JPS62180315A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JPS62180315A
JPS62180315A JP2271186A JP2271186A JPS62180315A JP S62180315 A JPS62180315 A JP S62180315A JP 2271186 A JP2271186 A JP 2271186A JP 2271186 A JP2271186 A JP 2271186A JP S62180315 A JPS62180315 A JP S62180315A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮粟上■創匝光■ 本発明は、−眼レフカメラに好適に使用される焦点検出
装置に関し、特に撮影画面を複数の領域に分割しそれら
各領域の各々の焦点状態を検出する焦点検出装置の改良
に関する。
従来の!丸面 カメラにおいて、撮影レンズの焦点調節状態を検出する
焦点検出方式としては、外界の光のみを頼りにするパッ
シブ方式と投光手段から発する光で被写体を照明するア
クティブ方式とが知られている。さらにアクティブ方式
においても種類があるが、照明効率等のAれているのは
、撮影レンズを通してその後方から光を投光するT、T
、Lアクティブ方式であり、その例は特開昭54−15
5832号公報や特開昭57−22216号公報に示さ
れている。 発明が解ンしようとする間跣点 従来、カメラの焦点検出装置の場合、パッシブ方式、ア
クティブ方式を問わず、焦点検出エリアが撮影画面中央
付近に定められており、撮影画面中央以外の泣面に被写
体をとらえて撮影する場合、その被写体に対しピントの
合った写真を撮るためには、一旦カメラを振って被写体
を焦点検出エリア内に置いた状態で焦点検出し、その後
カメラを元の構図まで戻して撮影する必要があり、使用
しずらい欠点があった。これを解決する一つの方策とし
て描γ画面内の複数の領域について焦点倹角測距の原理
で被写体までの距離を測定するアクティブ方式の測距装
置において、撮影画面内の複数の領域に位置する夫々の
被写体に対して測距を行い、それにより得た複数の被写
体距離177報から最も近い距離情報を選び出すように
した提案がなされている。ここで、複数被写体距離情報
の中から最も近い距離情報・を選び出すのは主要被写体
が近距離にあることが多いからであって、このことから
この提案が被写体までの距離を測定する測距装置を対象
にしていることが理解されるが、撮χ画面内の複数の領
域に対して得た情報の評価の仕方はさておき、同様の方
策を焦点検出装置に通用することにより、上述した従来
の焦点検出装置における欠点が解消されるであろうこと
は容易に想到できるところである。
しかしながら、撮影画面内の複数領域についての焦点検
出をT、T、Lアクティブ方式においてもパッシブ方式
と同様に行おうとすると、撮影レンズを構成するレンズ
の面間反射による有害光の焦点検出精度への影Kが無視
できなくなるという新たな問題が生じる。すなわち、同
時に複数領域に対して焦点検出を行おうとすると、それ
ぞれの焦点検出エリアに対応して焦点検出センサを複数
個配置する必要があるが、その配置場所によっては、投
光手段から発した光の一部が撮影レンズを構成するレン
ズ面で反射して有害光として焦点検出センサに入射し、
その焦点検出センサの出力を大きく変化させてしまう結
果、その出力にもとづいた正しい焦点検出は困難となる
。T、T、Lアクティブ方式の焦点検出装置において、
投光用光軸と受光用光軸とが撮影レンズの主平面上で主
平面と撮影レンズ光軸との交点に関し点対称とならない
ように設定することにより、そのようなレンズ面間反射
による有害光(以下、単に有害光という)の影8を避け
る提案も特開昭57−22210号公報で行われている
が、焦点検出センサが複数あると、全ての焦点検出セン
サについてその提案の配置関係を充足させることは困難
であり、結局は有害光によって正しい焦点検出が行われ
ないことになる。
本発明はこのような問題点を解消する新規手段の提案に
関するものであるが、本発明の内容に入る前に有害光に
ついて少し詳細に説明する。第6図は焦点検出光学系の
一例を示す図、第7図は第6図を90″異なった方向か
らながめた図であり、Loは撮影レンズ、Fは焦点面で
