JPS6218019Y2 - - Google Patents

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JPS6218019Y2
JPS6218019Y2 JP3156580U JP3156580U JPS6218019Y2 JP S6218019 Y2 JPS6218019 Y2 JP S6218019Y2 JP 3156580 U JP3156580 U JP 3156580U JP 3156580 U JP3156580 U JP 3156580U JP S6218019 Y2 JPS6218019 Y2 JP S6218019Y2
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JP
Japan
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connection cover
cover
ears
duct
side wall
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JP3156580U
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JPS56132732U (ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば、コンデンサのような充電機器
間を導体接続するような場合、この両電気機器間
で前記の導体をしや蔽するために用いられるダク
トの接続装置にある。
[従来技術と問題点] 第1図には従来のダクト接続装置が、また第2
図には第1図A−A線における一部断面図が示さ
れる。1,1′はそれぞれ双方の電気機器から延
び、近接したダクトを示す。ダクト1,1′は断
面四角形をなしており、その端部には四角形状の
全周にわたつてダクト1,1′の長さ方向に直角
に張出した耳部2,2′を有している。実際の機
器の据付にあたつては誤差が生じるから、予め両
耳部2,2′が対向する部分には誤差を考慮し、
間隙がとられるように設計されており、また上
下、左右にも据付誤差が生じるので、例えば、耳
部2は他方の耳部2′より上下、左右に大きな寸
法の耳部とされ、後述のように接続カバーをかぶ
せて固定するときの作業を容易ならしめる。3,
4はダクト1,1′の耳部2,2′を覆う接続カバ
ーであり、それぞれ「コ」字状の断面を有し、そ
の形状は同じく「コ」字状をなし、2分して耳部
2,2′の全周辺を包囲し、接続カバー3,4の
側壁に固定されたナツト5にボルト6を通して、
カバー3および4を耳部に固定する。
このような接続カバー3,4の内、下側に取付
けられる接続カバー4はその形状のため、底壁に
雨水が溜ることがあり、この雨水の溜りを防止す
るために、接続カバー4の底壁に孔をあけるよう
な手段が採られるが、孔があれば、昆虫その他の
出入りするところとなり、あまり小さいと目づま
りするところとなり、電気的にも問題を生じるお
それがあつた。
[考案の構成] 本考案は上述のような弱点を避けるため、特に
接続カバーを改善したものであり、次の構成で解
決される。
すなわち、近接した双方のダクトの耳部の全周
を接続カバーで覆つてなるダクト接続装置におい
て、前記接続カバーは、断面が「コ」字状である
とともに、前記耳部の上側、左右両側を包むよう
に、その形状を「コ」字状に形成した上側接続カ
バーと、少なくとも中央部分で断面が「コ」字状
をなし、他の部分で側壁を欠いた形状をなし、前
記耳部の下側を包む下側接続カバーとよりなり、
前記上側接続カバーを前記耳部にかぶせて、前記
下部接続カバーをはめ込み、ボルト、ナツトで前
記上部接続カバーと下部接続カバーをダクトの耳
部に固定する構成を採る。
以下図面に示す実施例について説明する。
第3図は本考案の実施に用いられる接続カバー
の一例を示す。aは上側の接続カバーであり、b
は下側の接続カバーである。今、第2図に示すよ
うにダクトの耳部2,2′を近接させ、上より接
続カバーaを下より接続カバーbをかぶせて後述
のように、ボルト、ナツトで固定すれば、本考案
のダクト接続装置が形成されることになるが、第
3図において、接続カバーaは断面「コ」字状を
なし、形状も「コ」字状をなすが、両ダクトの
上、左右の耳部2,2′を覆つたとき、2つの開
放脚7が、ダクト1の大きな耳部2の上下方向の
長さと等しいか若干長い内寸法をもつように形成
される。従つて、上側接続カバーaをかぶせたと
き、開放脚7の端部は大きい耳部2の下側端縁と
概ね一致する。
接続カバーbは断面が「コ」字状をなし、底壁
8の長さは上記開放脚7が内側につくる空間
に丁度はまる長さとし、底壁8の巾は接続カ
バーbの側壁9が開放脚7の内側にはめこまれた
とき、丁度接続カバーa内巾におさまるように定
尺される。なお、巾方向に側壁は欠けたもの
となつている。
第4図には接続カバーaとbが互にはめこまれ
た状態が示される。実線は接続カバーbであり、
鎖線は接続カバーaを示している。
第5図に本考案の1実施例の一部が第4図B−
B断面をもつて示される。
上記接続カバーaをすでに説明したように、対
向近接したダクト1,1′の耳部2,2′の上から
かぶせ、下から下側接続カバーbをはめ込み、そ
の後ボルト、ナツトによつて両接続カバーa、b
を前記の耳部2,2′に固定するため、長い耳部
2にボルトを通す複数の孔14があけられ、この
孔14に対応して上側接続カバーaの開放脚7の
一方の側の側壁15にもボルトを通す孔16(第
3図)があけられ、この孔16のうち上部にあけ
られた孔16のある側壁15の内側には、孔16
を囲んで、溶接等によつてナツト5が固定され
る。
一方、下側接続カバーbにおいては、長い耳部
2に対応する側の側壁9で、前記上側接続カバー
aの下部にあけた孔16に対応して孔18(いず
れも第3図)があけられ、該孔18のある側壁9
の内側で孔18を囲んでナツト5が溶接等によつ
て固定される。孔14,16,18の位置を合わ
せ、ボルト6をねじ込めば、上側接続カバーaは
右方向に寄せられ、ボルト6の先端が耳部2′に
当り、上側接続カバーaと耳部2′が圧接した状
態で締付けは終る。なお第5図で5′は前記締付
後のボルト回転防止用のロツクナツトであり、2
0はダクト1′で設けられた作業用孔21を覆う
