JPS62182518A - 流動床炉の安定燃焼法 - Google Patents

流動床炉の安定燃焼法

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JPS62182518A
JPS62182518A JP2200786A JP2200786A JPS62182518A JP S62182518 A JPS62182518 A JP S62182518A JP 2200786 A JP2200786 A JP 2200786A JP 2200786 A JP2200786 A JP 2200786A JP S62182518 A JPS62182518 A JP S62182518A
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JP
Japan
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fluidized bed
incinerated
secondary air
fluidized
generated
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Pending
Application number
JP2200786A
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English (en)
Inventor
Minoru Narusoko
成底 実
Satoshi Inoue
里志 井上
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、都市ゴミなどの被焼却物を流動層内で焼却す
る焼却方法に係り、特に流動層での被焼却物の熱分解・
燃焼を安定させると共に熱分解により発生した可燃ガス
を良好に二次燃焼させることができる流動床炉の安定燃
焼法に関するものである。
[従来の技術] 一般に、都市ゴミなどの被焼却物の焼却処理を目的とし
た流動床式焼却炉は、炉体内に設けた散気管から空気を
噴出し、散気管上に被焼却物を供給すると共に砂などの
流動媒体を供給し、散気管上で被焼却物と流動媒体とを
流動化させながら被焼却物を熱分解させると共に燃焼さ
せ、発生した分解ガスなどの可燃ガスを二次空気により
燃焼させて焼却処理するもので、不燃物は、散気管の下
部の炉体から流動媒体と共に取り出したのち分解し、流
動媒体は再び散気管上に循環させるものである。
この流動床式焼却炉にあっては、流動層内で流動媒体で
ある砂が熱砂状態で撹拌運動をしており、投入された被
焼却物を流動層内で均一に分散し、被焼却物を瞬時に乾
燥・熱分解・燃焼させ完全焼却を行うことができ、不燃
物として回収されるもえがらは、金属、ガラス、陶磁器
類であり、その被焼却物に対する減容率を98%にでき
、他の機械式燃焼炉に比べて不燃物の量を173に減ら
すことができる利点がある。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、流動層に投入される被焼却物は、その投
入量及びゴミ質により発熱量が変化し、しかも上述した
ように投入後の被焼却物は瞬時に乾燥・熱分解・燃焼さ
れるため、投入される被焼却物の量や種類の変動により
燃焼を安定して行うことが難しく、例えば一度に大量の
被焼却物が投入された直後には、大量の可燃ガスが発生
し、二次空気の供給量が追いつかず瞬間的に分解ガスや
ばいじんが発生しやすくなるという問題がある。
また被焼却物は、流動床炉に投入する前に粗砕され、ス
クリューコンベアなどの給じlv*で流動層に投下され
るが被焼却物の性状により塊状になったり、圧密化され
たりし、これが流動層に一度に投下されると、その燃焼
に悪影響を及ぼす問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、流動層
内への被焼却物の投入量の変動などに係らず安定した燃
焼が行え、しかもばいじんなどの発生を抑えることがで
きる流動床炉の安定燃焼法を提供することを目的とする
[発明の概要] 本発明は、上記の目的を達成するために、流動層に被焼
却物を供給し、その被焼却物を熱分解させると共に燃焼
させ、発生した可燃ガスを流動床炉のフリーボード部で
二次空気により燃焼させるに際して、被焼却物を給しん
機で移送すると共にその給しん機の排出口に設【プた破
砕機で被焼却物を破砕したのち、上記流動層に投下し、
他方上記フリーボード部に、その高さ方向に複数段で、
かつ各段ごと平行な多数のノズルを設け、そのノズル群
からフリーボード部内を横断するよう二次空気を噴出す
ると共に最下段のノズル群からの二次空気流を上記流動
層の上面に近接して噴出させるようにしたもので、給し
ん機から流動層へ被焼却物を供給する間にその被焼却物
を破砕機で掻取り、或はほぐすなど破砕することで被焼
却物の投入量が安定すると共に良好に流動化でき、しか
も最下段のノズル群から吹き出される二次空気流により
流動層上に形成される火炎を均一にし、発生した可燃ガ
スを上段のノズル群から格子状に吹出した二次空気です
