JPS6218154A - 通信システムのメツセ−ジチヤネルのアクセスおよび利用方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、単向性伝送リングに結合されているステーシ
ョン間でディジタル情報を伝送するために配列された通
信システムのメッセージチャネルにアクセスし、および
それを利用する方法に関係し、そのリングはリング上の
整数値のフレームを発生するモニターを含み、各フレー
ムにおいて複数の型のフィールドが識別でき、かつ引続
（フレーム中の同じ型のフィールドがステーション間で
ディジタル情報を伝送する対応数のチャネルを共に備え
ている。

本発明はさらにこの方法を実行する装置にも関係してい
る。

この様な方法と装置は欧州特許出願ＥＰＯ１１５６５８
号公報に開示されている。

この様な方法はＬ　Ａ　Ｎ　（ＬｏｃａｌＡｒｅａ　！
！ｉｅｔｗｏｒｋｓ）に使用され、さらに詳しくは、回
線交換トラヒックおよび／またはパケット交換トラヒッ
クをサポートする広帯域、時分割多重リング形回線網で
使用されている。電話トラヒックやテレビ電話トラヒッ
クの様な連続トラヒックはＬＡＮ回路に交換接続され、
換言すれば（信号メツセージによって）接続が設定され
た後および接続の全期間にわたって、伝送容量は通信参
加者に割当てられている。

（データパケットの形をした）信号メツセージを伝送す
る伝送容量に対する要求は、接続が設定される前のみな
らず、接続中および接続の解放に対しても意識される。

これ等のデータパケットの伝送に対し、大多数のＬＡＮ
は一般にデータグラムサービスとして規定されたものを
供給する。一般に、パケットの伝送は、受信機が存在し
かつ占有されていないかどうかを予め知ること無く実行
される。さらに、送信機に対して受信機が空きバッファ
を持つかどうかは一般に知られていない。正確な受信は
しばしば報告されないので、自動再送信もまた不可能で
ある。これ等の問題を解くことはそれ等のシステムにお
いてより高いプロトコル層に残されている。

本発明の目的は、すべてのステーションに利用可能な調
整付きメツセージチャネル（ａｒｂｉｔｒａｔｊｏｎ−
ａｎｎｅｘ　ｍｅｓｓａｇｅ　ｃｈａｎｎｅｌ　）への
１ステーシヨンのアクセスが明瞭に保証できる方法を与
えることである。本発明の別の目的は調整付きメッセー
ジチャネルを利用する方法を与えることで、こ＼でメツ
セージが自損しているステージジンの不在とアドレスさ
れたステーションの（バッファの）最大蓄積容量および
生起するどんな伝送誤差も考慮されている。単向性伝送
リングに結合されているステーション間でディジタル情
報を伝送するために配列された通信システム中の調整付
きメッセージチャネルにアクセスし、かつそれを利用す
る方法であって、そのリングはリング上に整数値のフレ
ームを発生するモニターを含み、その各フレームにおい
て複数の型のフィールドが識別され、かつ引続クフレー
ムの同じ型のフィールドがステーション間でディジタル
情報を伝送する対応数のチャネルを共に備える方法は、 少なくとも１つのチャネルが調整付きメッセージ−チャ
ネルとして配置され、メッセージを伝送しようとするス
テーションが以下のステップを実行すること、すなわち （ａｌ　　ｉＪｌ整チャネルのフィールドは、読取られ
た情報から調整チャネルが空いている、すなわち値「ヌ
ル（Ｎｕｌｌ）Ｊが読取られた情報に割当てられている
ことが明らかになるまで読取られ、（ｂｌ　　読取られ
た［空き（ｆｒｅｅ）　Ｊフィールドに続く調整チャネ
ルの第１フィールドにおいて、そのフィールドに含まれ
た情報は「占有（ＯＣＣｌｌＰＴＥＤ）　Ｊを意味して
いるステーションから到来する情報に対してステーショ
ンによって交換され、（ｃ）もしステップ（ｂｌで読取
られた情報が値「占有」を有するなら、関連するステー
ションはステップ（ａｌを′ｍ続し、かつステップ（ｂ
ｌで読取られた情報が値「ヌル」を有する場合に、関連
するステーションはこの８周整フェーズ（ａｒｂｉｔｒ
ａｔｉｏｎ　ｐｈａｓｅ）を得、従って調整付きメッセ
ージチャネルに対するアクセスを獲得する各ステップを
実行すること、 調整を獲得したステーションは調整付きメッセージチャ
ネルの１フィールドあるいは複数の引続くフィールドに
メツセージを配置し、そのメッセージは１つあるいは複
数の文字および情報部分から組立てられ、その文字はメ
ツセージの開始、メッセージの終了、メツセージの目的
アドレス、ステーションの存在の報告、ふくそうあるい
は正確さの報告の表示であることを特徴としている。

この方法はそれが充分に分散されていると言う利点を有
している。かくして中心の無い、従って弱い調整機能が
存在する。

この方法の別の利点は、各調整が厳密に１つの獲得者（
ｗｉｎｎｅｒ）を有し、かくして同じチャネルを利用す
る２つあるいは複数のステーションによるメッセージの
脱落を妨げると言うことである。

別の利点はこの方法が安定であること、すなわち負荷の
関数としてシステムの「スループット」が単調非減少で
あることである。他の利点はメッセージチャネルの割付
けが公平なことである。すなわちこの方法における各参
加者は予め決められた最大の努力内で調整手順をたしか
に獲得している。

さらに詳しくは、もし複数の候補者（ｃａｎｄ　ｉｄａ
　ｔｅ）がメッセージチャネルのイネーブルされるのを
待つなら、チャネルの関連する解放はチャネルが他の参
加ステーションに割当てられる前に再びチャネルを保留
するのを不可能にできる。