蓋を示し、20′は蓋20の耳部を示す。又、ダ
クト間の寸法調整範囲が小さい場合には、ロツク
ナツト5′を省略し、ボルト6の頭で固定しても
よい。
以上の構成によれば下側の接続カバーbに側壁
を欠いた平板状部分を両端に有しているので、た
とえ雨水が内部に入ることがあつても、前記平板
状部分と上側の接続カバーaとの間の隙間より排
水される。上記の実施例では、蓋20を用いてお
り、側壁15と耳部2′との間に蓋20の耳部2
0′があるため、下側の接続カバーbの側壁9の
厚さによつて生じる上側の接続カバーaの傾きが
防止されているが、蓋20が無い場合には、側壁
9の厚さ分だけ上側の接続カバーaが傾くことと
なる。これを防止するにはそれに見合うスペーサ
を用いるか、次に示す実施例のように構成すれば
よい。
以下第6図〜第8図に示す実施例について説明
する。なお、第1図〜第5図と同じ符号を附した
部分は、同一又は対応する部分を示す。
接続カバーbは断面が長さ方向中央部分で
「コ」字状をなすが、一方の側壁10はその両端
で、点線で示す、底壁8に達する切欠け部11を
有し、この部分では断面L字状をなす。底蓋8の
長さは上記開放脚7が内側につくる空間に丁
度はまる長さとし、底壁8の巾は接続カバー
bの側壁9が開放脚7の内側にはめこまれたと
き、丁度、接続カバーaの内巾におさまり、わず
かに隙間を残すように定尺され、そのとき、開放
脚7の端縁12と側壁10の端縁13とは一致
し、側壁10と開放脚7の横側の面とは同一面と
なるから、巾は接続カバーbの最大巾よりお
よそ材料の厚み分だけ小さい巾に定尺されること
が必要である。
第7図には接続カバーaとbが互にはめこまれ
た状態が示される。実線は接続カバーbであり、
鎖線は接続カバーaを示している。
第8図に第7図C−C断面をもつて示される。
接続カバーaをすでに説明したように対向、近
接したダクト1,1′の耳部2,2′の上からかぶ
せ、下から接続カバーbをはめ込み、以後前述の
実施例と同様組立て本考案のダクト接続装置はで
きあがる。
以上の構成によれば、接続カバーbの側壁と開
放脚7の横側の面は同一面をなしているから、ボ
ルト6により締付けを行つたとき、側壁10によ
り下側耳部2′の長さ方向にほぼ一様な締付け力
を加えることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、上側接
続カバーと下側接続カバーよりなる接続カバーに
おいて、上側の接続カバーを、近接した双方ダク
トの耳部上側、左右両側を充分おおう形状のもの
とし、これに対して、下側接続カバーは、一部側
壁を欠いたものを用いているので、接続カバーを
双方のダクトの耳部に固定したとき、前記一部側
壁を欠いた下側接続カバーと上側接続カバーによ
つてできる隙間によつてカバー接続部内部に入つ
た雨水を外部に流すことができ、又虫などの入ら
ぬ大きさの隙間とすることもできる。そして接続
カバーの取付、取りはずしは極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダクト接続装置の一例を示し、
第2図は第1図ダクト接続装置のA−A線による
一部断面を示し、第3図は本考案の実施例に用い
られる接続カバーの一例を示し、第4図は第3図
接続カバーが互にはめ込まれた状態を示し、第5
図はB−B線による本考案の実施例の一部分を示
し、第6図は本考案の他の実施例に用いられる接
続カバーの他の例を示し、第7図は接続カバーが
互にはめ込まれた状態を示し、第8図はC−C線
による本考案の他の実施例の一部分を示す。 1,1′……ダクト、2,2′……ダクトの耳
部、3,4……接続カバー、5……固定されたナ
ツト、6……ボルト、7……開放脚、8……底
壁、9,10……側壁、11……切欠け部、12
……開放脚7の端縁、13……側壁10の端縁、
14,16,18……孔、15……開放脚7の側
壁、20……蓋、20′……蓋の耳部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 近接した双方のダクト1,1′の耳部2,2′の
    全周を接続カバーで覆つてなるダクト接続装置に
    おいて、前記接続カバーは、断面が「コ」字状で
    あるとともに、前記耳部2,2′の上側、左右両
    側を包むように、その形状を「コ」字状に形成し
    た上側接続カバーaと、少なくとも中央部分で断
    面が「コ」字状をなし、他の部分で側壁を欠いた
    形状をなし、前記耳部1,1′の下側を包む下側
    接続カバーbとよりなり、前記上側接続カバーa
    を前記耳部2,2′にかぶせて、前記下部接続カ
    バーbをはめ込み、ボルト6、ナツト5で前記上
    部接続カバーaと下部接続カバーbをダクト1,
    1′の耳部に固定することを特徴とするダクト接
    続装置。
JP3156580U 1980-03-10 1980-03-10 Expired JPS6218019Y2 (ja)

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JP3156580U JPS6218019Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10

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JP3156580U JPS6218019Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10

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JPS56132732U JPS56132732U (ja) 1981-10-08
JPS6218019Y2 true JPS6218019Y2 (ja) 1987-05-09

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JP3156580U Expired JPS6218019Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10

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