みやかに、かつ安定して燃焼できるようにしたものであ
る。
[実施例] 以下本発明に係る流動床炉の安定燃焼法の好適一実施例
を添付図面に基づいて゛説明する。
第1図は本発明における流動床炉を示すもので、図にお
いて、1は炉体でその炉体1に複数本の散気管2が設け
られ、その上方の炉体1の壁には都市ゴミ、産業廃棄物
などの被焼却物3の投入口4が形成され、その投入口4
に被焼却物3の給しん機5が接続される。
給じん機5は、ケーシング6と、そのケーシング6に回
転自在に設【プられたスクリュー7とからなり、ケーシ
ング6に被焼却物3の供給口8が設【プられ、ケーシン
グ6の他端に投入口4と連通ずる排出口9が設けられる
。排出口9にはスクリュー7で移送された被焼却物3を
破砕(掻取り、はぐす、砕くなど)するための破砕機1
0が設けられる。この破砕11110は放射状のブレー
ドなどからなり、スクリュー7と対向するよう設けられ
、スクリュー7の回転と同一方向でかつスクリュー7と
回転差をもたせて或は逆方向に回転される。
散気管2上の炉体1の壁には砂などの流動媒体11の投
入口12が形成される。散気管2には、流動用空気供給
管13が接続され、その流動用空気が散気管2から噴出
されて散気管2上の被焼却物3と流動媒体11を流動化
し、流動H14を形成する。
炉体1の下部には散気管2の間から流下した流動媒体1
1と被焼却物3中の不燃物15の出口16が設けられ、
その出口16にスクリューコンベアなどの排出機17が
接続される。排出機17には不燃物15に流動媒体11
とを分離する分級機18が接続され、そのフルイ上の不
燃物15は、排出口19より排出され、フルイ下の流動
媒体11は、垂直コンベアなどの循環ライン20により
流動媒体11の投入口12に供給される。
炉体1上には、流動層14で被焼却物3が燃焼され、熱
分解された可燃ガスを炉体1のフリーボード部21内で
燃焼させるための二次空気供給ノズル群22が設けられ
、炉体1の頂部には燃焼排ガスを排出する排気口23が
設けられる。
ノズル群22は、炉体1の高さ方向に数段設けられ、例
えば図示のように三段設けられ、最下段ノズル群22a
とが炉体1の一壁面に、二段目ノズル群22bと三段目
ノズル群22cとが夫々最下段ノズル群22aと対向す
る壁面に設けられ、夫々炉体1の中心Oに対して図示の
矢印22A。
22B、22Cのように二次空気流を吹き出すように設
けられ、かつ第2図に示すように各ノズル群22は、夫
々のノズル24が、ノズル内径40〜80φまたは30
x 60角〜40X 100角で、ノズル水平間隔jが
200〜600朧になるように炉体1の壁に取り付けら
れると共に風箱25に取り付けられる。
第1図に示すように各風箱25には、二次空気供給管2
6が接続されると共にダンパー27が接続され、風箱2
5内の二次空気圧力が250. Aq以上に保持され、
第2図に示すように各ノズル24から図示の二点鎖線の
ようにフリーボード部21を横断するよう格子状で風速
が50〜60m /sec以上で噴出される。
また最下段ノズル群22aは、空気流22Aが流動層1
4の上面からの高さhで0.1〜1.5mとなるような
位置に取り付けられる。
以上において、給しん機5で被焼却物3が移送され、そ
の排出口9に設(プた破砕機10で破砕されたのち、投
入口4を介して被焼却物3が散気管2上に供給され、ま
た循環ライン20より砂などの流動媒体11が供給され
る。
流動用空気供給管13からの流動用空気が、散気管2か
ら図示の矢印のように噴出され被焼却物3と流動媒体1
1とを流動化し、流動層14を形成する。
この場合、給しん機5から供給される被焼却物3は移送
時に圧密化されても破砕機10で破砕され適度にほぐさ
れるため、流動化状態が良好となる。
流動層14は運転開始時に点火バーナ(図示せず)で胃
温され、流動層171の温度が約500℃以上に昇温し
た後は着火後は散気管2からの流動用空気で被焼却物3
が自燃する。
被焼却物3の燃焼熱により被焼却物3の一部は、熱分解
し、発生した可燃ガスはフリーボード部21内で、二次
空気供給ノズル22から吹き込まれた二次空気により燃
焼され、排ガスとなって排気口23より排気される。
また被焼却物3中の不燃物15は、流動媒体11と共に
散気管2の間から炉体1の下部に流下し、出口16.排
出機17より分級機18に移送され、そこで流動媒体1
1と分離され、排出口19より回収され、流動媒体11
は循環ライン20より再度流動層14に投下される。
流動層14上に形成される火炎は、最下段ノズル群22
aから格子状に吹き出される空気流22Aにより火炎が
流動層14の全面に広がり、その流動層14の燃焼温度
を制御すると共に熱分解で発生する可燃ガスを均一に分
散させることができる。
次に、発生した可燃ガスは、フリーボード部21を上昇
する間に各段のノズル群22b、22Cから格子状に吹
き込まれた二次空気流22B。
22Cにより完全燃焼される。この二次空気流22B、
22Gは、第2図に示すようにフリーボード部21を横
断するよう格子状に吹き出され、フリーボード部21内
を上下数段に二次空気流で覆うため、可燃ガスをフリー
ボード部21の全容積において積極的に、かつすみやか
に安定して燃焼させることができる。
