラスチックとセラミックファイバーの
混練物を押出機より押出し、セラミックファイバー複合
プラスチックのベレ、トを得る。次にこのベレ、トヲ原
料にして射出成形により所定形状のセラミックファイバ
ー複合プラスチック成形体を得る。
一方、熱硬化性のプラスチックの場合には、溶液状のプ
ラスチック原料をセラミックファイバーのマット、ブラ
ンケット、シート状物などに含浸した後熱プレスを施し
所定形状に成形するか、あるいは、M液状のプラスチッ
ク原料中にセラミックファイバーを投入し混練した後、
射出成形VCより所定形状のセラミックファイバー複合
プラスチック戎形体を得る。
ラスチック原料をセラミックファイバーのマット、ブラ
ンケット、シート状物などに含浸した後熱プレスを施し
所定形状に成形するか、あるいは、M液状のプラスチッ
ク原料中にセラミックファイバーを投入し混練した後、
射出成形VCより所定形状のセラミックファイバー複合
プラスチック戎形体を得る。
本発明の製造方法によって得られるセラミックファイバ
ー複合フ”ラスチック成形体は、上記のような各種特性
を有するセラミックファイバーを充填したプラスチック
であり、以下に示す作用および効果を有する。
ー複合フ”ラスチック成形体は、上記のような各種特性
を有するセラミックファイバーを充填したプラスチック
であり、以下に示す作用および効果を有する。
まず、セラミックファイバーは繊維の直径が極めて細い
ために、これ全充填することに工す得られるプラスチッ
ク成形体は、表面平滑性および摺動特性が優れ、また着
色性にも優れている。
ために、これ全充填することに工す得られるプラスチッ
ク成形体は、表面平滑性および摺動特性が優れ、また着
色性にも優れている。
次に、セラミックファイバーは、シ9.フトが混入して
いるのと、繊mf’kが細いために成形時の繊維の配向
性が小さく、成形収縮の方向性及び収縮率が小さいので
充填成形品の反りなどが極めて小さい。
いるのと、繊mf’kが細いために成形時の繊維の配向
性が小さく、成形収縮の方向性及び収縮率が小さいので
充填成形品の反りなどが極めて小さい。
サラに、セラミックファイバーは、その機械的強度が、
引張り強度160 kfl/ld、引張り弾性率540
0Icg/−と大きく、しかも繊維径が細いために成形
中の折れが少なく、また折れてもアスペクト比が大きい
ために、これを充填することにより得られるプラスチッ
ク成形体は高い機械的強度を有する。
引張り強度160 kfl/ld、引張り弾性率540
0Icg/−と大きく、しかも繊維径が細いために成形
中の折れが少なく、また折れてもアスペクト比が大きい
ために、これを充填することにより得られるプラスチッ
ク成形体は高い機械的強度を有する。
次に本発明を実施例について説明する。
実施例1
市[のセラミックファイバーヲ0.5%のアミノシラン
水溶液中に浸し、濾過分離した後130”Oで乾燥しセ
ラミックファイバーの表面をアミノシランカップリング
剤で被穆する。次にこれを水中に投入しスラリーとなし
、前記スラリーを円筒容器に徐々に導くと同時にこの容
器の側壁より加圧水を送り込み、うす流を発生させ、そ
のうす流の中で繊維の絡みをほぐすと同時にシッフト及
び径の太い繊維を分離し、乾燥した後ローラープレスに
より粉砕する。このようにして得られた、表面がアミノ
シラン系カッ7°リング剤で被覆された繊維径が大部分
0.1〜4μの範囲内にあり平均1.6μ、繊維長が大
部分0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、シ
ョット含有率が18%のセラミックファイバーとナイロ
ン6樹脂ベレ、、、 トを第1表に示すような割合にな
るよう配合し押出機にて混合、混練した後、射出成形し
セラミックファイバー複合プラスチック成形体を得た。
水溶液中に浸し、濾過分離した後130”Oで乾燥しセ
ラミックファイバーの表面をアミノシランカップリング
剤で被穆する。次にこれを水中に投入しスラリーとなし
、前記スラリーを円筒容器に徐々に導くと同時にこの容
器の側壁より加圧水を送り込み、うす流を発生させ、そ
のうす流の中で繊維の絡みをほぐすと同時にシッフト及
び径の太い繊維を分離し、乾燥した後ローラープレスに
より粉砕する。このようにして得られた、表面がアミノ
シラン系カッ7°リング剤で被覆された繊維径が大部分
0.1〜4μの範囲内にあり平均1.6μ、繊維長が大
部分0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、シ
ョット含有率が18%のセラミックファイバーとナイロ
ン6樹脂ベレ、、、 トを第1表に示すような割合にな
るよう配合し押出機にて混合、混練した後、射出成形し
セラミックファイバー複合プラスチック成形体を得た。
実施例2
実施例1と同様の方法により得られた、表面がアミノシ
ラン系カップリング剤で被覆された繊維径が大部分0.
