JPS61294950A - ル−プ式デ−タ伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ伝送システムに関し、特にループ状伝送
路に複数の端局を設置して、任意の端局間でデータの送
受を行うループ式データ伝送システムに関するものであ
る。

〔従来の技術とその問題点〕

従来この種のデータ伝送システムにおいては。

データ送受信に使用されたフレームはフレーム送出局で
自局送出のフレームであることを判断し廃棄するような
構成になっていて、伝送路上のタイムスロットが無用に
占有されることを防止して伝送効率の低下の防止を図っ
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし上述した従来のシステムでは、伝送路じよう乱が
発生してフレーム中のアドレスが変化したりフレーム送
出局が障害になった場合に。

宛先不明フレームが発生して伝送路上のタイムスロット
が占有されるという欠点があった。またフレームの廃棄
をすべてのフレーム送出局が行うので、アドレス確認の
だめの機構がシステム全体では大きなものになり、好ま
しいものではなかった。

従って本発明の目的は、伝送路じよう乱発生時やフレー
ム送出局の障害時にも、宛先不明フレームによυタイム
スロットが占有されることのないようなループ式データ
伝送システムを経済的に提供することである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明は、上記の目的を達成するために、宛先不明のフ
レームが生じてもこれを廃棄する手段をループ中に設け
るようにしたものである。

すなわち本発明によれば、ループ状伝送路に複数の端局
を設置し、端局相互間でデータの送受を伝送フレームを
用いて行うようにしたループ式データ伝送方式において
、前記伝送フレームにカウント値をあられすフィールド
を設け。

前記端局に、フレーム送出時に前記フィールドに少なく
とも１回のループ巡回許容回数を前記カウント値として
挿入する手段を設け、又前記端局内又はこれら端局全納
ぶ伝送路上に、伝送フレームが通過するたびに該伝送フ
レームのカウント値を判定し２判定した結果が「０」で
あれば該伝送フレーム全廃棄し、「１又はそれ以上」で
あれば判定した値から１を減算して送出するフレーム制
御手段を設けたことを特徴とするループ式データ伝送方
式が得られる。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第２図は本発明の一実施例に使用する送出フレームのフ
ォーマットの一例を示す。すなわち同期ビットＳ、相手
局アドレスＤＡ、　　発信局アドレスＳＡ、カウント値
ＣＮ、及びデータワードＤＴの各フィールドが送出され
る。

第１図は本発明の一実施例のシステム構成図である。こ
の第１図で、　　１，２．３は一般の端局。

４はフレーム制御端局、５〜−８！は端末装置を示す。

第６図及び第４図は第１図の端局］（２，３も同じ）及
びフレーム制御端局４の構成の各−例をそれぞれ示すブ
ロック図である。

第３図において端局１ば、自局の入出力間に挿入された
信号変換回路１１．同期回路１２．及びもう１つの信号
変換回路１３により、自局宛でない信号を通過させるこ
とはいうまでｌいが。

自局が他端局（たとえば端局２）宛に発したデータが何
らかの理由で該他局で受信されずにそのまま一巡して戻
って来たものもそのまま通過させる。又自局の端末装置
５宛のデータは従来技術と全く同様にインタフェース回
路１１ヲ介して端末側へ送出される。なお従来において
は。

戻ってきたデータは宛先アドレスが明確であれば受信さ
れたか否かは関係なくこれを廃棄し。

宛先不明であればそのまま次の端局に向は送出していた
のである。

端末側からのデータをインタフェース１４ヲ介して伝送
路上の空タイムスロットに送出するとキハ、カウント設
定回路１５によりフォーマット中（第２図）の所定のフ
ィールドにカウント値ＣＮｉ初期設定する。この設定カ
ウント値は相手局受信不能時の再生回数を考慮して１な
いしそれ以上に設定する。、前記再生回数を考慮する必
要のないときは１でよい。

第４図のフレーム制御端局４において、構成要素１１〜
１５は第３図の同じ参照数字を付したものと全く同じで
あり、これら５つの要素を集めると第６図の端局１を構
成することになる。この第４図の装置が第３図のものと
異るのは１判定回路２１及び減算回路２２より成るフレ
ーム制御部２３ヲ、同期回路１２と信号変換回路１３の
間に設けたことである。伝送路から受信したフレームの
カウント値ＣＮを判定回路２１でカウント値を判定し、
「０」であれば該当フレームを廃棄して空タイムスロッ
トとして伝送路へ送出し、「１又はそれ以上」であれば
減算回路２２で１ずつ減算して伝送路に送出する。この
場合において。

初期設定されたカウント値ＣＮは１又はそれ以上である
から、ふつう２の端局とフレーム制御端局のループ上で
の配列がどんな順序であっても。

合は、仮に宛先の端局が何らかの理由によシ受信ができ
なくとも、もう１回（又はそれ以上）巡回させて宛先端
局が受信する機会を大きくすることができる。

以上の説明から分るように、第３図のフＶ　−ム制御端
局４は第１図の端局１．２．３にフレーム制御部２３ヲ
内蔵させた形になっているが、その代りに、４で示す端
局’ｉｌ、２．又は３で示す端局と全く同じ構成とし、
ループの途中に１例えば端局３と端局４の間に、独立し
たフレーム制御局を設けてもよい。

第５図はこのようなフレーム制御局の構成を示した図で
あり　、　１１．１２．１３はいずれも第５図における
と同じものをあられしており、フレーム制御部ｎは第４
図のものと同じ構成を有している。このフレーム制御局
は９図に特に示してないが、ループ内のどの位置に配置
してもよい。

ただし１つに限定される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、不要になった伝送フレーム全廃棄
するのに、従来は各端局において個個に行っていたのに
対し９本発明においては端局内又は伝送路上にフレーム
制御手段を只１つ設けることにより、単に使用済みのフ
レームを廃棄するだけでなく、伝送路じよう乱や送信局
障害によって生じる宛先不明のフレームを廃棄して、も
し残しておけば生じるタイムスロットの占有を除去する
ことが可能である。さらに送信フレームに挿入する巡回
許容カウント値を必要に応じて変更することによシ、相
手局が受信不能の場合の再送制御を送信局の大きな負担
なしに行うことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシステム構成の一実施例を示す図、第
２図は本発明で使用されるフレームフォーマットの一例
を示す図、第３図は実施例における端局のブロック図、
第４図は本発明の実施例におけるフレーム制御端局のブ
ロック図。 第５図は本発明の他の実施例におけるフレーム制御局の
ブロック図である。 記号の説明：　１，２．３は端局、４はフレーム制御端
局、　５，６，７．８は端末装置、１１は信号変換回路
、１２は同期回路、１３は信号変換回路、１４はインタ
ーフェース回路、１５はカウント値設定回路。 ２１は判定回路、２２は減算回路、２３はフレーム制御
部をそれぞれあられしている。 第１区 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ループ状伝送路に複数の端局を設置し、端局相互間
   でデータの送受を伝送フレームを用いて行うようにした
   ループ式データ伝送方式において、前記伝送フレームに
   カウント値をあらわすフィールドを設け、前記端局に、
   フレーム送出時に前記フィールドに少なくとも１回のル
   ープ巡回許容回数を前記カウント値として挿入する手段
   を設け、又前記端局内又はこれら端局を結ぶ伝送路上に
   、伝送フレームが通過するたびに該伝送フレームのカウ
   ント値を判定し、判定した結果が「０」であれば該伝送
   フレームを廃棄し、「１又はそれ以上」であれば判定し
   た値から１を減算して送出するフレーム制御手段を設け
   たことを特徴とするループ式データ伝送方式。