JPS62183759A - 使い捨ての保温具 - Google Patents

使い捨ての保温具

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JPS62183759A
JPS62183759A JP61025975A JP2597586A JPS62183759A JP S62183759 A JPS62183759 A JP S62183759A JP 61025975 A JP61025975 A JP 61025975A JP 2597586 A JP2597586 A JP 2597586A JP S62183759 A JPS62183759 A JP S62183759A
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JP
Japan
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heat
breathable
amount
film
ventilation
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JP61025975A
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JPH0790030B2 (ja
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従一 辻
伊藤 道康
秀司 松村
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は使い捨ての保温具に関する。
〔従来の技術〕
鉄粉等の発熱剤を通気性の被覆で覆い、これを非通気性
の袋に収納し、使用時には上記非通気性の袋を破って揉
み合わせることにより、上記鉄粉を酸化せしめ、その際
発生する酸化熱を利用して使い捨ての懐炉等の保温具と
したものは公知であり、火を使わずに安全であるため広
く普及している。
而して、上記の如き保温具の時間当たりの発熱量は、鉄
粉、触媒等から成る発熱剤の量とこれを包んだ上記通気
性の被覆を通じて供給される酸素の量によって決定され
、発熱剤の材料及び量が一定であるとすれば、供給され
る酸素の量によって一義的に決定されるものであり、こ
れは即ち上記通気性の被覆の通気量に依存している。
従って、上記通気性の被覆の通気量が多過ぎると、使用
時に熱くなり過ぎると共に短時間しか使用できないとい
う問題を生じ、逆に通気量が少な過ぎると、充分な発熱
がなされず保温具としての役割を果たし得ないという問
題を生じる。
このように上記通気性の被覆の通気量は保温具の機能を
決定する極めて重要なファクタであるにも拘わらず、従
来その選択が必ずしも適切に行なわれず、若しくは好適
な被覆材料がなかったため適切な通気量を確保すること
ができず、多くの場合通気量が多過ぎるという問題があ
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、紙上の問題を解決するためなされたも
のであり、その目的とするところは、発熱剤に対して適
切な酸素供給量を確保し、これにより時間当たりの発熱
量を適正に維持すると共に、使用時間数を延ばし、更に
は使用時の装着性も良好な保温具を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明にか\る保温具は、
発熱剤を通気性の被覆で覆い、これを非通気性の袋に収
納して成る使い捨ての保温具に於て、上記通気性の被覆
として110l1以下の超微孔性通気フィルムを用いた
ことを特徴としている。
〔作 用〕
上記の如き構成であると、発熱剤に対する酸素供給量が
適正に保たれ適切な発熱量が得られると共に、使用可能
な時間数も従来のものより2〜3割延び、更には通気量
が少ないため被覆内部が減圧状態に保たれて保型性が良
い等々の多くの利点が得られるものである。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照しつ\本発明の詳細を具体的に説明す
る。
第1図は本発明にか\る保温具の一実施例を示す断面図
、第2図はもう一つの実施例を示す断面図である。
第1図中、1は発熱剤、2は上記発熱剤1を収納する通
気性の被覆としての超微孔性通気フィルム(本明細書中
に於て単に「通気フィルム」という。)、3は上記通気
フィルムに密着して設けられたレーヨン不織布、4は非
通気性の袋である。
使用の際は、包装を兼ねた非通気性の袋4を破り、通気
フィルム2及びレーヨン不織布3に収納された発熱剤1
を必要に応じて軽く揉んだ後、懐炉として使用する場合
には衣服の下などに納めるものである。
発熱剤lは、例えば鉄粉、NaC1(触媒)及び湿り気
を与える程度のH2Oから成り、使用時に上記通気フィ
ルム2及びレーヨン不織布3を通じて侵入してくる空気
中の酸素と鉄粉が反応し、その酸化反応熱によって発熱
する。
レーヨン不織布3は、懐炉として使用する場合の肌ざわ
りと適宜の断熱性を確保するためのものである。
而して、通気フィルム2として、本発明に於ては10μ
m以下の超微孔を有するフィルムを用いる。
即ち、懐炉等に用いる保温具に於て適切な発熱量を得る
ための通気フィルム2の通気量としては、透気度500
秒/ 100cc  (JIS−P8117)以上が望
ましく、より望ましくは、10.000〜100.00
0秒/100CC程度である。
通気量が100.000秒/ 100 cc以上である
と、保温具として必要な温度が得られなくなり、 50
0秒/ 100cc以下であると、発熱が7〜8時間持
続しなくなる。
而して、上記の如き超微孔を有するフィルムを作製する
には、例えばポリエチレンにBaSO4粉末を添加し、
これを延伸してフィルムとすれば良い。
通気フィルム2として、上記の如<10μm以下の超微
孔を有するフィルムを用いることにより、発熱剤への酸
素の供給を適正な値に保ち、過熱を生じず、使用時間も
従来のものに比べて大幅に長(,8時間以上に延ばすこ
とが可能となり、10〜12時間適切な使用温度が維持
することが可能となる。
従ってまた、熱が無駄に発生、散失することがなく、従
来のものに比べて1/2程度の量の発熱剤で同等の保温
効果を得ることができる。
更にまた、通気フィルム2を通じて内部に侵入した空気
中の酸素が鉄粉と化合して袋内の圧力が低下しても、通
気フィルムを通じて僅かな空気しか補充されないから、
袋内は常時減圧状態に保たれ、そのため袋は緊縮した状
態となって袋内で発熱剤が移動して片寄るようなことが
なく、良好な保型性とフィツト性が得られるものである
第2図に示した実施例のものは、発熱剤lを包む袋の片
側が上記と同様の通気フィルム2及びレーヨン不織布3
から成るのに対し、他の片側は非通気性フィルム5とレ
ーヨン不織布3から形成されている。そのため図中上側
の方が早く発熱して高温となるのに対し、下側はゆっく
りと発熱する。
従って、例えば懐炉として使用する場合に、図中上側の
面を肌に当て\熱いときには裏返して図中下側の非通気
性フィルム5の設けられている側を肌に当てるようにす
るなど、状況に応じて選択的に使用することができ、便
利である。
〔発明の効果〕
本発明は紙上の如く構成されるから、本発明によるとき
は、発熱剤に対する酸素供給量が適正に保たれて適切な
発熱量が得られると共に、使用可能な時間数も従来のも
のより長く、8時間以上となり、更には通気量が少ない
ため被覆内部が減圧状態に保たれて保型性、フィツト性
が良い等々の多くの利点を有する使い捨ての保温具が提
供されるものである。
なお、本発明の構成は紙上の実施例に限定されるもので
なく、例えば、発熱剤としては上記のもの以外の発熱剤
を利用することが可能であり、レーヨン不織布3も他の
材料を用いたり、場合によっては、これを省くこともあ
り、従って本発明はその目的の範囲内に於て上記の説明
から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包
摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にか\る保温具の一実施例を示す断面図
、第2図はもう一つの実施例を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発熱剤を通気性の被覆で覆い、これを非通気性の袋に収
    納して成る使い捨ての保温具に於て、通気性の被覆が1
    0μm以下の超微孔性通気フィルムである上記の保温具
JP2597586A 1986-02-10 1986-02-10 使い捨ての保温具 Expired - Lifetime JPH0790030B2 (ja)

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JPH0790030B2 (ja) 1995-10-04

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