1〜3.0μの範囲内にあり、平均1.3μ、繊維長が
大部分0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、
ショット含有率が11ql)のセラミックファイバーと
アセタールコポリマーのベレットを第1表に示すような
割合になるよう配合し実施例1と同様の方法にて成形し
セラミックファイバー複合プラスチック成形体を得た。
ラン系カップリング剤で被覆された繊維径が大部分0.
1〜3.0μの範囲内にあり、平均1.3μ、繊維長が
大部分0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、
ショット含有率が11ql)のセラミックファイバーと
アセタールコポリマーのベレットを第1表に示すような
割合になるよう配合し実施例1と同様の方法にて成形し
セラミックファイバー複合プラスチック成形体を得た。
実施例3
市販のセラミックファイバーを平板フ”レスにより粉砕
し、繊維径が大部分0.1〜6μの範囲内にあり平均2
.0μ、繊維長が大部分0.1〜500μの範囲内にあ
り平均125μ、シヨ・フト含有率が48%のセラミッ
クファイバーとポリフェニレンオキサイド樹脂のベレ、
ットを第1表に示すような割合になるよう配合し実施例
1と同様の方法にて成形しセラミックファイバー複合プ
ラスチック成形体を得たー 実施例4 実施例1と同様の方法により得られた表面がアミノシラ
ン系カッフ゛リング剤で被覆された繊維径が大部分0.
1〜6μの範囲内にあり平均1.6μ、繊維長が大部分
0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、ショッ
ト含有率18%のセラミックファイバーとポリブ千しン
テレ!グレート樹脂のベレットを第1表に示すような割
合になるよう配合し実施例1と同様の方法にて成形しセ
ラミックファイバー複合プラスチック成形体を得た。
し、繊維径が大部分0.1〜6μの範囲内にあり平均2
.0μ、繊維長が大部分0.1〜500μの範囲内にあ
り平均125μ、シヨ・フト含有率が48%のセラミッ
クファイバーとポリフェニレンオキサイド樹脂のベレ、
ットを第1表に示すような割合になるよう配合し実施例
1と同様の方法にて成形しセラミックファイバー複合プ
ラスチック成形体を得たー 実施例4 実施例1と同様の方法により得られた表面がアミノシラ
ン系カッフ゛リング剤で被覆された繊維径が大部分0.
