JPS62181999A - 船舶フラツプ舵のフラツプ駆動機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は主舵とその後端に回転自在に取り付けられたフ
ラップとで構成される船舶フラップ舵におけるフラップ
駆動機構に関するもの。

（ロ）従来の類似の発明と本発明との相違点（ｉ）　　
特許出願公表　昭５７−５０１７７９　　との相違点。

これはすべり揺動ピストンと回転軸の組合せ機構である
が、構造的にやや複雑である。本発明は回転軸により構
成される機構できわめて簡単である。

（ｌｉ）　　実用新案出願公告　昭６０−１５７５５及
び実用新案出願公告　昭６０−１３７５９との相違点　
（ｉ）項と同様 （ｉｉｉ）　　特許出願公開　昭５８−１６４４９８と
の相違点′フラップつき舵の研究Ｉ′（昭和４３年日本
造船学会論文集１２４号）によれば、第３図においてσ
角とβ角の和が９０’以下の範囲でβ角が大きいほど舵
の効きは良いとされる。この点全比較すれば、本項初頭
の舵は回動最大角ｄ＝３５°においてＸ：β＝１：１・
５７　　となりβ角が小さい。これに対し本発明舵は回
動最大角び一３５°においてｃｔ：β＝１＝２・８〜１
・５７となり十分な大きさのβ角がとれる。

（ハ）発明のねらい 本発明はフラップの駆動機構？極力単純化し製作を容易
にして廉価な成品を得、しかも稼動中の保守を容易にす
ることにある。

に）問題点を解決する几めの手段 本発明の実施例第１図において、主舵２は舵軸９により
船体１に回動自在に取り付けられ、フラップ３は主舵２
の後端にフラップ回転金具ｌＯ及び１１により、回動自
在に取り付けられる。

フラップ８の上端エリ舵軸９に向って水平にアーム４を
突出せしめ、その先端にアームピン７ｔ−設ける。

一部アーム４の上方の船体ｌにピボットピン８を設ける
。ビボットビ／８の位置は、アームピン７とフラップ回
転金具１０との間とする。アームピ／７とピボットピン
８をはめ込む２つの穴全待った小判型のリンク５により
アームピ／７とビボノトビ／８を連結する。然して第３
図に示す如く主舵２が舵軸９によりβ角回動される時、
フラップ３は主舵２に対しβ角だけ回動させることが出
来る。

但し主舵２が中央位置（β角、β角が共に零度の状態）
より回動しはじめようとする初期段階では、フラップ３
は必ずしも主舵２と同じ方向に回動するとは限らない。

そこで初期段階だけ（お＼よそβ角が０６より３°の範
囲）強制的にフラップ３２！Ｌ−主舵２と同方向に回動
させるため、次の装置を施す。即ち、フラップ回動金具
１０の頂部より水平にリンク後端５Ａに達する制動棒６
を設ける。リンク後端５Ａと、制動棒先端６Ａとは歯車
の様に凹凸にかみ合う形とする。

（うすることにより主舵２が中央位置より回動しはじめ
る時、リンク後端５Ａは制動棒先端６Ａ　Ｋより主舵２
の回動方向に押される。

然してリンク５はピボットピン８を中心にして回動し、
フラップ３を主舵２と同方向に回動させる。

第４図は第１図の変形実施例を示す。

第１図におけるリンク５．アームピン７及びピボットピ
ン８を一体のクランクリンク１２とし、アームピン７の
取付部とピボットピン８の取付部を夫々回転軸受けにお
きかえ比ものであり、その他は第１図と同様である。

に）　発明の効果 本発明は回転軸により構成されるきわめて単純化された
機構である。従来のものに比べ機能を損することもなく
製作や保守の面において有利さを発揮出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の側面図 第２図は作動斜視図 第８図は作動を示す平面図 第４図は第１図のうち部品を一部変形し之実施例の側面
図 １・・・船体、　２・・・主舵　３・・・フラップ、　
４・・・アーム、　５・・・リンク、　　５Ａ・・・リ
ンク後端。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 主舵２の後端に回動自在に取り付けられた フラップ３の上端から前方に向って水平にアーム４を突
   出せしめ、この先端にアームピン７を設ける。 一方アーム４の上方の船体１にピボットピン８を設ける
   。この位置はアームピン７とフラップ回転金具１０の間
   とする。 アームピン７とピボットピン８をリンク５により連結す
   る。 フラップ回転金具１０の頂部よりリンク後端５Ａに達す
   る制動棒６を設ける。リンク後端５Ａと制動棒先端６Ａ
   の両者は歯車様に凹凸にかみ合う形とする。以上の如く
   構成されたフラップ駆動機構。