あり、その後方に焦点検出用光学系AOが配置されてい
る。QとPは、それぞれレンズの前に配置されたマスク
であり、CはCCD等の一次元の受光素子である。第8
図は撮影レンズの面間反射によって発生する有害光を説
明するための投光光路図の一例である。図には説明の都
合上、投光光学系は省略し、光線のみを示した。撮影レ
ンズ光軸上で予定焦点面上の一点0から図示した様な角
度で投光された光線は、撮影レンズを構成する各レンズ
表面で反射して、図の様な広がりで入射方向にもどって
くる。すべての面で反射した光線をFm <と複雑にな
るので、第8図(A)には代表的な例として1゜2.6
面で反射してもどってくる光線を示した(1回反射)。
第8図(B)には多数回(3回)反射した後、入射方向
にもどってくる例を、反射面が6面−1面一6面となる
場合を例にあげて示した。
第9図(A)は第6図における第1のマスク0面上での
有害光の広がりを示したものであり、有害光が光軸(O
C)に対して点対称の範囲に広がっている様子が示され
ている。ここで、1つ1つの円が撮影レンズを構成する
各レンズ表面で反射された有害光の広がりに対応してい
る。ここでは1回反射により発生する有害光の広がりを
示しただけであるが、3回以上反射した場合についても
同様で、光軸に対して点対称の範囲に広がる。第9図(
B)は、第2のマスク(絞りマスク)2面上における有
害光の広がりを示したものである。
第2のマスクに到達する有害光は、第1のマスクを通過
したものである。第1O図は異なるタイプの撮影レンズ
で有害光がどの様に変わるかを計算したものである。第
9図(B)と同様、第2のマスク2面上に於ける状態を
示している。上段は撮影レンズの繰り出し位置が(3)
の場合であり、下段は最近接の場合である。同図かられ
かるように、焦点距su r = s o龍、開放F値
F=1.7の標準レンズ(レンズ構成:変形ガウスタイ
プ)と、r−35〜105龍、F=3.5〜4.5のズ
ームレンズとでは、有害光の様子も変わってきている。
これは光学系の違いによる。またズームレンズにおいて
テレ端(L)とワイド端(S)とでも有害光の様子が変
わっている。これはズーミングによって撮影レンズの光
学系が変化するからである。また、繰り出しmの違いに
よって変化するのも同様の理由からである。
尚、上記有害光に関する説明は、第11図に示すように
投光光軸と撮影レンズ光軸との角度θを5.5°、投光
レンズ前の絞り径を4m*φ、投光レンズの焦点距離を
12m■とじ、光源には球状のガラス球(0,5mmφ
)付きの発光ダイオード(発光径40μmφ)を用いた
場合のものである。
また、投光光学系の光軸は絞りマスクPの並び方向に対
して、撮影レンズ光軸を含んで直交する面内に設定され
ているものとする。
町点を解決するための半没 本発明は以上の考察に基づいてなされたもので、パッシ
ブAF時には撮ぞ画面上の複数の領域各々の焦点状態を
検出できるものでありながら、アクティブAP時には有
害光の形ツを受けにくい状態で焦点検出が行えるという
頗る使用価値高い焦点検出装置を提供しようとするもの
であり、要旨とするところは、撮影画面を複数に分割し
てそれぞれの領域の焦点状態を検出できるよう各領域に
対応して焦点検出用受光素子を配し、パッシブAF時に
おいては上記複数の焦点検出用受光素子から出力される
焦点検出信号に基づいて焦点調節を行う一方、アクティ
ブAF時においては特定の焦点検出用受光素子より出力
される焦点検出信号のみを用いて焦点調節を行うように
した点に存する。
ここでアクティブAF時に利用される特定の焦点検出用
受光素子は、その配置位置関係から上記した有害光の入
射が防止できるものが選択される。そのような焦点検出
用受光素子の選択及び有害光のZ響が防止できる理由は
次の述べる実施例の中で説明する。
1」1−匹 第1図は本発明の焦点検出装置を備えた一眼レフカメラ
を示し、図において、100はカメラボディー、101
・は交換可使な撮影レンズ、102はレフレックスミラ
ーで、撮影レンズ101を屈折、透過してきた光をファ
インダー光学系の方向へ反射すると共に、一部の光を透
過して焦点検出用光学系104へと導く。103は、そ
の為の全反射鏡である。105は、撮影レンズ101の
予定結像面付近に配置された光学部材であり、その中央
部にはペンタプリズム上部に配置された発光ダイオード