1〜6μの範囲内にあり平均1.6μ、繊維長が大部分
0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、ショッ
ト含有率18%のセラミックファイバーとポリブ千しン
テレ!グレート樹脂のベレットを第1表に示すような割
合になるよう配合し実施例1と同様の方法にて成形しセ
ラミックファイバー複合プラスチック成形体を得た。
実施例5
実施例1と同様の方法により得られた表面がアミノシラ
ン系カフフ゛リング剤で被覆された* 維gが大部分0
.1〜3μの範囲内にあり平均1.3μ、繊維長が大部
分0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、ショ
ット含有率11%のセラミックファイバーとポリカーポ
二も一ト樹脂のベレノトヲ第1表に示すような割合にな
るよう配合し実施例1と同様の方法にて成形しセラミッ
クファイバー複合プラスチック成形体を得た。
ン系カフフ゛リング剤で被覆された* 維gが大部分0
.1〜3μの範囲内にあり平均1.3μ、繊維長が大部
分0.1〜500μの範囲内にあり平均125μ、ショ
ット含有率11%のセラミックファイバーとポリカーポ
二も一ト樹脂のベレノトヲ第1表に示すような割合にな
るよう配合し実施例1と同様の方法にて成形しセラミッ
クファイバー複合プラスチック成形体を得た。
上記実施例1〜5のセラミックファイバー充填プラスチ
ック成形体について、以下に示す物性評価試験を実施し
、その結果を第1表に示した。
ック成形体について、以下に示す物性評価試験を実施し
、その結果を第1表に示した。
引張強度 ASTM D 638
曲げ弾性率 ASTM D 790
衝撃強度 ASTM D 256
第1表
以上のように、セラミックファイバーハ、プラスチック
との複合により優れた補強効果を有するため、本発明の
製造方法により得られるセラミックファイバー複合プラ
スチック成形体は、筒い機械的強度を有し、しかも表面
平滑性が優れ、成形収縮の方向性が小さいため種々の機
械、装置のハウジング、精密機械部品等に好適である。
との複合により優れた補強効果を有するため、本発明の
製造方法により得られるセラミックファイバー複合プラ
スチック成形体は、筒い機械的強度を有し、しかも表面
平滑性が優れ、成形収縮の方向性が小さいため種々の機
械、装置のハウジング、精密機械部品等に好適である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、セラミックファイバーをプレスにより粉砕して繊維
の長さを調整せしめてセラミックファイバー充填材料と
し、前記セラミックファイバー充填材料5〜60wt%
、残部プラスチック材料を混合し、成形することを特徴
とするセラミックファイバー複合プラスチック成形体の
製造方法。 2、セラミックファイバーをプレスにより粉砕して、大
部分の繊維の長さが0.1〜500μの範囲内になるよ
う繊維の長さを調整することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のセラミックファイバー複合プラスチック
成形体の製造方法。 3、セラミックファイバーをシランカップリング剤の水
溶液又は有機溶媒溶液中に浸し、濾過分離した後、10
0〜130℃の温度範囲内で乾燥し、プレスにより粉砕
することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
に記載のセラミックファイバー複合プラスチック成形体
の製造方法。 4、セラミックファイバーを水に分散せしめてスラリー
となし、前記スラリーをうず流となして遠心力により径
の太い繊維を分離、除去せしめ、プレスにより粉砕して
大部分の繊維の径を0.1〜4μの範囲内にすることを
特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のセ
ラミックファイバー複合プラスチック成形体の製造方法
。 5、セラミックファイバーをプレスの前又は後で、シラ
ンカップリング剤の水溶液又は有機溶媒溶液中に浸し、
濾過分離した後、100〜130℃の温度範囲内で乾燥
することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のセラ
ミックファイバー複合プラスチック成形体の製造方法。 6、セラミックファイバーを水に分散せしめてスラリー
となし、前記スラリーをうず流となして遠心力により大
きなショットを分離、除去せしめ、プレスにより粉砕し
てショット含有率を20wt%以下とすることを特徴と
する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のセラミッ
クファイバー複合プラスチック成形体の製造方法。 7、セラミックファイバーをプレスの前又は後で、シラ
ンカップリング剤の水溶液又は有機溶媒溶液中に浸し、
濾過分離した後、100〜130℃の温度範囲内で乾燥
することを特徴とする特許請求の範囲第6項記載のセラ
ミックファイバー複合プラスチック成形体の製造方法。 8、セラミックファイバーを水に分散せしめてスラリー
となし、前記スラリーをうず流となして遠心力により径
の太い繊維及び大きなショットを分離、除去せしめ、プ
レスにより粉砕して、大部分の繊維の径を0.1〜4μ
の範囲内にし、かつショット含有率を20wt%以下と
することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
に記載のセラミックファイバー複合プラスチック成形体
の製造方法。 9、セラミックファイバーをプレスの前又は後で、シラ
ンカップリング剤の水溶液又は有機溶媒溶液中に浸し濾
過分離した後、100〜130℃の温度範囲内で乾燥す
ることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載のセラミ
ックファイバー複合プラスチック成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60159194A JPS6218429A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | セラミツクフアイバ−複合プラスチツク成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60159194A JPS6218429A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | セラミツクフアイバ−複合プラスチツク成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6218429A true JPS6218429A (ja) | 1987-01-27 |
Family
