JPS62181744U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図〜第１３図は本考案の一つの実施例に係
る動力伝達用チエーンベルトを示すものであり、
第１図は第２図の―線に沿つた断面図、第２
図はベルトの要部側面図、第３図は第２図の―
線に沿つた断面図、第４図は第２図の―線
に沿つた断面図、第５図はリンク片の平面図、第
６図はリンク片の側面図、第７図は連結ピンの側
面図、第８図はオフセツトリンク片の平面図、第
９図はオフセツトリンク片の側面図、第１０図は
チエーンの要部平面図、第１１図はチエーンの要
部側面図、第１２図はＶブロツクの正面図、第１
３図はＶブロツクの側面図、第１４図は本考案の
動力伝達用チエーンベルトが適用される無段変速
機を備えた自動車の駆動系の一例を示す模式図、
第１５図は本考案の動力伝達用チエーンベルトが
適用される無段変速機の一例を示す要部縦断面図
、第１６図は従来の動力伝達用ベルトを用いた無
段変速機において両プーリ間で芯ずれが発生した
状態を示す概略外観図である。 符号の説明、１０……入力プーリ、１３……プ
ーリ円錐面、２０……出力プーリ、２３……プー
リ円錐面、３０……動力伝達用チエーンベルト、
４０……チエーン、４１……リンク片、４２……
ピン孔、４３，４４……凹曲面、４５……連結ピ
ン、４６……大径フランジ部、５０……オフセツ
トリンク、５１……オフセツトリンク片、５２…
…ピン孔、６０……Ｖブロツク、６１……テーパ
面、６２……溝部、６３，６４……凸曲面、６６
……折れ線、６７……平行平面、６８……テーパ
面、ｃ……チエーンとＶブロツク間の隙間、ｅ…
…入出力プーリ間での最大芯ずれ量、Ｐ……チエ
ーンのピツチライン、ｐ……チエーンのピツチ、
ｔ_１……オフセツトリンク片の板厚、ｔ_２……Ｖ
ブロツクの板厚、δ……オフセツトリンク片のオ
フセツト量。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数枚のリンク片を交互に重ね合わせ、各
   リンク片の端部に形成されたピン孔に連結ピンを
   挿入することにより関節運動可能に連結して無端
   状に形成した２本のチエーンと、両側部に入力プ
   ーリおよび出力プーリの円錐面と摩擦接触するテ
   ーパ面および前記チエーンを収容する左右対称の
   溝部を有する複数個のＶブロツクとを備えた動力
   伝達用チエーンベルトにおいて、 前記チエーンの前記プーリ円錐面側に少なくと
   も一列のオフセツトリンクをチエーン全周にわた
   つて各々のオフセツトリンク片が互いに重なり合
   うように配置すると共に、前記連結ピンの前記プ
   ーリ円錐面と反対側の端部に前記ピン孔よりも大
   径のフランジ部を形成したことを特徴とする動力
   伝達用チエーンベルト。 (2) 前記オフセツトリンク片はクランク形状を
   なしており、その長手方向に緩衝作用を有するこ
   とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記
   載の動力伝達用チエーンベルト。 (3) 前記各リンク片はその外周縁および内周縁
   の少なくとも一方に滑らかな凹曲面を備えており
   、前記Ｖブロツクの溝部における前記凹曲面と対
   応するリンク係合面はその板厚方向に滑らかな凸
   曲面として形成され、これらリンク片の凹曲面と
   Ｖブロツクの凸曲面とが互いに係合するように構
   成されていることを特徴とする実用新案登録請求
   の範囲第１項記載の動力伝達用チエーンベルト。 (4) 前記Ｖブロツクの板厚は前記チエーンのピ
   ツチと略同一寸法に設定されていることを特徴と
   する実用新案登録請求の範囲第３項記載の動力伝
   達用チエーンベルト。 (5) 前記Ｖブロツクのベルト進行方向前後面は
   前記チエーンのピツチラインと略同一線上に折れ
   線を有し、その折れ線よりも外周側が平行な平面
   とされ、その折れ線よりも内周側が先端程板厚が
   薄くなるテーパ面に形成されていることを特徴と
   する実用新案登録請求の範囲第４項記載の動力伝
   達用チエーンベルト。 (6) 前記Ｖブロツクにおける溝部の幅は、前記
   チエーンの幅よりも大きく、かつ両者の差が前記
   入出力プーリの最大芯ずれ量よりも大きく設定さ
   れていることを特徴とする実用新案登録請求の範
   囲第１項記載の動力伝達用チエーンベルト。