107より発せられる波長の光を反射、可視光を透過す
る波長選択性の半透過部105aが光軸に対して約45
°の傾きで設けられている。上記光学部材105の側面
には、図の様な形状のプリズム106が配置されていて
、発光ダイオード107より発せられた光線を偏向して
上記光学部材105内へと導入する。108は、上記発
光ダイオード107より放射された光線の光路中に配設
された反射鏡であり、発光ダイオード107より放射さ
れた光線を下方へと偏向させる作用をする。上記反射[
10Bとファインダー構成要素の一つである接眼レンズ
113との間には第1の投光レンズ109が配され、こ
のレンズによって、発光ダイオード107より放射され
た光線を平行にする。上記第1の投光レンズ109と接
眼レンズ113との間で、第1の投光レンズ109の直
前には第1の投光マスク110が設けられている。この
マスクは、投光光束を絞るためのものである。尚、前記
接眼レンズ113は発光ダイオード107より放射され
た光線の通路も兼ねている。111・は、上記接眼レン
ズ113の下方に配置された第2の投光レンズであり、
第1の投光レンズ109により平行にされた光線を集束
して、撮影レンズ101の予定結像面付近に結像させる
。112は、上記第2の投光レンズ111の直前に設け
られた第2の投光マスクである。
この構成により、発光ダイオード107より放射された
光1腺は、投光レンズ109,111、投光マスク11
0,112によって集光されて撮γレンズの予定焦点面
上に於いて撮影レンズ光軸を通過し、撮影レンズに対し
て少しの角度を以て投光される。この角度は、F値の大
きな暗い撮影レンズを使用した時でも、投射光が鏡胴や
絞りでケラれることの無い様に、充分小さな値、例えば
F値に換算してF=4ないし5.6程度に設定しである
。以上述べた構成部材105〜113は第1の投光光学
系を構成している。
114は第2の発光ダイオードで、ペンタプリズム11
8の前方上部に配置されている。115はプリズムで、
発光ダイオード114より放射された光線を、カメラの
前方へと屈曲させる作用をする。116は、プリズム1
15の光線が射出する面に対向して配置された投光レン
ズであり、発光ダイオード114より放射された光線を
集光して、被写体に向けて投射する。117は、上記投
光レンズ116の前方に設けられたパネルであり、その
一部にば楔状の凸部117aが形成されている。この楔
状の凸部117aは、投光レンズ16より放射された光
線の一部を下方(図で撮影レンズの光軸方向)に偏向さ
せて、近距離の被写体を照明する作用をする。以上述べ
た構成部材114〜117は第2の投光光学系を構成し
ている。
第2図は焦点検出用光学系104の詳細図である。図で
200は撮影レンズであり、aとa′とは撮影レンズ2
00の瞳面上における焦点検出光束の通る領域を示して
いる。201は予定焦点面の直後に配置された焦点検出
エリアマスクであり、長方形状の開口201aが形成さ
れている。202は、上記焦点検出エリアマスク201
の直後に配置されたコンデンサレンズであって、絞りマ
スク開口A、A’を撮影レンズ200の射出瞳面上のa
、a’に結像させるものである。すなわち、絞りマスク
開口A、A’は焦点検出光束領域を規制するものである
。203は、コンデンサレンズ202の後方に配置され
た上記開口A、A’を有する絞りマスクであり、その直
後には結像レンズ204,205が、絞りマスク開口A
、A’を通過した光束を受ける位置に配置されている。
結像レンズ204,205は、撮影レンズ200の予定
焦点面上に結像された像を、焦点検出用ラインセンサ2
07,208.209上に再結像する作用をする。20
6は、基板であり、その面上には焦点検出用ラインセン
サ207.208,209が配設されている。焦点検出
用ラインセンサは、CCD等の一次元受光素子よりなり
(以下、焦点検出用受光素子という。)、焦点検出エリ
アマスク開口201aの短辺方向に並列に配列されてい
て結像レンズ204,205により形成された像を受光
する。
第4図に、撮Z画面と焦点検出用受光素子の受光領域と
の関係を示す。400が撮影画面全体を示していて、4
01,402,4.03で示される3つのエリアが受光
領域であり、例えば焦点検出用ラインセンサ209,2
08.207の受光領域にそれぞれ対応するものである
第3図は、撮影レンズ後方より撮影レンズを通して被写