さらに別の利点は、伝送誤差が生起するかあるいはステ
ーションが不動作になる場合であっても、このシステム
は正しく動作し続けることである。

もしリングサイクル中に複数のフレームが存在するなら
、ある状況の下では、正確に同じ数の参加ステーション
は、フレームサイクル中にフレームが存在するためにメ
ッセージチャネルに対する調整を獲得することができる
。その様な場合に明確なチャネル割当てを与えるために
、もしリング上に２つあるいはそれ以上のフレームが存
在するなら、調整を獲得してしまった２つあるいはそれ
以上のステーションが調整ステップ（Ｃ）のあとで最終
調整の目的で以下のステップを実行するのは有利である
。そのステップは （ｄ）１リングサイクル期間の間に、調整付きメッセー
ジチャネルと関連するすべてのフィールドの内容が関連
するステーションの独特なアドレス値に対する残りのス
テーションによって交換され、 （ｅ）調整チャネルフィールドに含まれる情報は、関連
するステーションから発生するアドレス値と交換され、
かつ読取られたアドレス値が以下のステップで規定され
た規準に従って判断され、（ｆ）　　もし読取られたア
ドレス値がそれ自身のアドレス値を越えるなら、ステー
ションは調整から取下げられ、かつステップ（ａｌを継
続し、（ｇｌ　　もし読取られたアドレス値がそれ自身
のアドレス値より少ないなら、ステーションは調整を継
続し、 ｆｈ）　　読取られたアドレス値が関連するステーショ
ンによってこの調整の間に書込まれたそれ自身のアドレ
ス値に等しい場合にステーションは最終調整を獲得する
こと、 である。

本発明の別の目的はこの方法を実行する装置を従供する
ことである。本発明によると、通信システム中のメッセ
ージチャネルにアクセスし、かつそれを利用する方法を
実行する装置であって１ この通信システムは単向性伝送リングに結合されたステ
ーション間でディジタル情報を伝送するために配列され
、 このリングはリング中で整数値のフレームを発生するモ
ニターを含み、 その各フレームにおいて、複数の型のフィールドが識別
され、かつ引続くフレームの同じ型のフィールドはステ
ーション間でディジタル情報を伝送する対応数のチャネ
ルを共に形成する装置において、 各ステーションが リング読取り装置、 交換装置、 結合装置、および 処理装置、 を具えること、 この処理装置がリング読取り装置からあるいは結合装置
から受信されたメツセージをレジスタ内に入れるための
書込み装置を含むこと、さらに処理装置がレジスタから
レジスタ中に含まれた所定のメツセージを読取る読取り
装置を含むこと、 さらに処理装置がリング読取り装置および読取り装置か
ら受信されたメッセージを比較する比較器装置を含むこ
と、 結合装置がシステムビットを導く読取り装置の出力に結
合され、かつまたメッセージを印加する端子に結合され
ていること、 を特徴としている。

本発明は添付の図面を参照し具体例によって詳細に説明
されよう。同じ参照記号によって図中に示された要素は
同じものである。

第１図はリング形単向性伝送手段１０を示し、これは例
えば光ファイバ、同軸ケーブルあるいはより線ワイヤで
構成されている。トランシーバＲｉ（ｉ＝１．２．−・
−ｎ）がリングに含まれており、これはなかんずく、リ
ング１０を経由する信号の送信、リング１０からの信号
の受信およびリング上の信号強度を適当なレベルに保つ
目的を持っている。

ステーションＳｉ　（ｉ　＝　１　、　２．−ｎ）がリ
ングアクセス装置ＲＡＵ、（ｉ＝１．２．−　ｎ）を経
由してトランシーバＲ１に接続されている。ステーシコ
ンは、場合に応じて例えば電話機セット、コンピュータ
端末、ワードプロセッサ、データ伝送装置あるいはデー
タ受信装置等であろう。種々の機能を実行するモータ１
１はトランシーバＲ８（入力２３、出力２５）を経由し
てリング１０に接続されていモニターは例えば伝送手段
にフレーム構造を発生する。第２図はその様なフレーム
構造の１例を示している。期間Ｆを有するフレーム（「
パレット（ｐａｌｌｅｔ）　ｊとも呼ばれている）は、
フレームの開始を示すプリアンプルＰＡを具え、さらに
ディジタル情報が伝送されている複数のタイムスロット
（「フィールド」あるいは「バケット（ｂｕｃｋｅｔ）
　ｊとも呼ばれている。）を具えている。このタイムス
ロットはすべて同じ間隔を持っていない。すなわち、第
２図に示された例では第１の型、第２の型および第３の
型のタイムスロットは区別できる。

引続くフレーム中のタイムスロットはチャネルを備え、
第１の型の各タイムスロットは第１の型のチャネルの一
部分を形成し、第２の型の各タイムスロットは第２の型
のチャネルの一部分を形成し、そして第３の型の各タイ
ムスロットは第３の型のチャネルの一部分を形成する。

こ＼で使用された術語「フレーム」と「タイムスロット
」は、これ等の術語の一般の定義によって充分にカバー
されない意味を有している。一時点および同一時点で異
なるステーションは特定のフレームと結び付いた異なる
タイムスロットにアクセスでき、一方、逆に１つのフレ
ーム中の１つの特定のタイムスロットは異なる時点です
べてのステーションによりアクセスできる。本発明の理
解に必要と想定されているそれ等すべての場合において
、「パレット」と言う言葉は「フレーム」と読むことが
でき、「バケット」と言う言葉は「タイムスロ・７ト」
と読むことができる。

