JPS62179516A - 塩化ビニル共重合体及びその製造法 - Google Patents

塩化ビニル共重合体及びその製造法

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JPS62179516A
JPS62179516A JP62010139A JP1013987A JPS62179516A JP S62179516 A JPS62179516 A JP S62179516A JP 62010139 A JP62010139 A JP 62010139A JP 1013987 A JP1013987 A JP 1013987A JP S62179516 A JPS62179516 A JP S62179516A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/02Monomers containing chlorine
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、塩化ビニル共重合体に関する。また、本発明
はこのような共重合体の製造法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
40℃以下の温度で重合させることによって高分子量の
塩化ビニル重合体を製造することが知られている。しか
し、低温での重合は熱的制御が困難であるという問題点
を有し、かくして低温で機械を使用することを要する。
本明細書では、塩化ビニル重合体の分子量は国際規格I
SO174により決定される粘度指数により評価するも
のとする。
また、40℃以上の温度で多官能性化合物の存在下に塩
化ビニルを重合させることによって高分子量の塩化ビニ
ル共重合体を製造することが提案された。なお、用語「
多官能性化合物」とは、本明細書で用いるときは、分子
が少なくとも2個のエチレン性二重結合を含むような化
合物を意味する。しかして、例えば、フタル酸ジアリル
、しゆう酸ジアリル、ジアリルスルフィド、ジアリルエ
ーテル、マレイン酸ジアリル、りん酸トリアリル、ジビ
ニルエーテル、ポリアルキレングリコールジメタクリレ
ート、ポリエーテルグリコールジメタクリレート、ポリ
エステルグリコールジメタクリレートのような多くの多
官能性化合物が用いられた。しかしながら、得られた共
重合体は、一般に10チ以上であって80%にもなり得
るテトラヒドロフラン不溶物1Fjf含有率を示し、こ
れがその使用を困難にしている。特に、これまで用いら
れてきた多官能性化合物によっては、40’C以上の重
合温度で、25h//、li1以上の粘度指数と5チ以
下のテトラヒドロフラン不溶物1倚含有率とを同時に示
す塩化ビニル共重合体を得ることはできない。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の目的をなす塩化ビニル共重合体は、塩化ビニル
を基にした単量体組成物とこれまでに用いられたもの以
外の少なくとも1種の多官能性化合物とを含有する。
ここで、表現「塩化ビニルを基にした単量体組成物」又
は略して「単量体組成物」とは、本明細書で用いるとき
は、塩化ビニル単独か又は上述した多官能性化合物の全
てを除いて塩化ビニルと共重合できる少なくとも1種の
他の単量体との混合物状の塩化ビニルを意味する。この
単量体組成物は少なくとも50i−ftJの塩化ビニル
を含有する。
共重合できる単量体は、塩化ビニルの典型的な共重合技
術で一般に用いられるものである。例えば、酢酸ビニル
、プロピオン虐ビニル、安息香酸ビニルのようなモノ及
びポリカルボン酸のビニルエステル;アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、7マル酸、イタコン酸のような
不飽和モノ及びポリカルボン酸並びにそれらの脂肪族、
シクロ脂肪族及び芳香族エステル、それらのアミド及び
ニトリル:ハロゲン化アリル、ハロゲン化ビニル及びハ
ロゲン化ビニリチン;アルキルビニルエーテル;オレフ
ィンなどがあげられる。
本明細書において、本発明に従う共重合体に対応するも
のとして記載する塩化ビニル重合体とは、本発明に従5