第3図、第5図は、本発明及び従来の流動床炉で被焼却
物を焼却した場合のCOガス濃度と02ガス濃度の経時
変化を測定した例を示す。
先ず、本発明及び従来例とも被焼却物として都市ゴミを
用い、その処理量を2.5t/Hとし、二次空気の吹込
みのみを変えた例を示す。
従来例においては、第5図に示すように可燃ガスとして
のCOガス濃度aが略定期的に5000ppm以上の高
濃度のものが発生し、その際酸素濃度すも約3%以下と
なる。このことは流動層内での被焼却物の安定した燃焼
が行われていないことを示し、被焼却物の種類や投入量
或は流動層温度の変動などにより大量のCOガスが発生
し、その発生により酸素濃度が落ち燃焼が完全に行われ
ていないことが判る。
これに対し本発明においては、給しん機5で移送した被
焼却物3を破砕機10で破砕して流動層14に供給して
燃焼させ、しかも最下段ノズル群22aの空気流22A
が流動層14に生じた火炎に吹き出されるため流動層温
度が安定し、第5図に示すようにCOガス濃度aOが最
大でも11000pp以下にすることができ、また酸素
濃度boも5〜15%内とすることができ、可燃ガスを
安定して燃焼させていることが判る。
第4図、第6図は、本発明及び従来例におけるばいじん
発生の経時変化を示したものである。
ばいじんの測定は、本発明及び従来例とも流動床炉を出
た排ガスをガス冷却塔で冷却し、電気束じん器で除じん
したのち煙突から排出される有色煙をリンゲルマン濃度
指示計で測定したものである。
第6図に示すように従来例においては、有色煙となる指
示値的0.5以上の煙が頻繁に排出されるが、本発明に
おいては、第5図に示すように指示値0.5以上の煙が
たまに排出されるだけであり、ばいじん発生はほとんど
問題がないことが判る。
[発明の効果] 以上詳述してきたことから明らかなように本発明によれ
ば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1)  流動層に給しん機で被焼却物を供給するにお
いて、給しん機からの被焼却物を破砕機で破砕したのち
流動層に投下するので、被焼却物が適度にほぐれた状態
となり流動化が良好になると共に燃焼が良好となる。
(2)  流動床炉に二次空気を吹き込むにおいて、フ
リーボード部の高さ方向に数段水平なノズル群を設けて
格子状に二次空気を吹き込むことで被焼却物の熱分解で
発生した可燃ガスを良好に二次燃焼させることができる
(3)  最下段のノズル群を、その空気流が流動層の
上面に近接するようにすることで火炎を均一化でき、流
動層の温度を安定化できると共に可燃ガスの発生を均一
化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の流動床炉の安定燃焼法を実施する装置
の一例を示す断面図、第2図は第1図のII−II線断
面図、第3図は本発明において炉内でのCOガスと02
ガス濃度の経時変化を示す図、第4図は本発明において
ばいじんの発生の経時変化を示す図、第5図は従来例に
おけるCOガスと02ガス濃度の経時変化を示す図、第
6図は従来例におけるばいじんの発生の経時変化を示す
図である。 図中、1は炉体、2は散気管、3は被焼却物、5は給し
ん機、9は排出口、10は破砕機、11は流動媒体、1
4は流動層、22はノズル群である。 特 許 出 願 人  石川島播磨重工業株式会社代理
人弁理士 絹  谷  信  雄 22−m−ノス°”ノ染 時間〔分) 時間(1−13 第4図 時り〔分〕 時間()() 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流動層に被焼却物を供給し、その被焼却物を熱分解させ
    ると共に燃焼させ、発生した可燃ガスを流動床炉のフリ
    ーボード部で二次空気により燃焼させるに際して、被焼
    却物を給じん機で移送すると共にその給じん機の排出口
    に設けた破砕機で被焼却物を破砕したのち、上記流動層
    に投下し、他方上記フリーボード部に、その高さ方向に
    複数段で、かつ各段ごと平行な多数のノズルを設け、そ
    のノズル群からフリーボード部内を横断するよう二次空
    気を噴出すると共に最下段のノズル群からの二次空気流
    を上記流動層の上面に近接して噴出させることを特徴と
    する流動床炉の安定燃焼法。
JP2200786A 1986-02-05 1986-02-05 流動床炉の安定燃焼法 Pending JPS62182518A (ja)

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JP (1) JPS62182518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622727U (ja) * 1992-08-18 1994-03-25 石川島播磨重工業株式会社 廃棄物の焼却装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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