第２図では第１．第２．第３の型のチャネルはそれぞれ
ＣＴ＋　、　Ｃｒ２．Ｃｒ２によって示されている。

さらに各フレームＦはフィールドＳＦを含み、こ＼で多
数のタイムスロットは伝送システムと制御情報を収容し
ている。実例として以下のフレームの配列が使用されよ
う。

フレーム周期；１２５μｓ ビット速度：　２０．４８　Ｍｂ／ｓ、従って各フレー
ムは２５６０ビツトを具えている。

フレームの配列 一第１の型の３２チヤネル（６４ｋｂ／ｓ）フレーム毎
に各８ビツトの３２タイムスロツト２５６　ピッＩ・ 一第２の型の４チヤネル（２５６ｋｂ／ｓ）フレーム毎
の各３２ビツトの４タイムスロツト１２８ビツト 一第３の型の３チヤネル（２Ｍｂ／ｓ）フレーム毎に各
２５６ビツトの３タイムスロツト７６８ビツト 一第４の型の１チヤネル（８Ｍｂ／ｓ）フレーム毎に１
０２４ビツトの１タイムスロツト１０２４ビツト 一プリアンプル　　　　　　　　　　　６４ビット−フ
ィールドＳＦ　　　　　　　　　　　　３２０ビツト総
計２５６０ビツト フレームの配列は全く任意である。多少の数のチャネル
の型が存在し、多少の数の型缶のチャネルが与えられよ
う。またフレーム中のチャネルの正確な位置は全く任意
である。すべてのステーションはもちろんこの配列を知
らなくてはならぬ。

動作システムでは各フレームは同じ構造とタイムスロッ
ト中の同じ区分を有しているが、前に示した様に、各シ
ステムはそのオプションとしてこの構造を選択しかつ修
正することができる。

上に説明した様に、フレームとその型がタイムスロット
毎に伝送されたビット数の異なる多数の異なった型のタ
イムスロットを有しているから、関連するチャネルの平
均ビット頻度も異なっている。しかし同時に、タイムス
ロットはサポートされたトラヒックのカテゴリ、すなわ
ち回線交換トラヒックかパケット交換トラヒックかで異
なる。

電話、インターコム、テレビ電話トラヒックの様な回線
交換トラヒックは、厳密に周期的であり、間欠的でない
ことが要求され、かつ所望する限り接続が一般的に２つ
のステーション間で存在したま＼であり、さらに一般的
には双方向同時に（全２重）存在したま＼である。これ
等の要求条件はパケット交換トラヒック（テキスト、フ
ァクシミリ、コンピュータへのデータリンク）に課せら
れておらず、従ってこのカテゴリのトラヒックを回線交
換トラヒックから異なるやり方で処理するのはしばしば
有利である。

伝送手段の長さによって、１つあるいは複数のフレーム
は同時にリング１０上に存在できる。モニター１１はバ
ッツァメモリを含み、それはフレーム周期の倍数にサイ
クルタイムを正確に合わせる機能を持っている。もしフ
レーム周期が１２５μｓであり、伝送手段が５５０μｓ
の循環遅延時間を有するなら、モニターはハソファメモ
リによって７５μｓ遅延時間を導入し、その結果、リン
グサイクル周期は６２５μｓに上げられ、６２５　／１
２５＝　５フレームが１つのリングサイクル周期内に収
容される。このことは、各５フレーム毎に物理的ならび
に機能的に同じタイムスロットがリング上の所与の点を
通過し、もちろん一方では各フレームのあとで機能的に
同じタイムスロットは所与の点を通過する。

この区別は今後説明される様に重要であることを意味し
ている。

リングに接続された各リングアクセス装置　ＲＡＩＪ。

は通過するフレームのエンドレスな流れを見るが、しか
しそれはタイムスロット中の情報の位置と対象を知る。

リングアクセス装置ＲＡＤ、はこれ等のタイムスロット
上で３つの基本的動作、すなわち（１）通過するタイム
スロットの内容を読取ることができ、 （２）　　ステーションＳ、から通過タイムスロット中
に印加情報を書込むことができ、 （３）通過タイムスロットと印加情報の内容の交換がで
き、すなわち（準）同時的な読取りと書込み を実行できる。高い情報伝達速度と柔軟性の理由から、
何が本質上、印加情報の「進行中の（Ｏｎ−ｔｈｅ−ｆ
ｌｙ）Ｊ適用として一般に規定されているかおよび／ま
たは読取られた情報の内容が必要とされないかを注意す
ることは重要である。従って、以前に「準備された」情
報のみがタイムスロットに書込まれる。

ステーションＳ１からおよびそれに向う情報の伝達はそ
れ等のステーションのリングアクセス装置ＲＡＵ、を経
由して実行される。例えば、リングアクセス装置ＲＡＤ
、が例えば１２５　μｓの各フレーム中の所定のタイム
スロットに８ビツト情報を書込むものと想定しよう。こ
の情報は例えばステーションＳ、、を自損している。従
って、リングアクセス装置ＲＡＤ、は関連するタイムス
ロットから８ビツトを各フレーム（各１２５μｓ）で読
取る。この様にして、８／１２５　・１Ｏ−６＝６４　
ｋ　ｂｉｔ／ｓｅｃがステーションＳ、からステーショ
ンＳ。に伝送される。リングアクセス装置ＲＡＤ　、、
Ｉ’ｌＡＵ、、の双方がそのタイムスロット上で上述の
交換動作を行うと、情報の交換が達成され、従って全２
重チャネルである。

ｎタイムスロットを並列に配列することにより、ｎ　ｘ
６４　ｋ　ｂｉｔ／ｓｅｃチャネルが得られる。

回線交換トラックとパケット交換トラヒックの双方に対
してチャネルはすべてのユーザーデータについて使用さ
れる。調整付きメツセージチャネル（共通チャネル）は
信号メッセージを伝送するためにリングアクセス装置に
よって使用された特定チャネルである。回線交換接続が
捕捉され、保留され（リングコストを読み）かつ解放さ
れる場合、信号メツセージは一般に短いメツセージであ
る。このメッセージはステーションの瞬時状態あるいは
回線交換接続に使用された回線チャネルの瞬時状態の情
報を含んでいる。

