JPS62179680A - パルスレ−ダ−の周波数制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、産業上の利用分野 本発明はパルスレーダの周波数制御装置の同調指示器に
関する。

周波数変換方式を用いた受信機を有するパルスレ−ダと
に、中間周波増幅器の周波数帯域と、ミキサ出力からの
中間周波数がずれている場合には著るしく怒度が劣化す
る。これを避けるために、局部発振器の発振周波数を所
定の中間周波数が得られるように調整する必要がある。

これを自動的に行なう装置がＡＦＣである。

ＡＦＣは制御電圧によって周波数が変化する局部発振器
の局部発振周波数を送信器の送信周波数と常に所定値だ
け離れた周波数であるよう制御する周波数誤差信号を発
生する周波数弁別回路と、周波数弁別回路の出力を積分
する積分回路を含む。

送信器及び局部発振器の周波数が変動すると、周波数弁
別回路は所定の中間周波数からのずれに相当する周波数
誤差信号を発生する。この誤差信号は、積分回路で適当
な時定数で積分され、常に所定の中間周波数となるよう
に局部発振器の発振周波数を制御する。

大多数のレーダにおいて、ＡＦＣを用いず手動にて周波
数制御を行い同調調整することが可能である。

この場合は、所定の中間周波数からのずれを指示する。

指示部を見て、局部発振器の発振周波数を送信周波数と
局部発振周波数との差が常に所定の中間周波数となるよ
うに調整する。

ｂ、従来の技術 第５図は、従来技術による同調指示器を有するＡＦＣの
ブロックダイヤグラムである。

アンテナ１ａからの受信々号は送受切替回路２ａを経由
してミキサ回路３ａに送られ、局部発振回路４ａの出力
と混合され中間周波信号ＩＰとなる。

自動周波数制御（ＡＦＣ）動作をさせるときは、中心周
波信号ＩＦの一部はスイッチＳＷａ　、増幅回路５ａ、
　　リミッタ回路６ａを経由して周波数弁別回路７ａに
送られ、該中間周波信号と所定の周波数の差に対応する
電圧信号に変換される。該電圧信号は積分回路８ａ、加
算回路９ａ＋　　ローパスフィルタ回路１０ａ、スイッ
チＳＷａを経由して上記局部発振回路４ａを形成する電
圧制御発振回路に送られ、中間周波信号を所定の値に保
持するように発振周波数を制御する。

手動周波散開？ｉｌ　（ＭＦＣ）動作をさせるときは、
手動同調装置１）ａで同調用電圧信号を発生させ該信号
を電圧制御発振回路４ａに送り、手動操作で発振周波数
を調整する。この調整は、中間周波信号の周波数と所定
の周波数の差を表示する同調指示手段の指示を見ながら
行なわれる。従来の技術による同調指示手段は、上記自
動周波数制御回路とは独立に設けられ、上記中間周波信
号を入力とする増幅回路５ｂ、　　リミッタ回路６ｂ、
周波数弁別回路７ｂ、同調指示計１２ｂを含み、その出
力を表示する。

Ｃ３発明が解決しようとする問題点 従来技術によるとき、自動周波数制御回路と同調指示回
路は共通する要素を有するにも拘わらず独立に設けられ
ていたので、材料コスト、調整コストに無駄があった。

本発明は、共通できる部分はできるだけ共通化し、安価
なパルスレーダの周波数制御装置を提供することを目的
とする。

ｄ０問題点を解決するための手段 上記問題点は、局部発振回路と、アンテナからの受信々
号と局部発振回路の局部発振信号を混合して中間周波信
号を発生するミキサ回路と、ミキサ回路の出力を増幅す
る増幅回路と、増幅回路で増幅された中間周波信号の周
波数と所定の周波数の差に対応する信号を発生する周波
数弁別回路と、周波数弁別回路の出力を上記局部発振回
路に帰還する帰還回路と、上記局部発振回路の発振周波
数を変化させる信号を手動操作で発生する手動同調装置
を備えるパルスレーダの周波数制御装置において、 上記周波数弁別回路の出力を入力とするローパスフィル
タと、ローパスフィルタの出力を表示する表示手段を備
えるパルスレーダの周波数制御装置によって解決された
。