共重合体のものと同じ単量体組成物と要すればこれまで
に用いられたもののうちから任意に選ばれる少なくとも
1柚の多官能性化合物とを含む垣化ビニル重合体の全て
を意味する。
しかして、本発明の目的は、同等の重合温度で、即ちそ
れほど高くない重合温度で製造された対応する堪化ビニ
ル重合体の粘度指数よりも高い粘度指数を示す塩化ビニ
ル共重合体を提供することである。
本発明の他の目的は、同等の重合温度で、即ちそれ#1
ど高くない重合温度で、対応する塩化ビニル重合体の粘
度指数よりも高い粘度指数を示す塩化ビニル共重合体の
製造を可能ならしめる方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、5チ以下のテトラヒドロ7
ラン不溶物重量含有率と、45℃の重合温度では250
m/g以上であり、そして40℃の重合温度では270
 we 777以上である粘度指数とを同時に示す塩化
ビニル共重合体の製造を可能ならしめる方法を提供する
ことである。
本発明の他の目的及び利点は下記の説明から明らかとな
ろう。
本発明に従う多官能性化合物は次式 %式% (ここでXは1〜25の整数である) のアルカジエンである。
本発明によれば、塩化ビニル共重合体は、モル数で99
〜9999%、好ましくは995〜99、99 %の塩
化ビニルを基にした単量体組成物とCLOl 〜1%、
好ましくは(LOl 〜0.5%の多官能性化合物を含
む。
本発明の目的を々す塩化ビニル共重合体の製造法によれ
ば、99〜9999モル%、好ましくは995〜999
9モルチの少なくとも1種の塩化ビニルを基にした単量
体組成物と0.01〜1モル%、好ましくは0.01〜
0.5モルチの少なくとも1種の次式 %式% (ここでXは1〜25の整数である) のアルカジエンとのラジカル重合が行われる。
ここで、ラジカル重合とは、本明細書で用いるときは、
遊離ラジカルを生じる重合開始剤の存在下での取合を意
味する。
重合温度は、一般に30〜70℃、好ましくは35〜5
5℃の間である。
塩化ビニル重合体の製造に慣用されている既知のラジカ
ル重合技術のいずれも、例えば懸濁重合、塊状重合、乳
化重合、微小懸濁重合を本発明の方法を実施するのに用
いることができ、特に懸濁重合を用いることができる。
アルカジエンは、重合の始めに及び(又は)生成重合体
が重合体と単量体との合計重量の20%を占める前の重
合の途中で用いることができる。
アルカジエンは、一度に、又は分割して、又は連続的に
用いることができる。
本発明に従う塩化ビニル共重合体を懸濁重合により製造
する手段の一つは、水、塩化ビニルを基にした単量体組
成物、アルカジエン、安定剤及び少なくとも1種の有機
可溶性重合開始剤を含む反応混合物を使用することから
なる。水の使用量は、単量体の初期含有量が反応混合物
に対して一般に30〜50重憧チであるような量である
。反応混合物は攪拌して自然発生圧力下に加熱され、そ
して選定された重合温度に保持される。圧力低下の後、
反応を停止し、未転化の単量体を排出する。
安定剤は、塩化ビニルの懸濁重合に慣用されているもの
、例えばポリビニルアルコール、メチルセルロース、カ
ルボキシセルロース、ゼラチンなどであってよい。安定
剤は、用いられる単量体に対して一般にQ、05〜1重
量%の量で用いられる。
有機可溶性重合開始剤は、塩化ビニルの懸濁重合に慣用
されているもの、例えば、過酸化ラウロイル、過酸化ベ
ンゾイル、過酸化アセチルシクロへキサンスルホニル、
過酸化インブチロイル、過酸化ジクロルアセチル、過酸
化トリクロルアセチルのような有機過酸化物;エチルペ
ルオキシジカーボネート、エチルへキシルペルオキシジ
カーボネート、イソプロピルペルオキシジカーボネート
、イソブチルペルオキシジカーボネート、ジセチルペル
オキシジーカーボネートのようなペルオキシジカーボネ
ート;t−イソブチルベルメトキシアセテート;t−イ
ソブチルベルエトキシアセテ−);t−インブチルベル
フェノキシ−2−プロピオネートなどであってよい。開
始剤は、活性酸素で表わして、用いられる単33体に対
して一般にcL001〜0.006重量%で用いられる
懸濁重合技術により製造される本発明の塩化ビニル共重