他の任意のチャネルと丁度同様に、調整付きメツセージ
チャネルはフレーム中の同じ位置に存在する１つあるい
は複数のタイムスロットによって形成されている。各リ
ングアクセス装置はどこに調整付きメッセージチャネル
が位置しているかを知り、かつそのすべてのタイムスロ
ットを調べる義務を持っている。簡単のために、調整付
きメッセージチャネルは今後メツセージチャネルと表示
されよう。

いかにして伝送手段上でメツセージチャネルにアクセス
することが可能であるか？　もし１つ以上のリングアク
セス装置（ＲＡｔｌ）がメツセージを伝送しようとする
なら（これはシステムの大きさを考慮すると例外でなく
むしろ通例であるが）、これ等のリングアクセス装置は
メツセージチャネル上にそれ等のメツセージを同時に書
込むことを妨げねばならない。と言うのはお互のメッセ
ージを取下げるからである。以下説明するこの調整機構
は、１つ以上のリングアクセス装置ＲＡＵがメツセージ
チャネルを利用する権利を与えられぬと言うその問題に
対する解法を与えている。

メツセージを伝送しようとするリングアクセス装置（今
後「候補者」と表示される）は、従って、実際にメツセ
ージを伝送する前にメッセージチャネルが空いているか
どうかをチェックせねばならず、もしそうならこのチャ
ネルを保留せねばならない。リング上に存在するデータ
が循環するので、信号が消失するかしないかの事実に基
すいてメツセージチャネルが占有されているかそうでな
いかどうかをステーションが見出すことは不可能である
。ステーションがその目的でリング中に情報を書込むこ
と無しに、ステーションはチャネルが占有さているかど
うかを見出す可能性をステーションに提供するために何
が「空きタイムスロット（ｅｍｐｔｙ−ｔｉｍｅ　５ｌ
ｏｔ）　ｊ機構として一般に規定されたか一゛展開され
ている。従って、もしタイムスロソトの読取り内容が、
１リングサイクル前に同じタイムスロットの書込まれた
内容あるいは読取られた内容と同じであるなら、タイム
スロットは「空き」であると考えられる。もしタイムス
ロットの読取り値が１リングサイクル前のそのタイムス
ロットの値と同じであるなら、そのタイムスロットは何
の情報も含まず、かつその内容の情報値はヌルであると
考えられる。情報値ヌルを有するタイムスロットは「空
きタイムスロット」と呼ばれている。

このことはメッセージを伝送するリングアクセス装置が
前のリングサイクルでそこに書込まれた値から異なる値
を各タイムスロットに書込まねばならぬと言う結果とな
る。伝送すべき情報に何の制限も課すべきでないから、
空のタイムスロット機構についてシステムビット（第３
図の５ＹＳＢ）として一般に規定されているものに対す
る情報（第３図のＤＡＴＡＢ　）のスペースにカロえて
、スペースがメッセージチャネルの各々タイムスロット
（第３図のＲＥＣ）に保留されている。チャネルを占有
したま＼に保ため、このシステムビット５ＹＳＢの値が
各リングサイクルで反転される必要がある。かくして書
込まれたタイムスロットＲＥＣの新しい内容は前の値か
ら異なっている（すなわち最少１ビット位置）ことが保
証される。

メッセージＭＥＳＧは第４図に示された様に配列されて
いる。メツセージチャネルの引続くフィールド（第３図
のＲＥＣ’）において、メツセージＭＥＳＧは所定の最
大長の部分で伝送されている。厳密な意味におけるメツ
セージに加えて、どこでメツセージが始まり、誰に対し
てメツセージが向けられ、厳密な意味でメッセージが何
であるか、そしてどこでメツセージが終るかと言う事実
を受信機がまた知らされる必要がある。その目的で以下
の事実が記録されている。すなわち （ｉ）メッセージの開始：これは例えば特定の文字、チ
ェックメッセージＲＯＭ　　（メッセージの開始：　ｂ
ｅｇｉｎ　ｏｆ　ｍｅｓｓａｇｅ）によって示されてい
る。

（ｉｉ）メツセージが目指している受信機のアドレス（
ＡＤＤＲ）　　１列えばチェ・ンクメッセージＲＯＭを
含むタイムスロットに続くタイムスロットに置かれたも
の。

（ｉｉｉ　）実際上の、事実上のメッセージ、すなわち
厳密な意味での上述のメツセージで、図ではＩＮＦによ
って示されている。厳密な意味でのメッセージは１つあ
るいは複数のｎ個の部分ＩＮＦＯ，からなり、各部分は
１タイムスロツトで伝送されている（ＤＡＴＡＢ　）。

（ｉｖ）メッセージの終り：これは特定文字、チェック
メッセージＲＯＭ　　（メッセージの終り）によって示
されている。

正しいメッセージが実際にかつ完全に受信されることを
保証されていると言う意味でメッセージチャネルを保護
するために、多数の保護メジャーが取られている。これ
等のメジャーは送信機のドロップアウト、受信機の不在
、受信機のふくそう（例えば受信機の情報バッファのあ
ふれ）および伝送誤りの生起を検出する。

メッセージ（第４図のＩＮＦ　）の伝送の間の送信機の
ドロップアウトは、所定のタイムスロ・７トからずっと
メツセージが情報値「ヌル」を有する情報のみ含むこと
で受信機によって検出できる。このことは上述の空きタ
イムスロット機構を使うことにより確かめられる。

メツセージが目指している受信機が存在しない場合を検
出するために、アドレスされた受信機は、メッセージチ
ャネルの引続くフィールドでＲＯＭメッセージを受信し
たあと、別の特定文字、存在（ＰＲＥＳＥＮＴ　）メッ
セージを書込むことによってその存在を報告する。

