JPS62182778A - 多色印刷電子写真式印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置における電子写真式印刷装置に関
し、特に多色印刷の可能な印刷装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の電子写真式印刷装置は主に黒色のみのい
わゆる単色の印刷装置であり、その印刷装置の基本構成
は、第４図に示すように感光体１の周囲に配設させた帯
電器２、光源部３、レンズ群４、現像器５、転写器６、
用紙搬送部７、清掃部８、除電器９等から成る一連の電
子写真プロセスを行う部分で構成されている。近年、イ
メージ処理、図形処理等又、印字データの読みやすさか
ら情報処理用印刷装置に関しても、二色印刷のできる印
刷装置が切望されるようになってきた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の印刷装置では印字濃度を一定にするため
のマークを印刷するが、そのンａ度を読みとるためのセ
ンサは単色（主に黒）のみに出力のとれるセンサを採用
すればよかったが、二色印刷の印刷装置においては、赤
、青、緑等の各色について等しい反射出力のとれるセン
サでなければ、印字濃度制御が難しい。このための手段
としては、各色の反射出力が等しくなるようなセンサを
採用すれば理論的にはよいが、大きさ、コスト等で実用
的ではない。

本発明の目的は単一のトナーマークセンサを用いて多色
の印字濃度を正確にコントロールできる多色印刷電子写
真式印刷装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は用紙に付された多色印刷用の各トナーマークの
濃度をそれぞれ検知し、その出力に基いて各色のトナー
量の補給をコントロールし各トナーによる印字濃度を制
御する多色印刷電子写真式印刷装置において、用紙に付
された多色のトナーマークの濃度を検知する単一のトナ
ーマークセンサと、各トナー色毎に異なるトナーマーク
センサの不均一な濃度検出出力のレベルを同一レベルに
補正する各トナー毎に専用の補正回路と、トナーマーク
センサの出力と印刷色指定の出力とを得て各トナー毎に
切替えてトナーマークセンサ・の出力を特定の補正回路
に入力するスイッチング回路と、スイッチング回路の出
力により各トナーの補給量をコントロールする印字濃度
制御回路とを有することを特徴とする多色印刷電子写真
式印刷装置である。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第３図は二色印刷の電子写真式印刷装置の概略構成図で
ある。感光体ｌの周囲に配設した第１帯電器２′、レー
ザの光源部３、光源からの光を適正な形状にするレンズ
群４、感光体ｌに第１番目のトナーを付着させる第１現
像器５′、第２現像器前に感光体１の電位にする第２帯
電器２″、感光体１に第２番目のトナー（基本的には第
１番目と色調の異るトナー）を付着させる第２現像器５
＃、感光体１上のトナー像を用紙１０に転写する転写器
６、用紙１０を感光体１の回転速度と同じ速度で送る用
紙搬送部７と感光体ｌの清掃を行う清掃器８及び除電器
９により、一連の電子写真プロセスを行う。

この種の印刷装置の現像方法は二成分現像方式のため、
印刷量に応じ、消費したトナーを補給する必要がある。

第２図に示すように用紙１０の一部に付される赤。

青、緑などの多色のトナーマーク１１を単一のトナーマ
ークセンサ１２で検知すると、多色のトナーマーク１１
のセンサ１２による読み取り出力レベルが互いに異なっ
てしまうものである。

そこで、第１図において、本発明は各トナー色毎に異な
るトナーマークセンサ１２の不均一な濃度検出出力のレ
ベルを同一レベルに補正する各トナー毎に専用の増幅回
路（補正回路）　１３ａ、１３ｂ、１３ｃと、トナーマ
ークセンサ１２の出力と印刷色指定の出力１５ａ、　１
５ｂ、　１５ｃとを得て各トナー毎に切替えてトナーマ
ーク１２の出力を特定の増幅回路に入力するアンドゲー
ト（スイッチング回路）　１４ａ、１４ｂ。

１４ｃとを有するものである。したがって、例えば印刷
色指定の出力１５ａが赤であり、かつトナーマークセン
サ１２が赤のトナーマーク１１を検出した場合には、ア
ンドゲート１４ａが作動しセンサ１２の出力を増幅回路
１３ａに入力し、そのレベルを補正する。またトナーが
青のときはアンドゲート１４ｂ、増幅回路１３ｂ、緑の
ときはアンドゲート１４ｃ、増幅回路１３ｃを使ってそ
れぞれ赤、青、緑の検出出力レベルを同一レベルに補正
する。そしてレベルが補正されたトナーマークセンサ１
２の濃度検出出力に基いて印字濃度制御回路１６により
各トナーの補給量を制御するものである。尚、実施例で
は赤。

青、緑のトナーを用いたが、これ以外のものでも良い。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、カラー色の読み取り出力
をそれぞれの補正回路を通すことにより出力レベルを一
定にしてその出力を印字濃度制御回路の入力とするよう
にしたので、単一のセンサを用いて安定した印字熱度制
御を行うことができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
トナーマークとトナーマークセンナとを示す図、第３図
は二色印刷可能な電子写真式印刷袋Ｗの概略構成図、第
４図は単色の電子写真式印刷装置の概略構成図である。 １１・・・トナーマーク、１２・・・トナーマークセン
サ、１３ａ、１３ｂ、１３ｃｍ＝増幅回路（補正回路）
　、１４ａ、１４ｂ。 １４ｃ・・・アンドゲート（スイッチング回路）　、１
５ａ。 １５ｂ、　１５Ｃ・・・印刷色指定の出力、１６・・・
印字濃度制御回路。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）用紙に付された多色のトナーマークの濃度をそれ
   ぞれ検知し、その出力に基いて各トナーの補給量をコン
   トロールしその印字濃度を制御する多色印刷電子写真式
   印刷装置において、用紙に付された多色のトナーマーク
   の濃度を検知する単一のトナーマークセンサと、各トナ
   ー色毎に異なるトナーマークセンサの不均一な濃度検出
   出力のレベルを同一レベルに補正する各トナー毎に専用
   の補正回路と、トナーマークセンサの出力と印刷色指定
   の出力とを得て各トナー毎に切替えてトナーマークセン
   サの出力を特定の補正回路に入力するスイッチング回路
   と、スイッチング回路の出力により各トナーの補給量を
   コントロールする印字濃度制御回路とを有することを特
   徴とする多色印刷電子写真式印刷装置。