体を照射し、その反射光を前記撮影レンズを通して焦点
検出用受光素子面上に結像させる場合に、投射光の撮影
レンズ光軸における反射によって焦点検出用受光素子面
上に生成される有害光と被写体からの反射光との関係を
示している。
第1図で説明した様に、発光ダイオード107より発せ
られた光線は、撮影レンズの予定焦点面上に於いて撮影
レンズ光軸を通り、撮影レンズ光軸に対して少しく傾き
を持って投射されるので、撮影レンズの面間反対によっ
て発生ずる有害光は、絞りマスク開ロA、A’面上に於
いて第10図の様になっている。50/1.7や35−
105/3.5−4.5  (L)では、有害光は絞り
マスクでけられて焦点検出用受光素子に入射することは
無いが、35−105/3.5−4.5 (S)では、
絞りマスクの端を通って焦点検出用受光素子に入射する
様になる。この絞りマスクを通った有害光は、焦点検出
用受光素子面上に、第3図の300.301の様に、0
を撮影レンズ光軸1とした時に、焦点検出エリア開口2
01aの短辺方向に光軸よりずれた位置に結像する。こ
れに対し、被写体より反射してもどってきた光は、撮影
レンズのピントが合焦近くであるならば、中央の焦点検
出用受光素子208面上に302,303の様に結像す
る。焦点検出エリアを広くするために、焦点検出エリア
開口201aを大きく (特に短辺方向の幅を広くした
時)したり、焦点検出用受光素子の数を増やした時には
、上記した有害光の影響はさらに顕著になる。
本発明は、このような点を考慮して撮影レンズを通して
光を投射したときには、焦点検出用受光素子を特定のも
の(例えば、中央の208)に限定することにより、上
記有害光の影響の無い焦点検出を行っている。尚、有害
光の影苦は撮影レンズ個々によって変わるものであるか
ら、撮影レンズを通して光を投射した時に使用する焦点
検出用受光素子を撮影レンズに応じて変える様にしても
よい。
次に、本発明の焦点検出装置の一例を第5図に示すブロ
ック図に基づき説明する。図で、500は第1の焦点検
出用受光素子で、第2図の207に相当する。501は
第2の焦点検出用受光素子で、第2図の208に相当し
ている。502は第3の焦点検出用受光素子で、第2図
の209に相当している。503,504.505は、
アナログ信号−デジタル信号(A/D”)変換回路及び
COD駆動回路であって、焦点検出用受光素子500.
501.502より出力される信号をA/D変換して出
力すると共に、焦点検出用受光素子500.501,5
02へ、駆動のための信号を出力する。506,507
.508は、それぞれ上記A/D変換およびCOD駆動
回路503,504.505の出力端に接続された記憶
回路であって、A/D変換及びCOD駆動回路503,
504.505より出力されている信号を一時記憶する
。509はセレクト回路で、記憶回路506゜507.
508より出力されるデータをシステムコントローラ5
18より出力される信号に基づいて、選択的にアルゴリ
ズムプロセッサ510へ出力する。アルゴリズムプロセ
ッサ510は、入力データをアルゴリズムに従って処理
し、撮影レンズのデフォーカス量を算出するものである
。511はセレクト回路で、アルゴリズムプロセッサ5
10より出力された信号を、システムコントローラ51
Bより出力される信号に基づいて、モータ駆動回路51
2と最小値検出回路513へと選択的に出力する。モー
タ駆動回路512は、セレクト回路511を介してアル
ゴリズムプロセッサ510より得られた情報に基づいて
、撮Zレンズ駆動用モータを制御する。最小値検出回路
513は、セレクト回路511を介してアルゴリズムプ
ロセッサ510より時系列的に出力される信号のうちよ
り最小値(最短撮影距離に対応する)のものを検出して
、モーフ駆動用回路512へと出力する。514は、ト
リガー回路でシャツタ釦又は別設のスイッチの0N−O
FFに応じて焦点検知スタート信号を発生させるもので
あり、その信号はA/D変換、COD駆動回路503,
504,505、ゲート回路515、システムコントロ
ーラ518とに印加される。ゲート回路515は、測光
回路517より出力される信号に応じてゲートの開閉を
行い、測光回路517より出力される測光出力が予め決
められたレベルよりも暗い時にのみゲーを開いて、トリ
ガー回路514の出力信号を発光回路516へと出力す