受信機は無限のバッファ容量を持たないと言う仮定から
出発して、例えばバッファが他のメッセージで充たされ
ていると言う理由で、印加されたメツセージは蓄積でき
ないか完全に蓄積されないことがあり得る。受信機がそ
のバッファを完全に満たしていることを検出する瞬間に
、メツセージチャネル中のタイムスロットに特定文字、
あふれ（ＯＶＥＲＦＬＯＷ）メツセージを書込むことに
よりそれ（受信機）はそのことを送信機に報告する。

送信誤りの保護は以下のやり方で実行される。

送信機はメッセージがリングを正しく通過するかどうか
を検出できる様に配列できるから、受信機はその仕事か
ら解放できる。そこでメッセージＭＥＳＧは誤り検出符
号なしでまた送信できる。この様にして、送信機が報告
した後まで、全メッセージが正しかったと言う一般にオ
ーケー（ＯＫ）メツセージとして規定されている関連す
る特定文字によって、受信機は受信されたメツセージを
正しいものとして受取らないであろう。（メッセージが
送信機を１リングサイクルあとに通過するから、送信機
がそれによって送信されたメツセージをチェックする機
会を与えられている）。送信機はメッセージの各部分を
チェックし、そして全メツセージＭＥＳＧが受信されて
しまった後、もしメッセージが正しいなら、メッセージ
チャネルの１つのフィールドでオーケーメッセージを送
信することにより送信機は受信機に通知しよう。もしそ
れに対して送信機がメツセージの正しくないことを見付
けると、送信機はメツセージを繰返す。新しいメツセー
ジを読取ると、受信機は前のメツセージの後でオーケー
メツセージを受信すること無しに、前の明かに正しくな
いメツセージを棄て、そして新しいメッセージを記録す
る。

さもなければ、１つの受信機に対してのみならず、一群
の受信機（［多重送出（ｍｕｌｔｉｃａｓｔ　）　Ｊ　
）あるいはすべての受信機（「放送（ｂｒｏａｄｃａｓ
ｔ　）　Ｊ　）にメツセージをアドレスすることが可能
である。

もしリングサイクルが全体でＮｐＯフレームから構成さ
ているなら、メッセージチャネルに関連しているリング
中に少なくともＮｐのタイムスロットが存在する。これ
等のタイムスロットの内容は各ステーションでアンプデ
ートされ、これはメツセージチャネルモデルとして一般
に規定されている。このモデル（第５図）は先入れ先出
しバッファＦＩＦＯと、書込み装置ＰＵＴおよび読取り
装置ＧＥＴから構成されている。書込装置はＦＩＦＯバ
ッファの後部に要素を付加し、一方、読取り装置ＧＥＴ
はバッファから一番先の要素を読取り、この要素をＦＩ
ＦＯバッファから取除く。

さらにこのモデルはリングから情報を読取るための装置
ＲＥＡＤｒｌＩＮＧと、リングから読取られた情報と「
それ自身」の情報を交換する目的を持つ（ＲＥＡＤＲＩ
ＮＧと結合された）要素ＳすＡＰＲＴＮＧ、換言すれば
先づ読取りそのあとで書込む装置を含んでいる。

調整機構は多数のフェーズで処理を進める。

第１フエーズでは候補者、すなわメッセージの送信を希
望するリングアクセス装置は「空きタイムスロット」を
待たねばならぬ。その検出を可能にするために、リング
アクセス装置はＲＥＡＤＲＩＮＧを経由してメッセージ
チャネルのタイムスロットを通過する内容を読取り、こ
れ等の読取られた値は、前のリングサイクルで見付けら
れた様な関連する値と比較される。ヌルと異なる情報値
を持つと見出された通過タイムスロットは、別のリング
アクセス装置がメッセージチャネルに対し既に保留され
たアクセスを有するリングアクセス装置の表示である。

もしそれに対して通過タイムスロットが情報値ヌルを有
するなら、メツセージチャネルは空きとなり、関連する
リングアクセス装置は次の調整フェーズに進む。この手
順は次の様に実行される。

メッセージチャネルタイムスロットの内容は常にＦＩＦ
Ｏバッファに蓄積され、そして最後に読取られたタイム
スロットの内容は、ＦＴＦＯバソンアに蓄積された前の
リングサイクルの対応するタイムスロットの内容と比較
される。装置ＲＥＡＤＲＩＮＧの出力０、はその目的と
してマルチプレクサＭＵＸ　と接続され、かつマルチプ
レクサＭＵＸを経由して書込み装置ＰＩＪＴに、および
その書込み装置ＯＵＴを経由して先入れ先出しバッファ
ＦＩＦＯの入力に接続され、そしてＯ４はまた比較器装
置ＣＯＭＰの入力に接続されている。比較器装置ＣＯＭ
Ｐの別の入力は読取り装置ＧＥＴを経由して先入れ先出
しバッファ　ＦＩＦＯの出力に接続されている。リング
から読取られた情報は書込み装置Ｐｔ１Ｔを経由してバ
ッファＦＩＦＯに常に書込まれ、一方この情報はまた比
較装置ＣＯ肝中で、１リングサイクル前にバッファＦＩ
ＦＯに書込まれた対応する情報と常に比較されている。

もしこれ等の２つの複合情報が一致すると、その情報値
はヌルでそしてメツセージチャネルは空き、次のフェー
ズが進行する。それ等の情報成分が等しくない場合、メ
ッセージチャネルは占有される。情１ｉ１ＤＡＴＡＢは
装置ＲＥＡＤＲＩＮＧの出力０１に接続された選択装置
５ＥＬ４によって読取りフィールドＲＥＣから導かれる
。