合体は、あらゆる既知の方法によって、例えは、濾過、
風乾、遠心分離によって重合媒体から分離し、乾燥操作
に付し、次いで一般に一定の網目開口の篩を通過するも
のと規定された有用な生成物を単離するための篩別操作
に付すことができる。
また、本発明の塩化ビニル共重合体を塊状重合により製
造するための手段の一つは、塩化ビニルを基にした単量
体組成物、アルカジエン及び少なくとも1種の有機可溶
性重合開始剤を用いること、そして重合を別々の装置で
行う二工程で実施し、第一工程は3〜15チの単量体転
化率が得られるまで高乱流攪拌下で、第二工程は遅い攪
拌速度下で行うことからなる。場合によっては、第一工
程から生じる単量体/′IL合体組成物に、第一工程で
用いたものと同等の又は異なる追加の塩化ビニルを基に
した単量体組成物及び1種以上の重合開始剤が添加され
る。第一工程については予備重合と、そして第二工程に
ついては最終重合と称される二工程は、予備重合器及び
重合器と称される適当な装置で行われる。第二工程の終
りに反応は停止され、未転化の単量体は排出される。
有機可溶性重合開始剤は、塩化ビニルの塊状重合に慣用
されているもの、例えば、過酸化ラウロイル、過酸化ベ
ンゾイル、過酸化アセチルシクロへキサンスルホニル、
過酸化イソプテロイル、過酸化ジクロルアセチル、過電
化トリクロルアセチルのような有機過酸化物;エテルペ
ルオキシジカーボネート、エチルヘキシルペルオキシジ
カーボネート、イソプロピルペルオキシジカーボネート
、インブチルペルオキシジカーボネート、ジセチルペル
オキシジーカーボネートのようかペルオキシジカーボネ
ート;t−イソブチルベルメトキシアセテート;t−イ
ソブチルベルエトキシアセテート;t−イソブチルベル
フェノキシ−2−プロピオネートなどであってよい。開
始剤は、活性醸素で表わして、用いられる単量体に対し
て一般にQ、001〜1006重量%で用いられる。
塊状重合技術により製造された本発明の塩化ビニル共重
合体は、未転化の単量体を排出させた後、一般に、一定
の網目開口の篩を通過させるものと規定される有用な生
成物を単離するための篩別操作に付される。
本発明の塩化ビニル共重合体は、あらゆる工業用途に用
いられる対応する塩化ビニル重合体に代りに用いること
ができる。本発明の塩化ビニル共重合体は、特に、カレ
ンダー加工、抽出、抽出吹込、射出技術によるシート、
フィルム、電線及びケーブル、中空体、フオーム材、成
形品などの製造に並びに被覆、回転注型、浸漬、射出な
どのようなプラスチゾル及びオルガノゾルのあらゆる使
用技術による塗膜や注型品の製作に使用することができ
る。懸濁重合によって製造された本発明の共重合体は、
特に、プラスチゾル及びオルガノゾルの製造用充填樹脂
として用いることができる。
200td/g以上の粘度指数を持つ本発明の共重合体
からは光沢表面外観を示す物品を得ることができる。
〔実施例〕
以下に多くの本発明の実施例を示す。
例1〜15では重合体は懸濁重合により製造した。
例16〜19では重合体は塊状重合により製造した。
例1.5.8.10.12.13.14.15及び16
は比較例として示す。
例2.3.4.6.7.9.11.17.18及び19
は本発明に従う。
有用な生成物は、3)5μmの網目開口の篩を通過する
ものと規定する。
被検重合体のテトラヒドロ7ラン不溶物のX量含有率は
、下記の方法により決定する。
容量60−のソックスレー抽出器に重量PO(約tsI
I)の被検重合体を導入する。このソックスレー抽出器
に接続した容量500−の三角フラスコに250−のテ
トラヒドロンラン及び過酸化物の生成を避けるための(
12)11vのヒドロキノンを導入する。テトラヒドロ
フランは、4分間づつ抽出を行うように48時間加熱還
流する。抽出後、テトラヒドロフランの半分を回転蒸発
器により除去し、次いでテトラヒドロフランは溶解した
重合体画分(これをテトラヒドロフラン可溶性重合体画
分という)を300mのメタノール中で沈殿させる。こ
の重合体画分を7に64フリツトガラス上で回収し、こ
れを50℃のオープンで2時間乾燥し、次いで真空デシ
ケータ−内で12時間乾燥し、次いでその重量を決定す