る。発光回路516は、第1図の発光ダイオード107
とそれを点灯制御するための回路より構成されていて、
トリガー回路514よりゲート回路515を介して出力
された信号により発光ダイオードを点灯せしめ焦点検出
用受光素子501より出力される積分信号(被写体にあ
たって、反射されきた光を積分した出力)に応じて消灯
する様に構成されている。517はその測光回路で、被
写体の明るさを測定し゛て、その値が予め決められたレ
ベルよりも暗い時には、ゲート回路515へ信号を出力
し、ゲートを開状態とする。システムコントローラ51
8は、トリガー回路514より出力される焦点検知スタ
ート信号により動作を開始し、測光回路517より出力
される信号に基づいて、セレクト回路509と511と
へ信号を出力する。すなわち、被写体の明るさが予め決
められたレベルより暗い時には、測光回路517よりシ
ステムコントローラ518へとその信号が出力され、記
憶回路507の出力信号をアルゴリズムプロセッサ51
0へ出力する様にセレクト回路509を切り替え、アル
ゴリズムプロセッサ510の出力信号をモータ駆動回路
512へと出力する様にセレク1−回路511を切り替
える。また被写体の明るさが予め決められたレベルより
も明るい時には、測光回路517よりシステムコントロ
ーラ518へとその旨の信号が出力され、記憶回路50
6,507,508の出力信号を時系列的にアルゴリズ
ムプロセッサ510へ出力する様にセレクト回路509
を順次切り替え、アルゴリズムプロセッサ510で処理
した結果を、時系列的に最小値検出回路513へと出力
する様にセレクト回路511を順次切り替える。
次に、上記構成における焦点検出動作について説明する
最初に、被写体の明るさが予め決められたレベルよりも
暗い場合について説明する。
始めに使用者がシャツタ釦等に触れると、トリガー回路
の514が焦点検知スターh (8F+を発生し、この
信号がA/D変換、CCD駆動回路503.504,5
05、ゲート回路515、システムコントローラ518
とに印加される。
被写体の明るさが暗い時には、ゲーI−回路515は測
光回路517より出力される信号により開状態となって
いるので、l・リガー回路514からの出力信号はゲー
ト回路515を介して発光回路516へと印加され、発
光ダイオードが発光を開始する。一方、トリガー回路5
14から信号線514aを通った信号により、A/D変
換、CCD駆動回路503,504,505が動作を開
始し、焦点検出用受光素子500,501,502が被
写体から反射してきた光の積分動作を開始する。焦点検
出用受光素子501より出力される積分結果が、一定の
値になると、焦点検出用受光素子501より発光回路5
16へと信号が出力されるので、発光ダイオードは発光
を停止する。そして焦点検出用受光素子500,501
,502より出力される留分信号はA/D変換、CCD
駆動回路503. 504. 505によりA/D変換
された後、記憶回路506,507,508へ記憶され
る。記す、αが完了すると、システムコントローラ51
8よりセレクト回路509へ信号が出力され、記憶回路
507の出力をアルゴリズムプロセッサ510へと接続
するので、焦点検出用受光素子501の出力がアルゴリ
ズムプロセッサ510へと出力されることになる。アル
ゴリズムプロセッサ510は所定のアルゴリズムに従っ
てデフォーカス方向とデフォーカス量を算出し、その結
果を信号線510bを介してセレク1−回路511に出
力する。セレクト回路511は、システムコントローラ
518からの制御指令によって信号線510bを通って
入力される信号をモータ駆動回路512へと出力する。
この結果、モータ駆動回路512がアルゴリズムプロセ
ッサ510によって算出されたデフォーカス量とデフォ
ーカス方向に基づき撮影レンズのピント調節を行う。
この様にして、特定の領域の焦点検出用受光素子501
の出力のみに基づいて焦点検出が行われる。
次に、被写体の明るさが予め決められたレベルよりも明
るい場合について説明する。
この場合には、測光回路517より出力される信号によ
って、ゲート回路515が閉状態となっているので、発
光ダイオードが発光することはない。焦点検出用受光素
子500,501,502の精分出力が一定値に達する
と、A/D変換、CCD駆動回路503,504,50
5が積分動作を終了し、その結果をA/D変換後記1.