第１調整フエーズの方法の本質は付録１において手順［
読取り（ＲＥＡＤ）　Ｊによって表わされている。

第２調整フエーズにおいて、どの候補者が解放されたメ
ツセージチャネルを保留できるかを決めなくてはならな
い。候補者がそのチャネルの空いていることを検出した
あと、特定記号「占有（ＯＣＣＩＩＰＩＥＩＩ）　ｊで
引続くフレーム中の関連タイムスロットの内容を交換す
ることにより候補者はそのチャネルに応答しよう。その
目的で、候補者は交換装置ＲＥＡＤ／５ＷＡＰＲＩＮＧ
を利用し、これはタイムスロットに含まれている情報を
読取り、タイムスロット中に値「占有（ＯＣＣＵＰＩＨ
Ｄ）　Ｊを有する情報ＤＡＴＡＢを書込む。これは次の
様に実行される。マルチプレクサＭＵＸと装置５ＷＡＰ
ＲＩＮＧは信号Ｒ／Ｓによって制御され、この信号Ｒ／
Ｓは装置５ＷＡＰＲＩＮＧが使用されているか使用され
ていないかを示し、かつマルチプレクサＭＵＸがどの（
スイッチング）状態にあるかを示している。リング１０
のみが読取られる、上に説明された第１の場合には、装
置ＲＥＡＤＲＩＮＧのみが動作となり（装置５ＷＡＰＲ
ＩＮＧは不動作）、そしてマルチプレクサＭＵＸは入力
ＲＤがマルチプレクサＭ［ＩＸの出力０□に接続される
様にスイッチされる。

これから説明する第２の場合では、信号Ｒ／Ｓは装置Ｒ
ＥＡＤＰＩＮＧおよびそれと結合された装置５ＷＡＰｌ
？ＩＮＧを動作するのみならず、マルチプレクサ間χは
入力ＳＷが出力０□と接続される様にスイッチされる。

既に前に説明された様に、読取られたメッセージは比較
器装置ＣＤ）ＩＰにおいてＦＩＦＯバッファに蓄積され
たメツセージと比較される。

装置５ＷＡＰＲＩＮＧによってリング上に置かれるべき
メツセージは次の様にして得られる。ＦＩＦＯレジスタ
に含まれかつ装置ＧＥＴを経由して読取られたメツセー
ジは選択装置５ＥＬＣに印加される。選択装置５ＥＬＣ
はシステムビット（第３図の５ＹＳＢを見よ）を読取り
、それをインバータＩＮＶを経由して結合装置ＪＯＩＮ
の入力Ｊ、に印加する。実際に情報部分（第３図のＤＡ
ＴＡＢ）は結合装置の第２人力Ｊ２に印加される。この
結合（第３図のＲＥＣ）は装置５ＷＡＰＲＩＮＧの人力
１．とマルチプレクサＭｌｌχの入力ＳＷに印加される
。

このことはメッセージＲＥＣが（ＳＷＡＰＲＩＮＧを経
由して）リング上に書込まれ、そしてまたマルチプレク
サＭＵＸと装置ＰＵＴを経由してバッファ内容の後部に
加えられると言う結果となる。

既に前に述べた様に、第２フエーズのすべての候補者は
特定記号［占有（ＯＣＣＵＰＩＥＤ）　Ｊを持つ読取ら
れたタイムスロットの内容を交換することによりメツセ
ージチャネルの解放に応答しよう。従ってこの記号はタ
イムスロットＲＥＣ（第３図）の部分ＤＡＴＡＢに記録
される。このことは交換動作を実行した後にメツセージ
チャネルを以前に解放したリングアクセス装置（伝達方
向にリング上で見て）に最も近い候補者がリングから情
報値ヌル（Ｎｕｌｌ）を読取ると言う結果となる。交換
動作を実行した後、他の候補者はリングのヌル（Ｎｕｌ
ｌ）に等しくない情報値を読取り、それからメッセージ
チャネルは、その間、別の候補者によって保留されると
結論されよう。候補者は第１調整フエーズに戻り、すな
わちヌル（Ｎｕｌｌ）に等しい情報値を有するタイムス
ロットを持つことになる。

１つのフレームのみがリング上に存在する場合には、調
整フェーズは終了し、そして唯一の残留候補者はメッセ
ージチャネルにわたってメツセージを伝送できる。

もしいくつかのフレームがリング上に同時に存在するな
ら、リングサイクルにフレームが存在するのと同様にメ
ツセージチャネルに対する多くのタイムスロットがリン
グ上に存在する。このことは、もしリングが少なくとも
１リングサイクル期間の間に占有されていないなら、そ
の調整フェーズ２を獲得するいくつかの候補者が存在す
ることを意味している。基本的にはリングサイクル中に
フレームが存在すると同様に多くの獲得者が存在できる
。調整手順のフェーズ３では、これ等の獲得者は彼等の
うちどれが窮極の最後の獲得者になるかを決定しよう。

第２調整フエーズにおけるこの方法の本質的部分は手順
ｒｓＷＡＰＲＩＮＧＪによって付録２に示されている。

フェーズ３と４では、どの候補者が窮極の獲得者である
かを決定する独特のアドレス（例えばステーション番号
）が使用されている。その目的で、各候補者はリングサ
イクル中の引続くタイムスロットの内容を彼自身の独特
のアドレスとまず交換する。この初期化フェーズの後、
候補者は第４フエーズで読取りタイムスロットの内容を
調べよう。

もし読取られたアドレス値が関連ステーションの自己ア
ドレスより高いなら、ステーションは調整から取下げら
れ、調整フェーズ１に進む。もしそれに対して読取られ
たアドレス値がその自己アドレスより低いなら、ステー
ションはこの調整フェーズを継続しよう。読取られたア
ドレス値がステーションの自己アドレスと等しい場合に
、（低いアドレスを有する）すべての他の候補者は明ら
かに取下げられ、従ってこの候補者のアドレスの通過を
許容するので、ステーションは全部の獲得者である。