ｅ、　作用 ミキサ回路の出力である中間周波信号を入力とする増幅
回路１周波数弁別回路は、自動周波数制御のためと同調
指示計のためとに共通に使用される。周波数弁別回路の
出力は、ＡＩ’Ｃ側積分回路と同調指示側ローパスフィ
ルタに分岐する。

ＡＦＣの動作は、積分回路の入力が０ポルトとなる状態
を維持するように動作する。同調がずれている状態では
、周波数弁別回路の出力はゼロではなく正価または負値
の出力が現われている。これ故、周波数弁別回路の出力
電圧は装置の同調状態をずれの方向までを含めて反映す
る。同調指示手段は周波数弁別回路の出力の低周波成分
を適当なスケールで表示する。

ｆ、実施例 、第１図は本発明の好ましい実施例であるパルスレーダ
の周波数制御装置のブロッダイグラムである。

アンテナ１からの受信々号は送受信切替回路２を経由し
てミキサ回路３に送られ、局部発振回路４の出力と混合
され中間周波信号ＩＦとなる。中間周波信号は増幅回路
５．リミッタ回路６を経由して周波数弁別回路７に送ら
れ、該中間周波信号と所定の周波数の差に対応する電圧
信号に変換される。

自動周波数制御（ＡＦＣ）動作をさせるときは、該電圧
信号は積分回路８．加算回路９．ローパスフィルタ回路
１０を経由して上記局部発振回路４を形成する電圧制御
発振回路に送られ、中間周波信号を所定の値に保持する
ように発振周波数を制御する。

周波数弁別回路７の出力の一部はローパスフィルタ１３
を経由して同調指示計用増幅回路１４に送られ、その出
力が適当なスケールで同調指示計１２に表示される。

手動周波数制御（ＮＦＣ）動作をさせるときは、スイッ
チ舖を用いてローパスフィルタ回路の出力に代え手動同
調装置１）の出力を局部発振回路４の制御入力端子に送
る。手動同調装置１）で同調用電圧信号を発生させ、該
信号を用いて発振周波数を調整する。この調整は、同調
指示器１２の表示をみながら行なわれる。

第２図は本発明の他の好ましい実施例であるパルスレー
ダの周波数制御装置のブロックダイヤグラムである。

この実施例は第１図の実施例の変形であるので、対応す
るブロックに同一の参照番号を付し、その部分の機能の
説明を省略する。この実施例と第１図の実施例の相違点
は、周波数弁別回路７と積分回路８の間がリレー接点で
結合されている点と、スイッチＳ−に代えて２個のダイ
オードと２個のトランジスタの組合わせを用いる点にあ
る。

手動同調装置１）のパネル面上に、手動周波数制御また
は自動周波数制御を択一的に選択する切替スイッチＫが
設けられている。該切替スイッチには、該手動同調装置
１）の出力または接地電位Ｇを選択する。

自動周波数制御を行うときは、接地電位を選択する。こ
の結果、第１のトランジスタＴＩ？１がＯＦＦとなり、
リレーＲＬの接点を経由して周波数弁別回路７の出力が
積分回路８に送られる。このとき同時に第２のトランジ
スタＴＲ２がＯＦＦとなり、正値であるローパスフィル
タ１０の出力が第１のダイオードＤ１を経由して局部発
振回路４に送られる。すなわち自動周波数制御が行なわ
れる。

手動周波数制御を行うときは、切替スイッチＫを用いて
手動同調装置１）の出力を選択する。この出力は正値で
あるので第１のトランジスタＴＲＩがＯＮとなり周波数
弁別回路７と積分回路８の間のリレーＲＬの接点が“Ｏ
ＦＦ　”となる。このとき同時に第２のトランジスタＴ
Ｒ２がＯＮとなるので、ローパスフィルタ回路１０の出
力は接地点に流れる。手動同調回路１）の出力は、第２
のダイオードＤ２を経由して局部発振回路に送られる。