る。テトラヒドロフラン不溶物の1葉含有率は、チで表
わした比 P。
被検重合体の粘度指数は、上記の条件でテトラヒドロフ
ランに溶解し、メタノール中で沈殿させ、その画分を回
収し、乾燥した後のテトラヒドロフラン可溶性重合体画
分について国際規格l5O174により決定した。
例1〜15 ブファウドラー型猾拌機を付けた容1251のステンレ
ス銅製反応器に12−の水とI Q、4gのポリビニル
アルコールを導入する。
攪拌速度を550 rpmに調節し、温度を30℃とし
、反応器を閉じ、真空にした後、反応器に81のジセテ
ルベルオキシジカーボネート、7KIiの塩化ビニル及
び要すれば下記の表1及び2において各側について示し
た量の酢酸ビニルを導入する。
例1.5.8及び10では多官能性化合物を導入しなか
った。
例2.3.6.7.9.11.12.13.14及び1
5では、表1及び2において各側について示した量の多
官能性化合物を導入した。
例2.3.6.7.9及び11では多官能性化合物はt
9−デカジエンである。
例12.13.14及び15では多官能性化合物はフタ
ル酸ジアリルである。
反応媒体を選定された重合温度にもたらし、この温度を
重合期間中保持する。
例4では、生成した重合体が重合体と単量体との合計v
iの5%、次いで10%になったときに、表1に示した
量の多官能性化合物の19−デカジエンの半分、次いで
他の半分を導入する。
1バールの圧力低下が認められたときは、重合は停止し
たものとみなす。次いで、反応しなかった単量体を排出
し、得られた重合体を重合媒体から風乾によって分離し
、乾燥し、次いで篩別によって重要な生成物を単離する
表1及び2には各側について 重合温度 重合期間 全単量体の転化率 有用な生成物の重量含有率 を、そして有用な生成物について決定した粘度指数 テトラヒドロフラン不溶物の重量含有率を示す。
表1及び2から、次のことがわかる。
本発明に従う例で製造した塩化ビニル共重合体は、比較
例において同等の重合温度で、即ちそれほど高くない重
合温度で製造された対応する重合体の粘度指数よりも高
い粘度指数を示す。
本発明に従う例3で45℃の重合温度で製造された塩化
ビニル共重合体は、260m1/fiの粘度指数及び3
%にすぎないテトラヒドロフラン不溶物uci含有率を
示す。
本発明に従う例11において40℃の重合温度で製造さ
れた塩化ビニル共重合体は、280m//Iの粘度指数
及び4チにすぎないテトラヒドロ7ラン不溶物重量含有
率を示す。
本発明に従う例11において40℃の重合温度で製造さ
れた塩化ビニル共重合体は、比較例13.14及び15
において同じ重合温度で製造された対応する重合体より
も高い粘度指数及び該重合体よりも低く又は多くとも同
等のテトラヒドロフラン不溶物重量含有率を同時に示す
ライトニン型タービンよりなる攪拌機を付けたステンレ
ス細裂の答@161の予備重合器に8KQの塩化ビニル
を導入し、0.8 Kqの塩化ビニルを脱ガスさせるこ
とにより装置をパージする。次いで3gのエチルへキシ
ルペルオキシジカーボネート及び要すれば下記の表5に
おいて各側について示した苧のt9−デカジエンを導入
する。攪拌速度を700 rpmに調節する。
反応媒体を70℃の温度にもたらし、予備重合期間中こ
の温度を保持した。
15分間予備重合した後、単量体の転化率は約7%とな
ったので、この予i″M合物を二重ジャケット付きの容
1251のステンレス鋼製垂直重合器に移した。この垂
直重合器は予め0.2 Kgの塩化ビニルを脱ガスさせ
ることによりパージし、そして4.2 K4の塩化ビニ
ル、2gの過酸化アセチルシクロへキサンスルホニル及
び45gのエチルへキシルペルオキシジカーボネートを
入れておいた。
この重合器には、喪すれば、下記の表3において各側に
ついて示した量のt9−デカジエンを導入した。重合器
には、その上部を軸線に従って横切る回転棒上にらせん
状に巻かれたリボンからなっていて、下端には重合器の
凸形底部の形状に従ったアームを固定した攪拌機を備え
た。回転速度は7QrpmlCm節した。
反応媒体を56℃の温度にもたらし、重合期間中この温
度を保持した。
重合を行い、未反応の単量体を排出させた後、11要な
生成物を篩別した。