α回路506.507,508へと出力する。記憶が完
了すると、システムコントローラ518よりセレクト回
路509へと信号が出力され、最初に、記1.α回路5
06に記憶されている情報を信号線506aを介してア
ルゴリズムプロセッサ510へと出力する。この信号は
、アルゴリズムプロセッサ510によりデフォーカス方
向とデフォーカス量とに変換された後、信号線510a
を通してセレクト回路511へと出力される。セレクト
回路511は、システムコントローラ518からの信号
により、最初に、アルゴリズムプロセッサ510の信号
線510aを最小値検出回路513へと接続するので、
上記アルゴリズムプロセッサの出力は最小値検出回路5
13へと出力される。次に同様にして、記憶回路507
に記憶されている情報が、信号線507aを通ってセレ
クト回路509へと入力され、システムコントローラ5
18より出力される信号によってアルゴリズムプロセッ
サ510へと入力され、処理された後信号線510bよ
りセレクト回路511を介して最小値検出回路513へ
と入力され、以前の値(記憶回路506より出力)と比
較され、小さい(より近距離という意味)方の値が選択
される。最後に、記憶回路508に記憶されている情報
が、信号線508を通って出力され、同様にして最小値
検出回路513により以前の値として比較され小さい方
の値が選択される。この様にして、焦点検出用受光素子
500.501,502のうちで、最も近距離を出力し
ている信号が最終的に採用されることになる。
尚、上記実施例ではアクティブAF時の被写体への投射
は、撮Yレンズを通してだけ行っているが、第1図に示
したように撮影レンズを通さないで被写体へ投射する第
2の投光光学系(第1図中の114〜117)も必要に
応じて使用することもできる。この第2の投光光学系を
用いた場合には上記した有害光の問題は生じないので、
パッシブAF時と同様撮影画面の複数の領域各々の焦点
状態を検出することができる。その場合は、第2の投光
光学系と上記実施例で説明した第1の投光光学系との切
換に応じてシステムコントローラの制御方法と切換える
ようにすればよい。
光皿少四釆 本発明に係る焦点検出装置は、以上説明したようにパッ
シブAF時においては撮影画面の複数の領域各々の焦点
状態を検出することにより、被写体が画面中央に存在し
なくても良好な状態で焦点調節が行えるものであるし、
他方、撮影レンズ後方から撮影レンズを通して被写体に
投射するアクティブAF時においては、特定領域の焦点
状態を検出することにより、投射光による撮影レンズの
面間反射による有害光のに9を効果的に回避した状態で
焦点調節を行うことができ、−眼レフカメラにとって頗
る使用価値高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の焦点検出装置を有するカメラを示す図
、第2図は第1図のカメラの焦点検出光学系を示す図、
第3図は焦点検出用受光素子の配置を示す平面図、第4
図は撮影画面を示す図、第5図は本発明の一実施例とし
ての焦点検出装置を示すブロック図、第6図乃至第11
図は有害光に関する図であり、第6図は有害光を生じる
焦点検出光学系を示す側面図、第7図は第6図を90”
異なった方向からみた図、第8図(A)(B)は有害光
の発生する状況を示す側面図、第9図(A)は第1のマ
スク面上での有害光の広がりを示した図、同図(B)第
2のマスク面上での有害光の広がりを示した図、第10
図は異なるタイプ撮Xレンズで有害光がどのように変わ
るかを示した図第11図は上記有害光の測定に用いた焦
点検出光学系の具体的な構成を示す図である。 101・・・撮影レンズ 207.208,209,500,501゜502・・
・焦点検出用受光素子 400・・・撮影画面 401.402.403・・・分割した領域特許出願人
  ミノルタカメラ株式会社第1図 第2図 第3図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影画面を複数に分割してそれぞれの領域の焦点
    状態を検出できるよう各領域に対応して焦点検出用受光
    素子を配し、パッシブAF時においては上記複数の焦点
    検出用受光素子から出力される焦点検出信号に基づいて
    焦点調節を行う一方、アクティブAF時においては特定
    の焦点検出用受光素子より出力される焦点検出信号のみ
    を用いて焦点調節を行うようにしたことを特徴とする焦
    点検出装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6694097B2 (en) 2002-01-25 2004-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Distance measuring device, focus detector, and camera including plural sensors and controller for selectively providing power to sensors and respective processing circuits

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