この調整方法は付録３の「チャネルの捕捉（ＳＥＩＺＥ
−ＣＨＡＮＮＥＬ）　ｊ手順に含められている。

付録１゜ 空きタイムスロット機構に基づ（手順「読取り（ＲＥＡ
Ｄ）　Ｊ。

手順「読取り（ＲＥＡＤ）　Ｊは大きさｎのバケットに
ついて記載された変数に次の様に関連している。

−型２　インフォエー２進数のアレイ　（１−ｎ−１）
　；エ　バケット型＝楓 システムビット＝　２進数； 情報　　　　　：　１ｎｆｏ型 旌ヱ； プール変数ヌル（Ｎｕｌｌ）は情報値を表わすのに用い
られている。

子爪読取り（バールメッセージ：　１ｎｆｏ型；ヌル：
プール数）； バール　ｆｉｆｏ要素、ハケット：バケト型：皿殆 プツト（ｆｉｆｏ要素）； リードリング（バケット）； プツト　（バケット）； メッセージ：＝バケット・情報； ヌル　　　ニー（バケット−ｆｉｆｏ要素）虹； 付録２゜ 手順５ＷＡＰは空きタイムスロット機構に基づいている
。

王ｆｉ　　５ＷＡＰ　（バールメッセージｓ　１ｎｆｏ
型；ヌル。

プール数）； バール　ｆｉｆｏ要素、バケット：パケット型；皿雄 プツト（ｆｉｆｏ要素） ハケント、システムビノト：−不要（ｆｉｆｏ要素、シ
ステムビット）； ハ゛ケット、情幸艮ニーメッセージ： プツト　（バケット）； スワンプリング（バケット）； メッセージ：−バケット−情報； ヌル：＝（パケット＝ｆｉｆｏ要素） ｒ； 付録３゜ 手順　チャネル捕捉（ＳＥＩＺε−ＣＩＩＡＮ）ＩＥｌ
、）は空きタイムスロット機構に基づいている。

玉肌　チャネルｒ市１足； 定叉　占有； ツマ−ル メッセージ：　ｉｎ「ｏ型； フル　　　：プール数； 計数　　　：整数； 皿殆 繰返し 繰返し 繰返し 読取り　（メッセージ、ヌル） ヌル１又； メッセージ：＝占有； スワップ（メッセージ、ヌル）； ヌルまで： 計数：＝０； 繰返し メッセージニー自己アドレス； スワップ（メッセージ、ヌル）； 計数：＝計数＋１； 計数＝　Ｎ、　を又； 繰返し メッセージ二−自己アドレス：ス ワップ（メッセージ、ヌル）；メ ッセージ〉自己アドレス−ま二で一；メッセージー自己
アドレス旦； Ｕ； （要　約） 本発明は、広帯域、時分多重リング形ローカルエリアネ
ットワークに関するもので、これによりデータ、テキス
ト、ビデオおよび音声トラヒックのごとき回線交換およ
びバケット交換トラヒックの双方をサポートできる。さ
らに特定すると、本発明はリング形ネットワークに接続
されたステーションがすべてのステーションに利用可能
な共通メッセージチャネルにアクセスを獲得できる方法
と装置に関するものである。すべての他のステーション
を除いてステーションがメッセージチャネルにアクセス
を獲得する調整手順によってアクセスを希望するステー
ションが明確に決定された後にアクセスが獲得される。