表■には各側について 重合器内での重合期間 全単量体の転化率 有用な生成物の重量含有率 を、そして有用な生成物について決定した粘度指数 テトラヒドロフラン不溶物の重量含有率を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化ビニルを基にした単量体組成物と少なくとも
    1種の多官能性化合物とからなる塩化ビニル共重合体で
    あつて、該多官能性化合物が次式CH_2=CH−(C
    H_2)_x−CH=CH_2(ここでxは1〜25の
    整数である) のアルカジエンであること、そして該共重合体が99〜
    99.99モル%、好ましくは99.5〜99.99モ
    ル%の該塩化ビニルを基にした単量体組成物及び0.0
    1〜1モル%、好ましくは0.01〜0.5モル%の該
    多官能性化合物を含むことを特徴とする塩化ビニル共重
    合体。
  2. (2)多官能性化合物が1,9−デカジエンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の共重合体。
  3. (3)99〜99.99モル%、好ましくは99.5〜
    99.99モル%の塩化ビニルを基にした単量体組成物
    と0.01〜1モル%、好ましくは0.01〜0.5モ
    ル%の少なくとも1種の次式 CH_2=CH−(CH_2)_x−CH=CH_2(
    ここでxは1〜25の整数である) のアルカジエンをラジカル重合させることを特徴とする
    塩化ビニル共重合体の製造法。
  4. (4)アルカジエンを重合の始めに用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の製造法。
  5. (5)アルカジエンを重合の途中で、生成する重合体が
    重合体と単量体との合計重量の20%を占めるようにな
    る前に用いることを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の製造法。
  6. (6)重合を懸濁重合で行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第3〜5項のいずれかに記載の製造法。
  7. (7)水、塩化ビニルを基にした単量体組成物、アルカ
    ジエン、安定剤及び少なくとも1種の有機可溶性重合開
    始剤を含む反応混合物を用いること、そしてかきまぜた
    反応混合物を自然発生圧力下に加熱することを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項記載の製造法。
  8. (8)重合を塊状重合で行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第3〜5項のいずれかに記載の製造法。
  9. (9)塩化ビニルを基にした単量体組成物、アルカジエ
    ン及び少なくとも1種の有機可溶性重合開始剤を用いる
    こと、そして重合を別々の装置で行う二工程で実施し、
    第一工程は3〜15%の単量体転化率が得られるまで高
    乱流攪拌下で、第二工程は遅い攪拌速度下で行うように
    したことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の製造
    法。
  10. (10)第一工程から生じた単量体/重合体組成物に、
    第一工程で用いたものと同一又は異なる塩化ビニルを基
    にした追加の単量体組成物及び1種以上の重合開始剤を
    添加することを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の
    製造法。
  11. (11)重合を乳化重合で行うことを特徴とする特許請
    求の範囲第3〜5項のいずれかに記載の製造法。
  12. (12)重合を微小懸濁重合で実施することを特徴とす
    る特許請求の範囲第3〜5項のいずれかに記載の製造法
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