JPS62183208A - オ−バト−ン用水晶振動子 - Google Patents
オ−バト−ン用水晶振動子Info
- Publication number
- JPS62183208A JPS62183208A JP2473386A JP2473386A JPS62183208A JP S62183208 A JPS62183208 A JP S62183208A JP 2473386 A JP2473386 A JP 2473386A JP 2473386 A JP2473386 A JP 2473386A JP S62183208 A JPS62183208 A JP S62183208A
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- Japan
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- length
- crystal
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- Pending
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 title claims abstract description 42
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はATカットにて切出した短冊状の水晶片を用い
、高調波発振を行わせるオーバトーン用水晶振動子に関
する。
、高調波発振を行わせるオーバトーン用水晶振動子に関
する。
(従来の技*)
水晶振動子は、その固有振動数が正確で安定度が高いた
め、トランジスタやIC回路と組合わせて発振回路を構
成し、通信機器、測定器や時計などの基準信号源として
広く用いられている。
め、トランジスタやIC回路と組合わせて発振回路を構
成し、通信機器、測定器や時計などの基準信号源として
広く用いられている。
例えば、厚みすべり振動を用いたATカット水晶振動子
は1周波穀温度特性が3次曲線を呈し、第3次高調波(
3次オーバトーン)振動を利用すると数10M)izか
らloOMHz帯の周波!![領域にて励振できるので
高い周波数信号を必要とする1[子機器に多く使用され
ている。
は1周波穀温度特性が3次曲線を呈し、第3次高調波(
3次オーバトーン)振動を利用すると数10M)izか
らloOMHz帯の周波!![領域にて励振できるので
高い周波数信号を必要とする1[子機器に多く使用され
ている。
第3図は、この種、ATカット水晶振動子として結晶軸
(x 、 y 、 z)より切断される方位(切断角度
)を示す説明図であり、X軸、X軸、X軸はそれぞれ結
晶体の電気軸、機械軸、光軸と呼ばれている。
(x 、 y 、 z)より切断される方位(切断角度
)を示す説明図であり、X軸、X軸、X軸はそれぞれ結
晶体の電気軸、機械軸、光軸と呼ばれている。
このATカット水晶片lは、結晶軸x、y、zのy軸を
回転軸として、y軸に垂直なX−Z面をy軸から2軸の
方向に35′″24′±2′回転して切り出される。尚
、回転して新たにできたy。
回転軸として、y軸に垂直なX−Z面をy軸から2軸の
方向に35′″24′±2′回転して切り出される。尚
、回転して新たにできたy。
y軸をy′軸、z′軸とする。そして、y軸を長さ立、
2′軸を幅w、y′軸を厚みtとして、X軸方向に長い
短冊状に加工される。このような角度で切断されたAT
カット水晶片1は、x−z’面となる両主面に図示しな
い電極を形成し、例えばHC−18U型のケースに封入
されて、弱電回路などに使用されている。
2′軸を幅w、y′軸を厚みtとして、X軸方向に長い
短冊状に加工される。このような角度で切断されたAT
カット水晶片1は、x−z’面となる両主面に図示しな
い電極を形成し、例えばHC−18U型のケースに封入
されて、弱電回路などに使用されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、3次オーバトーン周波数を主振動としたATカ
ット水晶振動子には、通常この主振動以外に、主振動の
周波数近傍の高域や低域側に不連続的に、周波数の異な
る、例えば輪郭系のスプリアス振動が発生する。そして
、これらのスプリアス振動は、例えば周波数ジャンプ現
象など、主振動に対して与える悪影響が大きい問題があ
った。
ット水晶振動子には、通常この主振動以外に、主振動の
周波数近傍の高域や低域側に不連続的に、周波数の異な
る、例えば輪郭系のスプリアス振動が発生する。そして
、これらのスプリアス振動は、例えば周波数ジャンプ現
象など、主振動に対して与える悪影響が大きい問題があ
った。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は3次オーバトーン周波数を主振動とするATカ
ット水晶振動子において、スプリアス振動の発生を防止
して、主振動に与える影響を少なくしたオーバトーン用
水晶振動子を提供するにある。
の目的は3次オーバトーン周波数を主振動とするATカ
ット水晶振動子において、スプリアス振動の発生を防止
して、主振動に与える影響を少なくしたオーバトーン用
水晶振動子を提供するにある。
(問題を解決するための手段)