ID=15688370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60159194A Pending JPS6218429A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | セラミツクフアイバ−複合プラスチツク成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218429A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5001884A (en) * | 1989-06-30 | 1991-03-26 | Toshiyuki Hanagata | Packaging machine |
US5444964A (en) * | 1993-06-22 | 1995-08-29 | Hanagata Corporation | Automatic package machine, and wrapping film fusing and sealing blade |
JP2007314641A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Du Pont Mitsui Fluorochem Co Ltd | フッ素樹脂組成物 |
JP2008014332A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Nsk Ltd | レリーズフォーク |
JP2008190112A (ja) * | 2000-11-17 | 2008-08-21 | Licotec Pty Ltd | 硬化性複合材料における樹脂への強化繊維のカップリング |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP60159194A patent/JPS6218429A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5001884A (en) * | 1989-06-30 | 1991-03-26 | Toshiyuki Hanagata | Packaging machine |
US5444964A (en) * | 1993-06-22 | 1995-08-29 | Hanagata Corporation | Automatic package machine, and wrapping film fusing and sealing blade |
JP2008190112A (ja) * | 2000-11-17 | 2008-08-21 | Licotec Pty Ltd | 硬化性複合材料における樹脂への強化繊維のカップリング |
JP2007314641A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Du Pont Mitsui Fluorochem Co Ltd | フッ素樹脂組成物 |
JP2008014332A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Nsk Ltd | レリーズフォーク |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6588588B2 (ja) | 樹脂強化用充填材及び樹脂組成物 | |
AU740119B2 (en) | Reinforced thermoplastic composite systems | |
US3764456A (en) | Polymeric high performance composites | |
KR101191590B1 (ko) | 알루미나질 섬유 집합체, 그 제조 방법 및 용도 | |
Xavier et al. | Fracture propagation in particulate filled polypropylene composites: Part 1 Influence of filler nature | |
Xavier et al. | Influence of injection‐molding parameters on the morphology and mechanical properties of glass fiber‐reinforced polypropylene composites | |
JPS6218429A (ja) | セラミツクフアイバ−複合プラスチツク成形体の製造方法 | |
CN114932724A (zh) | 一种高强度的电磁屏蔽纤维复合材料及其制备方法与应用 | |
US5021226A (en) | Method of producing fibrous magnesium oxysulfate of granular form | |
CN107082956A (zh) | 一种滑石粉母粒 | |
JPH0820021A (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂組成物の製法および該組成物を用いた予備成形体の製法 | |
CN1210117A (zh) | 定向晶须增强聚合物基复合材料的生产工艺 | |
CN107474441A (zh) | 一种改性聚氯乙烯材料 | |
JP3067122B2 (ja) | 強化された有機高分子組成物 | |
Tiwari et al. | Study on mechanical, thermal and morphological properties of RHA filled PVC composite | |
JPH0267326A (ja) | 表面平滑性に優れた繊維補強熱可塑性樹脂組成物 | |
Ku et al. | Tensile tests of phenol formaldehyde SLG reinforced composites: Pilot study | |
US20020171162A1 (en) | Strong durable low cost composite materials | |
JPH0347711A (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂ペレット構造体 | |
WO2003093354A1 (en) | Method of manufacturing a composite material_ | |
CN112111136A (zh) | 一种增强增韧型硫酸钙晶须复合材料的制备方法 | |
JPS6218428A (ja) | セラミツクフアイバ−複合プラスチツク | |
JPH08183878A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物およびそれからなる成形体 | |
JP4718015B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
JPS62223235A (ja) | セラミツクフアイバ−複合プラスチツク |