すなわち手動周波数制御が行なわれる。

なお保護回路等は図示されていない。また、信号の極性
等を反対に構成することも可能である。

上記リレーＲＬの接点によって周波数弁別回路７と積分
回路８の間の結合が切れているので、上記加算回路９は
一定の値（直流バイアス電圧）を出力する。

したがって手動周波数制御から自動周波数制御に切替え
た時の局部発振回路の周波数制御端子への入力の変化が
小さく、レーダースクリーン上から像が消える時間が短
かい。

第３図は典型的な周波数弁別回路のブロックダイグラム
である。

入力信号Ｓは、並列結合された同調周波数ｆＬである第
１の同調回路ＡＩと、同調周波数ｆＨである第２の同調
回路Ａ２で増幅される。第１の同調回路Ａ１と第２の同
調回路Ａ２の出力は、それぞれ第１の検波回路Ｂ１と第
２の検波回路Ｂ２を経由して、減算回路Ｃに送られる。

第４図は典型的な周波数弁別回路の出力特性曲線である
。所定周波数ｆ６において出力がゼロになり、入力信号
Ｓの周波数ｒと所定の周波数ｆ０の差に対応する信号■
が出力される。

ｇ、　発明の効果 回路の共通化により、パルスレーダの周波数制御装置の
製造コスト、調整コストを低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好ましい実施例であるパルスレーダの
周波数制御装置のブロックダイヤグラム、第２図は他の
好ましい実施例であるパルスレーダの周波数制御装置の
ブロックダイヤグラム、第３図は典型的な周波数弁別回
路のブロックダイヤグラム、第４図は典型的な周波数弁
別回路の出力特性曲線、第５図は従来技術によるパルス
レーダの周波数制御装置のブロックダイヤグラムである
。 １・・・アンテナ、　　　　２・・・送受切替回路、３
・・・ミキサ、　　　　４・・・局部発振回路、５・・
・増幅回路、　　　　６・・・リミッタ回路、７・・・
周波数弁別回路、８・・・積分回路、９・・・加算回路
、　　　１０・・・ローパスフィルタ回路、１工・・・
手動同調装置、　１２・・・同調指示計、１３・・・ロ
ーパスフィルタ、 １４・・・同調指示計用増幅回路、 ＩＰ・・・中間周波信号。 特　許　出　願　人　　株式会社　東京計器（ばか２名
） 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）局部発振回路と、アンテナからの受信々号と局部
   発振回路の局部発振信号を混合して中間周波信号を発生
   するミキサ回路と、ミキサ回路の出力を増幅する増幅回
   路と、増幅回路で増幅された中間周波信号の周波数と所
   定の周波数の差に対応する信号を発生する周波数弁別回
   路と、周波数弁別回路の出力を上記局部発振回路に帰還
   する帰還回路と、上記局部発振回路の発振周波数を変化
   させる信号を手動操作で発生する手動同調装置と、上記
   帰還回路と上記手動同調装置を切替える切替スイッチを
   備えるパルスレーダの周波数制御装置において、 上記周波数弁別回路の出力を入力とするローパスフィル
   タと、ローパスフィルタの出力を表示する表示手段を備
   えるパルスレーダの周波数制御装置。
2. （２）上記周波数弁別回路と上記積分回路の間の接続が
   上記切替スイッチと連動して断続されることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（１）項記載のパルスレーダの周波
   数制御装置。
3. （３）上記切替スイッチが、上記ローパスフィルタの出
   力が常に非負であるとき、上記ローパスフィルタの出力
   端子にアノードが接続された第１のダイオードと、アノ
   ードが上記手動同調装置の出力端子にアノードが接続さ
   れカソードが第１のダイオードのカソードと接続されさ
   らに上記局部発振回路に接続されている第２のダイオー
   ドと、コレクタが上記第１のダイオードのアノードにベ
   ースが上記第２のダイオードのアノードにエミッタが接
   地電位にそれぞれ接続されたトランジスタから成り、上
   記ベースの入力電流によりスイッチ動作が制御されるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のパルス
   レーダの周波数制御装置。