未発明によれば、ATカットで切断された短冊状の水晶
片のy軸を長さi、y’軸を厚みt、z′軸を幅Wとし
たオーバトーン用水晶振動子において、長さ文と幅Wと
の辺比1 / wを3.4から5.2以内とし、かつ、
前記水晶片の幅Wと厚みtとの辺比w/tを w/ t = 1 + 79X I O−’Xf’±5
%(但し、fは単位をMHzとした3次オーバトーン周
波数値) したオーバトーン用水晶振動子が提供される。
片のy軸を長さi、y’軸を厚みt、z′軸を幅Wとし
たオーバトーン用水晶振動子において、長さ文と幅Wと
の辺比1 / wを3.4から5.2以内とし、かつ、
前記水晶片の幅Wと厚みtとの辺比w/tを w/ t = 1 + 79X I O−’Xf’±5
%(但し、fは単位をMHzとした3次オーバトーン周
波数値) したオーバトーン用水晶振動子が提供される。
(作用)
本発明はATカットにより切断した短冊状の水晶片の、
y軸の長さ文と2′軸の輻Wどの辺比文/Wを所定比と
し、かつ、所望する3次オーバトーン発振周波数を得る
際、幅Wと厚みtどの辺比を所定の計算式にしたがった
比率にするので、スプリアスの発生を防止する作用があ
る。
y軸の長さ文と2′軸の輻Wどの辺比文/Wを所定比と
し、かつ、所望する3次オーバトーン発振周波数を得る
際、幅Wと厚みtどの辺比を所定の計算式にしたがった
比率にするので、スプリアスの発生を防止する作用があ
る。
(実施例)
第1図は本発明に係るオーバトーン用水晶振動子の図で
、水晶片の切断角度と寸法比とを説明する図である。
、水晶片の切断角度と寸法比とを説明する図である。
即ち、この水晶片1は、前述したように、結晶軸X軸を
回転軸としてX−Z面をy軸から2軸の方向に35@
24’±2′回転したATカットで切断される。そして
、X軸方向の長さ見を8.1士0.2mmとし、新たに
できた回転軸2′軸方向の幅Wを1.70〜2.20m
m、tillも、±5%の誤差を考慮した長さ文と輻W
との辺比l/wを略3.4〜5.2として切断されてい
る。
回転軸としてX−Z面をy軸から2軸の方向に35@
24’±2′回転したATカットで切断される。そして
、X軸方向の長さ見を8.1士0.2mmとし、新たに
できた回転軸2′軸方向の幅Wを1.70〜2.20m
m、tillも、±5%の誤差を考慮した長さ文と輻W
との辺比l/wを略3.4〜5.2として切断されてい
る。
第2図は、上記構成の水晶振動子について、y′軸方向
の厚みtを可変して、略28.5〜30MHzの3次オ
ーバトーン周波数にて振動させた場合の、スプリアスが
発生しない場合の輻Wと厚みtとの辺比w/tを示すグ
ラフである。尚、この図では、横軸を3次オーバトーン
振動周波数f、縦軸をスプリアスが発生しない幅wと厚
みtとの辺比w/tとし、実線で示す曲線(イ)は実験
値に基づき、破線で示す(ロ)は曲線(イ)の±5%の
領域を示している。
の厚みtを可変して、略28.5〜30MHzの3次オ
ーバトーン周波数にて振動させた場合の、スプリアスが
発生しない場合の輻Wと厚みtとの辺比w/tを示すグ
ラフである。尚、この図では、横軸を3次オーバトーン
振動周波数f、縦軸をスプリアスが発生しない幅wと厚
みtとの辺比w/tとし、実線で示す曲線(イ)は実験
値に基づき、破線で示す(ロ)は曲線(イ)の±5%の
領域を示している。
次式は、この曲線(イ)から得られた実験式である。即
ち。
ち。
w/t=1.79XIO−8Xf@となる。
但し、fは単位をMHzとした3次オーバトーン岡波数
値である。
値である。
従って1例えば、水晶片lの長さ見を8.1mmに設定
し、30MHzの3次オーバトーン周波数にて振動させ
る場合には、両式のfに30を代入して、w/1=13
.05を得る。
し、30MHzの3次オーバトーン周波数にて振動させ
る場合には、両式のfに30を代入して、w/1=13
.05を得る。
よって、幅wと厚みtとの辺比は13.05となり、幅
Wを厚みtの略13.05倍に設定することにより、ス
プリアスの発生を防止できる。
Wを厚みtの略13.05倍に設定することにより、ス
プリアスの発生を防止できる。
尚、実用上は1曲線(ロ)で示されるように、実験のバ
ラツキ等を考慮し、曲線(イ)の±5%の領域にある範
囲にw/tを設定すれば問題ない。
ラツキ等を考慮し、曲線(イ)の±5%の領域にある範
囲にw/tを設定すれば問題ない。
′ 尚、−ヒ記実施例では水晶片の長さlを8.1±
0.2mmとして@Wどの辺比1 / wを略3.4〜
5.2として説明したが、水晶振動子は通常相似形であ
れば、同様の性質をもつとされているので、前記長さに
限定されるものではない。
0.2mmとして@Wどの辺比1 / wを略3.4〜
5.2として説明したが、水晶振動子は通常相似形であ
れば、同様の性質をもつとされているので、前記長さに
限定されるものではない。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明は、短II+)状の
ATカット水晶片の長さlと@Wとの比を3゜4から5
.2以内を設定し、かつ、使用する3次オーへトーン周
波数をfMHzで示したとき、前記水晶片の幅Wとy′
軸の厚みtどの辺比w/tを、 w/t=1.79X10 XF6−j=5%としたの
で、スプリアスの発生を防止した3次オーバトーン用水