メツセージチャネルはまた調整に使用されている。伝送
されるメッセージは、誤り検出・訂正、アドレシング、
ふくそう等が簡単なやり方で実行できる様な構造のもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるリング形伝送システムを示してい
る。 第２図は本発明による方法で使用されたフレームのレイ
アウト図を示している。 第３図は本発明によるメツセージチャネルにアクセスす
るフレームのタイムスロットを示している。 第４図は本発明によるメッセージの連続部分のグラフ図
である。 第５図は調整装置の具体例である。 １０・・・リング形単同性伝送手段 １１・・・モニター　　　　　２３・・・Ｒ，の入力２
５・・・Ｒｏの出力　　　　ＡＤＤト・・受信機アドレ
ユＲＯＭ・・・メッセージの開始 ＣＯＭＰ・・・比較器装置　　　ＣＴ・・・チャネルＤ
ＡＴＡＢ・・・ｌ報ＥＯＭ・・・メッセージのＲ了Ｆ・
・・期間（あるいはフレーム） ＦＩＦＯ・・・先入れ先出しハソファ ＧＥＴ・・・読取り装置　　　Ｉ・・・人力ＩＮＦ・・
・実際のメッセージ ＩＮＦＯ・・・ＩＮＦの部分　　　ＩＮＶ・・・インバ
ータＪ・・・入力　　　　　　　ＪＯＩＮ・・・結合装
置−ＥＳＣ・・・メツセージ　　　ＭＵＸ・・・マルチ
プレクサ０・・・出力　　　　　　　ＰＡ・・・プリア
ンプルＰＩＪＴ・・・書込み装置Ｒ・・・トランシーバ
Ｒｉｎ・・・入力　　　　　　　Ｒ８８，・・・出力Ｒ
ＡＤ・・・リングアクセス装置 ＲＥＡＤＲＩＮＧ・・・リング読取り装置ＲＤ・・・入
力 ＲＦＣ・・・タイムスロットあるいはメッセージ１？／
Ｓ・・・信号　　　　　　Ｓ・・・ステーション５ＥＬ
Ｃ・・・選択装置　　　　５ＥＬＦ・・・選択装置ＳＦ
・・・フィールド　　　　舖・・・入力５ＷＡＰＲＩＮ
Ｇ・・・交換装置　　５ＹＳＢ・・・システムビット特
許出願人　　　エヌ・ヘー・フィリップス・フルーイラ
ンペンファプリケン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、単向性伝送リングに結合されているステーション間
   でディジタル情報を伝送する通信システム中のメッセー
   ジチャネルにアクセスしかつそれを利用し、 該リングがリング上の整数値のフレームを 発生するモニターを含み、 各フレームにおいて複数の型のフィールド が識別でき、かつ 引続くフレーム中の同じ型のフィールドが ステーション間でディジタル情報を伝送する対応数のチ
   ャネルを具備する 方法において、 少なくとも１つのチャネルが調整付きメッ セージチャネルとして配置され、 メッセージを伝送しようとするステーショ ンが以下のステップ、すなわち （ａ）調整チャネルのフィールドは、読取られた情報か
   ら調整チャネルが空いている、す なわち値「ヌル」が読取られた情報に割当 てられていることが明らかになるまで読取 られ、 （ｂ）読取られた「空き」フィールドに続く調整チャネ
   ルの第１フィールドにおいて、該 フィールドに含まれた情報は「占有」を意 味しているステーションから到来する情報 に対してステーションで交換され、 （ｃ）もしステップ（ｂ）で読取られた情報が値「占有
   」を有するなら関連するステーションはステップ（ａ）
   を継続し、かつステップ（ｂ）で読取られた情報が値「
   ヌル」を有する場合 に、関連するステーションはこの調整フェ ーズを得、従って調整付きメッセージチャ ネルへのアクセスを獲得すること、 の各ステップを実行すること、 調整を獲得したステーションは調整付きメ ッセージ−チャネルの１つのフィールドあるいは複数の
   引続くフィールドにメッセージを配置し、 該メッセージは１つあるいは複数の文字お よび情報部分から組立てられ、 該文字はメッセージの開始、メッセージの 終了、メッセージの目的アドレス、ステーションの存在
   の報告、ふくそうあるいは正確さの報告の表示であるこ
   と、 を特徴とする方法。 ２、ステップ（ａ）でステーションによって読取られた
   情報は関連するステーションによって１リングサイクル
   前に読取られたかあるいは書込まれた情報と比較され、 もしそれ等が読取られた情報に一致するな ら値「ヌル」が割当てられ、 もしそれ等が読取られた情報と異なるなら 情報値「ヌルから異なる」が割当てられること、 を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の方法。 ３、２つあるいはそれ以上のフレームがリング上に存在
   する場合に、調整を獲得した２つあるいはそれ以上のス
   テップが調整ステップ（ｃ）のあとで最終調整に対する
   以下のステップ、すなわち （ｄ）１リングサイクル期間の間に、調整付きメッセー
   ジチャネルと関連するすべてのフ ィールドの内容が関連するステーションの 独特なアドレス値に対する残りのステーシ ョンによって交換され、 （ｅ）調整チャネルのフィールド中に含まれる情報が関
   連するステーションから到来する アドレス値と交換され、かつ読取られたア ドレス値が以下のステップで規定された規 準に従って判断され、 （ｆ）もし読取られたアドレス値がそれ自身のアドレス
   値を越えるなら、ステーションは 調整から取下げられ、かつステップ（ａ）を継続し、 （ｇ）もし読取られたアドレス値がそれ自身のアドレス
   値より低いなら、ステーションは 調整を継続し、 （ｈ）読取られたアドレス値が関連するステーションに
   よってこの調整の間に書込まれた それ自身のアドレス値に等しい場合にステ ーションが最終調整を獲得すること、 を特徴とする特許請求の範囲第１項もしくは第２項に記
   載の方法。 ４、通信システム中のメッセージチャネルにアクセスし
   かつそれを利用する装置であって、該通信システムは単
   向性伝送リングに結合 されているステーションの間でディジタル情報を伝送す
   るために配列され、 該リングはリング上の整数のフレームを発 生するモニターを含み、 各フレームにおいて複数の型のフィールド が識別され、かつ 引続くフレーム中の同じ型のフィールドが ステーション間でディジタル情報を伝送する対応数のチ
   ャネルを形成する 装置において、 各ステーションが リング読取り装置（ＲＥＡＤＲＩＮＧ）、 交換装置（ＳＷＡＲＲＩＮＧ）、 結合装置（ＪＯＩＮ）、および 処理装置、 を具備すること、 該処理装置がリング読取り装置（ＲＥＡＤＲＩＮＧ）か
   らあるいは結合装置（ＪＯＩＮ）から得られたメッセー
   ジをレジスタ（ＦＩＦＯ）に書込むための書込み装置（
   ＰＵＴ）を含むこと、 処理装置がレジスタ（ＦＩＦＯ）からレジスタ（ＦＩＦ
   Ｏ）中に含まれた所定のメッセージを読取る読取り装置
   （ＧＥＴ）を含むこと、 処理装置がリング読取り装置（ＲＢＡＤＲＩＮＧ）およ
   び読取り装置（ＧＥＴ）から発生するメッセージを比較
   する比較器装置（ＣＯＭＰ）を含むこと、結合装置（Ｊ
   ＯＩＮ）がシステムビット（ＳＹＳＢ）を導くために装
   置（ＳＥＬＣ）および（ＩＮＶ）を経由して読取装置（
   ＧＥＴ）の出力に結合され、かつメッセージを印加する
   端子に結合されていること、 を特徴とする装置。 ５、単向性伝送リングに結合されているステーション間
   でディジタル情報を伝送する通信システム中のメッセー
   ジチャネルにアクセスしかつそれを利用し、 該リングがリング上の整数値のフレームを 発生するモニターを含み、 各フレームにおいて複数の型のフィールド が識別でき、かつ 引続くフレーム中の同じ型のフィールドが ステーション間でディジタル情報を伝送する対応数のチ
   ャネルを具備する 方法において、 ステーションによって読取られた情報が１ リングサイクル前に関連するステーションによって読取
   られるかあるいは書込まれるかした情報と比較されるこ
   と、 もしそれ等が読取られた情報に対応するな ら値「ヌル」が割当てられ、もしそれ等が読取られた情
   報から異なっているなら情報値 「ヌルから異なる」が割当てられること、 を特徴とする方法。 ６、各タイムスロットにおいて、メッセージの連続伝送
   が要求される限り前のリングサイクルでそこに書込まれ
   た値から異なる値でメッセージが書込まれることを特徴
   とする特許請求の範囲第５項に記載の方法。