晶振動子が得られる効果がある。
ATカット水晶片の長さlと@Wとの比を3゜4から5
.2以内を設定し、かつ、使用する3次オーへトーン周
波数をfMHzで示したとき、前記水晶片の幅Wとy′
軸の厚みtどの辺比w/tを、 w/t=1.79X10 XF6−j=5%としたの
で、スプリアスの発生を防止した3次オーバトーン用水
晶振動子が得られる効果がある。
第1図は本発明に係るオーバトーン用水晶振動子の切出
し方位と、寸法比を説明する説明図、第2図は振動周波
数と寸法比との具体的な数値との関連を示す曲線図、第
3図はATカット水晶振動子のすJ出し方位を示す説明
図である。 1・・・ATカント水晶片、x、y、z・・・結晶軸、
交・・・長さ、W・・・幅、t・・・厚み。
し方位と、寸法比を説明する説明図、第2図は振動周波
数と寸法比との具体的な数値との関連を示す曲線図、第
3図はATカット水晶振動子のすJ出し方位を示す説明
図である。 1・・・ATカント水晶片、x、y、z・・・結晶軸、
交・・・長さ、W・・・幅、t・・・厚み。
Claims (2)
- (1)ATカットで切断された短冊状の水晶片のx軸を
長さl、y′軸を厚みt、z′軸を幅wとしたオーバト
ーン用水晶振動子において、長さlと幅wとの辺比l/
wを3.4から5.2以内とし、かつ、前記水晶片の幅
wと厚みtとの辺比w/tを w/t=1.79×10^−^8×8^6±5%(但し
、fは単位をMHzとした3次オーバトーン周波数値) としたことを特徴とするオーバトーン用水晶振動子。 - (2)前記水晶片の長さlを8.1±0.2mmとした
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のオー
バトーン用水晶振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2473386A JPS62183208A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | オ−バト−ン用水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2473386A JPS62183208A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | オ−バト−ン用水晶振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183208A true JPS62183208A (ja) | 1987-08-11 |
Family
ID=12146350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2473386A Pending JPS62183208A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | オ−バト−ン用水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62183208A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02124611A (ja) * | 1988-03-30 | 1990-05-11 | Matsushima Kogyo Co Ltd | オーバートーン用矩形状at振動片の製造方法 |
JPH02198212A (ja) * | 1988-04-11 | 1990-08-06 | Matsushima Kogyo Co Ltd | 矩形状atカット水晶振動子の製造方法 |
JPH02198213A (ja) * | 1988-04-11 | 1990-08-06 | Matsushima Kogyo Co Ltd | オーバートーン用矩形状atカット水晶振動子の製造方法 |
JPH02226907A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 水晶振動子 |
-
1986
- 1986-02-06 JP JP2473386A patent/JPS62183208A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02124611A (ja) * | 1988-03-30 | 1990-05-11 | Matsushima Kogyo Co Ltd | オーバートーン用矩形状at振動片の製造方法 |
JPH02198212A (ja) * | 1988-04-11 | 1990-08-06 | Matsushima Kogyo Co Ltd | 矩形状atカット水晶振動子の製造方法 |
JPH02198213A (ja) * | 1988-04-11 | 1990-08-06 | Matsushima Kogyo Co Ltd | オーバートーン用矩形状atカット水晶振動子の製造方法 |
JPH02226907A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 水晶振動子 |
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